近所の自民党掲示板で威風堂々とアベちゃんがのたまうポスター。この人の場合、ほんとうに自分好みの国を「創り上げたい」ように思われ、有る意味、無節操 and 旧橋本派への怨念と靖国参拝への執念しかもっていなかった前総理とは違うようだ。それがボクには空恐ろしい。
総裁選レースで、まだ対抗が麻生の福田の言っていた頃(去年の春~初夏?)にTVで「次期総理は誰がいい?」という街頭インタビューを放映しており、「北朝鮮に強腰」という年配の男性の支持理由はまだよいとして、「アベさん!かっこいい~」とはしゃぐ二人組みの若いアホOLを観た時は「こら、あかん」と思いましたねえ、わたしゃ。(明らかに選挙権を有している年齢、まあ総裁選に投票はできんけど、笑)
もう4月、大学も新入生のシーズン。一昨年まで公立大学で講師をしていた後輩の「2007年問題への恐怖」発言が忘れられない。「ゆとり教育」でカリキュラムがゆるゆるになった世代が今年07春から大学へやってくる。例えば生物をまったく履修していない学生がバイオ系の講座へ入れるんですと、大学によっては。教官と先輩はやっとれんですよね。理系学生は実験させるのも危ないことこの上なし。
選挙が終わって都知事が再選して、脱力感・徒労感に苛まれるという、いつもの選挙後と同じ心境。(市会議員、府会議員は初めて自分の票が有効になった。ただし府会は定数5に立候補6なので、5/6の確率で通っちゃうんだが、、、苦笑。唯一人落ちたのがG党候補だったので、よしとする。)
こんなときはフランク・ザッパを聞きながらザッパの自伝を読む。下にあとがき解説にあった90年当時のザッパ師の発言を引用。湾岸戦争当時か。今の日本の状況、どんどんアメリカに近づいていませんか?いや、わたしゃ「ゴーマンかます」気は毛頭ないですけど。あ、あの本も有る意味戦犯かも。あとみ○もんたと細○のバーサンも日本人の知的水準低下に寄与が大きい。こちらは若年層でなくて、特にオバハン層ね。またアクセスとコメント殺到したりして(苦笑)。
「・・・・その一番のもとは、ここ何十年かの間に一般的な知性レベルが驚くほど低下した事が大きな理由だと思う。教育水準の低下。ベトナム戦争勃発以降、市政学の科目がアメリカの学校から組織的に外されてしまったという事実。それによって、自分たちの権利を知りさえもせず、その意味も知らないひとつの世代が出来上がってしまったんだ。」(by F. Zappa, 1990年、ビルボード誌)