厄災(?)リンクが行くティワットの旅   作:ちいの(忍転)

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ベネットデートイベ回。
ちゃんとおもろいから許して

よしタルタル倒すとこまでは書き終わったぞ……


遺跡大調査線

今日も変わらぬ風が吹き抜ける中、リンクは城の冒険者協会に足を運んでいた。

するとそこに現れたのは、熱血すぎる冒険者、ベネットである。

 

b「よっ!ここでお前に会えるとは…今日はついてるな、へへっ!」

「いや、ついてない日に会ったらどうなるのか気になるぞ…」

b「冒険は順調か?キャサリンさんに依頼でも?…ってことはまた面白い冒険に出るつもりなんだろ?」

『だれだっけ?』

b「オレ?オレはベネット!モンドの…どこにでもいる、普通の…、ちょっと運がアレな冒険者だ!」

「不運ってことだな……」

b「えっと…正直、お前のこと前から気になってたんだ。風魔龍を倒した英雄だし、なんか…すげぇんだよな……それに比べてオレは、冒険団も一人きりだし、毎日ケガばっかりしてるし…」

 

ベネットはと頭を下げて頼む。

 

b「なあ、もし良かったら…オレもその冒険についていっていいかな?横で見てるだけでいいんだ、ホントに…!」

 

リンクは何故か乗り気なようでベネットと握手した。

 

b「えっ…マジで!?オレと一緒に!?夢じゃないよな!?」

「残念だけど現実だぞ……」

 

ベネットは興奮が冷めていない様子で言う。

 

「よし!さっき手に入れたの情報、教えてやる!友達のフィッシュルが最近発見した遺跡があるんだ!めちゃくちゃ神秘的で、危険で、そして何よりワクワクする場所だ!!」

「死亡フラグじゃないのかこれ…?」

 

リンクは早速ベネットについて遺跡へ向かう。

途中ベネットが急に落とし穴にはまったり、晴れているのに雷が落ちたりしたが、遺跡に着く。

 

勇気だけを胸に、リンクとベネットは遺跡に向かって突撃を開始する!

 

「思ったより…普通だな?罠だらけだと思ってたけど…拍子抜けだぞ……」

「よーし、もう宝の匂いがプンプンするぜ!突撃だーっ!」

 

部屋に入ると、すごく意味ありげな装置が左右に1個ずつ置かれけている。

 

b「何かの仕掛けっぽいな。あの左右の装置が怪しい…」

「間違えたら爆発しそうじゃないか?」

 

リンクが装置を壊せない事を確かめた後、ベネットが言う。

 

b「オレが先に試すか…いや、お前の意見を聞こう。どう思う?」

 

『同時』

 

b「2つ同時に押すんだな!よし、じゃあオレは右…」

 

言い終わる前にリンクは左の装置の前に立ち、右の装置に剣を投げながら左の装置を押す。

 

「扉が開いたぞ!やっぱリンクは凄いな!」

b「こうして誰かと協力するの…久しぶりだ。へへっ。」

「してないじゃないか……?」

 

次の部屋へ進むと4つの装置が並んでいる。手前の1つが他を制御するための物のようだ。

 

b「おっ…って、うわ、装置が4つ!?オレ達じゃ足りねぇ!」

「リンク…影分身とかできなかったか?」

 

リンクは首を横に振る。

 

b「クソッ、ベニー冒険団が解散してなければ……みんな辞めたんだ。ロイス、ジャック…不運体質のせいでな。」

 

リンクはベネットにおもむろにバクダン花を手渡す。

 

b「ありがとな!今のオレには…お前がいれば十分だ!」

「いやそれバクダンだぞ!?」

 

リンクと、何故かリンクと普通に話せてしまうベネットを置いてパイモンは古いノートを発見する。

 

「…あっ!これを見ろ!ノートだ!」

 

ノートには、過去の冒険者たちの無念と、「装置の順序を間違えるとリスクあり」の記録が。

 

「装置の周りのたいまつの数がヒントじゃない…って書いてあるな。」

b「入口の装置を誰かが操作してないと、他が動かせない…その役目は…オレがやる!…」

 

ベネットは満面の笑みで言った。

 

b「オレは不運体質だけど、耐性はある。…それに、リンクを信じてるからさ!」

 

そうベネットが言うやいなやリンクは近くの装置を触る。

 

「ベネット!上からくるぞ!気を付けろ!!」

 

すると、ベネットの頭の上にタライが落ちてきた。クリーンヒット。

 

b「うっ……俺は大丈夫だ!…問題ない…!!」

 

リンクはまた装置を勝手に触る。

すると沢山のバナナの皮がベネットの足元に天井から落ちてきた。

 

b「バ、バナナ?…滑る!?」

 

ベネットは滑って転んだ。

 

b「うわあああああああ!」

「落ち着け!誰だよこんな遺跡にバナナ仕込んだやつ!リンク…もう間違えるんじゃないぞ……」

 

リンクは見事に装置の起動に成功し、宝箱が現れる。

 

「さすがリンクだぞ!」

 

宝箱の中身は100モラだけだった。

 

b「今回は…不思議と悪いことがほとんど起きなかったな。こんな冒険、初めてだ!」

「これでもほとんど起きてないなのか……大変だな…」

b「今の俺なら見つかったもう一つの遺跡も攻略できる気がするな!」

「今度こそ死亡フラグじゃないのか!?!やめとけよ…」

 

リンクが乗り気だったからか、結局彼らはもう一つの遺跡に訪れる。

ベネットは辺りを見回しながら、眉を寄せてつぶやいた。

 

b「…ここも、思ってたより普通だな。もっとこう、危ない雰囲気かと思ってたんだけどな。」

 

部屋の構造を改めて確認しながら、ベネットは前方の扉を指差した。

 

b「あの装置、多分次の扉を開けるための装置だよな?他に何もないし。」

「だよな。オイラもそう思ったんぞ!」

 

そう言って、ベネットは装置に手を伸ばす。そして…

装置が作動すると同時に、前の扉が開いた。しかし同時に、後ろの扉が鈍い音を立てて閉まってしまった。

思い出したようにベネットがつぶやく。

 

b「オヤジたちがよく言ってた…真の冒険者は、前に進む道だけじゃなく、退路の確保も大事だって。今になって、その言葉が刺さるぜ。」

 

ベネットはもう一度装置を操作しようとするが動かない。

リンクが爆弾を叩きつけるも動かない。

 

b「マジかよ…。戻れないってことは…もしかして、オレたち、閉じ込められた?」

 

それでも、彼はすぐに気を取り直して笑みを浮かべる。

 

b「こんなのいつものことさ!オレの冒険にとっては日常茶飯事だ!諦めなければ、どうにかなる!」

 

?「クソッ、どういうことだ!!」

 

奥から、誰かの怒鳴り声が響いた。

ベネットは眉をひそめる。

声のする方へ向かい次の部屋に入ると、そこにいたのは、どこか見覚えのある冒険者だった。

 

「見ろよ、あれ…服装からして冒険者っぽいな……」

 

近づいて声をかけると、相手はベネットの顔を見るなり叫んだ。

 

l「ベネットォォーーッ!?」

b「ロイス!…お前だったのか!」

l「なんてこった…最悪だ…どうしてお前と、ここで再会しなきゃならないんだ!」

b「えっ…?」

 

ロイスは怒りを隠さず、まくし立てる。

 

l「せっかく扉を開けたのに、なんで急に閉まるんだよ!まさかとは思ったが…お前が装置を触ったんだな?」

b「そ、そうだけど…」

l「やっぱりな。お前の顔を見た瞬間、すべてを悟ったよ!お前がいるだけで冒険が台無しになるんだ!」

 

ロイスはリンクを見て鼻で笑った。

 

l「で?誰だお前は。ベネットと組むなんて…一体何考えてるんだ。」

 

リンクは何を考えているか全くわからない笑みを浮かべる。

 

b「ロイスはベニー冒険団の元団員で、オレの友達だったんだ。」

l「友達…俺は何も言わずに団を抜けたんだぞ。それなのに友達って…」

 

怒りを抑えきれずロイスは吐き捨てるが、次第に声を落とす。

 

l「悪かったよ、さっきはつい怒鳴っちまった…」

 

ロイスは思い出すように続けた。

 

l「あの頃、ホント最悪だった。元々順調だった冒険が、お前の団に入ってからは、歩けば転び、雷には打たれ、遺跡は崩れ……最後には意味不明な爆弾が爆発して左足をケガした。あれで限界だった。」

b「でも、オレの不運はわざとじゃないんだよ…」

l「分かってる…でも当時は、それでも離れるしかなかったんだ。」

 

ベネットはうなずいた。

 

b「そっか。過去のことを蒸し返してもしょうがないけど…迷惑かけたのは事実だ。ごめんな、ロイス。」

 

一瞬の沈黙のあと、ロイスもぽつりと呟く。

 

b「…いや、オレにも非はあったよ。」

 

だが次の瞬間、ベネットの言葉に場が凍った。

 

l「それと、もう一つ言わなきゃいけないことがある。……オレたち、閉じ込められた。」

 

ロイスは絶句した。

 

l「……ベ~ネ~ットォ~!!」

l「どうすんだよ!こっちは食料が尽きてんだぞ!?今日…お前のせいでここで死ぬんだ…!」

b「…もし良かったら、オレたちが持ってきた食料、分けてやるよ。」

l「……ふん。まあ、ありがたくいただくよ。」

「なんかすごく嫌な予感がするぞ?やめとけよ!!」

b「大丈夫だって!オレが持ってたわけじゃない、リンクが管理してたし、きっと無事だ!」

l「……いや、やっぱいい!不運が移るかもしれないしな!」

b「じゃあ俺が食べるか……」

l「おいベネット、それだけはやめろ。万が一これでうまかったら困る!」

「まずい前提かよ……でも、それはそれで…奇跡じゃないのか?」

l「お前が奇跡起こすと、そのあと絶対災難起こるんだよ!!!」

 

一通り調査を終えるが、脱出の手がかりは見つからなかった。

 

「やっぱりダメだな……」

l「唯一の希望は、協会がオレたちの失踪に気づいて救助を出してくれること。でも…運が悪けりゃ、それも間に合わない。」

b「……ああ。でも、こんなときこそ希望を持たなきゃな。」

 

ベネットは背負い袋を開け、食料を確認する。

 

「えっと…この料理……うわっ、やっぱ変だ………やっぱりこれ、食べたらヤバいやつじゃ…」

b「だけどな…ふと思ったんだ。昔、気絶したとき、なぜかオレの不運が消えてたことがあってさ……意識を失ってた間だけ、オレの周りに何も起こらなかったんだ…」

 

ベネットは気まずそうに言う。

 

b「だから…この料理、オレが食べれば、きっと気絶するだろ?」

 

ベネットは笑って、手に取った料理を見つめる。

 

b「大丈夫さ、こんな時くらい、オレを頼ってくれよ。オレが人柱になる!」

「おい、ベネット?……ベネット!?」

 

ベネットはためらいなく、不吉な料理を口に運んだ。

 

b「あれ…川の向こうで…ロイス達が冒険してる……行かなきゃ…………」

l「おい、こんなことで死ぬなよ!あと俺は死んでねぇ!!」

 

ベネットはそう言って気絶する。

彼が倒れたことで幸運が訪れたのか、1時間もたたないうちにフィッシュル達が救助に来た。

 

f「この断罪の皇女があなたたちを助けに来たのよ。光栄に思いなさい。」

o「お嬢様は心配で助けに来たとおっしゃっております。」

 

フィッシュルは相変わらずの調子でそう言い、いつも通りオズがすかさず説明する。

そのとき横で大きな音がする。

リンクが押した壁が回り、開いた。奥には外の光が見える。

 

「出口だと!?さっき床も壁もどこも開かなかったはずなのに!?」

「理由があるとするとまさか……」

 

一同は床に倒れた少年を見る…

 

l「………ベ~~~ネ~~~ットォ~~~~~~!!!」




「感想、評価、待ってるぞ!」

言うタイミング逃してたので言っとく。
リンクのバクダンは
能力で無限に出せる青いバクダン(自爆してぶっ飛んだりする用)威力低め。と
バクダン花(アイテムなので矢につけて飛ばしたり出来る。高威力)
があります。
電気の実+炎の実等の過負荷反応はバクダン花よりも高威力ってことにしておく。

突発アンケ(重要)。皆さんの反感を買わないため一応アンケしておくが13話、ダイン回で明かされる旅人の片割れ枠は…

  • ガノンドロフ ガノンドロフです。
  • 闇落ち(?)ゼルダ 大体蛍では?
  • その他(候補誰だよせめてコメントに書け
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