このところ日本マイナースポーツ(とくにマイナーアマチュア系)応援団長としてはよいニュースが続いている。
高橋尚子の復活や浅田真央のグランプリ・シリーズ金もよかったが、とくにうれしかったのが体操世界選手権の冨田洋之、水鳥寿思のワンツー・フィニッシュ。個人総合優勝は1974年世界選手権の笠松茂以来だそうだ。
高校時代に体操を少しやっていたので、笠松のことはよく覚えている。体操日本黄金期の名選手たちのなかでも、わたしが一番好きな体操選手だった。線の美しさと長身をいかしたダイナミックな演技は今も目に焼き付いている。
笠松以降、具志堅幸司のオリンピック金メダルはあったが、体操日本の凋落とともに個人総合も金から遠ざかって久しかった。
昨年のオリンピックでも団体は金をとったが個人はとどかなかった。今回の冨田の金で体操日本完全復活ということになる。
冨田の演技を見ていると、かつての体操日本の線の美しさ、独特のさばきや間が、時を超えて継承されていることがわかる。機械的な正確さではない、心地よい間のある流れるような演技。その日本的美学を冨田にはこれからも追求していってもらいたいと思う。
Qちゃん、真央ちゃんの活躍の影で、加藤条治選手のスケートW杯500メートル、世界新記録で優勝がかすんでしまったのはかわいそうだったが。
高橋尚子の復活や浅田真央のグランプリ・シリーズ金もよかったが、とくにうれしかったのが体操世界選手権の冨田洋之、水鳥寿思のワンツー・フィニッシュ。個人総合優勝は1974年世界選手権の笠松茂以来だそうだ。
高校時代に体操を少しやっていたので、笠松のことはよく覚えている。体操日本黄金期の名選手たちのなかでも、わたしが一番好きな体操選手だった。線の美しさと長身をいかしたダイナミックな演技は今も目に焼き付いている。
笠松以降、具志堅幸司のオリンピック金メダルはあったが、体操日本の凋落とともに個人総合も金から遠ざかって久しかった。
昨年のオリンピックでも団体は金をとったが個人はとどかなかった。今回の冨田の金で体操日本完全復活ということになる。
冨田の演技を見ていると、かつての体操日本の線の美しさ、独特のさばきや間が、時を超えて継承されていることがわかる。機械的な正確さではない、心地よい間のある流れるような演技。その日本的美学を冨田にはこれからも追求していってもらいたいと思う。
Qちゃん、真央ちゃんの活躍の影で、加藤条治選手のスケートW杯500メートル、世界新記録で優勝がかすんでしまったのはかわいそうだったが。