映画の魔法に魅入られてしまったひとり、アマチュア映画界にその人あり、坂井田洋治監督(『道きり』)から、初日にご覧になった感想をいただきました。
『魔法の映画か映画の魔法か?』 坂井田洋治(アラマント社)
本日は片渕監督の『マイマイ新子と千年の魔法』・・・・・・を見に行ってきました。
もう適切な言葉が見つからないほど・・・・・・。
タイトル通り「魔法」の映画でございます。
実写やアニメや様々な映画が過去様々なストーリーを語ってきましたが間違いなく現代における「到達点」を感じました。
それは創作物の原点と言えるかもしれませんが・・・・・・累々築かれたストーリーテーリングの上に成熟した方法論や映像技術をもって表現された本作品は、『トトロ』や『千と千尋』を超えた、「映画の魔法」を見せてくれます。
描かれる世界は美しい自然だったり、偶然レンズに映り込んだ水の反射だったり・・・・・・綿密に計算されて再構成された自然現象と心象風景による「現実」であってアニメーションならではの神懸かり的バランスでした。
そんな説得力のある世界だからこそ、千年前と昭和30年の世界や人々を連続した世界として描くことができたのであって、2009年に生きる我々も同じ場所と同じ時間の延長線上に存在する事を気づかせてくれるのです。
片渕監督は原作者より「切ない物語であって、ソコを大切にしてほしい」・・・・・・との要望を受けたと言います。
「切ない」とは・・・・・・劇中描かれる離別や死別? ・・・・・・いやいやそんな記号的な答えでなく長い歴史の中にあって一瞬に終わる命の儚さや宿命や、一人の人間の無力さから来る「切なさ」を感じました。
そしてそんな「切なさ」を描きつつも、親から子へ延々引き継がれる記憶と共に、過去も現在も同時に生き続けるという、切ないながらも明るく希望に満ちたフィナーレは、見事としか言いようがありません。
ああ、まさに映画の魔法、魔法の映画、千年の魔法です。
みなさんも是非魔法にかかってみる事をお勧めします。
(原文は、『マイマイ新子と千年の魔法』の文字が、タイトル・ロゴどおり一文字ずつ色を変えた表現になっていたのですが、そこまで再現できないのが悔しい)
『魔法の映画か映画の魔法か?』 坂井田洋治(アラマント社)
本日は片渕監督の『マイマイ新子と千年の魔法』・・・・・・を見に行ってきました。
もう適切な言葉が見つからないほど・・・・・・。
タイトル通り「魔法」の映画でございます。
実写やアニメや様々な映画が過去様々なストーリーを語ってきましたが間違いなく現代における「到達点」を感じました。
それは創作物の原点と言えるかもしれませんが・・・・・・累々築かれたストーリーテーリングの上に成熟した方法論や映像技術をもって表現された本作品は、『トトロ』や『千と千尋』を超えた、「映画の魔法」を見せてくれます。
描かれる世界は美しい自然だったり、偶然レンズに映り込んだ水の反射だったり・・・・・・綿密に計算されて再構成された自然現象と心象風景による「現実」であってアニメーションならではの神懸かり的バランスでした。
そんな説得力のある世界だからこそ、千年前と昭和30年の世界や人々を連続した世界として描くことができたのであって、2009年に生きる我々も同じ場所と同じ時間の延長線上に存在する事を気づかせてくれるのです。
片渕監督は原作者より「切ない物語であって、ソコを大切にしてほしい」・・・・・・との要望を受けたと言います。
「切ない」とは・・・・・・劇中描かれる離別や死別? ・・・・・・いやいやそんな記号的な答えでなく長い歴史の中にあって一瞬に終わる命の儚さや宿命や、一人の人間の無力さから来る「切なさ」を感じました。
そしてそんな「切なさ」を描きつつも、親から子へ延々引き継がれる記憶と共に、過去も現在も同時に生き続けるという、切ないながらも明るく希望に満ちたフィナーレは、見事としか言いようがありません。
ああ、まさに映画の魔法、魔法の映画、千年の魔法です。
みなさんも是非魔法にかかってみる事をお勧めします。
(原文は、『マイマイ新子と千年の魔法』の文字が、タイトル・ロゴどおり一文字ずつ色を変えた表現になっていたのですが、そこまで再現できないのが悔しい)