今日、若宮中学校は49年の歴史を閉じ、明日から「宮若西中学校」となります。
若中野球部として最後の練習試合。中間中と対戦し、7-6、5-0と連勝して終えました。野球部としては、創部21年の最後となりました。
そして・・・
2年前、桜満開の中、赴任して来られたS作先生。この2年間で、200試合以上をこなし、新人・夏季県大会3位をはじめ、県内外に「若宮中学校」の名を広めていただきました。田舎の純朴少年・少女に熱血指導・・・それは人間力に裏打ちされた、厳しくもとっても温かいものでした。
晴天の霹靂とはこういうものなのでしょうか・・・。我らがS作先生は、わずか2年で、新しくできた「宮若東中」に異動となりました。昨日、私たちも子どもたちもその話を聞きました。激震が走りました。あり得ないと思いました。へこみました。泣きました。筑豊旗の祝勝会は、そのまま「お別れ会」になってしまいました。切なさと怒りと寂しさと・・・。
最後の試合。保護者OBを含め、たくさん来ていただきました。
今日、若中最後の「ゲームセット」の後・・・
子どもたち全員から、先生へお礼の言葉・・・。感極まりました・・・
S作先生が来られた2年前同様、若中の桜は花盛り。でも、桜の花びら舞う今日。私たちはまったく違う心情になったのでした。
無情にも2週間後には、「宮若市大会」が光陵グリーンスタジアムで行われます。2校による対戦。S作先生は敵の監督となります。でも、子どもたちは恩返しとして必ずS作先生のチームに勝つことを誓っています。新しくお見えになる先生とともに、新生「宮若西中学校野球部」は頑張っていくのです。
S作先生、本当にありがとうございました。最後に、先生が残してくださった、「宮若西中学校野球部」の新ユニフォームです。帽子はまだですが。
心機一転、宮若西中学は、新たな歴史を刻むのであります
気持ちを切り替えて、一つ一つ山を越えて行くのみです。
もう・・・3ヶ月と少し・・・。私の記事もしかりなのであります。