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人生の変転・下山日記

ベンゾジアゼピンの遷延性症状に悩む方がおられましたら、情報をお寄せ下さい。このブログは、当方の生きた記録として残します。

減薬管理についてのやり取り

2014-12-12 08:49:49 | 日記

私の身を心配して下さっている人との減薬管理のやり取りについて貼り付けておきます。テクニカルなことは試す価値があります。しかし、私の場合は、尊厳死議論まで行き着いています(飛躍記載となっているので信じていただけない方が多いと思いますが)。それから半減期の長い置換薬と短い元来使用薬を組み合わせて、減薬する「cross-tapering」も提案いただきました。これも一考に値しますが、いわゆる離脱症状の人には適用可能であると思います。これからそういった薬理分野の研究が進むことを切に願います。

相手:

もう○○さん(私)が何度も考察したことかもしれませんが、少しテクニカルなことを書きます。

デパスから力価の低いジアゼパムにかえて減薬されてきたのだと思いますが、身体依存が強く危険な離脱症状がでている状態だと思います。

10年以上デパス0.5 mgを1日2-3錠の状態から、ジアゼパム 1 mg を2-3日に1回では相当急激な減薬だと思います。

 私は医者ではありませんが、長期間使っていたデパスの量を減らすと、強い離脱症状(身体障害含む)がでて危険であることは知っています。強い離脱症状が出てしまった場合は、いったん元の投与量‘以上’で薬を投与して、まずは離脱症状を安定させてから、再度ゆっくりと(年単位で)減薬するしかないと思います。

 場合によってはジアゼパムを経口ではなく静注投与として、危険な離脱症状(筋肉・神経障害を伴う悪性症候群様事象)の兆候がなくなるまで入れるしかないと思います。一端ベンゾ漬けに戻りますが、死ぬよりましです。

しかしそうしたコントロールは、一般の精神科等の外来では無理で、薬物依存症専門の入院施設でやる必要があると思います。麻酔等を扱える医師がいる病院がいいと思います。

私:

有り難うございます。

 1.まず、力価が強くて半減期の長いメイラックス(ロフラゼプ酸エチル)にしていましたが、現在に至る下降勾配を描いています。9月に減薬管理用で知られているセルシン(ジアゼパム)に変えました。せいぜい、パニック発作防止用ということで、仰る通り、当初服用量から比べると大幅な減薬とは思いますが。途中でまず、メイラックスに替えた経緯があります。

 2.2-3年前から、軽い耳鳴りや精神的な不調・不全感(○○さん(相手)に、以前言ったと思いますが、仕事していても充実感がなくなってきたという・・・)があったので、常用離脱的な症状は既に出ていたと推定しています。5月に絶不調に陥った際には、日常量よりも多い、デパス、ソラナックスを放り込みましたが、全く軽快していません。よって減薬のベースラインも不明のままです。かなり減薬したことが症状を早めているのかとも思いますが、私は減薬管理をしようがしまいが、これは進みうるなという感覚を持っています。

 精神系の薬物治療の病院はどこも危険ドラッグや覚醒剤対応で相手にしてくれません。この手のことが分かる、また私の事例を経験する医者の存在はほぼ皆無と思います。減薬で上記のことをお書きになった○○さん(相手)の方が市中の投薬医者より優秀です。

宝くじくらい遭遇することが困難です。海外まで手を広げる元気と根気はありません。アシュトンマニュアルのアシュトン教授はすでに引退しました。

減薬、投薬管理は奏功しないという負の確信があります。

二伸

追記です。

悪性症候群にみられるクレアチニンキナーゼ(CK)や白血球の増加は私の場合ありません。

生化学指標に顕著に表れることなく、しかし、日、月単位で筋減少が進んでいます。

生命維持的に安定剤の過剰投薬をしてマカロニ状態になるのは嫌だと思っています。

医者も認めませんが、不可逆性の神経損傷が正確な診断だと私は思っています。

一番最悪のケースですが、薬剤だけでなく、精神ストレスが一端を担ったのは間違いありません。

 


12/11 日誌

2014-12-11 19:36:24 | 日記

3件、電話させていただき、1件、外でお話しさせていただいた。また、やり取りのエッセンスはどこかで取り上げたい。それくらい意味があった。

この段階で肉声で直接、話をできたのはよかった。

夕方の空しさで苦悶する時間を経て、夕食の手伝いをして何とかこの時間までたどり着いてきた。

ストレスに耐え忍ぶのは慣れていたが、安定剤の効用も荷担していたことを現在は思い知る。

ストレスに堪えて強くなるという発想はほどほどに、つらいときは笑ってつらいと言い、ストレスにぶつかるのではなくそらすのがベストだと今は思う。

どこかで男は正攻法でぶつかってという気概があって、薬の力を借りてまで正攻法でやろうとしたのは間違いであった。

自分を責めているのはない。現在、苦境にいる者の金言として受け取ってもらえたら。


gravity

2014-12-11 05:19:39 | 日記
筋力を失っているため、重力を感じるときが多くなった。寝ているとマットに沈んでいく感覚である。
そのせいか疲れるのか、数時間寝ているようである。意識が戻った瞬間、治ったか!と明るくなるがすぐ現実に気づく。そして、あきらめや不安の鎧をまとってゆく。

ナンセンス

2014-12-10 22:32:32 | 日記
今、ナンセンスだが真剣に思うこと。
交通事故に先方の過失で巻き込まれ、賠償してもらうこと。家族にせめてもの。宝くじ当選ならもっとよい。不運とバランスしてほしい。

読者の興味

2014-12-10 21:11:20 | 日記

発作や交通事故のような急死でないケース、筆者の場合のような比較的緩速な死の強い予感をどのように受け入れて、日々を過ごしているのだろうというという興味があることだろう。

筆者はまだ多くの人とコミュニケーションを交わせる時間的余裕がある(だろう)という特徴がある。明日、死ぬかも知れないが。

多くの人は、まだ本当に死ぬのだろうかという疑問があるだろう。しかし、筆者はこれは駄目だなと感じている。

・全身筋肉減少に伴う衰弱、動作不全

・嫌な動悸

・皮膚の艶、ハリが完全に失われている

・継続する耳鳴りの信号音

・特に頭部の筋肉が失われていることによる柔軟性の欠如(軽石のような頭の感触) 等がその現れである。

いずれ来る死を前にどう考え、どう過ごしたかを五月雨式にでも綴ることは意味があることだと考えている。

私のように近く死ぬことを確信している人(もはや利得に関心のない人、死以外の恐れのない人)にいろいろと何を考えているか聞くのはなかなかないケースであるので活用してほしい。一方、QOLがとてつもなく低いため、人と会ったり、電話、メールを交わし人間らしさを確認できるのが唯一の生き甲斐である。

 

冬の寒さを自宅でしのぐのはいかにも心細く、多くの診療科をもつ総合病院に入院(検査入院、そして、できれば片道切符になるだろう滞在入院)できないかという交渉を始めた。

歯が抜けたとか、歩けなくなったとかいろいろと出てくる症状にいちいち対応してくれる方がこちらも納得できる。