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輪るピングドラム 第13話「僕と君の罪と罰」感想

 前回また死んでしまった陽鞠…。冠葉は陽鞠を助けることができるのでしょうか…?話がまとまったり、動き出したりと1クール目のまとめ回、そして2クール目のはじまりの回という感じがしました。とりあえず眞悧謎多すぎ~。


 はじめは晶馬のモノローグから。今回も何か起こるんじゃないかとドキドキしました。前回また死んでしまった陽鞠…。また生き返らせることはできるんでしょうか…?

 あれから、医者として冠葉の前に現れた眞悧。眞悧、一体どれだけの顔を持っているんでしょうか…。前回の終わり方的に眞悧は冠葉の代わりに陽鞠を助けようとするんじゃないかと予想していましたが、眞悧はむしろ冠葉を助けようとしているようです。そして眞悧のこの一言に驚く冠葉。

「生存戦略しましょうか」

 その言葉を知る眞悧…。眞悧には何でもお見通しなようです。それから謎な液体が入っている注射器を取り出し、眞悧はある取引を持ちかけてくるのですが…。

 その頃の晶馬と苹果。晶馬は苹果に陽鞠が助からなかったら、これは家族の罰なんだと苹果に話します。
 そして3年前のことを振り返る晶馬。いよいよ両親が捕まった時のことが明らかにされる時が来ました。その日も晩御飯の準備をしたりと、その時が訪れるまで高倉家はいつも通りでした。
 冠葉・晶馬・陽鞠で留守番をしていましたが、なかなか両親が帰ってこなくて…。帰りが遅いと気になる晶馬。あの地下鉄の事件から時は過ぎましたが、3年前までは確かに家族一緒に暮らしていたようです。
 そんな中、チャイムが鳴り…。やってきたのは警察でした。高倉家に押し入るように入ってくる警察。どんどん不穏な空気に…。
 その後叔父さんから電話から来て、家を出ろと指示が。三人はそれに従い、ひとまず家を出ることに。ですがこれ以降、両親が家に帰ってくることはなく…。そして晶馬はその日から自分達は普通の子供でなくなってしまったと振り返ります――。

 それからホテルに連れてこられた三人。陽鞠の寝言の「トリプルH」がまた切ないです…。この時まではあの二人と仲良くしていて、アイドルの夢も途絶えていなかったんですね。
 この時は何も知らなかった三人。ですがこの後、叔父さんにTVをつけろと言われ、つけるとそこには高倉家が映っていました――。しかも表札で晶馬達の名前も…。そして容疑者として親がTVに…。3人の日常がどんどん崩れていくようでした…。玄関の警察の靴がまたその状況を物語っているような気もしました…。こうして3人はこれ以降犯罪者の子供として生きていかなくてはならなくなり…。3人の過去は思った以上に深刻なものでした。
 とりあえずこのシーンを見て、陽鞠が転校したわけ・アイドルの夢を諦めなければならなかったわけに納得しました。この事件が世間にも知られることで、陽鞠は学校にいられなくなってしまったと…。子供に罪はないにしろ、あの状況だと色々あったんでしょうね…。
 そして冠葉・晶馬の後に生まれた陽鞠。事件が起こった後生まれたのだとしたら…。陽鞠が幸せになるのはやはり難しいのかもしれません。


 冠葉に交渉を持ちかける眞悧。冠葉は迷わず自分の命を賭けてきます――。そうして冠葉の命を対価に陽鞠にあの注射を。

「さあ、お姫様のおめざめだ」

 注射を打ったことで陽鞠はまた生き返ります――。一体眞悧は陽鞠に何の薬を打ち込んだんでしょう…。まあそこから考えると生存戦略の方が謎だらけですが…。ピンドラでそういうことを考えると何だか疲れます~。
 また助かった陽鞠ですが、これは女神様の情けではなく、気まぐれ。

「だってこれじゃ罰が終わりじゃつまらないでしょ」
「そのとおり~」

 どうやら女神様は罰に苦しむ子羊をまだまだ観察するために、子羊をひとまず生かしたようです。この流れでいくと女神様は眞悧…?


 後半。運命という言葉について誰かと考える眞悧。16年前、自分と同じような、ある女性と出会った眞悧。その女性と出会ったことで一人ではなくなった眞悧。二人には世界中の「助けて」という声が聞こえていました。今回はなんだか観念的な話が多いような…。ですが彼女は眞悧を否定。眞悧が陽鞠を救った理由には何か理由もあるようですが…?
 そんな中、りんごを手に取る眞悧。眞悧は運命という概念を知りたいと願っていました。そしてりんごにあのペンギンマークのシールが…。あのペンギンマークの会社のトップには誰がいるんでしょうか。
 それから眞悧は誰かに二人でピングドラムを探そうともちかけた後、ペンギン帽に語りかけ、またお別れ。相手はプリンセス・オブ・ザ・クリスタル…?

「じゃあね、僕の恋人
 世界でたった一人の
 僕と同じ風景を観ることができる、僕の恋人。
 またあの世界で再会しよう――」

 あの世界で再会…。なんだかますますウテナっぽくなってきたような。とりあえずまたしばらくピングドラムを探す流れが続くようです。
 あとこの話を聞いている時、気になったのが眞悧が女性と会ったのが16年前ということ。そうなるとあの事件の頃でしょうか…?その女性、プリクリがが桃果という可能性も出てきたような気がします。


 再び現実の世界。冠葉と晶馬は陽鞠を助けようと改めて決意。二人のピングドラム探しもまだまだ続きます。
 夏芽はその頃、眞悧と電話を。二人はやっぱり繋がっていたんですね。また夏芽もマリオのために契約をしているようで…。そして日記の片割れが見つかったと言う眞悧。日記を持っているのは…?

 苹果は多蕗に晶馬から事件の話を聞いたことで、多蕗にそのことを確認。多蕗も冠葉・晶馬がその犯人の息子だということは知っていたようで、色々複雑だったようです。でも多蕗は犯人に実感がないからと、特に何もする気はないようで。桃果を殺された恨みを持っていてもおかしくなさそうだなと思っていましたが、多蕗にはもう心の整理ができたことのようでした。
 また多蕗の手は、地下鉄事件前からあの手で…。ここが2クール目、話にどう絡んでくるか気になります。
 苹果は自分の今の気持ちを多蕗に。苹果は晶馬の家の事情、事件のことは知りたくなかったと思っていました。猫3匹がまた意味深…。ですが多蕗は苹果に知ることで無駄なことは一つもないと語りかけます――。珍しく多蕗が教師キャラに見えました。
 苹果は父親に再婚を祝福するメールを送信ー。苹果もようやく「今」を受け入れたようです。運命という言葉が好きという苹果。これで苹果のプロジェクトMも一段落という感じがしてきましたが、苹果の話はこれで終わるんでしょうか、それとも晶馬に絡んでくるんでしょうか。

 再び3年前の話。事件に関する報道に動揺し、その事実を認めようとしない冠葉…。今後高倉兄妹はどうなってしまうんでしょうか…?今回は2クール目始まり回というよりは、1クールのまとめ回のように感じました。

 今回のEDは「灰色の水曜日」。9話でも使われていた印象深い曲です。歌詞がまた切ないです…。EDにトリプルHの三人が出ているので、これが新EDなんでしょうか。とにかく早くトリプルHでCD出して欲しいです~。


 次回は「嘘つき姫」苹果の話に決着がついたかと思えば、また何か一波乱ありそうな雰囲気で…。EDカードの冠葉と眞悧がまた素晴らしかったです~。
 今回からいよいよ2クール目に入りましたが、一体これからどんな展開が待っているんでしょうか。色々なキャラの運命とかが交錯して、話が進んでいく気がします…。相変わらずわからない事だらけなピンドラですが、今後がまた楽しみになる1話でしたー。
 
 ではまた次回に!

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