今週は、市内の医者を調べてくれた方がいて、紹介された心療内科/漢方医に行った。
30分ほど診てくれた。脈、腹、舌を診てくれた。精神科、心療内科を掲げているところでは触診は初めてである。
脈は、現在の期外収縮(5月の発症後、発生)を言い当てて、腹力が弱いことも言われた(5月にセカンドオピニオンで別なところで診てもらった際にも言われた)。
漢方薬2種(補中益気湯、桂枝加竜骨牡蛎湯)を処方してもらった。デパスはいま飲んでいる少量を続けてよく、徐々に減らしてゆくようにということだった。
病名ではないが、(神経)衰弱ということだった。
これまで頭をフル回転させてきた一方で、身体が悲鳴を上げていたのでいたわらなければならないと。
西洋薬は頭を賦活化させる一方なので、飲まない方がよいと。
心臓のポンプ力が弱っている。消化吸収力が弱っているため、筋肉が落ちているとの見立てでした。
笑って生活せよとも。
6-7時の起床、3食きちんと、10-11時の就寝を守るよう言われた。
食べ物の推奨は、玄米餅、山芋(火を通す)、椎茸、ニンジン、カボチャ、うなぎ、どじょう、アスパラだった。
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漢方は最後の砦の一つかも知れない。通院もする。取りあえずはひと月(生きていれば)ずっと飲むことにする。食欲は普通にあるので栄養摂取も問題ないと思う。
さて、これでめでたしということには残念ながらならないと思う。
衰弱の原因は何かという本質を考えた場合、それを漢方が治せるか?
神経損傷を漢方が治せるか?
消化吸収力の衰えが筋肉減少の主原因だろうか?
足の裏や甲、顔(目の周り、歯茎、顎の骨)まで単なる痩せで減らすのだろうか?
検索しても全く出てこない。常識では考えられないことが単なる痩せで起こるのだろうか?
それから筋肉は元に戻るのだろうか?中枢神経障害は手足の末端に出やすいとあったが、まさに自分はそれではないか。
歯肉回復は、どんなケースにせよ、まず無理だと書いていた。
筋肉、歯肉、皮膚、視力、・・・もう、オンパレードだから手のつけようがない。それでも人は各診療科を回れと言う。無理だって。
身体全体、表面の筋肉をやられていて、それが徐々に進行するのを見てきた。
やはり、中枢神経故障による栄養因子等の末梢への伝達不全と思う。
自律神経失調なのは確かだけれども、その本質の原因は何か?
漢方で緩和することはあっても本質(進行)は変わらないと思う。取りあえず、飲みきってみる。
それから、2ヶ月続けたデパスを1日切ってみた。それだけで耳鳴りが強くなり、不快感が増す(耳鳴りの強さは変わらないが、薬が切れたことで不安感が増したのかも知れない)。一旦、切っていたが再服薬して、さらにそれを断つことで、やはりデパスに依存が生じていることを確認した。
デパスの離脱症状+離脱では説明できない不可逆進行筋症状(中枢神経故障)の二本立てと考察する。
何度も書いているが、もう少し極端に進まないと人には分かってもらえない。ただ、症状のデパートと化している自分には、主原因が見えていると思う。自分のことだから。
何度も何度も書くが、それは治りたい。しかし、治らずに進行するのは苦痛であるほかない。それで消極的になる、それを人はあきらめるなと言う。