goo blog サービス終了のお知らせ 

バンパイヤ VAMPIRE ! ブログ

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

地獄八景亡者戯

2007-02-01 20:46:27 | WTV日記
「神様」ねたで面白いお話を思い出したので、一席おつきあいを。「じこくばっけいもうじゃのたわむれ」という落語のサゲ(最後のオチ)大好きなので、ご紹介。

この話、桂米朝(人間国宝)がやり手のなかった古~~い話を復活させた、という長尺もの(普通にやると90分以上かかる)で有名な話で閻魔大王や地獄の様子などを面白おかしく語るという秀作。米朝一門では枝雀師と吉朝師がもちネタにしてましたが、おふたりとも亡くなってしまいました。演りてが無くなるかも?南光か文我に期待。

さて、肝心のサゲですが、あんまりはしょると分からなくなるので、手前を要約(これは枝雀バージョンのサゲだったと思う):
サバにあたって死んでしまった主人公、三途の川を渡った後、ひょんなことで閻魔大王と知り合いになり、お目こぼしに預かってめでたく天国へ。蓮の池で釣り糸(=蜘蛛の糸)を垂れる老人に声をかけられると、なんとその人はお釈迦さまだった。そこへキリやん(もちろんキリストね、苦笑)が通りかかり、3人連れで地獄観光ツアーに。
(中略)
さてそろそろ、と上から自分が垂れていた蜘蛛の糸を辿って天国へ帰ろうとする三人。ところが地獄から逃れたい亡者たちが、三人の後からぞろぞろついて上ってくる。糸が切れそうになり、たまらずお釈迦様が「あかん!切れるがな!皆降りろ!降りろちゅうねん!」と叫ぶと、皆さん御存知の小説「蜘蛛の糸」通りに自分だけ助かろうという心が仇となり糸はプッツン!、、、釈迦、キリスト、主人公の3人も元の地獄へ落ちてしまう。
そこでお釈迦様が一言「ああ、神も仏もないものか、、、」

どうも、おつきあい頂き、おおきにさんでした。

寒むう~「ジーザス!」

2007-02-01 20:20:32 | WTV日記
早いもんで2月ですな。今日は冷え込んでるみたいで、先刻外へ出たら思わず「さむ!」と口から出た、、、で思い出したのが、欧米人ならこの程度のことでも"Jesus! It's freezing cold!"とかいってキリストの名を呼ぶやろうなあ、と言うこと。こういう、しょうむない事、最近は良く考えます。

米国人はもちろんヨーロッパ各国でも(僕とは英語で会話する故)「ジーザス」「ジーザス・クライスト」は日常しょっちゅう聞きました。普段絶対教会へ行かない不信心者でも、すぐ反射的にイエス・キリストの名を呼ぶ。

わたしら日本人戦後生まれは(信心の有る無し、種類にかかわらず)きょうびなかなか「神様!」とか「南無阿弥陀仏」とか日常生活で口に出しませんわねえ。一部の宗教団体所属の方は別でしょうか?

念のため申し上げますが、何もワタシは日本は無宗教の国になったからいかん
とか良いとか、そういうことが言いたいのではないですよ。文化的、日常言語的な差異を話題にしているのです。正直に述べると僕は仏教徒でも神道を信じているわけでもありませんから所謂無宗教ですが、神様は居る、と思っています(前にも書いたか?)。んが、「助けて!」というような非常に切迫した状況でも決して「神様!」とは言わない、と思います。皆さんはどうでしょうか?

POLICE

2007-01-31 22:34:55 | WTV日記
来月のグラミー賞授賞式で再結成するらしい
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070131-00000097-reu-ent

どの曲を演るんやろ?速い曲でもスチュアート・コープランドがちゃんと叩けるのか興味が有る。ツアーはやめといたほうがいいと思うが、、、

おお!ええかも

2007-01-31 22:18:19 | WTV今日の一言
タイガースの新ユニフォーム。ホーム用は交流戦で使ったオールドが受けが良かったので黄色を戻したようだが、なかなかよろしい。安藤、ヒゲ伸ばすつもりかしらん?ワシが伸ばし放題で賛否両論なのに言うのもなんだが、、、、安藤君、似合わないと思うよ。


冗談じゃない

2007-01-30 23:51:59 | WTV日記
昨日オリコン訴訟とアパホテルの件を続けて書き、後者で冗談めかして「伏字は自主言論規制(苦笑)」などと書いていたが、オリコン訴訟のようなSLAPPがまかり通るならば、冗談ではすまなくなってくる。「うがやジャーナル」から下記リンクを発見して猛省。
http://t-izumi.at.webry.info/200701/article_10.html

資金の有る会社・法人が個人に対して恫喝訴訟を起こせるのならば、私の昨日の日記などは格好のターゲットになってしまうのだ。伏字は平均的日本人の言語理解能力に照らして意味を成すか成さないか?問題の女性は社会的通念に照らして事実○サイクと言えるか?が裁判の争点になる、、、などと再び冗談を言う間もなく数百万円単位の弁護士費用を準備せねばならんのですよ。昨日の私の書き込みは例が悪いにしても、正当に自分の信じるところを述べたブロガー諸兄は皆格好のSLAPP訴訟のターゲットになるのです。弁護士にしたら巨大なニュー・マーケットともいえます。アメリカで反SLAPP法が各州で成立しているのも道理。

(注:2ちゃん主催某氏が訴訟を受けた事例のように、明確な実害の有る悪意をこめた個人への誹謗中傷をネットにばら撒くのは論を俟たずNGでしょう。匿名投稿可能な掲示板などさらに悪質。この訴訟は問題の本質が異なると思う。)

ブログは発言者が特定でき責任の所在も明確である。以下は上記リンク記事からの引用。「ブログという手段が攻撃対象となれば、そこでは自由闊達な意見交換や情報発信は著しく制限を余儀なくされる。」何か冗談じゃない、、、という気がしてきませんか?