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白亜45会HP管理人

白亜(白堊)45会は、岩手県立盛岡第一高等学校昭和45年卒業の同期会です。

福島原発の今後は?

2011年03月17日 01時00分51秒 | 雑記
地震はともかく、その後の津波は本当に最悪でした。地震だけなら、こんな事にはならないのに・・・
沿岸部の被災者の方々には心からお見舞い申し上げます。

東北地方沿岸部の災害以上に大変なのが福島原発事故です。「想定外」の津波が云々と原発関係者は言ってますが、想定外などという言葉は使って欲しくない。核分裂の物理プロセスはもちろん知ってますが、原子炉システムについては今回勉強させてもらいました。原子炉システムを知っていれば、津波による事故の後に今日のような状況になることは完全に「想定内」のはずです。3月11日から数日間、一体何をやっていたのでしょう。
大前研一という人は良く知らなかったのですが、彼の記事
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110315/263842/
は的を射てると思います。

現場の周りの人たちの中には、当然のことながらそのような予測ができる人がいたはずです。一番問題なのは、誰が責任をとって指揮をするのか、ということが明確ではなかったことなのだろうと想像します。要するに「無責任体制」になっている。昨今の日本社会の問題点が凝縮しているようです。また、東電や原子力安全保安院とやらの会見は見るにたえない。さっきも、入口の放射線レベルが下がっているから云々と訳の分らんことを偉そうに唸ってる。原子力の専門家とやらの発言も約1名を除けば目茶苦茶。

放射線レベルがこれだけ高くなると現場での作業が非常に困難になります。このような状況にならないような処置ができたはずだと思います。ここに至れば、なるようになるしかならない・・・



東洋と西洋

2011年03月06日 16時50分29秒 | 雑記
今週のAERA、養老孟司の大脳博物館より;
日本語も中国語も「冠詞を持たない」言語として知られている・・・そんな視点で考えたことは無かった。確かに「日本人は云々」が「A Japanese is ...」なのか「Tha Japanese is ...」なのかで意味が全く変わってくる。東洋と西洋の発想の違いを反映しているのだろうか?

*東洋(中国)では「兄」と「弟」がまずあって、合せて「兄弟」という言葉を作っているのに対して、英語ではまず「兄弟」があって、それに「年上」と「年下」を足して「兄」と「弟」を区別する。(類似例が多い)
*東洋(中国)では数値は4ケタ区切りで、西洋では3ケタ区切り。
上記の2つは、その理由を私なりに理解したいと長年考えているテーマである。「冠詞」もこれに加えるべきテーマなのだろうか?

キリスト教やイスラム教の「The God」と日本の「gods」は全く意味が違う。というわけで、中東のアラビア語やペルシャ語の「冠詞」はどうなのか調べてみた。アラビア語は冠詞があるが、ペルシャ語には冠詞はないらしい。それどころか、欧州の古語である「ラテン語」にも冠詞がないらしい。従って、「冠詞」は加えるべきテーマではないことが決定。