下の「バトン」で言及していたのがこのDVD。しばらく前に買っていたのだけど、つい数日前に見た。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AD%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AB%E3%82%BA-%E3%82%AA%E3%83%A0%E3%83%8B%E3%83%90%E3%82%B9/dp/B000OPPREU/ref=pd_bbs_sr_1/249-0668374-9709151?ie=UTF8&s=dvd&qid=1194256732&sr=8-1

紹介文を引用「70年代後半、ニューヨーク・アンダーグラウンドで発生した“NO WAVE”シーン。新たなサウンドを追い求めたムーブメントがポスト・パンクに与えた影響を時代に沿って、ライブ映像やインタビューを交えて描いた音楽ドキュメンタリー。」
まあ、買わなしゃあないですわね(苦笑)。DNA、コントーションズ、スーサイド、ティーンエイジ・ジーザスなんかが動いているところが見れます。インタビューにはアート・リンゼイ、リディア・ランチ、ジム・フィータス(J.サースウィール)、ソニック・ユースの二人など錚々たるメンバーが登場。
映画の特徴としてはNO WAVEの連中が00年代の若いバンドに与えた影響を追う、という造りになっていますので、YEAH!YEAH!YEAHS!、White Stripesなど新世代バンドにも話が及びます。当然ながら、オリジナルNo WAVE世代の連中が新世代のバンドをインタビューでかなり厳しくこき下ろす、という流れになっちょります。
映画中で紹介されている若いバンドの映像で僕が「悪くないな」と思ったのがBLACK DICEと言うバンドで、スーサイドあたりの影響も濃厚なノイズ系即興バンド。早速試しに一枚CD"Creature Comforts"を亜魔損で買ったら、さすがもう昨日すぐご到着。
うーむ、確かに悪くないのだけれど、、、実は(手前味噌な感想ながら)自分のGソロ・パフォーマンスにかなり似ていて複雑な心境。つまり僕自身は「オリジナル世代」の方に近いわけで、ずっと性懲りも無く同じことを続けている、という後ろめたさと、グルッと世代が廻って似たようなことをやって、それなりに評価もされている、ということがなんかうまく折り合いが付かないもどかしい感じ。ごめんなさい、こういう歯切れの悪いことしか言えないです(苦笑)。