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西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

高の原 再々説

2006-01-17 | 生活・空間・芸術と俳句・川柳・短歌・詩
過去、高の原のいわれ等について何度か書いてきた(11月20日、1月12日、1月15日等)。その後、奈良女子大学地域貢献特別支援事業による『奈良県の万葉故地関係歌』という報告書を見たら、高野原についても書いてあり、「佐紀西町の西北の山陵町にある孝謙天皇陵を高野山陵といい、また、西大寺が高野寺ともいわれたから佐紀丘陵から西南方にかけての一帯を高野原といったものであろう」と言う。(同上報告書217頁)これだと、やはり今の高の原から少しずれるようだ。
この「特別支援事業」のリーダーは奈良女子大学教授の坂本信幸先生である。先生には、我々の「高の原」でのコーポラティブ住宅に「つなね」という日本書紀等にある住宅にかかわる植物の名前の命名案をいただいた経緯がある。その通りになった。
まあ、昔の高野原が現在の高の原と少しずれても、そんなに遠くなく接している感じなので、まあいいかな、と思うことにした。(写真は、西大寺北東の伝・孝謙天皇陵)