ヤマト運輸は13日、令和9年から5年間でベトナム人運転手を約500人採用すると発表した。育成期間を含めて6年間、日本に滞在する。運転免許は、現地で取得した免許を日本の免許に切り替える「外免切り替え」を利用する。
ベトナムのIT最大手FPTの日本法人との間で合意書を締結した。12月からFPT側がベトナムで希望者を募り、現地で半年間、日本語や日本文化、安全運転を教える。
希望者は留学生として日本に1年間滞在してさらに育成を受け、外免切り替えで大型自動車第一種運転免許を取得した後、ヤマト運輸に採用され、外国人の就労を認める「特定技能1号」の最長就労期間である5年間働く。同社は年間約100人ずつの採用を見込んでいる。宅配ドライバーではなく、幹線輸送と呼ばれる長距離トラックの運転を担う。
一方、就労期間に上限がなく、永住に道を開くとされる「特定技能2号」には現在、自動車運送業は含まれていない。ヤマト運輸は、今後制度が変更されれば就労期間が延長される可能性があるとしている。
受け入れ上限は「特定技能」のみ存在 業界要請で大幅引き上げ 政府の外国人労働者政策