私・べきらが田中幸太朗さんのファンになってからこの11月で6年目になりました。
正確なそのときは、今から6年前の2003年11月2日日曜日の朝7時半すぎのことです。
テレビドラマ『爆竜戦隊アバレンジャー』第36回「初恋アバレミラクル」のなかで、戦いに敗れて重傷を負いながらなお勝負を求めて出かけようとするアバレキラーこと「仲代壬琴(なかだいみこと)」の姿をみたときでした。
ふらついて壁に手をつき、負けじと睨みあげたその表情の凄艶さに射抜かれてしまいました。
壬琴は欲望を満たすためになら地球が滅亡してもかまわない、そのために自分の命が消えても本望、という度はずれた自己中心主義者でした。
笑顔のさわやかな好青年という幸太朗さんの魅力とは正反対のキャラクターです。
でも、私はその強烈な悪の華にこそ魅了されたのです。
アバレンジャー以降に幸太朗さんが演じたさまざまなキャラクターはどれも大好きですが、現在でももっとも愛しているのは仲代壬琴です。
壬琴の強さ、純粋さ、狂気に近い真っ直ぐさにたまらなく惹かれます。
社会のなかで生きていくために人が理性の力で押さえている心の奥底のマグマを擬人化したのが壬琴というキャラクターなのではないかとおもいます。
ただの極悪人ではなく、子どものような純粋さと針が振り切れるような艶めかしさを表現し得たのが俳優・田中幸太朗のすごさでした。
幸太朗さんはその後順調に活躍を続け、次々に連続ドラマのレギュラー出演をはたしています。
天分の魅力に経験と努力が積み重なれば、素晴らしいちからを持った俳優になることはまちがいないと期待しています。
いっぽうの私は、ほんものの壬琴に逢いたい一心で幸太朗さん出演のヒーローショーに出かけていき、テレビ画面では到底得られない生身の幸太朗さんの演技の魅力に圧倒されました。
それがきっかけでいろいろな演劇公演に足しげく通うようになり、今では観劇ブログに力を注いでいます。
新たな道を拓いてくれた幸太朗さんにはとても感謝しています。
このべきら録はこれまで幸太朗さんの俳優活動の情報を追跡することが多かったのですが、これからは本来のブログ目的である「べきらが綴る、幸太朗さんへの想い」を大切にしていきたいとおもいます。
幸太朗さんに関する個別の情報を掲載することは原則としてなくなりますが、想いに新たなものが生じたときには記事化するつもりです。
ブログの維持管理は引き続きおこないます。
田中幸太朗さん、そしてこれまで拙ブログをお読みくださった皆さん、ありがとうございました。
俳優・田中幸太朗さんのいっそうの活躍と健康をこころから祈ります。
正確なそのときは、今から6年前の2003年11月2日日曜日の朝7時半すぎのことです。
テレビドラマ『爆竜戦隊アバレンジャー』第36回「初恋アバレミラクル」のなかで、戦いに敗れて重傷を負いながらなお勝負を求めて出かけようとするアバレキラーこと「仲代壬琴(なかだいみこと)」の姿をみたときでした。
ふらついて壁に手をつき、負けじと睨みあげたその表情の凄艶さに射抜かれてしまいました。
壬琴は欲望を満たすためになら地球が滅亡してもかまわない、そのために自分の命が消えても本望、という度はずれた自己中心主義者でした。
笑顔のさわやかな好青年という幸太朗さんの魅力とは正反対のキャラクターです。
でも、私はその強烈な悪の華にこそ魅了されたのです。
アバレンジャー以降に幸太朗さんが演じたさまざまなキャラクターはどれも大好きですが、現在でももっとも愛しているのは仲代壬琴です。
壬琴の強さ、純粋さ、狂気に近い真っ直ぐさにたまらなく惹かれます。
社会のなかで生きていくために人が理性の力で押さえている心の奥底のマグマを擬人化したのが壬琴というキャラクターなのではないかとおもいます。
ただの極悪人ではなく、子どものような純粋さと針が振り切れるような艶めかしさを表現し得たのが俳優・田中幸太朗のすごさでした。
幸太朗さんはその後順調に活躍を続け、次々に連続ドラマのレギュラー出演をはたしています。
天分の魅力に経験と努力が積み重なれば、素晴らしいちからを持った俳優になることはまちがいないと期待しています。
いっぽうの私は、ほんものの壬琴に逢いたい一心で幸太朗さん出演のヒーローショーに出かけていき、テレビ画面では到底得られない生身の幸太朗さんの演技の魅力に圧倒されました。
それがきっかけでいろいろな演劇公演に足しげく通うようになり、今では観劇ブログに力を注いでいます。
新たな道を拓いてくれた幸太朗さんにはとても感謝しています。
このべきら録はこれまで幸太朗さんの俳優活動の情報を追跡することが多かったのですが、これからは本来のブログ目的である「べきらが綴る、幸太朗さんへの想い」を大切にしていきたいとおもいます。
幸太朗さんに関する個別の情報を掲載することは原則としてなくなりますが、想いに新たなものが生じたときには記事化するつもりです。
ブログの維持管理は引き続きおこないます。
田中幸太朗さん、そしてこれまで拙ブログをお読みくださった皆さん、ありがとうございました。
俳優・田中幸太朗さんのいっそうの活躍と健康をこころから祈ります。