最終盤に入り、それまで謎の存在だったファントム氏(シンボルでは「F」と呼ばれている)が重要な役柄を演じるようになってきました。完全に狂言回し役です。
「いよいよ日本で事が起きる、そのときにガサラキは出現する」ということで、ファントム氏はわざわざ来日し、西田さんに議論をふっかけたり(?)、最終25話では黒い兄貴・一清の目の前にも現れます。
その時のやりとりは、こんな感じです。
F 「千年の野望に囚われた虜囚、みたいなモンですね、おたく」
一清「はあ?ンな昔の話、オレには関係ないし?」
F 「だって、ガサラキを呼ぼうとしてるじゃん!なんのため?」
一清「ふん。この国が連綿と築いてきた全てをぶっ壊すためだよ!ぶっ壊したら、オレが新たな支配者になってやるし、みたいな?」
F 「ようするに、無理やり国譲りさせようってワケ?やっぱ昔、朝廷に政権を奪われた恨みじゃん」
(注・こんな言葉づかいじゃないっすから~
)
平安編にも「国譲り」という言葉が出てくるんですが、どうやら豪和一族ひいては渡辺一族は、かつて出雲か北九州あたりの支配者だったようです。
それが、紀元後2世紀あたりでしょうか、大陸から渡来した大和朝廷の祖先たち(騎馬民族説?)によって支配権を簒奪され、軍事担当一族として帰順した過去を持つらしいということが、なにげな~く語られます。
つまり一清の理屈では、「自分たちこそがこの日本の支配者だったんだから、強引にでもそれを取り戻す。そのためには、絶対の恐怖を呼び起こす『ガサラキ』の力が必要だ。人々を脅して屈服させるためにも」ということです。
ですから、まずは西田や広川たちにクーデターを起こさせ、日本の政治を混乱させる。そのあとで豪和が後釜に座るつもりです。
そのために、わざわざ豪和ビル地下のコンピュータ室をクーデター派に使わせてるワケですからね、親切心じゃなく。しかも、ちゃっかり「連中がやり取りしたすべてのデータのバックアップを取っとけ!全部、こちらがいただく」と、弟の清春に命令。
清春、れいによって兄貴に逆らえず、トホホ。
これはつまり、「クーデターのノウハウ」を横取りしようという・・・。まったくもって黒いぜ、兄貴~
本編解説その13
米国は決断した。今、日本を動かしている勢力が陣取る豪和ビルを攻撃する。本部があるのは地下4階のコンピュータルームだ。
タイムリミットは、ニューヨーク証券市場が開く日本時間の午後9時20分。
東京湾沖の米空母から、シンボル製TAを積んだ輸送機が飛び立った。時間との勝負だ。
派手な戦闘をするわけではない。市民の巻き添えもないだろう。ただ、豪和ビル地下4階を破壊し、物理的にコンピュータを使用不能にする。そうすれば、もはや資産の売却が出来なくなる。それだけでいいのだ。
豪和ビル地下4階の「本部」は、在日米軍の動きを察知していた。間違いなく彼らのTAが攻めてくる。
応戦するのは、特自実験中隊のTA4機である。ユウシロウと安宅大尉、高山少佐と北沢大尉が搭乗する。
苦渋の表情を浮かべ、西田が言う。「米軍との衝突は回避したかった・・・すまないと思っています」
速川中佐は力強く断言する。「これは自分たちの意思です。我々は、誰一人強要されてなどいない」
しかし、ベギルスタンの時とはケタ違いの、本物の実戦─米国相手の─が、彼らを待ち受けているのだ。
いよいよTA vs TAの息詰まる戦いです。まさに「これが二足歩行型兵器による近未来戦だ!」という感じですね。
いささか不謹慎かもしれませんが、もうメチャクチャかっこいい!超クール!です。狭く入り組んだ都市部での白兵戦。それはこうなりますよ、とリアルに見せてくれます。
第24話の初回放送時、私はぽか~んと口をあけてずーっと画面に見入ってました。周囲のものは一切目に入らず、ひたすら作品世界に没頭してましたよ。第3者が見たならば、かなりのアホ面だったはずです
それくらい見ごたえのある戦闘シーンでした。・・・もうちょっと長く見たかったです。
時間と関心をお持ちの方は、ぜひDVD等で本編をご覧ください。
思い起こせば1979年に「機動戦士ガンダム」が始まり、ロボットアニメは新時代に突入しました。それは「リアルロボット路線」とも言われました。
リアルロボット路線はすなわち「バトルスーツ」とか「アーマード・トゥルーパー」とか、おのおの名称を変えつつも同じものを表現し続けてきました。
しかし、この「ガサラキ」で、リアルロボット=二足歩行型兵器はひとつの頂点に達したと思います。これが極北であり、これ以上はちょっと無理・・・ありえないとすら言っていいのでは。
ようするにですね。この物語に出てくる人工筋肉(マイル1)さえ技術的になんとかなれば、実際にこういう二足歩行型兵器は可能だと思えるんですよ。
否、二足歩行型兵器を作るとしたら、必ずやこういう形式になるだろうということです。
「ガサラキ」が限りなくリアルである、というのはまさにこういう点です。
そして、そのリアルさこそが、この作品のキモであると同時に、物語としては諸刃の刃となってしまう点です。
なぜならば、これはノンフィクションではなく、あくまでロマンチックな物語なのです。それも純真な少年と少女の。
ここまで進化した兵器を描きながら、物語の行き着く先は・・・おっと、それはもうちょっと先。
ユウシロウたちは、見事に米軍のTAを阻止した。最後には、いわゆる「メンタルバースト」状態になったユウシロウの力がものを言った。
実験中隊は、高山と北沢が重症を負ったが、命に別状はない。
「米軍は阻止されました!」
広川の高らかな叫びに、豪和ビル地下4階に結集した「クーデター派」一同は歓声を上げた。
しかし、そのとき西田のデスクの電話が鳴った。アメリカ大統領からの直通電話だった。
「どうやら私は、負けを認める史上初のアメリカ大統領になるらしい」と、電話のむこうの声は告げていた。
アメリカは、穀物モラトリアムを取りやめた。日本に対し、敗北宣言をしたのだった。
日本はアメリカに勝った。
しかし、狂喜する皆に向かって、西田は静かに告げた。
「行動計画を即座に中止します!」
アメリカへの経済攻撃をやめ、本部を解散する。西田はそう宣言したのだった。
まあ、実際の経済の仕組みは複雑怪奇で、さまざまな要素が絡み合ってますから、こんな風には行かないだろうなあと思います。机上の空論ぽいですね。
しかし、これは当時大人気を博していた劇画「沈黙の艦隊」と同じで、ある種の「思考実験な物語」と考えてもいいのではないでしょうか。
とにかく米国は、「米国債をぜ~んぶ売っちゃうもんね!」という日本をなんとかしようとしてTAをけしかけたけど、負けちゃいました。このままではもうすぐ開くニューヨーク証券市場はエラいことになって、米国発の世界大恐慌が・・・。
そこで大統領側近の強硬派は「え~い、こうなりゃ全面戦争に突入しちゃいましょう!いいっていいって。勝てば官軍、世界の世論は勝った方につくんですから」と頭に血を上らせますが、大統領は静かに穀物モラトリアム即時停止を決定。
そして西田さんと静かに電話で会話するのです。
実は西田さん、まさか米国がこんな風に「自ら覇権を放棄し、最も苦渋の道を選択する」とは予想していなかったようです。いや、もしかすると、米国からこのような行動を引き出すことこそが、西田さんの真の目的だったかもしれません。
行動計画中止、という西田さんの言葉に、広川参謀はじめ全員が「えーっ?勝てる戦いなのにぃっ!」と騒然。しかし。
「皆さん、いまいちど思い起こしていただきたい。事を収めるのは、始めるよりもはるかに困難だという事を」
西田さんがこうまで言うんですから、だれも文句は言えません。さすがカリスマ。
戦いを終わらせるのは、始めることよりも困難。そう、かつての大日本帝国がまさにそうでした。
その頃、ミハルはメス評議員を訪ねていた。
「過ぎ去った時を拒むことはできない。でも、これから生まれるのは、新しい時」
そう語るミハルに、メスは寂しく微笑んだ。彼女がシンボルを去ろうとしていることに気づいたからだ。ここを去り、新しく自分の生を生きたいと思えるほどのものを、ミハルは見つけたのだ。
「私を・・・シンボルを恨んではいないのか?」
メスの言葉に、ミハルも寂しく微笑んだ。
「あなたは、少なくともあなただけは、私を単なる実験対象以上のものとして扱ってくれた。私には、それがよくわかる」
父のように守ってくれたメス。メスの元を退出したミハルの頬に、涙が一筋、流れ落ちた。
「えっ?」
頬を伝うものの温かさに、ミハルは驚いた。
そして、思った。これが、人と人との繋がりの証なのだと。これこそが生きているということなのだと。
豪和ビル地下4階には、いまや誰もいなかった。ついさっきまでの喧騒が嘘のようだった。
広川の心に、ふとある疑念が浮かんだ。西田の最後の言葉がひっかかる。
「事を収める・・・?まさか!」
西田の部屋へ急行した広川が見たものは、「事を収める」ために自害した西田の壮絶な姿だった。
すべての責任をたったひとりで背負い、西田は逝った。
ミハルが言った「やらなければならないことがあるから、待ってて」とは、メスさんにきちんと挨拶しなけりゃならない、という意味だったのでした。
・・・ユウシロウといいミハルといい、真面目ですなあ。
さあ、とにかく特自によるクーデター騒動は終結しました。アメリカとの戦争も回避されました。
よく、「最終回の1回前がいちばん面白い」などと言いますが、この作品においてもそれは同じです。
何度も言いますが、24話は相当に見ごたえありです。
しかし、見終わってふと気づきました。
「おおっと、そういや『ガサラキ』って、そもそも何の事なんだ?」
肝心の「ガサラキ」。タイトルに堂々と頂いたソレって、一体何?
いちばんの問題がまだ残ってました。
それはいよいよ最終回にて。
以下、次回。
「いよいよ日本で事が起きる、そのときにガサラキは出現する」ということで、ファントム氏はわざわざ来日し、西田さんに議論をふっかけたり(?)、最終25話では黒い兄貴・一清の目の前にも現れます。
その時のやりとりは、こんな感じです。
F 「千年の野望に囚われた虜囚、みたいなモンですね、おたく」
一清「はあ?ンな昔の話、オレには関係ないし?」
F 「だって、ガサラキを呼ぼうとしてるじゃん!なんのため?」
一清「ふん。この国が連綿と築いてきた全てをぶっ壊すためだよ!ぶっ壊したら、オレが新たな支配者になってやるし、みたいな?」
F 「ようするに、無理やり国譲りさせようってワケ?やっぱ昔、朝廷に政権を奪われた恨みじゃん」
(注・こんな言葉づかいじゃないっすから~
平安編にも「国譲り」という言葉が出てくるんですが、どうやら豪和一族ひいては渡辺一族は、かつて出雲か北九州あたりの支配者だったようです。
それが、紀元後2世紀あたりでしょうか、大陸から渡来した大和朝廷の祖先たち(騎馬民族説?)によって支配権を簒奪され、軍事担当一族として帰順した過去を持つらしいということが、なにげな~く語られます。
つまり一清の理屈では、「自分たちこそがこの日本の支配者だったんだから、強引にでもそれを取り戻す。そのためには、絶対の恐怖を呼び起こす『ガサラキ』の力が必要だ。人々を脅して屈服させるためにも」ということです。
ですから、まずは西田や広川たちにクーデターを起こさせ、日本の政治を混乱させる。そのあとで豪和が後釜に座るつもりです。
そのために、わざわざ豪和ビル地下のコンピュータ室をクーデター派に使わせてるワケですからね、親切心じゃなく。しかも、ちゃっかり「連中がやり取りしたすべてのデータのバックアップを取っとけ!全部、こちらがいただく」と、弟の清春に命令。
清春、れいによって兄貴に逆らえず、トホホ。
これはつまり、「クーデターのノウハウ」を横取りしようという・・・。まったくもって黒いぜ、兄貴~
本編解説その13
米国は決断した。今、日本を動かしている勢力が陣取る豪和ビルを攻撃する。本部があるのは地下4階のコンピュータルームだ。
タイムリミットは、ニューヨーク証券市場が開く日本時間の午後9時20分。
東京湾沖の米空母から、シンボル製TAを積んだ輸送機が飛び立った。時間との勝負だ。
派手な戦闘をするわけではない。市民の巻き添えもないだろう。ただ、豪和ビル地下4階を破壊し、物理的にコンピュータを使用不能にする。そうすれば、もはや資産の売却が出来なくなる。それだけでいいのだ。
豪和ビル地下4階の「本部」は、在日米軍の動きを察知していた。間違いなく彼らのTAが攻めてくる。
応戦するのは、特自実験中隊のTA4機である。ユウシロウと安宅大尉、高山少佐と北沢大尉が搭乗する。
苦渋の表情を浮かべ、西田が言う。「米軍との衝突は回避したかった・・・すまないと思っています」
速川中佐は力強く断言する。「これは自分たちの意思です。我々は、誰一人強要されてなどいない」
しかし、ベギルスタンの時とはケタ違いの、本物の実戦─米国相手の─が、彼らを待ち受けているのだ。
いよいよTA vs TAの息詰まる戦いです。まさに「これが二足歩行型兵器による近未来戦だ!」という感じですね。
いささか不謹慎かもしれませんが、もうメチャクチャかっこいい!超クール!です。狭く入り組んだ都市部での白兵戦。それはこうなりますよ、とリアルに見せてくれます。
第24話の初回放送時、私はぽか~んと口をあけてずーっと画面に見入ってました。周囲のものは一切目に入らず、ひたすら作品世界に没頭してましたよ。第3者が見たならば、かなりのアホ面だったはずです
それくらい見ごたえのある戦闘シーンでした。・・・もうちょっと長く見たかったです。
時間と関心をお持ちの方は、ぜひDVD等で本編をご覧ください。
思い起こせば1979年に「機動戦士ガンダム」が始まり、ロボットアニメは新時代に突入しました。それは「リアルロボット路線」とも言われました。
リアルロボット路線はすなわち「バトルスーツ」とか「アーマード・トゥルーパー」とか、おのおの名称を変えつつも同じものを表現し続けてきました。
しかし、この「ガサラキ」で、リアルロボット=二足歩行型兵器はひとつの頂点に達したと思います。これが極北であり、これ以上はちょっと無理・・・ありえないとすら言っていいのでは。
ようするにですね。この物語に出てくる人工筋肉(マイル1)さえ技術的になんとかなれば、実際にこういう二足歩行型兵器は可能だと思えるんですよ。
否、二足歩行型兵器を作るとしたら、必ずやこういう形式になるだろうということです。
「ガサラキ」が限りなくリアルである、というのはまさにこういう点です。
そして、そのリアルさこそが、この作品のキモであると同時に、物語としては諸刃の刃となってしまう点です。
なぜならば、これはノンフィクションではなく、あくまでロマンチックな物語なのです。それも純真な少年と少女の。
ここまで進化した兵器を描きながら、物語の行き着く先は・・・おっと、それはもうちょっと先。
ユウシロウたちは、見事に米軍のTAを阻止した。最後には、いわゆる「メンタルバースト」状態になったユウシロウの力がものを言った。
実験中隊は、高山と北沢が重症を負ったが、命に別状はない。
「米軍は阻止されました!」
広川の高らかな叫びに、豪和ビル地下4階に結集した「クーデター派」一同は歓声を上げた。
しかし、そのとき西田のデスクの電話が鳴った。アメリカ大統領からの直通電話だった。
「どうやら私は、負けを認める史上初のアメリカ大統領になるらしい」と、電話のむこうの声は告げていた。
アメリカは、穀物モラトリアムを取りやめた。日本に対し、敗北宣言をしたのだった。
日本はアメリカに勝った。
しかし、狂喜する皆に向かって、西田は静かに告げた。
「行動計画を即座に中止します!」
アメリカへの経済攻撃をやめ、本部を解散する。西田はそう宣言したのだった。
まあ、実際の経済の仕組みは複雑怪奇で、さまざまな要素が絡み合ってますから、こんな風には行かないだろうなあと思います。机上の空論ぽいですね。
しかし、これは当時大人気を博していた劇画「沈黙の艦隊」と同じで、ある種の「思考実験な物語」と考えてもいいのではないでしょうか。
とにかく米国は、「米国債をぜ~んぶ売っちゃうもんね!」という日本をなんとかしようとしてTAをけしかけたけど、負けちゃいました。このままではもうすぐ開くニューヨーク証券市場はエラいことになって、米国発の世界大恐慌が・・・。
そこで大統領側近の強硬派は「え~い、こうなりゃ全面戦争に突入しちゃいましょう!いいっていいって。勝てば官軍、世界の世論は勝った方につくんですから」と頭に血を上らせますが、大統領は静かに穀物モラトリアム即時停止を決定。
そして西田さんと静かに電話で会話するのです。
実は西田さん、まさか米国がこんな風に「自ら覇権を放棄し、最も苦渋の道を選択する」とは予想していなかったようです。いや、もしかすると、米国からこのような行動を引き出すことこそが、西田さんの真の目的だったかもしれません。
行動計画中止、という西田さんの言葉に、広川参謀はじめ全員が「えーっ?勝てる戦いなのにぃっ!」と騒然。しかし。
「皆さん、いまいちど思い起こしていただきたい。事を収めるのは、始めるよりもはるかに困難だという事を」
西田さんがこうまで言うんですから、だれも文句は言えません。さすがカリスマ。
戦いを終わらせるのは、始めることよりも困難。そう、かつての大日本帝国がまさにそうでした。
その頃、ミハルはメス評議員を訪ねていた。
「過ぎ去った時を拒むことはできない。でも、これから生まれるのは、新しい時」
そう語るミハルに、メスは寂しく微笑んだ。彼女がシンボルを去ろうとしていることに気づいたからだ。ここを去り、新しく自分の生を生きたいと思えるほどのものを、ミハルは見つけたのだ。
「私を・・・シンボルを恨んではいないのか?」
メスの言葉に、ミハルも寂しく微笑んだ。
「あなたは、少なくともあなただけは、私を単なる実験対象以上のものとして扱ってくれた。私には、それがよくわかる」
父のように守ってくれたメス。メスの元を退出したミハルの頬に、涙が一筋、流れ落ちた。
「えっ?」
頬を伝うものの温かさに、ミハルは驚いた。
そして、思った。これが、人と人との繋がりの証なのだと。これこそが生きているということなのだと。
豪和ビル地下4階には、いまや誰もいなかった。ついさっきまでの喧騒が嘘のようだった。
広川の心に、ふとある疑念が浮かんだ。西田の最後の言葉がひっかかる。
「事を収める・・・?まさか!」
西田の部屋へ急行した広川が見たものは、「事を収める」ために自害した西田の壮絶な姿だった。
すべての責任をたったひとりで背負い、西田は逝った。
ミハルが言った「やらなければならないことがあるから、待ってて」とは、メスさんにきちんと挨拶しなけりゃならない、という意味だったのでした。
・・・ユウシロウといいミハルといい、真面目ですなあ。
さあ、とにかく特自によるクーデター騒動は終結しました。アメリカとの戦争も回避されました。
よく、「最終回の1回前がいちばん面白い」などと言いますが、この作品においてもそれは同じです。
何度も言いますが、24話は相当に見ごたえありです。
しかし、見終わってふと気づきました。
「おおっと、そういや『ガサラキ』って、そもそも何の事なんだ?」
肝心の「ガサラキ」。タイトルに堂々と頂いたソレって、一体何?
いちばんの問題がまだ残ってました。
それはいよいよ最終回にて。
以下、次回。