注意:前回・前々回のダークビクトリーの感想と違って、今回は読むとミステリ部分の推理が楽しめなくなるかもしれないネタバレアリ

今回の犯人が名乗るのはハングマン。
前回のホリデイが祝日にマフィアを一人ずつ殺していったのとは違い
今回は同じく祝日に犯行を重ねるも、殺すのは警察官。
犯行現場には「法の正義」「目には目を」「罪故に罰」などといった言葉と共にハングマン(欧米の遊び)の絵。
そしてまたしても疑われるハービー(トゥーフェイス)。
殺された警察官は彼が検察官時代に良くも悪くも支えてくれていた人物だったからだ。
ハングマンを追うゴードンら警察官、トゥーフェイス率いるフリークス、バットマン(もフリークス)。
犯人の正体は!ソフィアです。
と、いうわけで今回の犯人は前回:ロングハロウィーンにてトゥーフェイスにマフィアの長である父親カーマイン・ファルコーネを殺され、復讐に燃えるソフィア・ファルコーネ。
自身も父親が殺された折に窓から叩き落され、下半身不随となり車椅子生活を余儀なくされる巨女。
バットマンの前で「一人ではトイレにだって行けやしない!」と叫びながら自分のかつらをはぎ
禿頭と、頚椎を維持するために頭に埋め込まれた器具を見せ付けるシーンは衝撃的。
そんな彼女がラストで立ち上がり、燃え盛る炎の中トゥーフェイスを殴りつけ絞殺しようとするシーンは圧巻。
犯行現場に残していたセリフボードを従え、悠然と歩いてくるコマはジョジョっぽさがかいまみえてグッド。
そう、車椅子はフェイクだったわけです。自分が疑われることなく殺人を完遂するためのポーズ。
だけど、そんな涙ぐましい努力もジョーカーやキャットウーマンにはバレバレだったわけで
「立てるんだろ。3つ数える前に立たなければ殺す。」とか言われたり。
でもそこまでされても読んでる時、自分にはソフィアが本当は立てるかどうかわかんなかったので上手い演出だったと思います。
犯行の動機は昔からハービーを支えていた人物を一人ずつ殺し、ハービーを追い込むため。
そして最後にはハービーを殺そう、と。
ちなみに今回一番愉快だったシーンは
リドラーを脅してハングマンの正体をとくようにバットマンが命じたんで
その後、正体を思いついたリドラーが自分の推理を伝えようとバットマンを呼び出す。
その際にバットシグナルならぬリドラーシグナル(?マークをつけた照明器具)を作って夜空に投影するんだけど
バットマンは登場と同時に無言でリドラーシグナルの照明を破壊。リドラーしょんぼり。
ひどすぎ。笑
あと前回ホリデイにお株を奪われたカレンダーマンの嫌がらせも愉快な感じ。
ホリデイに嫌がらせがばれても余裕な表情と大ゴマで意味ありげに登場するんだけど、次のページでは撃たれて虫の息っていう。笑
今回は犯人もちゃんとわかるし、謎が解けてみればおお、なるほど!と思うし
動機もはっきりしてて爽快な意外性もあってミステリ部分がストレートに面白かった。
ジョーカーはしょぼいもののスケアクロウとマッドハッターの本当にイカれてる感は出てるし、あいかわらずリドラー(なぞなぞ好きのスーパーヴィラン)の推理は期待されてる割に全く役に立たないし
キャットウーマンの独白は後付だろうけど上手くシリーズを締めくくる良い設定だったし
前のエントリで書いたようにロビンや、ハービーら三人の友情は良いものだし
相変わらず頑張って犯人を見つけようとしたもののバットマンの推理は全然真相にかすりもしないからとりあえずフリークス達を殴りつけてみるし
連続殺人は最後の最後までとめられないしで面白かったです。
バットマン最高傑作と名高いロングハロウィーンよりも個人的には好きだな。
シリーズが続いて設定が溜まってるって理由も。
今回の犯人が名乗るのはハングマン。
前回のホリデイが祝日にマフィアを一人ずつ殺していったのとは違い
今回は同じく祝日に犯行を重ねるも、殺すのは警察官。
犯行現場には「法の正義」「目には目を」「罪故に罰」などといった言葉と共にハングマン(欧米の遊び)の絵。
そしてまたしても疑われるハービー(トゥーフェイス)。
殺された警察官は彼が検察官時代に良くも悪くも支えてくれていた人物だったからだ。
ハングマンを追うゴードンら警察官、トゥーフェイス率いるフリークス、バットマン(もフリークス)。
犯人の正体は!ソフィアです。
と、いうわけで今回の犯人は前回:ロングハロウィーンにてトゥーフェイスにマフィアの長である父親カーマイン・ファルコーネを殺され、復讐に燃えるソフィア・ファルコーネ。
自身も父親が殺された折に窓から叩き落され、下半身不随となり車椅子生活を余儀なくされる巨女。
バットマンの前で「一人ではトイレにだって行けやしない!」と叫びながら自分のかつらをはぎ
禿頭と、頚椎を維持するために頭に埋め込まれた器具を見せ付けるシーンは衝撃的。
そんな彼女がラストで立ち上がり、燃え盛る炎の中トゥーフェイスを殴りつけ絞殺しようとするシーンは圧巻。
犯行現場に残していたセリフボードを従え、悠然と歩いてくるコマはジョジョっぽさがかいまみえてグッド。
そう、車椅子はフェイクだったわけです。自分が疑われることなく殺人を完遂するためのポーズ。
だけど、そんな涙ぐましい努力もジョーカーやキャットウーマンにはバレバレだったわけで
「立てるんだろ。3つ数える前に立たなければ殺す。」とか言われたり。
でもそこまでされても読んでる時、自分にはソフィアが本当は立てるかどうかわかんなかったので上手い演出だったと思います。
犯行の動機は昔からハービーを支えていた人物を一人ずつ殺し、ハービーを追い込むため。
そして最後にはハービーを殺そう、と。
ちなみに今回一番愉快だったシーンは
リドラーを脅してハングマンの正体をとくようにバットマンが命じたんで
その後、正体を思いついたリドラーが自分の推理を伝えようとバットマンを呼び出す。
その際にバットシグナルならぬリドラーシグナル(?マークをつけた照明器具)を作って夜空に投影するんだけど
バットマンは登場と同時に無言でリドラーシグナルの照明を破壊。リドラーしょんぼり。
ひどすぎ。笑
あと前回ホリデイにお株を奪われたカレンダーマンの嫌がらせも愉快な感じ。
ホリデイに嫌がらせがばれても余裕な表情と大ゴマで意味ありげに登場するんだけど、次のページでは撃たれて虫の息っていう。笑
今回は犯人もちゃんとわかるし、謎が解けてみればおお、なるほど!と思うし
動機もはっきりしてて爽快な意外性もあってミステリ部分がストレートに面白かった。
ジョーカーはしょぼいもののスケアクロウとマッドハッターの本当にイカれてる感は出てるし、あいかわらずリドラー(なぞなぞ好きのスーパーヴィラン)の推理は期待されてる割に全く役に立たないし
キャットウーマンの独白は後付だろうけど上手くシリーズを締めくくる良い設定だったし
前のエントリで書いたようにロビンや、ハービーら三人の友情は良いものだし
相変わらず頑張って犯人を見つけようとしたもののバットマンの推理は全然真相にかすりもしないからとりあえずフリークス達を殴りつけてみるし
連続殺人は最後の最後までとめられないしで面白かったです。
バットマン最高傑作と名高いロングハロウィーンよりも個人的には好きだな。
シリーズが続いて設定が溜まってるって理由も。