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輪るピングドラム 第11話「ようやく君は気がついたのさ」感想

 今回は冠葉が夏芽の家に乗り込んだり、苹果がプロジェクトMを遂行する大きなチャンスを掴んだりと、またまた一気に話が動いてきました。夏芽が思った以上に色々本気で驚きました。一体今後どう状況が落ち着いていくのか目が離せません…!
 あと今回最後BLOOD‐Cについても少し書きました。ネタバレがあるのでご注意を。あれは本当にすべてにおいて茶番だった…。


 はじめは冠葉が夏芽家に乗り込むところから。いきなり本題に入ってきました…。夏芽はすりつぶさないとと言いつつ、冠葉を屋敷の中へ招きます。夏芽は本当に冠葉のことが好きなんでしょうか…?
 そうして屋敷の中へ招かれる冠葉。冠葉は屋敷の中を見て相変わらず悪趣味と呟きます。どうやら冠葉と夏芽は小さい頃からの知り合いだったようです。そして夏芽が描いている冠葉がキラキラしすぎていて辛いです~。どうやら本当に夏芽は冠葉にゾッコンなようで…。一体どこまで本気なんでしょう…。
 冠葉を誘惑してくる夏芽。ですがそんな夏芽を冠葉はストーカーだと拒絶します…!でも夏芽は気にせず。狩りを楽しむと、冠葉との勝負を楽しんでいるようでした。でも「黙れ!」と無視できないこともあるようで…。とりあえず夏芽が冠葉に対して確かに異常な執着を持っていると分かりました。
 これを持ちだしたのかと球の残骸を夏芽に見せる冠葉。夏芽が冠葉の元カノ達の記憶を消したのも冠葉を独り占めしたいという気持ちもあったようです。あのマークに関しても何か意味がありそうでしたが、今回もはっきりとは分からず。
 それからペンギンのたとえ話で、冠葉の今後の行く末を暗示する夏芽。やっぱり冠葉は最終的に破滅することになってしまうのでしょうか…。現時点では嫌な予感しかしません。

 そしてここでマリオ登場――。もっとマリオと冠葉が会うのは先かと思っていましたが、割と早くにその時がきましたー。また夏芽が暗躍する理由がマリオの命を救うためだということも明らかになりました。陽鞠と同じように、マリオも死の病持ちのようで…。なんだか更に対立関係っぽくなってきました。夏芽もピングドラムと関係していると思われる日記を手に入れようと必死になっているようでした。
 この後、冠葉は何をすることもなく帰ることに。冠葉に引きずられていくペンギンが~。どうやら夏芽のペンギンは手強いようです…。

 また苹果の日記半分は夏芽でも確保できなかったようです。やっぱりあのバイクの人は夏芽じゃなかったんですね。どうやら前回日記の片割れを持っていったのは別の勢力のようです。一体誰が持ち去ったのでしょうか…?


 その頃の苹果。何故晶馬のために日記を渡してしまったのかと後悔していました~。晶馬も晶馬で何故渡してしまったのかと思っているようで…。晶馬を心配していた苹果ですが、その気持ちは晶馬には伝わりきっていなかったようで…。苹果がここまで怒るのも無理は無いです。
 日記を失っても苹果はプロジェクトMの遂行を諦めず。これまだ続くんですね…。晶馬は苹果が好きでもない相手と結ばれようとしていることをまだ気にしているようで、

「君は君、他の誰でもないじゃないか」

 と、どうにか説得しようとします。晶馬もいいこといいますね…。ですがそれでも苹果は諦めず…。苹果はまたカエルを使った怪しい儀式をしようとします。こういうのに頼る時点でなんだか…。そうしてどうにか薬を作り、多蕗に飲ませようとします――。


 それから。観覧車で多蕗と二人っきりに。そして多蕗にカエルの惚れ薬を飲ませるのですが、あまりの毒気で多蕗が狂ってしまいます~。そして混乱したのか多蕗は「好きだ苹果ちゃん!愛してる」と苹果にゾッコンに…!思わぬ展開になってしまいました~。苹果、最後の最後でチャンスが回ってきました…!
 そして少女漫画なキラキラシーンの後に、いよいよ苹果が多蕗と一つになる瞬間が!多蕗から苹果を求めてきます。ですが、苹果は多蕗を何故か受け入れられず…。苹果がここでようやく自分の本当の気持ちに気づき始めました…。
 そして苹果は運命の人じゃないと多蕗に別れを告げようとします――。まさかここにきてこの展開…!驚きました。まさか苹果から多蕗を拒絶するとは…。苹果からこう決断したことは話的にも大きな意味があると思います。
 ですがここでゆりが帰ってきてしまい…!苹果はそれを利用して、多蕗と別れさせようとしますが、ゆりには全てお見通し。ちなみに薬の効力は1日と安心。ゆりから晶馬が好きなんでしょと言われた苹果は…。


 どうすることもできないまま帰宅する苹果。ですが家の前で陽鞠・晶馬がロールキャベツを持って待っていました~。晶馬も苹果のことが心配だったようで。でも苹果のために作ってきたロールキャベツ、ひっくり返されてかわいそうでした。晶馬、やっぱりやられ役…。
 苹果はもうどうしていいか分からず晶馬に八つ当たり~。

「どうして、あなたは私の目の前に現れたの?
 どうして、私は私だと言ったの!
 どうして、どうして…!
 あなたは私のなんなのよ~!!」

 そうすべては晶馬が現れたせいだと、晶馬攻める苹果!晶馬、罪な男…。でも晶馬の努力は無駄じゃなかったんですね。苹果・晶馬フラグが更に立ってきてニヤニヤですー。
 そんな苹果の行動に戸惑う晶馬…。そして陽鞠がいつの間にかペンギン帽を被っていて――

「生存戦略――!」

 ここでまさかの生存戦略!しかも今回は音楽が流れません。展開が緊迫しているからなのでしょうか…。
 そうしてプリンセス・オブ・ザ・クリスタルは二人を異世界に召喚し、苹果に全てをぶちまけろと促してきます。クリスタルワールドではなく何故か電車です。またプリクリはここで苹果のことについて決着をつける気のようでした。
 そうして苹果はカレーの日・家族のこと・姉の桃果が死んだ時のことについて振り返ります。ですが桃果が死んだ日は晶馬・冠葉が生まれた日でもあって…。そのことに晶馬は過剰に反応します――。電車の赤く点滅する95という数字が意味深な感じがしました。リアルでは日付的にあの事件があった日とされていますが…。

 そして晶馬は16年前のその日、苹果の運命を狂わせたのは自分と冠葉だと言います――。桃果はあの事件の犠牲者だと。16年前の事件とは…?話が動いてきたと思ったら、また謎が膨らんできました。


「生まれたんだ、
 その日僕と兄貴…冠葉は生まれた。
 そして僕達のせいで君の姉さんは亡くなった」
「何を言っているの…?」

「だから君の姉さんが亡くなったのは、
 僕達のせいなんだ!!」

「生存戦略、しましょうか」


 そうして気になるところで次回へ…!そしてサブタイが本当ぴったりです!今回は画が良い感じでよかったです~。冠葉と晶馬もかっこよく、前回出番がなかったぶん、プリクリ様の出番もあって満足です~。


 次回は「僕たちを巡る輪」なんだかピングドラムらしいタイトルに…!苹果の姉・桃果が死んだこともすべては僕達のせいだと語る晶馬。一体16年前、高倉家・世間で一体何が起こったんでしょうか。あのペンギンマークに関係している気もしますが…?何故晶馬と冠葉が生まれただけで罪なのか…とても気になります。生まれたことで誰かが事件を起こそうとしたんじゃないかとしか、今は予想することができません!ピンドラも1クール終了が近づき、また盛り上がってきた気がします!
 あとエンドカードの冠葉と晶馬がカッコよすぎでした~。やっぱりリリィ先生の画はふつくしいですー。


 今回は前番組のBLOOD‐Cの展開がある意味ですごく、ピンドラを観る前までポカーン状態でした…。前回の時点で言われている方もいますが、本当にBLOOD-CHABANでしたね…。何もかもが茶番でした。死に方がいい加減すぎてあんまりだと思っていたら、まさか学校の皆までグルだったとは……。付き合わされて気の毒だったとはいえ、双子と時真の本性がひどくて唖然としました…。あれが人間の本性と言われれば何も言えませんが、あまりにも皆悪人すぎ~。でも役者の面々はある意味では視聴者視点のキャラだったのかもしれません。
 あとあの黒赤な制服・名前について双子がありえないとツッコミを…!すいません、普通にCLAMP作品ならありそうだと思っていました!一応あの世界でもあの制服はありえないデザインだったんですね…。そっちにびっくりしてしました。あとあの学校には夏服しかなく、他のクラスもないようで。
 そしてラストにはやっぱりナレーションのあの人が…!1話から意味深なナレーションをしておいて、これで黒幕じゃなかったら返ってびっくりでした。食事は小夜に血を摂取させるためと思ったらむしろ逆だったんですね…。
 血C、話どうしてこれが通ってしまったんでしょう、そしてここまでの話を11話もかけてやる意味があったんでしょうか…。他にアニメにすべき話はいくつもありそうなのに…。一体残り1話でどう収集つけて、劇場版に繋げる気なのか気になります。なんだか謎は大体うやむやにされてしまいそうな予感が。ある意味で最終回が楽しみです。

 ではまた次回に!

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