巨大な出目金・キントト大王、三つ目の妖怪鹿、合成動物・犬鮫や熊猫象。
人知れず都内に存在する公園。
PVCの表皮を持つ駄菓子屋の軒先の住人のような
世にもファンシーな人工動物たちが
戯れるその公園には、謎の怪人たちが潜み、人々をフアンに
するという都市伝説があった。
彼ら怪人はその謎動物たちの細胞が融合して生み出されたという
説もあったがその関連は定かでない。
生物同士の細胞が交じり合ったもの、
機械と生物が融合したもの、植物が知性を持ち移動し捕食するように
なったもの、また他の生体をあたかも機械や
兵器のように扱うものなど、人括りにはできない存在。
バイオスフィアで突然変異したような
奇怪な怪人たちが今夜も公園を跳梁跋扈する。。。
最近その存在が明るみになった、恐怖のクサヤガンを操る一匹は
その名もダイオウグソクムシ男と名乗っていた。
つーわけで(どんなわけだ!)ヤモマークさんの
ダイオウグソクムシ男。ワンフェスで入手して以来
袋入り状態で楽しんでたんですがようやく開封。
原型段階を目にして以来、手にしてからも
自分的に久々にワクワク感の持続するソフビです。
今回は、以前からチョロチョロとフリマや
中古店で収集していたノンブランドの
どうぶつソフビたちにサポートアクト
になってもらって掲載。
ヤモマークさんがリリースしている
例の発見金型から起こした恐怖の改造動物でない
のですが、雰囲気は近い、ユルーイ感じのものが多いです。
昭和頃に作られたものですが、現代までなんとか
残ってきた彼らには駄菓子屋のデッドストック品を
たまたま袋詰めでセール品になっているのを
見つけた一群もいます。いわば昭和のPVC動物の
箱舟といったところでしょうか。
そして主役のダイオウグソクムシ男は、マニアックな甲殻類を
ソフビ化した、名前だけでもすでにブッとんでいる
ユニークな怪人ソフビ。
今回の自分の撮影セッティング上では
彼は悪の組織?に加担していながら
自分の存続である公園の森羅万象、
PVC動物たちを守る番人でもあるというところでしょうか。
サイド&リアビュー。背中の甲羅部分と多足生物である腹部に
ヤモさんの昆虫フェチズムが横溢。
リアの蛇腹状の甲羅も無骨ですが、強烈な自己主張で
造形面で動物大好きなヤモマーク氏の
好きこそモノの上手なれを体現したつくりです。
このFIRST VER.は本来自然に生息するダイオウグソクムシの
カラーに準拠したリアルネイティブカラーとなっています。
武器のクサヤガンを構える。
鉄砲魚を生体兵器としててなづけて使用している設定。
シリアスな怪人ソフビとして本体は比較的リアル志向で
作られているのに、腕のクサヤガンがおもちゃの銃のようで、
お茶目感を発揮、相殺して適度にファニーなイメージを
乱反射させています。
公園でたむろし陽光を浴びながらのんびりと昼食のコンビニ弁当を
味わおうとしていたサラリーマンのおじさんたちが
3怪人に襲撃されている!
お決まりの文句「この公園はおれたちが占拠した!
今からおまえたちは森の奥の基地に連れて行かれて
おれたちのどれいだ!」
サトシヤマモトサラリーマンズ「どれいなんてやだー、
助けて、ニッケル仮面!!」
人々の和やかなランチタイムを防衛してくれ!!
ダイオウグソクムシ男「今からクサヤガンで
おまえを、愛する娘にいやがられるような強烈な臭いのする
恐怖!クサヤ人間にしたてて家庭不和にしてやるぞ!
このにおいは漁村で臓物職人のおじさんが三代にもわたって
受け継いだクサヤの干物の芳醇な香りで、
1㎞先からもおまえが匂っているのがわかる。
そして、臭いは一生とれないんだ。どうだ怖いだろう!!」
サトシヤマモト「うわーん!!ウチは家族円満で
今時、日曜も娘にせがまれて仲良くショッピングに行ったりしてるのに!
たのむ、それだけはゆるして~」
ダイオウグソクムシ男「善良な家庭ほど支配しがいがあるのだ!
さあ鼻が曲がるほど臭うのがいくぞ~!」
ニッケル仮面「まてぃ!!」
ニッケル仮面とダイオウグソクムシ男の
行きづまる死闘が昼下がりの公園内で展開!
ダイオウグソクムシ男「うっ、もしかして
おれたち衆人環視で戦うのか?はっはずかしい!」
サラリーマンズ「ニッケル仮面まけるなー
どっちもまけるなー、もっとやれー!!ヤンヤヤンヤ」
「やっぱり怪人もヒーローも素材はタイツでないと」
「どっちが勝つか賭けようか!」
ニッケル仮面「お、おれもこのギャラリー状態は
シルバー仮面のあの、夕方の買い物客でにぎわう商店街での戦いみたいで
ものすごく恥ずかしいんだけど」
ダイオウグソクムシ男「羞恥プレーだ、ワクワクする、
じゃない 助けてー」
昼下がりの公園は毎回怪人が押しかけてきてはヒーローが
救いに現れ、連日ほのぼのアトラクションショーの様相に。
退屈な日常を過ごす人々にとっては、
わざとつかまって怪人たちに支配的な言葉を浴びせられたりと
ランチタイムの昼下がりは「おはよう子供ショー」の
怪獣においかけられるゲームみたいな
格好のスリリングなプレーゾーンと化していた。
そう、いつしか怪人たちは人々をフアンならぬファンにしていたのだった。
サラリーマンズ「明日も捕まえにきて~」
シリアスに怪人らしく見栄きりポーズ。
ヤモマーク怪人、次はどんなマニアックな生物が
ヤモマーク的アレンジで登場するのか?
公園のバイオスフィアに棲むPVC人工動物たち。
オレンジのゾウはインドのソフビです。
ヤモマークさんの謎動物はおそらくつくりから見て
昭和40年代前半頃に作られたソフビ金型なのではないかと
思います。作りが民芸品風で自分が持っているセール品の動物たちより
ヤモさんのシリーズは市場に出たのが何世代か前のような気がします。
自分が持ってるこのソフビたちの多くは
この種のどうぶつソフビにつきものの
笛機能がついており、腹を押すと「プー」とか「ピー」とか鳴きます。
怪獣ソフビとは山脈の違う市場として作られたファンシー系
ソフビ。子供たちのお風呂のお供になったり、
水場やプールの遊びなどで活躍したりしていたのでしょう。
象のソフビや熊などはヤモマークさんの発掘金型の
象や熊と見比べてみるとポーズや顔の造形など
つくりが似ているので、もしかすると過去に作られた
アイテムの記号を受け継いで別の業者でも作ったり
していたのでは。
昭和の駄菓子屋の店頭をにぎわせたチープトイである、
ビニールの爬虫類や宇宙人人形のように
当時の職人さんはそう意識はしていなかったでしょうが
その造形的記号は長年にわたって継承されてきたものかもしれない。
つ【本物のダイオウグソクムシ映像】
http://www.youtube.com/watch?v=Izw5ZTa3PaQ
つ【クイーン&エリザベス LOVE WARS】
今まで東映ラインはハロプロの独壇場だったのだが
とうとう秋元ラインが食い込んできた。
フィリップくんっ こっ、これは事件よ!(探偵長)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9957267