コーポラティブ住宅「つなね」の住人は、恐らく自分の住まいに色々工夫したことを誇りに思うと共に皆で工夫した「つなね」集会所も誇りに思っているに違いない。
「つなね」に住みだして5年(私達は時々「行く」という状況だが・・)、集会所は出来て3年ほどか。最初は、空間だけがあり、床はコンクリート、そこに敷物を敷いたり簡易椅子を持ってきたりで「寄り合い」をしていた。夏は風通しが良く、向こうの松林が「額縁」に入っているように見えた。この時の気分の良さも、集会所にした時に、ガラスの「折りたたみ」窓を「こちら」と「あちら」につけたのだろう。室内は、日本住宅の伝統にのっとり土間と床で構成、子供の遊びにも対応している。「忘年会」などもするのでキチネットをつけた。トイレは家に帰って、ということになった。面白いのは、普段は床にテーブルを「埋め込んでおいて」、使うときは「持ち上げてセットする」方式を何人かで考えたことである。座布団を23軒分買おうか、との意見が出たとき、自分の座布団を持ってくれば良い、それが個の「におい」を共に「つけて」愛着を持つことである、と理屈を言って、結局そうなった。
オープニングの時、やや年配ということで、私は乾杯の音頭を取らされたが、集会所の「集」の字は元々は「木」の上に「古鳥三羽」がいて、集まるということ、今の一羽の字は省略形、今後三人寄れば楽しい、にしていきたい・・などと述べた。この集会所に名前をつけるという話になっていたが、まだついていない。私は、昔の字の「しゅう」を提案したいと思っていたが・・。先日、訪問した社会人大学院生も、テーブルを床から取り出す実演をしたら、しきりと感心していた。
「つなね」に住みだして5年(私達は時々「行く」という状況だが・・)、集会所は出来て3年ほどか。最初は、空間だけがあり、床はコンクリート、そこに敷物を敷いたり簡易椅子を持ってきたりで「寄り合い」をしていた。夏は風通しが良く、向こうの松林が「額縁」に入っているように見えた。この時の気分の良さも、集会所にした時に、ガラスの「折りたたみ」窓を「こちら」と「あちら」につけたのだろう。室内は、日本住宅の伝統にのっとり土間と床で構成、子供の遊びにも対応している。「忘年会」などもするのでキチネットをつけた。トイレは家に帰って、ということになった。面白いのは、普段は床にテーブルを「埋め込んでおいて」、使うときは「持ち上げてセットする」方式を何人かで考えたことである。座布団を23軒分買おうか、との意見が出たとき、自分の座布団を持ってくれば良い、それが個の「におい」を共に「つけて」愛着を持つことである、と理屈を言って、結局そうなった。
オープニングの時、やや年配ということで、私は乾杯の音頭を取らされたが、集会所の「集」の字は元々は「木」の上に「古鳥三羽」がいて、集まるということ、今の一羽の字は省略形、今後三人寄れば楽しい、にしていきたい・・などと述べた。この集会所に名前をつけるという話になっていたが、まだついていない。私は、昔の字の「しゅう」を提案したいと思っていたが・・。先日、訪問した社会人大学院生も、テーブルを床から取り出す実演をしたら、しきりと感心していた。