いつものように、瑠月でも飛び回っていた(物理)リンク、あとパイモンは地中の塩という場所の近くで鍾離が誰かと話し合っているところに出くわす。
どうやら最初のモラの起源と行方について、調べているようだ。
話しているのは考古学者、とファデュイ。
リンクはファデュイに空からドロップキック!
断末魔を上げてファデュイはぶっ倒れる。
?「急に降ってくるな!お前何もんだ!?」
『勇者』
?「勇者は空から急に降ってこない!来ないな……?」
s「誰かと思えばリンクか。相変わらずだな。」
「リンク…またいきなり何やってるんだ!?」
リンクはファデュイを指差す。
「殺っていい奴。」
?「誰がいいって!?!」
「ファデュイとはいえ…もうちょっと遠慮しような…」
鍾離が話していたのは考古学者が宛煙(たぶん…わんやん…読めないぞ……)、とファデュイがクリメントとか言うらしい。
クリメントは鍾離を研究のコンサルタントとして雇い、もう一人の考古学者宛煙も加わっているらしい。
s「お前も手伝ってくれると助かるな。」
リンクは勿論無駄に激しく肯定する。
クリメントは嫌そうな顔をした。
w「この変な人は役に立つの?」
s「何処からともなく宝を見つけて来るくらいだ。」
c「本当だな?」
s「さらに考古学的に価値のある遺跡とかを見つけて…」
w「見つけて……?」
s「爆破する。」
c「論外じゃねえか!!」
結局このメンバーで行くことになった4+1。
宛煙は、この地域に遺跡があることを知っているが、封印されており、仕掛けを見つけたものの開けられないと言う。
近くに元素石碑がいくつかある。
宛煙は、前回ここを訪れたとき、どうしようもなかったという。
その時、リンクは目にも止まらぬ速度で、石碑に手当たり次第、属性の実だの強風が起きる葉っぱだのダイヤモンドだのを投げつけ、どれが反応したかは分からないが眼の前の遺跡の門が大きな音を立てて開いた。
「流石だぞ!」
s「やはりな。」
w+c「「………」」
その遺跡はかつてこの地を治めていた塩の魔神の物だった。
中には塩にされた人とかがあった。(割愛)
リンクの破壊衝動は3+1で止め、先へ進むと無限に塩を豊作にすることができるとか言う聖杯が!
欲に駆られ、契約を破ったクリメントを鍾離はあっさりと倒し(後の聖杯戦争(違))、聖杯を没収して二度と戻ってくるなと警告した。
さらに宛煙も考古学のために来たのではない、と判明。
宛煙は自分が塩の魔神の信奉者の一人であること、モラクスが邪悪で塩の魔神を殺したことを証明する証拠を見つけたかった、などと供述しており…
そして一行は遺跡の奥で(割愛)、折れた剣に出くわす。
宛煙は契約を破棄することを決心し、鍾離は彼女に罰として真実を告げる。
目の前の剣は、ヘウリアを殺すのに使われた武器だった。
『何それ。』
ーー読んでも理解できないが、この小説はあらすじではない為このまま進行します。ーー
次の日、またも瑠月を飛び回っていた(物理)リンクは、またも鍾離を霊矩関の辺りで見かける。
s「ん、?リンクか。また空から降ってくるとは…」
「おう、そっちはどうしたんだ?あとオマエはもう少し普通に降りような…飛んでる時点で普通じゃないけど……」
s「今は噂になっている行方不明の鉱夫について調べている。少々きな臭くてな……」
『分かった。』
「相変わらずだな…まあリンクも暇そうだし手伝うぞ!」
こうして聞き込みをしつつリンクが勝手に魔物に喧嘩を売り続けること数時間。
鉱石の声が聞こえるという男、クンジュに出会う。
「鉱石の声が聞こえる…?本当か?」
k「はい、もちろん、今すぐにでも…」
リンクはおもむろに近くの鉱石に火を吹くギアを向けて言った。
『はい!』
「鉱石に火!?」
俯いたクンジュ。
何か恐ろしいオーラがクンジュに集まって見える。
k「アツイアツイ!なにすんじゃワレ〜!」
「鉱石が痛いって言っとるわ!」
「この怒り!思い知れ〜!!!」
リンクはクンジュの全力パンチを珍しくもろに食らい、思い切り吹っ飛ぶ。
k「すみません。少々取り乱しました。」
気づくと火を吹くギアは文字通り消滅しているし、リンクはなにかのトラウマを刺激されたのか、ひどく恐ろしい物を見たような顔でうずくまっていた……
リンク達は南天門の近くにたどり着いた。古代の木々が静かに立ち、山と川の歳月を見届けてきた。鉱夫たちを救うため、謎を解くため、答えが隠されているであろう古き地へと足を運んだ…(原・作・テ・キ・ス・ト)
s「何か収穫は?」
k「ここ一帯の石が綺麗だということ以外、特別なところはありませんでした。触れても何も見えず、手がかりも…やっぱり、鉱石の記憶は時と環境によって変化するみたいで…」
「 何か規則があるの?」
k「えっと、具体的には分かりません…ただ鉱石に残ってるのは、最近の記憶であることが多いですね…」
『おーい!』
パイモン達が話しているとリンクが大きな木の方から走ってくる。
s「この古樹…」
「何かあったのか?」
リンクの所へ行くと木の裏に穴が。
s「この道は新しい。どうやら、答えはこのすぐ先にあるようだな。」
「中から声が聞こえるぞ…うわ…オ、オイラ一番前は嫌だぞ!」
s「 安心しろ、先頭は俺が切る。中から尋常ではない気配がする。戦う準備をしておけ。」
穴の中では、失踪した鉱夫たちが必死に道を掘っていた。
その先には、古びた封印の門が微かに見えた。
どうやら、彼らはそこでずっとトンネルを掘っていたらしい。
その時急に鉱夫達が襲いかかってくる。
「どうしよう…一般人は攻撃できないぞ!」
リンクは剣を抜く。
「一般人は本当にダメだぞ!!」
混乱の中、大地が震え始め、リンク達は封印の門に吸い込まれてしまった。
門の内は広い空間で、天を震わせ地を動かす巨龍が待ち受けていた。
その封印から解き放たれたばかりの巨龍こそ、この異常事態を引き起こした元凶であった。
「なんだこのバケモノ!?」
s「若陀龍王だ。」
j「モラクスよ、まさか直々のお出ましとは、貴様に封印された復讐がやっとできるわ!」
s「しかし若陀龍王、覚えているか…こうなったのは俺とお前の本意ではない…」
j「戯言を……それにその青年は誰だ!」
j「凡人!身の程をわきまえよ!!」
本心ではないようだが、若陀龍王は聞く耳を持たない。
リンクは、ただ「腐食の剣」を抜き放った。
リンクは若陀龍王目掛けて走り出す!
若陀は岩のように落ち着いて迎撃しようとする。
若陀が放った大量の岩を、リンクは避けきれない!
ーーー地心!ーーー
その時、渋い叫び声とともにリンクの周りに出現した、半透明な岩の膜がリンクを守る。
j「おのれ…モラクスか…」
リンクは地面に出したバネを踏んで跳躍。
剣撃が若陀の顔面に入る。
若陀は地団駄を踏み、その体に炎を纏う!
j「死ぬがいい!」
「地面だ!」
若陀が吠えると、地面にいくつも間欠泉ができ、炎が噴き出す。
避けるので精一杯だったリンクは背中から取った「風花の頌歌」を構え、速射する!
矢に付けてあった実が破裂し、若陀は水を浴びる。
体の炎が弱り、見るからに攻撃が薄くなる。
再度矢を撃つ。
矢についたバクダン花が炸裂しリンクの筋力が上がる。
しかし若陀は自分の周りに岩を召喚し身を守る。
これではリンクには攻撃出来ない。
リンクは端末に目を向け、力を行使する!
ーーーシーカーストーン=ビタロック!ーーー
岩が黄色に光る。
困惑している若陀を放置し、リンクは上がった腕力で以って岩に連続で剣を叩き付けた。
j「なんだ……?」
『イオナズン!』
黄色の力を解除され、赤い残像を纏う岩は、リンクを裏世界に押し出すのに十分な勢いで、若陀の顔面にヒットし大爆発。
若陀龍王は大きく仰け反り、怒りを露わにする。
j「吾を怒らせたことを…後悔するといい!」
若陀は体の炎を煮えたぎらせ、尾には雷を纏う。
s「来るぞ。」
若陀が尾を振るい、地団駄を踏む。
それだけで場は炎と雷に包まれ、リンクの物の比ではない大爆発が起きる。
『イオグランデ!?』
「とにかく違うぞ!」
リンクのボケと共に最終ラウンドが開始する。
s「索がある。少し時間を稼げ。」
そう言うと鍾離は岩元素を大地から吸収しだした。
「リンク!頼んだぞ!!」
リンクは火柱を避け、雷を避け、若陀の顔面にバクダン花やケムリタケを投げつけ、とにかく時間を稼ぐ。
j「モラクス!貴様だな!」
若陀は露骨に鍾離を狙う。
リンクは鍾離目掛けて飛ぶ雷を緑の板(ソリとして使うのが正しい用途であろう)を出して防ぐ。
炎を水を放出するギアで防ぎ、岩をバクダン花と黄色の力、そして盾で防ぐ。
s「リンク。これで決めるぞ。」
鍾離は体に強大な岩元素を纏った。
準備は良いようだ。
j「モラクス…!吾を滅ぼすというのか……!!」
「『
ーーー元素爆発 天星ーーー
リンクと鍾離が声高らかに叫び、若陀龍王に巨大な隕石が落ちる!
若陀龍王は、ついに、倒れた。
j「モラクス!かつて貴様に封印された吾が、よもやまた貴様に…!」
s「 宿命として受け取れ、若陀。」
j 宿命?宿命…!ハハハハハッ!! それが神の器とでも言うのか?不要なものを滅ぼし、殺戮を以って荒野を蹂躙するのか!」
?「違う、貴様が忘れたのだ。」
「この声…クンジュか!?」
k?「久しいな、モラクス。」
j「貴様は一体…」
k?「若陀龍王だ。」
「一体どっちが本物の若陀龍王なんだ…?」
k?「真相を告げなかったのは悪かった、旅人よ。吾もこの木の下に来てからはっきりと理解したのだ。正確には、吾は完全な若陀龍王ではなく…その一つの欠片にすぎない。」
j「ありえん!まさか貴様は…!?」
k「貴様は封印が緩んだことを利用しようとした。鉱夫を攫ってきたのも封印の中と外から同時に攻撃し、それを解こうとしたからだろう。」
s「若陀龍王は元々岩神モラクスの友であり、戦友であった。寿命も人間を遥かに超えている。大地の生物はこの地面にある岩のように!」
k「岩の記憶は長くはもたない、残留できるのは強烈な感情のみ。時が経つにつれ、記憶は薄れる。摩耗こそが、この世界が課した導火線なのだ!」
『うん!』
「オマエは関係ない!」
リンクは「摩耗」を確かめるため鍾離の頭を触るがハゲていない。(こんな時くらいやめとけよ…)
k「摩耗によって若陀龍王の思考は奪われ、旧友の面影も思い出せなくなった。かつて自身が璃月港を守っていたことも…「摩耗」は天理の成すものであり、止められない力であったからだ。」
k「吾こそは若陀龍王の善意の残滓、契約の意志を掲げ、未来のため、人類と平和に共存することを願う!!」
j「モラクスーー!!おのれー!!!………」
若陀龍王は塵となり、完全に消滅した。
k「モラクス、貴様、今の名を鍾離といったか?」
「ああ。」
k「貴様が吾に与えたもの、忘れぬ。」
j「大したことではない、気にするな。」
k「目が見える者には分からんよ、盲目の龍が日の光を追い求める気持ちが。しかしモラクスが若陀龍王に目を授けたこと、忘れはしない。」
s「……そろそろ力が枯れ果てる……少し外を歩かないか?」
k「今やるべきは、封印の外にいる鉱夫の救助ではないのか…?」
s「そうだ。だからこそお前と外を歩き、お前が引き起こしたことへのけじめをつけたい。」
k「ハハハ、それもよかろう…」
そう言って歩いていく鍾離と
リンクは、その2人を横目に、若陀龍王の遺灰をせっせとスコップで集めていた!
「オマエもこんな時くらいは大人しくしとけーーー!!!」
「感想、評価とアンケの投票、待ってるぞ!」
補足:オ〇バ=花のカースガノン
若陀龍王=クンジュ