毎度です。
旅のカンゼから最終目的地、五明佛学院(ラルンガルゴンパ)のある色達(セルタ)の街に移動しました。
道中は相変わらず谷あり雪山あり悪路ありの過酷な移動。
6時間くらいで到着、でも乗合いワゴンはラルンガルゴンパの門前町で降ろされました。
着た瞬間鳥肌がたちました、まだ手前なんですが写真通りびっしりと張り付いた僧坊群、
その織り成す光景がハンパありません。
ですがこの日はここまで着いた時間が16時を過ぎていましたので、
成都へ戻ることを考えセルタの街で宿をとります。
そして翌日、ラルンガルゴンパの観光をします。
ラルンガルゴンパの中の宿へ門前町で宿をとってじっくり観光する方もいらっしゃいますが、
この時はもう11月寒さがハンパありません最低気温-10℃くらいでした、
しかも暖房はありません。
なので私は1日でラルンガルゴンパの観光をし成都へ戻ることにしました。
セルタからの乗合いワゴンはラルンガルゴンパの中で降ろしてくれました、
朝食もとっていなかったのでまずは腹ごしらえ。
これでたしか6元くらい激安です、しかも温まってうまいです。
ゴンパ内なのでかなり僧侶向けに良心的な値段です。
まずはラルンガルゴンパの全景が見たいと思い高台へ行きました。
撮れた写真がこちら
これこそが人が作りし人智を超えた光景。
自然がつくりし光景も素晴らしいですが、このように人が作りし光景もまた素晴らしいです。
私はこの場所にしばらく立ち尽くしました。
パタゴニアの自然、ウユニ、マチュピチュ、ガラパゴスの自然、中米の古代遺跡、
たくさんの絶景たちと出会いましたが、
この光景はそれらと勝るとも劣りません。
改めてチベットへ来て良かった、東南アジアで旅を終わらせなくて良かったと、
自分へのご褒美にも感じました。
もうこの旅ではこれ以上の感動は望めません、これで心置きなく日本へ帰れると私は思いました。
でもお釣りはないかな?ってもっと歩いて見ます。
イヤ-----(*゜∀゜*)-----ン!!!
これが中国名物のニーハオトイレ(ここは衛生的なのでマシ)
この辺のトイレはみんなこれです。女性でもこれです。
でも慣れますでないと用が足せないからです。
少しわかりずらいですが山にはたくさんのタルチョが貼られています。
まさしくチベット的な光景。
目を移せばこんな光景、ウーン何度見てもスゴイ!!
お坊さんはそっけないですが、そうじゃない人は人懐っこい人も結構いました。
みんないい風に撮れてますよ。
上記のように最低気温-10℃以下になります、なんでこんなカッチカチの氷も張ってますが、
お坊さんが野ションをしていました、トイレはところどころにありましたが・・・
均一に塗装された赤い家は皆僧坊です、通っていると生活感があります。
なので勝手に覗いたりしてはイケません、人の家です。
人が集まるので商取引もしていますね、何を売っているかよくわかりませんでしたが。
お坊さんがたくさんいて街のようになっているので、お坊さん運営の店もたくさんあります。
人が多過ぎてこんな写真しか撮れませんでしたが・・・
大きなお寺がある高台へ上って行きます。
物乞いの子たち、1元恵んでやったのでうれしそうでした。
またも視線を買えましたらこの光景でどこからでも絵になりますな。
高台の寺院、人が多過ぎてゆっくりできませんでした。
でも信仰心篤い人たちにはたくさん出会えました。
中にはケツ出して野ションしているガキが、トイレはあるのに・・・
躾がなっていないのかな?
その後別の向きからラルンガルゴンパの全景が見える所に行きました。
ここからの光景も素晴らしすぎます。もう言葉は要らないでしょう。
傍らにはタルチョのカカシ??でも様になっています。
このラルンガルゴンパは草原の中に忽然と現れたものに思えます。
雪山とのコントラストが合いますな。
ここにはたくさんの僧侶が住んで仏教について学んでいます。
この地が永遠に残ることを願います。
セルタ行きの乗合いバスに乗る前に撮影した一枚。
やはり素晴らしいに尽きます。まさしく旅のゴールにふさわしい場所でした。
セルタの街の食堂はみんな高いです、その中で12元の載せ飯を晩飯にしました。
味はまーまー。でももっと温かいものがよかったっす。
念願のラルンガルゴンパ行けて良かったです。
これでもう思い残すことはありません。私の心の中では旅のゴールです。
今後成都をへて香港に向かいます。
何とか無事に帰国できればいいのですが。