私の身を心配して下さっている人との減薬管理のやり取りについて貼り付けておきます。テクニカルなことは試す価値があります。しかし、私の場合は、尊厳死議論まで行き着いています(飛躍記載となっているので信じていただけない方が多いと思いますが)。それから半減期の長い置換薬と短い元来使用薬を組み合わせて、減薬する「cross-tapering」も提案いただきました。これも一考に値しますが、いわゆる離脱症状の人には適用可能であると思います。これからそういった薬理分野の研究が進むことを切に願います。
相手:
もう○○さん(私)が何度も考察したことかもしれませんが、少しテクニカルなことを書きます。
デパスから力価の低いジアゼパムにかえて減薬されてきたのだと思いますが、身体依存が強く危険な離脱症状がでている状態だと思います。
10年以上デパス0.5 mgを1日2-3錠の状態から、ジアゼパム 1 mg を2-3日に1回では相当急激な減薬だと思います。
私は医者ではありませんが、長期間使っていたデパスの量を減らすと、強い離脱症状(身体障害含む)がでて危険であることは知っています。強い離脱症状が出てしまった場合は、いったん元の投与量‘以上’で薬を投与して、まずは離脱症状を安定させてから、再度ゆっくりと(年単位で)減薬するしかないと思います。
場合によってはジアゼパムを経口ではなく静注投与として、危険な離脱症状(筋肉・神経障害を伴う悪性症候群様事象)の兆候がなくなるまで入れるしかないと思います。一端ベンゾ漬けに戻りますが、死ぬよりましです。
しかしそうしたコントロールは、一般の精神科等の外来では無理で、薬物依存症専門の入院施設でやる必要があると思います。麻酔等を扱える医師がいる病院がいいと思います。
私:
有り難うございます。
1.まず、力価が強くて半減期の長いメイラックス(ロフラゼプ酸エチル)にしていましたが、現在に至る下降勾配を描いています。9月に減薬管理用で知られているセルシン(ジアゼパム)に変えました。せいぜい、パニック発作防止用ということで、仰る通り、当初服用量から比べると大幅な減薬とは思いますが。途中でまず、メイラックスに替えた経緯があります。
2.2-3年前から、軽い耳鳴りや精神的な不調・不全感(○○さん(相手)に、以前言ったと思いますが、仕事していても充実感がなくなってきたという・・・)があったので、常用離脱的な症状は既に出ていたと推定しています。5月に絶不調に陥った際には、日常量よりも多い、デパス、ソラナックスを放り込みましたが、全く軽快していません。よって減薬のベースラインも不明のままです。かなり減薬したことが症状を早めているのかとも思いますが、私は減薬管理をしようがしまいが、これは進みうるなという感覚を持っています。
精神系の薬物治療の病院はどこも危険ドラッグや覚醒剤対応で相手にしてくれません。この手のことが分かる、また私の事例を経験する医者の存在はほぼ皆無と思います。減薬で上記のことをお書きになった○○さん(相手)の方が市中の投薬医者より優秀です。
宝くじくらい遭遇することが困難です。海外まで手を広げる元気と根気はありません。アシュトンマニュアルのアシュトン教授はすでに引退しました。
減薬、投薬管理は奏功しないという負の確信があります。
二伸
追記です。
悪性症候群にみられるクレアチニンキナーゼ(CK)や白血球の増加は私の場合ありません。
生化学指標に顕著に表れることなく、しかし、日、月単位で筋減少が進んでいます。
生命維持的に安定剤の過剰投薬をしてマカロニ状態になるのは嫌だと思っています。
医者も認めませんが、不可逆性の神経損傷が正確な診断だと私は思っています。
一番最悪のケースですが、薬剤だけでなく、精神ストレスが一端を担ったのは間違いありません。