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メイキング・オブ・マイマイ新子

映画「マイマイ新子と千年の魔法」の監督・片渕須直が語る作品の裏側。

森繁久弥さん

2009年11月11日 09時33分40秒 | mai-mai-making
 森繁久弥さんは、別に『マイマイ新子と千年の魔法』に出演してはおられるわけではありません。
 けれど、ちょっとだけ関係がありました。先方はまったくご存じない、こちらから一方的なものなのですが。

 とある登場人物のキャラクターデザインをどうするか相談していたときに、
「昭和30年ぽい人物像って、どんなのかなあ」
 と、いうと、キャラクターデザイナーの辻繁人さんが、
「若い頃の森繁なんてどうでしょ」
 というわけです。辻さんは映画を数多く見てる人なので、こういうとき引き出しがたくさんあってよいです。
 ああ、それいいね、といってすぐに絵にしてもらいました。といっても、別に似顔絵を描くわけではないので、あくまでフンイキの話なのですが。

 ほかの主だったキャラクターにも、新子、シゲル、ヒトシくらいを除いて、ほとんど何らかの形で造形のモデルがあります。色んな世界を取り込みながら、この映画独自の世界を膨らませてゆく作業は、なんだか楽しいものでした。

 ということで、あえてここに絵を出しませんが、「首から上が若い頃の森繁久弥風、首から下が『ゴジラ』に出演中の志村喬風」というキャラクターができあがりました。
 昭和の残り香。

 

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