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ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第35巻-3独裁者の晩餐

2007-01-06 13:56:07 | 第031巻~第035巻

■独裁者の晩餐(第126話) 発表1977年7月

評価     ★★★

依頼人    アミン大統領側近

ターゲット  反乱分子 ヤム・ジョンガ

報酬     不明

今回弾丸発射数      5/ 通算弾丸発射数 881

今回殺害人数        8/ 通算殺害人数   783

今回まぐわい回数    0/  通算まぐわい回数  65

<ストーリー>
政府反乱分子の殺害依頼を受け、アフリカ・ウガンダのジャングルに侵入したゴルゴ。熱にうなされ生死の境をさまよう・・・

<この一言>
用件を・・・聞こうか・・・

<解説>
ウガンダでアミン大統領側近より不満分子のリーダー「ヤム・ジョンガ」の殺害依頼を受けたゴルゴ。しかし、吸血性の「ツェツェバエ」に噛まれ、生死の境をさまよう。このときのゴルゴの表情が凄い。目の下に隈ができ、まるで別人のようだ。激しく発汗し悪寒のため震えており、「う、う・・・」とうめき声を上げている。これ程までに苦しむゴルゴは珍しい。
洞窟内で苦悶していたゴルゴはジョンガの娘に助けられ一命ととりとめる。しかし、今度はジョンガに拷問にかけられ、またしても「うう!!」と声を漏らしてしまうゴルゴ。本作のゴルゴは二度までも苦痛のために発声している。
拷問が効かないとみたジョンガはゴルゴを銃殺刑に処す。勇者に敬意をはらい勇者の武器で処刑するという村の掟に従い、ゴルゴのM16でゴルゴを撃たんとしたした刹那、M16が暴発、ジョンガは死亡する。村の掟を知っていたゴルゴがカートリッジに細工を加えていたのであった。
ジョンガ殺害を完遂しナイル川を下るゴルゴだが、アミン大統領側近の裏切りにあう。ゴルゴは大量に採取した「ツェツェバエ」をぶちまけることで危機を回避、次なる依頼人への待ち合わせ場所に向かう。

ゴルゴのタフネスぶりとパンクチュアルさが描かれていて、ゴルゴの魅力を楽しめる作品。危機を乗り切り、何事もなかったかのように依頼人を待ち受けるラストシーンのゴルゴは最高にクールだ。
しかし、よく考えてみよう。「ツェツェバエ」の異常発生は周知の事実なのに、何の備えもなく乗り込んで生命の危機にさらされてしまうゴルゴは軽率すぎやしないか?また、洞窟内に休んでいるところをジョンガの娘に助けられなかったらどうなっていたのだろう?あまりにも偶然に頼り過ぎてはいなだろうか?さらに、アミン大統領側近達がツェツェバエにやられてしまうシーン。小さなバスケットにあんなにも大量の生きているハエを詰め込むことができるのだろうか?
ストーリー的にはこのように甘さが見受けられる為、評価は★★となるところだが、ゴルゴの隈があまりにもひどいこと・拷問によく耐えたことに敬意を表し、★★★の評価とする。

ズキューン

ゴルゴ13 (35)巻掲載
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

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ゴルゴ13第35巻-2神に贈られし物

2007-01-04 23:52:59 | 第031巻~第035巻

■神に贈られし物(第125話) 発表1976年12月

評価     ★★★

依頼人    公的機関

ターゲット  大統領候補参謀

報酬     不明

今回弾丸発射数      6/ 通算弾丸発射数 876

今回殺害人数        1/ 通算殺害人数   775

今回まぐわい回数    0/  通算まぐわい回数  65

<ストーリー>
大統領候補指名大会で沸くスタジアム。厳重な警備体制の中、大統領候補参謀が狙撃され、ゴルゴは警察に捕らえられる・・・

<この一言>
弁護士を呼んでくれ・・・

<解説>
大統領指名大会を前に熱狂で沸くスタジアム。厳戒態勢の中、大統領候補参謀が狙撃された。会場に居合わせたゴルゴは警察に逮捕される。状況証拠は限りなくクロだが狙撃の物的証拠はない。二重三重に張り巡らした伏線により、状況証拠を覆し容疑を否認するゴルゴ。ゴルゴの頭脳戦が光る作品で、ミステリー仕立てのストーリーが小気味いい。

細かい描写が笑いを誘う作品でもある。
・検問の警察官に背後から肩をタップされているゴルゴ。 第16巻-3『ペガサス計画』 のジョーに続き2回目の珍事である。
・おもちゃの射撃場にて百発百中で的を射て、テキ屋のオヤジに「お、お、お客さん!もうかんべんしてくださいよ!そう当てられたんじゃ店がつぶれちまう!ま、まるで神わざだ!」と泣きを入れさせている。
・「弁護士を呼んでくれ・・・」とつぶやくゴルゴ。テリー・バートンは顧問弁護士なのだろうか・・・

ズキューン

ゴルゴ13 (35)巻掲載
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

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ゴルゴ13第35巻-1ピリオドの向こう

2007-01-04 01:18:45 | 第031巻~第035巻

■ピリオドの向こう(第124話) 発表1977年10月

評価     ★★★

依頼人    アンソニー・ウォルター

ターゲット  エリノアの左耳のイヤリング

報酬     不明

今回弾丸発射数      1/ 通算弾丸発射数 870

今回殺害人数        0/ 通算殺害人数   774

今回まぐわい回数    1/  通算まぐわい回数  65

<ストーリー>
妻エリノアの左耳のイアリングを狙撃して欲しいと頼むアンソニー・ウォルター。しかし、ゴルゴが発砲する前にエリノアが射殺されてしまう。狙撃失敗の汚名を着せられたゴルゴは・・・

<この一言>
一発目は左耳を撃ちぬく・・・二発目は右耳・・・三発目は左腕・・・四発目は右腕だ・・・それまでに答えるんだな・・・

<解説>
妻エリノアが過激団体SDSに献金をしていること知ったアンソニー・ウォルターは、献金を止めさせるべくエリノアにある警告を与えようとする。その警告とはエリノアの左耳のイアリングを狙撃することであった。ゴルゴがスコープにイアリングを捕らえトリガーを引こうとしたその刹那、何者かによりエリノアは射殺されてしまう。直後に警戒線がしかれ、ゴルゴは追われる身に。陰謀を嗅ぎ取ったゴルゴはウォルター邸に舞い戻り、召使い「ウィルソン」に自白を迫る。ウィルソンは、市警のコンラッド警部がウォルター邸を盗聴していたことを告白する。ゴルゴは自身の潔白を証明するため、コンラッドにイアリングを装着させ、妻エリノアの時と同条件でイアリングのみを撃ち落とす。

本作は人間以外をターゲットとする作品で、”職業スナイパー”ゴルゴの面目躍如たるものがある。職業スナイパーについてゴルゴが同業者と語る作品として 第31巻-3『落日の死影』 があるが、本作は『落日の死影』とシンクロしている。
『落日の死影』においてゴルゴは同業者AX-3とスナイパー稼業について語りあっている。AX-3が「人間の死体以外は金にならない」と言ったのに対し、ゴルゴは「女の髪のピンをふっとばすだけで金になる、ということもある・・・狙撃屋ならな・・・」と答えている。本作のような依頼がくることを予見していたのであろう。
また、『落日の死影』においてAX-3が拷問により口を割らせるシーンが描かれているが、右耳→左耳と撃ち抜いた後、「今度は右腕!そして左腕だ!」と脅している。本作では、ゴルゴがウィルソンの口を割らせるシーンで「一発目は左耳を撃ちぬく・・・二発目は右耳・・・三発目は左腕・・・四発目は右腕だ・・・それまでに答えるんだな・・・」と脅している。片耳ずつ撃ち抜いて次に腕を撃つという脅しは、この業界ではスタンダードな手法なのだろう。

ゴルゴは自身の射撃価値・ブランド価値を維持するため、阻害されて結果が確認できなかったミッションを改めて完遂させている。 第30巻-1『アサシン暗殺教団』 では、「おれの仕事は見せ物じゃない・・・」と狙撃現場を見せることに難色を示したが、本作ではゴルゴの狙撃に疑いを持ったウォルターに対し、自身のブランド価値維持のためと仕事を妨害したコンラッドへの見せしめのために、狙撃の正確さを実演してみせている。昨今つまらない蹉跌により、ブランド価値を自ら貶めている企業が散見されるが、ゴルゴのブランド価値維持にかける執念を見習って欲しいものだ。

本作では往年のフェラーリの名車が活躍しているのも見逃せない。ストーリー前半では「フェラーリ308GTB」が惜しげもなく乗り捨てられており、ラストシーンでは「フェラーリ・ディーノ」で去っていく。ゴルゴはフェラーリ・コレクターなのだろうか・・・

ズキューン

ゴルゴ13 (35)巻掲載
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ゴルゴ13第34巻-3三匹の女豹

2007-01-03 01:10:27 | 第031巻~第035巻

■三匹の女豹(第123話) 発表1977年4月

評価     ★★★

依頼人    不明

ターゲット  パブロス・エレシウス元帥

報酬     不明

今回弾丸発射数      1/ 通算弾丸発射数 869

今回殺害人数        3/ 通算殺害人数   774

今回まぐわい回数    1/  通算まぐわい回数  64

<ストーリー>
ギリシアに現れたゴルゴ。女殺し屋3人がゴルゴ殺害を企てる・・・

<この一言>
仕事にうつる時は・・・人間を”殺す”・・・なんて、考えないことだ・・・”事”を処理する、と考えるだけでいい・・・

<もう一言>
おれは、いま、血の臭いのする女を抱こうという気には、ならないので、な・・・

<解説>
ギリシアの秘密結社「アスピダ党」の女殺し屋「メリナ・ベアトリス・イザベラ」の三人は、ゴルゴを見るや同業者と見抜き、殺害を企てる。「メリナ」は女を武器にゴルゴに近づくが、口に含んだ毒ガスを見破られ、「イザベラ」はベッドを共にするが殺害直前に気配を悟られ、「ベアトリス」は事故を装い不意を突くが軽くいなされる。

漫画「キャッツ・アイ」を彷彿させるような三匹の女豹。キャッツ・アイの原点は本作か?お色気シーン満載の小作品。色仕掛けに動じないゴルゴの強さを見習いたいものだ・・・

ズキューン

ゴルゴ13 (34)巻掲載
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ゴルゴ13第34巻-2カリブの血だまり

2007-01-02 01:11:14 | 第031巻~第035巻

■カリブの血だまり(第122話) 発表1977年9月

評価     ★★★

依頼人    エドワルド

ターゲット  ジャクソン製薬幹部 および パコ

報酬     $100,000

今回弾丸発射数      5/ 通算弾丸発射数 868

今回殺害人数        6/ 通算殺害人数   771

今回まぐわい回数    0/  通算まぐわい回数  63

<ストーリー>
ジャクソン製薬は発展途上国から安価で血液を仕入れ暴利を貪っていた。献血運動を支援していた娘をジャクソン製薬のパコに殺されたエドワルドは、ジャクソン製薬幹部とパコの殺害をゴルゴに依頼する・・・

<この一言>
科白なし

<解説>
ジャクソン製薬は発展途上国から非合法な手段で血液を集め暴利を貪るとともに、献血活動の妨害を行い血液価格の高値維持を図っていた。献血活動を支援していた娘の「ベロニカ」をジャクソン製薬に殺された「エドワルド」は、ゴルゴにジャクソン製薬幹部とベロニカ殺害実行犯「パコ」の殺害を依頼する。

途上国の売血と先進国の買血を主題とする本作、ゴルゴの活動に特筆すべき点はない。本作は1977年発表の作品であるが、今日に至っても国際売血問題は解決していない。むしろ国際間の臓器売買へと問題が拡大しているのが現状だ

ズキューン

ゴルゴ13 (34)巻掲載
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

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