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輪るピングドラム 第2話「危険な生存戦略」感想

 あらゆる意味ですごかったピングドラム1話目。あれから一週間、何回も生存戦略のシーンばかり見返してしまいました。あの歌、何かしている時でも頭の中でぐるぐるしていたりと驚異の中毒性です。そんな今回はヒロインの一人・苹果メイン回。二話もすごいらしいということで、気になっていましたが果たして…。


 はじめは荻野目苹果のモノローグから。あのセリフは陽毬じゃなく、苹果のものだったんですね…。運命という言葉を信じ、突き進んでいく苹果。その先には何が待っているんでしょうか…?

 ペンギン達がやってきてもどこかいつも通りに見えてしまう高倉家。ペンギンは何を食べるのかと疑問に感じる面々。とりあえず鰯・鯵・鯖を食べさせておけばいいということで解決。ここでペンギン2号がまたゴキブリ退治していて和みました~。ゴキブリ退治好きなんでしょうか。
 そんなふうにいつの間にかまた陽鞠にあのペンギン帽が乗っかっていて…。そして早速生存戦略のはじまり!これは話のどのタイミングで来るかは分からないんですねー。
 クリスタルワールドに召喚されても1話と同じようなリアクションをする冠葉・晶馬。やっぱり双子なんですねー。そしてそこでプリンセス・オブ・ザ・クリスタルは二人に列車に乗って、荻野目苹果に会えと命令。プリンセス・オブ・ザ・クリスタルは苹果がピングドラムを持っていると何故か知っていました。それがピングドラムかというと多分だそうですが…。
 また非現実的な光景に戸惑う冠葉・晶馬ですが、陽鞠のために頑張ることに。そして口答えしてまたもや落とし穴に落ちる晶馬~。どうやらお約束のようです。晶馬も生存戦略させられる時も来るんでしょうか…?

 その後学校へ向かう冠葉・晶馬。晶馬がこれまでのことを振り返ります。生存戦略のため、ピングドラムを探すこと…そのことに晶馬はまだ戸惑いを感じているようでした。ペンギン、電車にまで~。シュールです。周りの人に見えていないというのがまた。
 ですが冠葉は陽鞠のためにピングドラムを手に入れると決意を固めていました――

「俺達はピングドラムを手に入れるだけだ」

 冠葉と晶馬、双子ですがやはりこういう面ではちょっと違っているようです。
 満員列車に乗り込む冠葉達。ですがペンギン達は人に押し潰されて苦しそう~。人に見えなくても、押し潰されてしまうんですね。お化けみたいに透ければいいのに、なんだかペンギン達も大変ですね…。
 晶馬は痴漢に間違われたりと散々。でもここで冠葉がフォローに!女たらしな冠葉、また一人おとしてしまいました。冠葉のバックに薔薇が~。似合っているんだか、なんだか…。放送前はどっちかといえば晶馬がこっちの役回りだと思っていたので、なんだかまだちょっと違和感です。
 苹果を追跡する晶馬。冠葉は後で合流することに。モブがやっぱりピクトグラム。そのおかげか冠葉達にすぐに視線がいくような気がします。晶馬もこの辺でようやくピングドラムを手に入れようと決意…!

「せっかく見つけられたんだから
 ピングドラムを手に入れないと
 陽鞠のために…!」

 こうして冠葉・晶馬の二人は陽鞠のためにピングドラムを手に入れようと決意。今は目的が一致している二人ですが、今後何だか色々ありそうな気がします。
 そうして女子高に潜入しようとする晶馬ですが、さすがにそこまでは無理で…。ペンギン2号、スプレーどれだけ気に入っているんだ~。
 そこに冠葉が。過去付き合った女の子からハッキングデータをもらっていたようです…。その女の子って…。
 またここで冠葉は見分けるためにペンギンに番号をつけることに。1号(冠葉)・2号(晶馬)・3号(陽鞠)と、分かりやすくなりました。
 そして冠葉はペンギンが皆にみえないことに目をつけ、カメラをつけて女子高に潜入させ、苹果を追跡!二人はもう立派なストーカーです~。冠葉は頭がいいのか、なんやら…。
 そうしてペンギン達は苹果の近くに。カメラは見えないんでしょうか?ペンギンが身につけているからOKということなんでしょうか。

 誰かを傷つけたりすることに戸惑いを感じる晶馬ですが、冠葉は陽鞠のためだと、手段を選ぶ気はなさそうで。

「やるしかないだろう
 陽鞠のためだ」

 二人は陽鞠のためにピングドラムを手に入れようとします。ですがペンギン、またもや苹果に押し潰され、絶体絶命の危機に…!ここのシーンはもう大爆笑してしまいました~。


 後半。家で雑誌を読んでいる陽鞠。そこにはあのEDの少女二人と時籠ゆりというキャラが――。あのEDの少女2人はアイドルだったんですねー。今後陽鞠と絡んでくることがあるのか気になります。ゆりも話にどう絡んでくるのか楽しみです。
 ここで高倉家に冠葉達の担任・田吹先生から二人が学校を休んでいると電話が――。石田さん声のキャラです。石田さん声のキャラがこういい人っぽいとなんだか疑いたくなるのは何故なんでしょう…。

 ペンギンも監視を続行。女子高生に超空気と言われる晶馬、かわいそう…。友達が会話している中、苹果は携帯で何かを気にしているようでしたが…。
 尾行を続ける冠葉・晶馬の二人。ピングドラムは何なのか…まだまだ謎が多いようで。幾原監督作品ということでずっと明かされない気もします…。
 それでもとにかく進む二人…。すべては陽鞠のためでした。

「陽鞠のために」

 本屋で立ち読みする雑誌は男の人のことに関しての雑誌。苹果は誰か気になる相手がいるようですが…。
 そんな苹果の様子を観ていた冠葉・晶馬。ですがそこに陽鞠から電話がきて怒られてしまいます!ここで田吹先生という存在がまた…。おしゃれなペンギン3号が面白かったです~。

 更に苹果を追う冠葉達。その先にはランジェリーショップが…。男性には辛い空間ですね…。そして真面目にこれがピングドラムなのかと考えてしまう冠葉・晶馬。宇宙にまで~。それでもある意味面白いかも~。下着をかぶるペンギン達おちゃめすぎる…。今回もペンギン達かわいすぎでした…。

 その後苹果はなんと建物の壁をつたい移動…。ランジェリーショップに忍び込んだのもこれをするためだったようです。この苹果の無茶な行動には冠葉達も驚き!BGMがなんだかシュールです。
 そして何かを発見し、写真を撮る苹果。

「みぃーつけた」

 どうやらここまでやったのはその写真を撮るためだったようです…?その目的は…?


 夜に。ピングセブンという店名が気になりました。誰かを待っている苹果。その相手は田吹先生でした――。偶然を装い田吹を待ち構えていた苹果。田吹はツバメが好きなようで、苹果が取ったその写メを興味深そうに見ていました。苹果がここまでするのはすべて田吹への好感度を上げるため…。どうやら苹果は田吹が好きなようです。
 田吹と別れた後、不気味な笑みを浮かべる苹果…。単なる好きでは留まらない何かがあるようです…。これはヒロインの顔じゃないような~。

 その後も冠葉達は尾行を続けます。名誉挽回でペンギン達に潜入させる冠葉。

ですが苹果も床下から田吹の家に潜入し、田吹の部屋の下でくつろぎます…。常軌を逸した行動…それを見た冠葉は苹果が自分達と同じことをしていると語ります。同じこと…つまり苹果もまた田吹のストーカーでした――。ダブルストーカー…ある意味新しいかも。

 家で何も知らず、コーラをくつろぎながら飲む田吹。ツバメがやっぱり好きなようです。
 その下で日記帳を取り出す苹果。日記は既に描かれていました。内容からすると未来日記のようですが…?


「無駄なことは一つもないよ
 私は運命を信じてる」


 そして苹果はその日の日記にDestiny=運命というハンコを押します。これでこの日の苹果のミッションは完了したようです。話がなんだかまた妙な方向に進みだしたところで今回はおしまい。苹果が持っているというピングドラムとは何なのでしょうか…?運命を信じ続ける苹果…それは冠葉・晶馬とは正反対な気がしました。今後苹果に関わることによって二人も変わっていくんでしょうか。
 苹果は陽鞠と同じくヒロインキャラだそうで、最初は陽鞠と張り合えるのかな…?と半信半疑でしたが、今回見て納得しました。陽鞠に負けない強烈な何かを持っているのは確かだと思います…。苹果の行動の先に待つものは何なのでしょうか。このまま田吹と結ばれるとは思えないのですが…。


 次回は「そして華麗に私を食べて…」タイトルがなんだかすごい~。予告担当は冠葉。毎回担当は変わるようです。陽鞠のためにピングドラムを探す冠葉達…。苹果は本当にピングドラムを持っているんでしょうか。2話からこうピングドラム探しが真っ直ぐ進んでいるということは、ピングドラムは一つではないんでしょうか…?
 苹果が何故ここまで未来日記に沿った行動を取ろうとするのか、これから先明らかになっていくと思いますが、とりあえずまだまだすごいことになるのは確かだと思います。苹果の影の部分が更に見えてくるかも…。これからまたキャラが増えてとんでもないことになっていきそう…。

 今回は前回と打って変わって何だかコミカル回だった気がしますが、この回も後々の展開に深く関わってくる話のようで、今後にどうつながってくるか気になります。話全体のことに関してもっと考えたいという気持ちはあるのですが、今の時点ではまだ??状態でなんとも言えません…。幾原監督作品ということもあり、最後まで観ないと分からない部分が多いかも。

 エンドカードは毎回星野さんの描きおろしのようで楽しみです。ちいさいと言っているのは胸…?冠葉のリアクションが~。
 今回、前回ラストのキスシーンについて言及がなかったのがちょっと残念でしたが、まだまだ先は長そうなので気長に待ちたいと思います。そろそろ先の展開が気になってきて、小説版に手を出そうかどうか悩み中です。


 ではまた次回に!

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