【最新図解】高市政権で「ホワイトカラー大移動」がはじまる
コメント
注目のコメント
高市首相の「ワークライフバランス捨てます」で「働き方改革は終わった」は誤解で、むしろ第二幕が始まったと感じます。
労働時間、賃上げ、人手不足・人余り、リスキリング、ホワイトカラー大移動ーー。
これから10年を決めるであろう、5つの問いについて、識者の声と最新データで読み解きました。
中でも個人的に大きなインパクトを感じたのは2つの変化。
1つは、AI・半導体・GXの台頭と人口動態の変化が重なり、
「ホワイトカラー大移動」が進むにつれて、
フィジカル×技術×感性をもつ「現場」の価値がいっそう強くなる未来が見えてくること。
もう1つは、「賃上げ4.3%の幻想」 や 人手不足なのに人余り など、
私たちが日々感じている違和感の“正体”がストンと腑に落ちる点です。
働くことの不安が増える一方で、
選び直しのチャンス”も広がっています。しかも一人で学ぶのではなく、仲間同士で学ぶピアラーニングも広がっているのはとてもよいことだと思います。
企業には是非とも就業時間内の学びを認めて欲しいものです。
今日から3日間、どうぞ、よろしくお願い致します。もっと働きたいはたったの6.7%ではなく6.7%もいるといことだと思います。
というのも、人数に換算すると400万人以上となり、失業者や不本意非正規の2倍以上います。
さらに、もっと働きたい人の多くは仕事ができる人が多いことが推察されますので、こうした人たちがもう少し働けるようになれば、日本経済の供給力が格段に上がるでしょう。ホワイトカラーの現場職への大移動という楽観論に、私は現場から強い違和感を覚えます。建設現場は半年の座学で務まるほど甘くありません。私が見た異業種転職者の7割は、夏場の屋外作業で3ヶ月以内に離脱しました。記事は「AIで代替困難」と言いますが、それは熟練技能の話であり、未経験者の単純作業はすでにロボット化が進んでいます。さらに深刻なのは賃金上昇への過度な期待です。建設業の粗利率は平均15%と製造業の半分であり、人件費を大幅に上げる余力はありません。政策が誘導する「現場へ移動すれば高賃金」という幻想は、数年後に失望を生むでしょう。現実を直視すべきです。
ものすごく長い記事なので、マーケティング実務の視点から「気になったポイント」を2つだけコメントします。
まず、「大企業経験者が中小企業で活躍できる」という前提には、構造的な無理があります。
現場に入ったことのある方なら分かりますが、大企業は「仕事を回す」スキル、中小企業は「仕事を創る」力が求められます。
大企業のやり方を、そのまま中小に――というのは、たとえるなら、軽自動車にジャンボジェットのエンジンを積むようなものです。
「大手企業式マーケティング」が机上の空論に終わるのもこれが理由です。
転職後に「環境が整っていない」と発言する人、周囲におりませんか? そういう人が出てくるのは、この構造的なミスマッチの証左です。
次にリスキリング。記事では「学ばない若手」が問題視されていますが、より本質的なのは「何をどう学ぶか」です。
座学で得た知識と実務経験は別物。特に年齢を重ねたプロフェッショナルほど、「現在の社内で事業立ち上げまで手を伸ばす」など、責任を伴う実践経験が不可欠です。これは私がクライアントに繰り返し伝えていることでもあります。
ただし、この記事全体が示唆するのは、より大きな構造変化です。
AI・半導体・GXなどの成長17分野へ人材が流れる一方、ホワイトカラーの定型業務はAIに圧迫される。つまり「何ができる人材か」というスキルの可視化こそが生存戦略になる。
記事が描く労働市場の地殻変動において、私たちは「職業」ではなく「スキルセット」で自分を定義し直す必要があります。「元○○」ではなく「今、何ができるか」――この文脈で自分を語れる人が、フリー市場でも価値を発揮できるのです。仕事を早く切り上げ、勤務時間を短くすること自体は悪いことではありません。
ただ、その裏側で誰かがあなたの「残した仕事」を静かに片づけているとしたらどうでしょうか。
チームの仕事は、最後の一つが終わるまで全員の成果です。自分だけがスッと帰れてしまう状況は、もしかすると誰かに余計な負担を押しつけているサインかもしれません。
能力が足りないわけではなく、単に気づいていないだけなのだとしたら、少しもったいないですね。
ほんの少し視野を広げて周りを見るだけで、「助け合える人」「信頼される人」という評価に変わります。早く帰ることと、責任を果たすことは矛盾しません。
そんな社会になってほしいですね。おおむね本記事のトレンドは海外で先行した動きが遅れて日本に来た、と言えます
ブルーカラーは本当に稼げるのか?AI時代と日本のリアル
https://pivotmedia.co.jp/movie/13605
先日PIVOTに出演し、日本の建設ブルーカラーの実態について解説しました
関心が高く、1週間で14万再生になっています
日経新聞の「米国では配管工の年収が弁護士より高い」という記事がバズったことによるものです
世間の関心はこれはあくまで米国の話で、日本はどうなの?です
私の結論は日本は「建設職人の有料人材紹介・派遣が法令で制限」されているなど特殊ルールがあるため、急にブルーカラーの担い手が増えることはない。しかし、工業高校の方が私大文系卒よりも就職率が圧倒的に高い等、ゆっくり確実に変わっている、というものです
PIVOTの反応も「過大評価されていたホワイトカラーの価値の是正、エッセンシャルワーカーの価値の見直し」を好意的にとらえるコメントが多かったです
日経平均五万円突破でも上場企業の早期退職は今年増えています
工場や研究所は手付かず、「本社中間管理職だけリストラ」も目立ちます
一方で医療、工業大学、高専や工業高校の若者の就職率は高く、偏差値と就職率の不一致が起きています
日本は先進国の中でトップクラスに「私文」の多い国ですが、それがAIで揺らいでいます
建設コストは上がり、家賃も上がる中、ホワイトカラーはリストラ、現場職の若者の方が稼ぎ始めている
高市政権の掲げる成長17分野は多くが「理系」ですし、建設業の場合、様々な理系の資格が必要です
「改めて大人が電気抵抗やDNAの勉強ができるか?」を問われているのです
https://newspicks.com/news/14890599/