厄災(?)リンクが行くティワットの旅   作:ちいの(忍転)

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胡桃。
しれっとアンケ追加募集。

UA7000、お気に47…伸びが悪くなってきたな……


見て見てー!炎のリンク~!

リンクとパイモンは璃月の無妄の丘という、怪しい場所をほっつき回っていた。

無論リンクが勝手に………

 

「この辺…人魂みたいなのも飛んでるし…そろそろ戻らないか??なあ…?」

 

リンクはいつもの肯定をしつつ、奥へ進んでいく。

 

「それで進むんじゃない!戻…待て!オイラを置いてかないでくれ…!!」

 

こうしてパイモンはリンクを追い、リンクが走っていると何者かが飛び出してくる。

霧も深い中、急に何かが飛び出してきたのでリンクは…咄嗟に行動する。

パイモンの目の前で青いバクダンと何らかの術が爆発。

リンクが剣を向けると、そこに居たのは人間だった。

 

パニックになっていた人物は孟(もう?めん?)というらしい。

孟は二人が向こうから来た霊だと思い込んでいたようだ。

 

m「こんな所で…あんな勢いで走ってくるものなので………」

 

そこへ孟の上司だという若い女の子が出没。

彼女は二人に、孟は葬儀屋の新人で、初めて葬儀を執り行っているのだと話す。

 

「往生堂……客卿の鍾離の事は知ってるか?!オイラ達マブダチなんだぞ!」

?「鍾離を知ってる……ふーん…」

f「それなら話は速いよ…私は往生堂の77代目堂主の胡桃(フータオ)!!お客さん達は……金髪と…そっちの白いのは…霊じゃない…か。とにかく!!往生堂は予約サービスも受け付けてるよ!しかも!今予約してくれたら墓石と棺桶が無料でついてきちゃうんだよ!!ね?お得でしょ~?安心と信頼の往生堂!」

「すごい…オイラでもどこからツッコめばいいかわからないぞ!!」

m「堂主は少し癖のある方なんだ…俺が説明しよう。」

 

どうやら彼と胡桃が無妄の丘に到着したのは、この地域で心霊現象が活発化しているという報告を聞いたかららしい。

 

「オイラ達、ただの通りすがりの冒険者なんだけど……」

「冒険者…じゃあちょうどいいね!協会に知り合いがいるでしょ?営業手伝ってよ!」

 

こうして、なぜか葬儀屋の営業に巻き込まれるリンクとパイモン。

瑠月港に戻り、冒険者協会の…嵐姉を相手に商談を持ち込むが……

 

f「往生堂はなんと!今予約すれば……(長文につき以下略)」

r「…話にならない。」

 

撃沈。

 

胡桃はテンションを落としつつも営業戦略を練るため無妄の丘の付近に戻る。

月が昇ったころ孟がふとつぶやく。

 

m「狼兄貴、どうしてるかな……」

 

狼兄貴というのは、孟の幼なじみで、事故で亡くなった人物らしい。

その霊がこの辺をうろついているのではないかと、孟は密かに気にしていた。

 

そこに青年が飛び込んでくる。「俺は!悪鬼に呪われてる気がするんだああぁ!助けてぇぇぇ!」

 

f「はいはい、祓いの儀やってあげるよ〜。孟、リンクくんと一緒に準備よろしく〜」

 

孟の儀式と、リンクのよくわからない素材達(本当に効果あったのか…?オイラわかんないぞ……)によって祓いの儀は無事完了。

悪鬼…ではなくただのヒルチャールはリンクが処理した。

胡桃は近くにあった地脈鎮石がただ魔物を引き寄せたという事を言い、呪われてたと思い込みすぎだとバッサリ言い、金を搾取(言い過ぎ)した。

 

青年を追い返し、地脈鎮石の近くを探索する。

もう夜遅く暗いからかリンクはライトのギアを平然と出す(オイラそれ普通に知らないぞ………)。

ライトで辺りを照らすと……人影が!

 

「何かいるぞ!」

 

おもむろにどこからか出した図鑑的な本を見だすパイモン。

 

「あれは…ジバなんとか…じゃないし…コマなんとか…でもないし……というか妖怪じゃないし…」

『狼…』

m「兄貴だ!!」

「…?!………いたぞ!胡桃!」

f「うーん…霊魂の形が死んだときのままだね。でも意識が無い……彼を見送るためには、形見が必要みたい。」

 

珍しくボケに回ったパイモンを無視し、一行は幼馴染であった小五から激辛料理、木木からおもちゃ箱、聡子から霄灯素材を回収。その全てが友情の証(?)である。

それらを持っていくと狼兄貴の意識が戻ったようだ。

 

m「兄貴!…どうして……」

アニキ「方向音痴と高所恐怖症で迷ってしまったんだ…それで地脈鎮石に吸い寄せられて……」

「名前の割に小さいし、なんか苦労してるな…」

 

成仏しようとした狼兄貴。

が、成仏できない。見かねたリンクが岩塩を投げつけるが成仏できない!

 

アニキ「あれ…?あと岩塩やめて…塩でさえない……」

m「どうした…!?」

f「困ったことになったね…よし、行こう!」

「どこに行くんだ?!リンクもすぐついて行くな!そんなんだと騙されるぞ!」

 

無妄の丘の奥地、リンクたちは胡桃の案内でこの不思議な地へと足を踏み入れる。

 

f「ここではちゃんと指示に従ってね。守らないと…向こうに行っちゃうよ?」

「それどういう意味だ!?……あと何しに来たんだ?」

f「この奥にあるのが死門。生と死の間にある門なんだけど…その地脈が乱れて生死のバランスが崩れてる…中は危ないから孟達は待ってて。」

 

孟と、気づくとついてきていた狼兄貴を置いて洞窟に入る。

道中封印の仕掛けがあったが、リンクは岩塩を投げつけて解除。(どっちかっていうと浄化、じゃなくて破壊じゃないか?)

洞窟の奥は不思議と明るく、木が生えていた。

 

「不思議な場所だな……目の前の木か?…」

 

木は見れば良くなさそうなオーラに覆われている。

 

f「私が何とかする。」

 

胡桃が儀式を始める。

その横でリンクは木に岩塩を投げつけた!

光と共に、オーラは消え去った……

 

「本当に効果あったぞ!?」

f「え~……岩塩ってそんな効果が………」

 

洞窟から戻ってくるとベタな展開としてもはやお馴染みの「下半身から消えだしている狼兄貴」が孟と話している。

 

m「ごめん…約束、守れなくて…」

アニキ「いや…ありがとう。ずっと見てたよ。元気そうで、よかった……」

f「…これで、悔いなく送れるね…」

 

無事に狼兄貴を見送った後、胡桃は旅人に死んだお爺さん、先代堂主のことを話す。

 

f「歴代の堂主たちにはこの境界で会ったことないの。不思議だけど、きっとみんな、悔いなく旅立てたんだよ。」

「胡桃…」

 

リンクは静かに頷いた。

そして再び、無妄の丘に風が吹く。

それはまるで、別れを告げる誰かのように、やさしく、あたたかかった。

 

 

 

f「ところで…君たちは往生堂の予約サービスを使う気はない!?!得点サービスは今もやってるよ?ねえ!?………」

「いい話が台無しだぞ!………リンクじゃないのにーー…!!」




「感想、評価とアンケの投票、待ってるぞ!」

関係ないけど嵐姉ってラン姉ちゃん扱いでよくね?
Q.剣はいずこ → A.ツノ(無い)
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