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打越正行の研究室 UCHIKOSHI Masayuki's laboratory

このブログでは、広島と沖縄で暴走族・ヤンキーの若者を対象とした参与観察調査をしてきた打越正行の研究を紹介しています。

産業構造の変容がトランジッション経験に与える影響の地域差:地方間の差異に着目して

2021年04月01日 11時00分41秒 | 研究助成


■知念渉・尾川満宏・都島梨紗・打越正行・新藤慶・上山浩次郎,2021年-2025年,「産業構造の変容がトランジッション経験に与える影響の地域差:地方間の差異に着目して」科学研究費基盤研究(B)(一般)(研究課題番号:21H00835,研究機関:神田外語大学,研究代表者:知念渉).

本研究の目的は、「戦後日本型循環モデルの成立と再編」という視点を手がかりにして、地域の産業構造の変化(≒第二の近代化)を地方の若者たちがどのように経験しているのかを明らかにすることである。

概要


特別な教育的ニーズに関する新たな教職必修科目への〈生活-文脈〉の視点の導入

2021年04月01日 10時59分44秒 | 研究助成

 

■宮内洋・松宮朝・新藤慶・打越正行,2121年-2023年,「特別な教育的ニーズに関する新たな教職必修科目への〈生活-文脈〉の視点の導入」科学研究費挑戦的研究(萌芽)(研究課題番号:21K18519,研究機関:群馬県立女子大学,研究代表者:宮内洋).

 本研究の目的は、特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒の理解を独自の〈生活-文脈〉主義の観点から深化させることと、その知見と方法を新たな教職必修科目に導入することによって、教職を目指す学生の子ども理解と支援の力を伸長させることである。

概要

 


未来の剥奪:貧困の〈生活-文脈〉の縦断的理解を通じて

2018年04月01日 15時38分31秒 | 研究助成

■宮内洋・松宮朝・新藤慶・打越正行,2018年-2020年,「未来の剥奪:貧困の〈生活-文脈〉の縦断的理解を通じて」科学研究費基盤研究(C)(研究課題番号:18K02066,研究機関:群馬県立女子大学,研究代表者:宮内洋).

本研究「未来の剥奪:貧困の〈生活-文脈〉の縦断的理解を通して」の目的は、生身の身体を伴ったフィールドワークに基づいた、貧困研究の深化にある。

概要

沖縄における貧困と教育の総合的調査研究

2014年04月01日 21時38分29秒 | 研究助成

■上間陽子・仲嶺政光・望月道浩・芳澤拓也・辻雄二・長谷川裕・打越正行,2014年-2016年,「沖縄における貧困と教育の総合的調査研究」科学研究費基盤研究C(研究課題番号:26381136,研究機関:琉球大学,研究代表者:上間陽子).
※ 身分は「研究分担者」。

本研究は、沖縄における貧困と教育の総合的調査研究である。3つの調査(「リスク層調査」、「学力と階層調査」、「教育実践調査」)を実施し、沖縄の家族・学校・地域にあらわれる貧困の実態を把握した上で、その実態に適合した教育実践づくりの提案を目指す。

概要

研究成果報告書

沖縄の暴走族・ヤンキー若者たち、その後――5年にわたる参与観察と生活史調査から(科研)

2014年04月01日 21時35分37秒 | 研究助成

■打越正行,2014年-2017年,「沖縄の暴走族・ヤンキー若者たち、その後――5年にわたる参与観察と生活史調査から」科学研究費若手研究B(研究課題番号:26780300,研究機関:特定非営利活動法人 社会理論・動態研究所,研究代表者:打越正行).

 本研究「沖縄の暴走族・ヤンキー若者たち、その後――5年にわたる参与観察と生活史調査から」は、2007年から継続している沖縄の下層若者を対象とする追跡調査である。
 2007年当時、沖縄の暴走族・ヤンキーの若者の多くは、家族関係が不安定で、小学校・中学校に通学した実績がほとんどなく、安定した仕事に就いていなかった。彼・彼女らが、その後の5年以上たった現在、誰とどのようにつながり、どのような経験を重ねたのか、そして現在、(違法就労を含めて)どのような仕事に就き、どのような世界に住んでいるのかについて追跡調査することが、第1の目的である。続いて、そこで明らかになった沖縄の下層若者の仕事と生活の実態に即して、先行研究で用いられている概念や枠組みの転換・発展を図ることが、第2の目的である。沖縄の下層若者の置かれている社会的背景、そこで培われた文化を丁寧にみることで、それらの概念や枠組みの脱構築をめざしたい。

概要

研究成果報告書

沖縄の暴走族・ヤンキー若者たち、その後――5年にわたる参与観察と生活史調査から(笹川)

2014年04月01日 21時34分24秒 | 研究助成

■打越正行,2014年,「沖縄の暴走族・ヤンキー若者たち、その後――5年にわたる参与観察と生活史調査から」平成26年度笹川科学研究助成(研究機関:社会理論・動態研究所、研究番号:26-102、内定後に科研との主題競合のため辞退).

物語を基にしたコミュニティづくりの方法論

2013年04月01日 21時32分27秒 | 研究助成

■笠井賢紀・岩佐奈々子・打越正行・鴫原敦子・栗田健一・内尾太一・原めぐみ,2013年-2015年,「物語を基にしたコミュニティづくりの方法論」(研究機関:京都大学地域研究統合情報センター,研究代表者:笠井賢紀)
※ 共同研究者として参加。

本研究の目的は、地域コミュニティ構成員の物語収集を通じてそのコミュニティの展望を見出すための地域研究の方法論を探求することである。

概要

生涯発達から見る〈貧困化〉のプロセス――参与観察に基づくボトムアップ的貧困研究

2013年04月01日 21時30分49秒 | 研究助成

■宮内洋・松宮朝・新藤慶・石岡丈昇・打越正行,2013年-2015年,「生涯発達から見る〈貧困化〉のプロセス――参与観察に基づくボトムアップ的貧困研究」科学研究費挑戦的萌芽研究(研究課題番号:25590128,研究機関:高崎健康福祉大学,研究代表者:宮内洋).

本研究の目的は、貧困研究の深化にある。そのために、(1)研究者自身が貧困の実態に分け入った参与観察の方法をとり、(2)子ども期、青年期、老年期の三つの段階を区分して考察をすすめる。

概要

研究成果報告書

沖縄における階層格差と人権

2012年04月01日 21時26分53秒 | 研究助成
■岸政彦・青木恵理子・打越正行・上原健太郎,2012-2014,「沖縄における階層格差と人権」龍谷大学人権問題研究委員会 研究プロジェクト(研究機関:龍谷大学,研究代表者:岸政彦).
※ 身分は「共同研究者」。

本研究は、沖縄における人権の現状を、階層格差という視点から分析することをめざしている。特に大量の生活史データを収集し、沖縄の階層格差が、どのような経路で生産・再生産され、どのような日常的実践や相互行為によって維持されているのかを明らかにしたい。

概要

沖縄地方のリスク層の若者の移行状況に関する聞き取り調査

2012年04月01日 21時04分25秒 | 研究助成

■上間陽子,2012年-2014年,「沖縄地方のリスク層の若者の移行状況に関する聞き取り調査」科学研究費若手研究B(研究課題番号:24730660,研究機関:琉球大学,研究代表者:上間陽子).
※ 身分は「連携研究者」。

概要:
本研究はこれまで焦点の当てられることのなかった、地方在住のリスクを抱える若者の移行過程の聞き取り調査である。調査において特に注目したのは、これまでの移行調査では扱われることのなかった暴力や性の問題である。暴力や性の問題は、①当事者との合意が形成しづらく、②バッシングに転化しやすいことからこれまで記述されることがなかった。本調査研究では、そうした問題が起こるのかを、かれらの資源の枯渇状況を描くとともに、当事者の合意を経ながら記述をすすめることで、貧困研究においてえがかれることのなかった、暴力や性の問題を記述することができた。

Research on the transition of the risks of the Okinawa young

This research is composed of interviews with the young living in local communities in Okinawa for investigating the process of the transition of their risks of working in the sex industry, which so far any study has not raised. This study focuses particularly on the problems of violence and sex with which any research on the process of the transition noted above so far has not dealt. There are the two reasons for this carelessness concerning the difficulties: first, it is difficult to involve the persons concerned in such research; second, any study of tackling those problems can receive some negative criticism. This research, on the whole, succeeded in describing violence and sexual problems which have not been tackled in the field of research on poverty by shining a light on some reasons why such problems occur, writing the causes by way of explaining no resource for finding solutions to the difficulties in them and working together with the persons concerned.

概要

研究成果報告書