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ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第19巻-1ジェット・ストリーム

2006-11-17 01:00:58 | 第016巻~第020巻

■ジェット・ストリーム(第76話) 発表1973年10月

評価    ★★★★★

依頼人   MI6ヒューム部長

ターゲット ハイジャック犯殺害

報酬    不明

今回弾丸発射数       3/ 通算弾丸発射数 521

今回殺害人数         4/ 通算殺害人数   399

今回まぐわい回数     0/  通算まぐわい回数  43

<ストーリー>
ゴルゴの乗った飛行機がハイジャックに遭遇。これを知ったヒューム部長は秘密のメッセージを通じ、ゴルゴにハイジャック犯の殺害を依頼する・・・

<この一言>
仕事だ

<解説>
ゴルゴの乗った飛行機がハイジャックに遭遇。搭乗者名簿にゴルゴの名前があることを知ったMI6ヒューム部長は、ハイジャック犯宛のメッセージを通じ、ハイジャック阻止の依頼を行う。

本作の主役は英国紳士ヒューム部長と言っていいだろう。ヒューム部長の示す機転、メッセージ文の格調の高さと威厳、ゴルゴへの絶対的な信頼感、成就への渇望、これら全てがゴルゴを動かしハイジャック阻止へと導く。
ここにメッセージ全文を引用しよう。

”同志に告ぐ、「賛美歌13番」を斉唱し、これをただひたすら願う、母の命にかけて、すべてを誓いつつ・・・ヒューム”

「賛美歌13番」は言うまでもなくゴルゴとのコンタクトのメタファー。 第17巻-1『柩に誓いを』 で明らかになったゴルゴ宛メッセージのキーワードだ。「母」は大英帝国の象徴「女王」のメタファーであろう。「命にかけて、すべてを誓いつつ」とはゴルゴに対する嘘偽りのない真摯な姿勢を示すものである。同時に、「母の命にかけて」とは「女王の命」「大英帝国」を暗喩しており、国家としての依頼であり裏切りのないことの意思表示でもある。「これをただひたすら願う」にはヒュームの切実な思いが込められている。これ程の短文でありながら格調と威厳に満ちた内容を示すところに、ヒュームの人柄が窺われる。

ヒューム部長の登場は9作目(下記参照)。ゴルゴとの信頼関係は堅固なものとなっており、「ゴルゴ13は、きっとわかってくれる!!このヒュームの願いを、きっと理解してくれるに違いない!!」というセリフからも相互理解が深化していることが分かる。

○ヒューム部長登場作品
第3巻-3『メランコリー・夏』第3巻-5『ベイルートVIA』第6巻-3『17人の渇き』第9巻-5『暗い街灯の下で』第10巻-4『リオの葬送』第10巻-5『ナチス鉤十字章は錆びず』第14巻-2『カリブ海の死影』第17巻-2『欧州官僚特別便』

ズキューン

ゴルゴ13 (19) 巻掲載
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

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ゴルゴ13第18巻-3白い巨人

2006-11-16 00:35:37 | 第016巻~第020巻

■白い巨人(第75話) 発表1973年7月

評価    ★★★★

依頼人   カストロ派ゲリラFAR(反乱武装集団)

ターゲット コーポレイティッド・グリーン・カンパニーのボス「アルベルト・ゴメス」

報酬    不明

今回弾丸発射数       8/ 通算弾丸発射数 518

今回殺害人数         8/ 通算殺害人数   395

今回まぐわい回数     1/  通算まぐわい回数  43

<ストーリー>
グアテマラにてアメリカ資本企業のボス「ゴメス」の殺害依頼を受けるゴルゴ。父親をゴメス一派に殺された少年「ピッカロ」はゴルゴへ協力を申し出る・・・

<この一言>
いいかぼうず・・・おれの言うとおりに動くんだぞ・・・勝手なことをした時は死ぬ時だと思え・・・

<解説>
少年「ピッカロ」とゴルゴの心のふれあいを描いた作品。ピッカロの父親「ペドロ」はアメリカ資本企業の搾取に反対、「コーポレイティッド・グリーン・カンパニー」のボス「アベルト・ゴメス」の殺害をゴルゴに依頼する。ゴルゴが到着する前にゴメス一派に情報が漏れ、ペドロは殺害される。ゴルゴはピッカロの母親がゴメス一派への内通者と知り殺害しようとするが、母親の裏切りを知らないピッカロの闖入により、母親殺害を見合わせる。父ペドロの敵討ちに荷担すべく、ピッカロはゴルゴに協力を申し出る。父親の敵討ちを哀願するピッカロの熱意に応え、ゴルゴはピッカロとの共闘を約束。ピッカロの母親はゴメス一派により殺害されるが、ゴルゴは最後まで母親の裏切りをピッカロに隠し通す。ピッカロの真摯な思いを受け止めるゴルゴの度量と男気はチャンドラーの名セリフ「タフでなくては生きていけない。優しくなくては生きている資格がない。」を想起させる。

ズキューン

ゴルゴ13 (18)巻掲載
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ゴルゴ13第18巻-2ヒート・ウエーブ

2006-11-15 00:02:42 | 第016巻~第020巻

■ヒート・ウエーブ(第74話) 発表1973年5月

評価    ★★★

依頼人   不明(MI6?)

ターゲット ケンブリッジ大学ウオルター・フレミング教授の亡命阻止

報酬    不明

今回弾丸発射数       9/ 通算弾丸発射数 510

今回殺害人数         7/ 通算殺害人数   387

今回まぐわい回数     0/  通算まぐわい回数  42

<ストーリー>
灼熱のインド・ニューデリー。イギリス宇宙生理学の権威フレミング教授に亡命を唆すソ連工作員コリンズ。フレミングの前にゴルゴが現れる・・・

<この一言>
のど笛だけは残しておけよ・・・しゃべれなくなる・・・

<解説>
熱波が襲うインド・ニューデリー。本作の見所は、元秘密警察の3人を相手とする立ち回りだ。ナイフと拳銃をつきつけられ身元を問われるが、「のど笛だけは残しておけよ・・・しゃべれなくなる・・・」と軽くいなすゴルゴ。その直後、ナイフを奪い取って、3人を文字通り秒殺している。
インド土着の服装を纏い日陰で熱暑を避けてソ連工作員を迎撃するゴルゴだが、サバイバル術は現地人の知恵・風習に学ぶのがゴルゴ流。また、イギリス人フレミング教授に大しては、「アメリカン・イングリッシュではなくイギリス人と同様のきれいな英語」を使っている。郷に入っては郷に従い、相手がイギリス人であればクイーンズイングリッシュで対応する、ゴルゴの臨機応変振りが見事である。

ズキューン

ゴルゴ13 (18)巻掲載
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ゴルゴ13第18巻-1動作・24分の4

2006-11-14 01:33:00 | 第016巻~第020巻

■動作・24分の4(第73話) 発表1973年4月

評価    ★★★★

依頼人   バターソンを縄張りとするギャングのボス・ベントナ

ターゲット ニューヨーク・ファミリーのドン

報酬    不明

今回弾丸発射数      22/ 通算弾丸発射数 501

今回殺害人数         8/ 通算殺害人数   380

今回まぐわい回数     0/  通算まぐわい回数  42

<ストーリー>
ニューヨーク・ファミリーのドンの狙撃依頼を受けるゴルゴ。ドンは防弾ガラスに守られた部屋に篭城しているとの情報が入るが・・・

<この一言>
仕事にはいった以上依頼者以外の者の話を聞く気はない・・・

<解説>
ニューヨーク市バターソンを縄張りとするベントナ。20年かけて切り開いた縄張りをニューヨーク・ファミリーに奪われる。無念を晴らすべくゴルゴにファミリーのドン殺害を依頼する。その直後、ベントナがファミリーに殺されたこと、ドンが防弾ガラスに守られたホテルの部屋に逃げ込んだことをベントナの妻に伝えられるゴルゴ。ファミリーに楯突いたのでは命が危ないと殺害キャンセルを迫るベントナの妻に対し、「仕事にはいった以上依頼者以外の者の話を聞く気はない」と突っぱね、死者との契約履行を図る。

超遠距離狙撃と接近戦での俊敏な射撃、遠近両面でゴルゴの神業が堪能できる本作は見所満載。

ゴルゴは700m離れた地点より15発の弾丸を一点に集中させ防弾ガラスを撃破、ドンの狙撃に成功する。これまでに判明しているゴルゴの長射程狙撃は① 第7巻-1『AT PIN-HOLE』 1,020m②本作700m③ 第11巻-1『ROOM.No.909』 500mがある。

ニューヨーク・ファミリーはゴルゴの射撃シーンを撮影・分析し、下記の事実が判明する。
・拳銃を抜く速さは0.17秒
・一人を射殺するのに0.04秒

ゴルゴとベントナの妻が待ち合わせの目印として使った雑誌「ZOOM」は実在する。1970年にイタリアで創刊された写真・映像の専門誌で現在も刊行されている。今回のテーマは映像の分析であるが、先進的な雑誌「ZOOM」を小道具として用いる演出が心憎い。

ズキューン

ゴルゴ13 (18)巻掲載
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ゴルゴ13第17巻-3死を運ぶ物共

2006-11-13 00:13:36 | 第016巻~第020巻

■死を運ぶ物共(第72話) 発表1973年3月

評価    ★★★★

依頼人   不明

ターゲット 世界兵器会社モンテカルロ支社長ジェフ・キーナン

報酬    不明

今回弾丸発射数       5/ 通算弾丸発射数 479

今回殺害人数         3/ 通算殺害人数   372

今回まぐわい回数     1/  通算まぐわい回数  42

<ストーリー>
ゴルゴに弟子入りを申し出たことのある用心棒ユーノフ。武器商人コルダの警護中にゴルゴと遭遇。ゴルゴの標的がコルダと思い込んだユーノフは・・・

<この一言>
あの女・・・セシリアが言っていた・・・もう少し早くおまえに知りあえていたら・・・と

<もう一言>
おしゃべりはそれぐらいにしろ・・・少しでも早くおれにむかって引き金を引かないと、おれが先にそうすることになるぞ・・・

<解説>
かつてゴルゴに弟子入りを申し出たことがある用心棒ユーノフは、武器商人サミー・コルダの警護中にゴルゴと遭遇、ゴルゴのターゲットがコルダと思い込む。その直後、ゴルゴの調査に向かったコルダの秘書セシリアが死体で発見される。セシリアに思いを寄せていたユーノフは、セシリア殺害をゴルゴの仕業と考え、ゴルゴとの対決を決意する。その決意を知ってかゴルゴはユーノフに対決を申し入れ、待ち合わせ場所を指定する。しかし、待ち合わせ場所でユーノフはゴルゴのターゲットがコルダでは無いことを知る。

ゴルゴはセシリア殺害犯をユーノフに告げ、仇を討たせる。ユーノフのセシリアを想う気持ち、セシリアのユーノフを想う気持ちを汲んだゴルゴが見せた男気に思わず涙腺がゆるむ。男女の機微に長けたゴルゴの情が心に染みる作品だ。

ズキューン

ゴルゴ13 (17) 巻掲載
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

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