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KADOMIUMTANK ソフビブログ

ヘミングウェイの詩にこんなのがある。
「人生は素晴らしい 戦う価値がある」
後の方は賛成だ byモーガン・フリーマン

マーミットの12月ソフビ新製品

2011年11月29日 | インディーズソフビ

 




ちょっと真面目に撮ってみたクリスマスツリー。
いよいよ師走ですね。タコは仕事で12月にはいってビッグサイトで開催される
モーターショーに、急に行ってくれとクライアント様に言われましてただいまバタバタしてるところです。

みんなどんどん年末に向けて忙しくなりますよね。仕事納めまで風邪をうまく回避せんとなあ。
どうもビタミンとペクチンも不足しているようなので長崎と熊本のみかんを食ってがんばるです。
あとはやはり、スイミンですよね~。
マーミットさんから12月の製品案内(12月31日締め切りで受注、到着は3月下旬)
が届きましたのでちょっと早いですけど紹介してみます。
2期カラーのアイテムも色が工夫されており、本編のきぐるみ
をイメージさせたりより派手目にメタリック処理にしたものも多いです。
そう、今回は年末だからか怪獣映画(平成ゴジラ映画は基本、年末公開でした)のライバルや
TVウルトラの最終回やターニングポイントエピソードの大状況で主役たちを苦しめた敵怪獣、
重量級のキャラクターが多いな。聖夜を前に強敵との決戦に身がひきしまる!といったいかにも
特撮ワールドチックなクリスマスラインナップDeath。

怪獣より前に先にこちらを紹介。マーミットといえばお人形さんメーカーとしての顔も
持っております(そういえばえとこはもう干支が一周してしまいましたが。。。いやいや。)
オリジナルドール、アンテノーラ・アリスの限定サンタカラー!
適度な等身加減、この頭部ボリュームのドールが好きなヒトにはストライクゾーンでしょう。
かわいいじゃないですか。今回はミニのクリスマスツリーが付くそうです。
タコはリナリナの顔がミステリアスでいつも気になります。各ヒロインで以後、シーズンカラーが
いろいろ出てくるのカナ?えとこみたいな干支ver.も出たりして。



リアルフィギュアではナックル星人の用心棒怪獣・ブラックキングが通販初登場。
表情も本編をよく再現、精悍な表情、体表のツヤ消し塗装でアピールするヒフ表現がとても
いい感じになってますね。

新マン処刑!の衝撃回は当時、前篇を見てテレビの前のこどもたちは十字架にかけられた
新マン、殺害される坂田兄妹のみならず、本当にナックル星人に地球が侵略されると思って
泣いたりアウアウしながら翌週の後篇を待ったってくらいのトラウマ
インパクトでした。この辺りは円谷プロもほとんど「脅迫商法」ってヤツですよね、ほとんど。
視聴率も一気にハネあがったそうですが。
よって登場怪獣のブラックキングも別格とも言える強烈なインパクトがあります。



オーソドックスなスタイルですが、腹と背中で分岐しているジャバラ風ディティール処理と
トゲ、長い尻尾のバランス感が唯一無二感を出しているブラックキング。
尻尾の生え際あたり、きぐるみのテイストバランスが非常に良く出ております。
ブラックキングの造形物では完成品として見たら文句なく決定版といえるのではないでしょうか。

ウルトラマンタロウの最終回怪獣、サメクジラ。1期をタコも買いましたがこれもまた名獣ですね。
なめくじ怪獣ジレンマと同じように2足立ちして移動するシーンもちょっとあるので、
ソフビとして立った状態で飾っても違和感はないところDeath。
光太郎が健ちゃんのお父さんを助けることができなかったことに苦悩しながら戦う敵。
前回のはツヤ消し塗装でしたが、今回はメタリックブルーが鈍く光っております。
サメクジラなんて初期の怪獣しか製品化されないような当時はほとんど
ソフビ化なんておよびもつかなかったな。タコも粘土をこねて作った記憶があります。

レッドジャック、こちらも2期もの。1期リリースは結構前だったと思う。
確かタコブログの超獣特集にも載せましたが。今回は重量感がよりアップしたカラー。
超獣にはメタリックカラーが似合います。レッドジャックは黒雲に載って移動する妖怪的な
特徴をもったキャラクター。この回やギタギタンガ、アングラモンあたりの「ダン少年」編は
賛否あるんですが、南夕子が地球を去った後の1人変身で守る北斗隊員の物語を盛り上げ
ようと超獣とTACの攻防戦に重きを置いていて、今見ても見ごたえがありますね。
なにか地味な工場街での戦いが続くんですが、今見るとそんな下町的な部分にフォーカスした
昭和の日本を見るドラマとしてもミリキがあります。レッドジャックを見ると下町の工場街が
浮かぶので、やはりインプリンティングというのは恐ろしいものDeath。
装飾過剰で初期超獣の特徴であるイボイボも足元に入ったレッドジャックも2期ならではの
キャラクターですね。

ミステリアスソフビシリーズ、モスマン。ここのところUMAへの注目度が高いソフビ界ですが
等身ボリューム的にもスレンダーでブキミリアルを追及したモスマンといったらこのメーカー
さんのものになるかと思います。

スペクトルマンの宇宙怪獣マグラー。ゴリの手下でなく純然とした宇宙生物。サタンキングと
共に地球に降下してきて激戦を繰り広げます。スペクトルマンが1クールの公害怪獣編を
経て、いよいよよりパワーアップした宇宙の敵を迎撃するようになった頃の
ターニングポイントを明確に位置付けた1匹という印象があります。そしていよいよ
スペクトルマンのヤラレっぷりも本格的になってくる頃です。
1期はポリ人形的なブルーで、その後スーフェス限定品でシルバーのアイテムが出ています。
今回はグレー成形にブラウン塗装とのこと。
こちらはメーカーさんの通販ベースカウントでは2期ですがサードカラーということになりますね。
デザイトマンも先日受注があり、最終回怪獣製品化のピースがすでに埋まっておりますが、
時々でいいから後半の高山良策氏による魅力的jなデザイン、造形の宇宙怪獣たちを
ソフビ化してほしいと思います。

今月はゴジラはお休みですけど敵怪獣が強力リリースです。
「怪獣総進撃」からキングギドラ。来年は辰年なんですが、キングギドラも何かお正月に
ふさわしい豪華絢爛版怪獣って感じがします。ほんとにゴジラの新作、進んでるらしいけど
原発事故などの影響でゴジラという核の申し子という設定が変わったりしないといいなあ。
今度こそガメラと対戦する説があるけど、
またオルガみたいな感じで別怪獣にしてこのビッグマッチはまたまたとりおきとかじゃないかな~。気になりますよね。ギドラの登場作が急に見たくなってきた。

そしてスペースゴジラ。キングギドラと並ぶ強豪怪獣です。最近、休みの日に平成のゴジラ
映画のDVDを出してきて見てることが多いんだよな~。古モノやさんに行ったら、
VSメカゴジラ(ファイアーラドンの出るやつね)の話を友達にしてるおしゃれな格好の
女の子が居たんですけど当時衝撃的だった、とか興奮してました。
子どものときに見たゴジラ映画の衝撃は、各世代で
作品時期こそスライドするものの、興奮はいずれも共通で繰り返されると言う気がしますね。

この「VSスペースゴジラ」も例年製作のルーチンワークでキャラを煮詰めきったかというと
せっかくの設定が完全に生きたとは言えなかったんですが、
結晶化された隕石とゴジラ細胞(宇宙を漂流していたビオランテの!)
と結びついて、という設定は気が利いていたし、都市に氷柱のような結晶の城が林立する
中でのゴジラとMOGERAがはからずも共闘するなど、バトル路線として見れば直球で
作っており、今見ると深読みというか解釈できる要素があって面白い作品ではないかと
思います。
CGが多用されている頃に製作されていたら、「機龍」1作目での海面上が瞬時に氷柱化
するみたいなインパクトのあるシーンをスムーズに構築できたのかもしれませんね。
アナログとCGの過渡期に製作された映画として見ても面白いかと思います。

冒頭のゴジラがリトルを連れて隠居している島に人間のほうが殴りこんで
かたき討ちしようとするシーンも白昼の広大な砂浜を静かに歩いているゴジラの姿が新鮮でした。
何か敵怪獣と戦っていたり暴れているのとは違う、
今までゴジラ映画にない静謐な雰囲気が出せていて印象深いです。後、インパクトのあったのは
MOGERAの合体シーン、制御不可能になったMOGERAの特攻シーンカナ。
劇場でもおおきいおともだちが「うおー!」とか叫んだり、ため息が漏れてましたよ。

吉川十和子はなんでこのヒトが?というキャスティングでしたけど
「男同士って殴り合ったりしないとわからないことは多いのね」
みたいなセリフが最後にあり、それがこの映画の存在価値をそのまま言い当てていたような
気がします。ヘンテコな戦闘服を着て常連ヒロインの小高さんといっしょに瓦礫の山の中を
歩いているようなシーンも含めて、今にして思えば吉川さんはゴジラ映画の劇中にいる
傍観者としてけっこうナイスポジションだった気がします。
それに「VSスペースゴジラ」頃は、怪獣映画の(というか多くの娯楽が)マーケットが
その作品のファンイベントやジャンルファン、マニアだけの箱庭宇宙に
なるかどうかの頃で、少しでも一般の観客を呼びこんで見てもらおうと苦闘していたわけで、
成功したかどうかは別にして、今となっては、その努力をあらためて評価したい感じです。

今回のスペースゴジラはクリアソフビに銀ラメ成形、さらにブラシワークを施して
結晶イメージをより再現しているとのこと。
こうして立体物を前にすると、スペースゴジラはこの強烈にスパルタンな造形、理屈を
吹き飛ばすビジュアルが物語の全てを語っているようなものだった、とあらためて
納得させてくれます。
やはり平成のVSシリーズは作られている間、常に熱気というか勢いがありましたね。
スペゴジはその象徴作という気がします。

つ【ゴジラVSスペースゴジラ 予告編】

http://www.youtube.com/watch?v=QO76mDNpVZk

つ【ゴジラVSキングギドラ 予告編】
今見ると、とにかく映画内の日本の空気がバブルじゃのう。
過去にゴジラが送られて今の状態になったんじゃ?と思うくらい日本の状況が違う。

http://www.youtube.com/watch?v=smnEUdXJKhU&feature=related

つ【ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 予告編】
CGが多用されて、大胆な画面づくりが増えてきた頃の作品。手塚監督の作風は好き。

http://www.youtube.com/watch?v=SXJ1--45bKQ&feature=related


One-up. ×サンガッツ本舗

2011年11月27日 | インディーズソフビ

師走の月に入り徐々にあわただしくなってきますね。
仕事の合間にあちこち行けたので、時間のある時にちょこちょこ更新することにします。
パチサミ最終回ショックもあって、このごろソフビのあるイベントやショップ展示が
今まで以上に貴重に見えるようになった気がします。
そんな意味でも秋葉原AKIBAカルチャーズZoneのOne-upさんは常設展示で
気を吐いておられます。
同店が11月に入って週替わりで開催しているインディーズソフビ展示ブース、すでに先週の
ドリームロケットさんが好評のうちに終了、現在はサンガッツ本舗さんにバトンタッチして
オリジナルヒーロー、怪獣ソフビを展示販売中でした。

あっ、デザフェスにも展示されていた鬱ヒーローがまた居るぞ!サンガッツさんオリジナルヒーロー
クロニクルInアキバがスタートだ!
しかしキャラクターの説明書き「鬱にならないと能力を発揮できないヒーロー」って(ひきつり
わらい)



今回展示されているサンガッツさんのオリジナルヒーローはすべて一品モノカスタム。
水木ソフビやオリジナルヒロインのSUIKOちゃんとは一味異なるカスタム売り切り品。
セカイに一体しかないから、手にしたヒトだけを守るヒーローになるぞ!
上はオコメマンVS怪獣ナーンの対決ジオラマ。
「カレーとの相性の平和は俺が守る!!」しかしオコメマンがナーンを倒しても
このほかにウードン、パスータ、ラーメーンといった敵が居るとか。

成田亨先生リスペクトのサンガッツさんが作るとどのヒーローも光の巨人の光を見事に
受け継いでいる感じがします。でも頭部を見ると限りなくお茶目でシュール、ナンセンス
キャラがブレンドされています。添えられた説明書きを読みながら燦然とショーケースの中で
ライトアップされているヒーローたちの融資を眺めているとどれもオチがあって、
立体で4コマ漫画でもみている感じ。

まんなかのブレインマンは敵の攻撃が先に手に取るようにわかるので連戦連勝だが
女心も告白する前にあらかじめわかってしまい結局フラれて恋には連戦連敗しているという
ヒーローの悲哀を一身に背負ったキャラ。

左のファンキーマンは地球の音楽を調べにきたヒーローでヘッドホンをいつも離さない。
右のイエローマンはもともと怪獣だったが、ヒーローの悲哀に触れてヒーローになった。
肩の棒は制御棒で、これが7本以上突き出たら暴走して街を破壊してしまうので厄介である。
うーん、ヒーローは実は悲しみを背負っていて地球の脅威と諸刃の剣というのもサンガッツさん
の基本コンセプトらしい。皆、戦いのあとに「フハー」とか息をもらしてそうだ。
あと感心するのは、既存にある無数の特撮やアニメの中のヒーローとダブるようなのがありそう
でいて全然ないことだ。まあ、そんなに怪獣やヒーローを熟知していて、「ダブるのがなかった」と
断言しているというのも、いい大人としてどうなのかというと、まったくタコもヒトのことがいえない
話なわけだが。

コズミッククアドロンの胴体を使用した女性キャラクターも展示販売中。
スキンヘッドな宇宙の正義のバウンティハンター、「スペースアテナ」。
最近サンガッツさんはヒロインとヒーローの比率がすでに半々くらいになっているのではないか?
新キャラでこのほかにもうさぎちゃんのソフビもリリース準備みたいだし。
2012年はオリジナル怪獣ソフビならぬ、オリジナルヒロインソフビの時代到来かも?
前列に悩美ちゃんもPOPなカラーで鎮座、というか土下座状態で悩んでおります。

真ん中、これが笑った。「マイホームマン」。怪獣が街を破壊し、自分の家にさしかかったとき、
自分の家だけを守るために変身したヒーロー。子どもたちを守ったその思い出のために変身する。
でも守った家の子どもたちもすでに嫁に行って居ない(サビシー)。
近藤るるるさんとか諸星もちるさんの絵で短編漫画になって読んでみたい感じのヒーローですね。
うっ、左の「糞神様」は水木先生のソフビシリーズ「糞神島」からのインスパイアというか
スピンオフオリジナルか?
(漫画「糞神島の劇中では結局糞神様を崇拝する島民がその存在を示唆したり
神社が出てくるだけで糞神様本体は結局登場せず、島民や先生に地獄のような罰が
ただ下されるのみである)

右のミスターフレイムは炎を扱い敵を倒すゼットンみたいな超人だが、人間体に戻ると自分も毛髪も
燃え落ちてしまうのだとか。サンガッツヒーローは人類を守って正義を守っても自分は
全然シアワセになれないな。サンガッツワールドはほのぼのとしていそうで、
なんてペシミスティクなんでしょう。

ココロノメデミルマン(左)はココロの中ですべてのことを見極める能力を持っているが、
理解するのに時間がかかる。隣のツートンカラーな派手なヤツ、ピエロマンは「アクロバチックで
コミカルな技で悪党と戦うが、子どもには好かれない」そうなんだよな~子どもってピエロが
本音としてはなんか好きじゃないんだよね。一応芸や手品をしてもらえると笑ってるけど。
最近のサイコホラーの影響もあるのか、ピエロが近寄ってきたら怖いとしか思えないし。
某ハンバーガーチェーンのピエロのヒトもスキンシップが過剰だとモンペアに訴えられそう。。。

・・・何はともあれ、こんな感じでたくさんのヒーローがアキバで君が熱い握手を求めてくるのを
待ってるぞ!こんなヒーローはテレビでだって、東京ドームでだって見れないぞ!!
せっかく特殊能力もあって平和を守る正義のココロがたぎっているというのにひたすら気の毒な
ヒーローが多いぞ!でも昭和の特撮ならあたりまえだった気もするな。
ここに載せた以外にもたくさんの限定品や一品モノ紹介があるからサンガッツさんに代わって
是非アキバにかけつけ声援をよろしく頼むぜ!!


HS ゴリラ獣

2011年11月17日 | インディーズソフビ

デザフェスもおわって、次はパチサミですね。いろいろありましたが2011年も年の瀬が
押し迫ってまいりました。
タコも幸いヒトなみにそろそろ年末の仕事の打ち合わせに入ったりしてます。
年末の戦いを予見させるこの時期のあわただしくも身のひきしまるような独特の空気が
好きですネ。
去年のGWに入手してから手元に置いていたのだけど、いろんなソフビたちと絡めて
飾ったりしてても飽きない質実剛健な一体がコレ。

HSさんのゴリラ獣。昭和のラウレンティスコングムーブメントの頃に次々と日本市場で
独自に(というか版権ナシで)製作・販売されたゴリラアイテムは数あれど、そのソウルを
そのままに平成の世に新規製作されたメイドインTOKYOのオリジナルゴリラモンスター
ヴァイナルトイ。
昨今のインディーズソフビ市場では版権品、オリジナル問わず猿やゴリラ系キャラのソフビが
ちょっとしたリリースラッシュ状態になってますがそこに先鞭をつけ2009年に登場した
ゴリラヴァイナルの火付け役的なプロダクツであります。猿系ソフビも2011年後半に来て
いろいろ出てきているのでここらで紹介したかった一体。

タコが持っているのは肌色成形に茶のブラシワークを施した個体。
肌色と茶のコントラストがちょっと怪物くんのゲスト怪獣、ゴリラキングみたいな表情に
見えてまた萌えDeath。
おまけの透明原住民が色つきでないからちょっと「ヒアー」ってやれないんですが
いろいろなミニソフビを自由に持たせられるくらいに広がった手なので遊んでます。

角度によって凶暴なだけでなくシャープでハンサムな表情も浮き出てくる。

当時物の恐竜ソフビと絡めても違和感全くないっす。
ヨネザワ、大協、三浦トーイ、タカトク、マルシンなんでもきやがれ!!相手になるぜ!
いろいろ合わせをしてみたけど、なかなかタコの手元にある恐竜系で見た目
ゴリラ獣と対等に張り合えるような恐竜がおらん。大協ケラトは上背はあるけど手が
前に突き出ててカワイイし。やはりコングの敵は。。。というと、
今、メーカーさんのHSさんのところでも敵キャラになるティラノ系の
恐竜?怪獣?ソフビが製作中のようですが、一体どんな仕上がりになるんでしょうネ。

なら小さい恐竜が群れで襲ってきたらどうよ?ということで、考えを変えてみることに。

マルサンののらくろソフビが持っている恐竜なら、持たすのにちょうどいい首周りをしています。
この謎恐竜、子どもの時から持ってるんですが、にやついててちょっと気色悪い顔なんですよね。
小型恐竜のヴェラキラプトルみたいに群れでコングの隙をみていわき市ハワイアンセンターの
フラガールを餌食にしようと狙っているタコ脳内設定で置いてみました。
ゴリラ獣は、ちょっと古モノ屋さんのショーケースに当時物のパチ怪獣と並んでても、
インディーズソフビに詳しくないヒトなら、昭和に売ってたゴリラソフビ?と思うカモ。
そんなところもミリキとなる一体Death。

もう1年以上も飾ってたけど、あらためていわき市ハワイアンセンターのフラガールの
おねえさんたちによるゴリラ獣歓迎のフラダンス「トントコトントコトントコトントコ♪」

猿系ソフビのブラシワークとして、適度に地肌が見えることで素朴な感じのするリアビュー。
昭和の頃の土俗的な玩具のイメージも加味されているのがゴリラ獣の味といえます。

足の処理は好きなヒトともうちょっとがっちり作ってほしかったというヒトと居るのですが、
全体の中でポップさというかコミカルさにつながって怪獣ソフビというよりは時モノ
(映画などのタイアップでつくられた造形物)みたいな印象が出て足元に造形上の
落とし所をうまく配置した感じがします。

しかしラウレンティスコングのときはアークロンという合金おもちゃメーカーからメカコング
(東宝のメカニコングとは無関係のオリジナル超合金TOY、なのに映画の版権アイテム)も
リリースされたり、ゴリラをイメージにおもちゃメーカーがイマジネイションを膨らまして、
ゴリラモチーフの奇っ怪なおもちゃをたくさんリリースさせていましたよね。
その洗礼を受けて育った日本の子どもたちは目の前のゴリラソフビがオリジナル
か版権ものかなんて気にしてないまま、映画の中で見ることができたゴリラの原始なパワーを
手元のソフビで再現したにちがいない。しかしサイズ面で当時こんなゴリラソフビがあったなら、
というニーズに合った一体として発売当時もゴリラ&コングファンからもこのHSゴリラ獣は
高評価が得られたものDeath。

ハワイアンガールあぶない!!「キャー!!」「ゴッホゴッホ!!」

数年前にCG映像も駆使して作られたP・ジャクソンのコングはスカル島の
生態系を偏執狂なまでにクリエイト、紹介した図鑑も出版されるくらい、細かい設定を敷きつつ
無数の恐竜や巨大昆虫たちが画面に登場してコングや探検隊と壮絶な戦いを繰り広げ、
ファンもおなかいっぱいになったものですが、70年代のラウレンティスの映画のほうは敵が
大蛇しか登場しなかったのが子ども時分に残念でした。そのぶんコングのパワーと人間の
街に連れてこられてからの哀愁のドラマがストレートに観客の目に入ってきて後半は
なかなかの仕上がりではありましたが。

横に広がった感じの造形はちょっとマテルとかの洋物TOYっぽいプロポーションを想起させます。
アメリカのおもちゃを見よう見まねで日本のメーカーが作ったプロダクツ?みたいな
雰囲気をわざと出したような面白さがあり原型師さんのゆとりを感じますね。

 HSさんはその後もゴリラ獣の敵キャラクターを製作しつづけています。
マッドサイエンティストが打倒コングを目指して製造したメカゴリラ獣、
現在原型まで製作が進んでいるとHSブログでも画像が公開されている
「凶暴な怪獣」のおもちゃ(見た感じティラノ獣とかいうのでしょうか)
いずれもシンプルな作りながら、昭和のトイカルチャーの造形的アイコンをふんだんに取り込んだ、
「当時もしあったら」的仮想玩具としてのアイデアが盛り込まれ、これからの展開が
気になるところです。いかんせんHSアイテムはゴリラ獣単体の展開初期より
現在において国内での流通量が少なく、この出来をもってHSソフビに関心の
高いソフビファンも増えている中にあって、日本でも数を販売してほしいとは
1ファンとしても思いますが、一方で好き者に長く愛好してほしいという
作り手の気持ちは実際に作りこまれたプロダクツからも明確にうかがえてきそうです。
このゴリラ獣も現に自分は手元にあって飽きないつくりでした。

いずれにしても、実際のソフビに見えてくるつくりからもつかみとれることは、
ソフビジャンルに一家言あるメーカーさんとして、インディーズソフビの根幹に本来必要なアンダーグラウンドマニアックスな濃度を体現する希有な一社であることはみまがいようがない、ということです。

つ【メルトダウン/タイマーズ】

http://www.youtube.com/watch?v=9RZbvjQw7Kk&feature=related

つ【サマータイムブルース/RCサクセション】

http://www.youtube.com/watch?v=dVn0Aet0Bs8


紋別ご当地怪獣モンベモン続

2011年11月09日 | インディーズソフビ

 

 

さっそく紋別観光協会から到着したモンベモン。
最近の物流は早いなー。生鮮食品頼んだみたいな速さで来たしせっかくだから
ちょっとミニレビューしてみます。
発送された荷物の中には、いっしょに紋別の観光パンフも入っていました。やはりご当地では
おっとせいとか海のほ乳類がマスコットなんですね、観光名所を回るほのぼのなおっとせいの
家族のイラストが出ています。食べ物もおいしそうだしいいとこだな~。



久々に北海道いってみたいっす。名付け親の人がポスターに描いてた「スーパーガリー」
なる超兵器ですが、元ネタとして流氷砕氷船にリアルで「ガリンコ号」というのがあるんですね。
パンフレットにも載ってますが先端にドリルがついてて流氷を砕きながら進むんですって。
ボディも赤いのがインパクト。東宝の武骨なスーパーメカみたいでしびれますね。
紋別市ってオホーツク森林公園、流氷公園、大山スキー場、スカイタワー、オホーツクタワー
ゴマちゃんランドとか観光名所も多いんですネ。



さて、毎度のいわき市ハワイアンセンターのフラガールのみなさんによるサポートアクトで
盛り上げつつモンベモンを見てみまショー(って、タコの脳内では観光=フラダンスでお出迎え
という極端なイメージしかないよーだ)
モンベモンソフビの大きさはニュースなどの発表画像ではよくわからないが
どのくらいなんだろう?という話は自分の周辺の友人からも出ておりましたが、11cm前後の
ミニでした。ただ横に幅があるので、ミニなりのボリューム感はある程度でています。
観光促進的な意味合いが込められているものの実質個人出資・製作のソフビなので
かぎられた予算の範囲で手を可動にしたりと、がんばった感じがします。

背中。ヒーロー倶楽部の人から要望のあった紋別の名産物であるホタテの貝殻風イメージを取り込んでほしいという声にこたえたとおぼしき、背中の突起がでています。
手も水かきに、指には鋭い爪がついており、ちゃんと
海生の哺乳生物っぽい生態を解釈しつつ造形にも込められている。
やはり現物を見ると、前の記事にも書いたけど顔は例の昭和の児童書に出てくる
南太平洋の4つ目怪獣に似ているなー。


あと、ゴッドマンとかに出てきそうなアトラク怪獣みたいな雰囲気。東宝特技倉庫チックといえば
さきにメディコムトイ×ZOLLMENコラボでソフビ化されたテラインコグニータ的でもあり、
テラインコ的な、専門の怪獣ドラマでない催事ステージスーツの怪獣的イメージも
造形時に味付けしたのではないか。


愛きょうはあるけどブキミ。キモキュート系なこういう造形はEXOHEADのヒトがお手の物だなー。
体毛の表現など、ミサイルゴリラ5号的なこってりした感じ。基本、
ちょっとそっけないくらいの作りにしたのが、どレトロな良さを引き出しているんじゃないかと・
こないだ休みの日に「バラン」を見ていたからかもしれないけど怪獣の根源には「土俗」という
言葉が似合います。そして、怪獣の本来持つ土俗的なミリキを表現する手法こそが所謂「レトロ}
なのかもしれません。

ヘッダーはZOLLMENミニで使用されている「Monster Parede」のものでした。
今回のご当地怪獣は面白いアプローチなので、インディーズソフビ以外のヒトからも
反響が得られるといいですね。

そういえば、ちょうどなんですけど毒舌が強烈でTWITTERで大暴れしすぎて
謹慎処分になってた長万部のまんべくんも11月7日に会見をやって、
復活すると発表しているんですね(ちなみに中のヒトは同じ!反省はしてる
みたいだけど、ちょっとツイスト入ったキャラ好きなタコ的にはうれしかった)。
日を同じくして冬本番に入り、北海道のゆるキャラ復活に加えてご当地怪獣までも出現!




ヒーロー倶楽部のヒトの話だと「ZOLLMENさんに足裏にぜひ地名を入れてほしいと
希望した」ということで、モンベモンの足の裏にはその意向をくみ、「紋別市」の3文字が
燦然と刻まれている。
モンベモンは怪獣ファンが生み出した、Made In Monbetsu怪獣。
これからは観光促進面などで道内のキャラクターたちでコラボレーションとかもできたら
面白いですね。モンベモンの活躍、期待してマス。

そうだ、南太平洋の4ツ目怪獣が載ってる本、実家にたちよったけど見つからなかった。。。

つ【ヤマトタケシのうた/レインボーマン】
「どうせ!このよに、うまれたからにゃーおかねもほしいさっ なもほしい~(おんぷ)」♪
「けれどもっ そのゆめ~すてすぁせーる~ このよのあくが、すてさせ~る~」
今、東映のヒーローものでこんな歌がエンディングでいきなり流れたらすごくカッコイイけど
お茶の間からはどん引されて「もっと無難な歌にしろ」とか言われるんだろうな。
ラジオで「死ね死ね団のうた」をリスナーのリクエスト通りにオンエアしたら文句が来たとかいうし。

http://www.youtube.com/watch?v=DD5LMaqHN-k&feature=related

つ【まんべくんと歩道橋】

http://www.youtube.com/watch?v=pAnHOsqAJAQ&feature=fvsr

つ【まんべくんの子どもを泣かせる動き】

http://www.youtube.com/watch?v=nfE7aQuDNo4&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=2rw9AGZAJqg&feature=results_video&playnext=1&list=PL23D9BB3B541F4172


モンベモン

2011年11月07日 | インディーズソフビ

 9月に名前を公募、11月1日に紋別のご当地怪獣として、道民の自営業を営む男性が
応募した名前を採用、「モンベモン」と名付けられた4つ眼の怪獣。
このモンベモンは紋別ヒーロークラブ(谷川健二会長)が同じ北海道のソフビメーカー、ZOLLMENに製品化を依頼したもの。紋別観光協会(畑中正義会長)で7日に販売した。
この奇妙なご当地怪獣モンベモンはどのようにして生まれたのだろうか。

 「鴻之舞の金と海産物が好物の守護獣モンベモンはオホーツク海の冷たい水温で長い間仮死状態になっていたが、2021年に温暖化で目覚め、流氷に乗って紋別に上陸した」というのがキャラクターの設定となっているが、細部については未定。
 奇抜なマスコットキャラクターといえば、道内では函館市がスルメイカをモチーフにした「イカール星人」を起用し、全国的に人気を呼んでいる。同クラブの会員らは「いつかは函館のイカール星人と『対戦』させてみたい」「劇画や絵本になったら面白いかも」など、怪獣によるまちおこしに夢を膨らませている。谷川会長は「これからイベントなどで活用して、紋別のマスコットとして末永く愛してもらえれば」と話している。(北海道ニュースから抜粋)。

 タコも名前の集計をしている段階でZOLLMEN原型ソフビということで興味がわき、
この紋別ヒーロー倶楽部にコンタクトをとってみたらこの件に詳しい倶楽部のヒトからいろいろ
うかがうことができた。

「ゴジラが50年以上(今年で57周年)、仮面ライダーも40周年、スーパー戦隊も今年35周年と
歴史を重ねて視聴者も3世代位にまたがるヒーロー番組として成長、活躍しており自分たちも
子どもの頃と変わらず道内で怪獣やヒーローを愛好する団体を組織して楽しんでいる。
そのうえで地元・紋別にもご当地怪獣が棲んでいたら楽しいかな、と思い、ソフビ製作を
思い立った」という。

「怪獣のデザインは、紋別ということで北海道をイメージした名産物を体にモチーフとして取り込
んでほしいと依頼。アザラシのような顔をしていること、背部に同じ道産の名物ホタテを
イメージしたディティールをつけてみてほしいとお願いし、怪獣ソフビを作り慣れている
ZOLLMENさんにソフビとしてのビジュアルを形作っていただいた。自分もこれまでに出た
ZOLLMEN怪獣ソフビのファンで、かねてから同じ道民の怪獣ファンでもある
ZOLLMENさんと交流があり、楽しく作業を進めることができた」という。
北の国の怪獣好きと怪獣に一家言あるインディーズメーカーの共同作業によって生まれたのが
このモンベモン、ということか。

テストショットの写真が出回った時にタコも、タコの周辺にいる怪獣マニアも意見が一致した話なの
だけど、この怪獣の顔は昭和の図鑑に出てきたある挿画の怪獣によく似ている。小学館
のなぜなにシリーズで未確認動物を扱った本の中に、カバのような顔で4つ目の怪獣が南
太平洋の洋上から水面に顔を突き出して客船をにらみつけている目撃情報の再現イラストが
あり、当時世代にはかなりインパクトのある絵として記憶に刻まれている。(載せようと思ったけどここのところ仕事で詰めてて実家にいないのですぐマウンテンサイクルが掘れない。。。)
それに非常に似ているのだが、この懐かしい本の目撃ストーリーに描かれた怪獣を参考にして
ビジュアライズしたのだろうか?倶楽部のヒトに聞いてみた。

「ソフビ化を依頼した時はこの怪獣は陸の怪獣にしようと思い、そういう昔からあるUMAの
目撃談をイメージソースに取り込むことは自分サイドから特にお願いしていなかった」との話。
もしかするとZOLLMENさんサイドの製作過程で海の怪獣として、この4つ目のカバ怪獣を
イメージに取り込んだのかもしれない。
そうであるなら、あの有名な挿画の鼻から上半分しか描かれなかったカバ怪獣に初めて
今回胴体ができたとみてもよさそう。実際にソフビができて、さらに名前もモンベモンと決まってから
できたキービジュアルや怪獣のスペックの中には「オホーツクから流氷に載ってやってきた」と
あるので、海からやってきた怪獣としてのイメージが加味されている感じだ。
架空の未確認生物に、道民の怪獣好きたちが集合無意識を発揮。
パーソナリティや設定、活躍想像図が2体のソフビに共同幻想として
肉付けされていくようで面白い。

ちなみに怪獣映画ポスター風のイラストには茶色いほうが「モンベモン」、ピンクのほうが
「モモンベ」の名がついている。♂と♀のカップル怪獣のようだ。

北海道にはすでに函館にイカール星人が居て、そのほかにゆるキャラとしてまりもっこり
や毒舌キャラで物議をかもしたまんべくん、TV出演でも活躍しお茶の間で認知が進んだ
たら丸など多彩なご当地キャラクターが居るが、「本格的な怪獣、UMAのような地域に潜み
目撃される謎の怪獣のようなキャラクターが居たら楽しいと思う。
これから幅広くこのキャラクターを使った催事やソフビに限らないキャラクターグッズの
展開などできたら嬉しいがまずはソフビを販売して全国のヒトにモンベモンの存在を広く知って
もらえたら」としている。
もしかしたら今に「ゆるキャラ選手権」に変わりだねな存在として、このモンベモンのキグルミ怪獣
が乱入し全国のご当地ゆるキャラと戦う雄姿が見れる時だっていつか来るかもしれない。

 http://kanineko.blog5.fc2.com/blog-entry-397.html

このイラストを描いたヒトって「モンベモン」の名を命名した方なんですね。巧いなあ。。。
上空に飛んでるスーパーガリンていう戦艦のミニが今回のOMAKEかと思ったけど
命名コンテストの段階で描かれたイラストなので、さすがにそれはないな(微笑)。


アキバ戦記Ⅱ/Oneup.2日目

2011年10月30日 | インディーズソフビ

アキバにコロニー落とし?
じゃない人工衛星もラジオ会館ビルに墜落してきたと聞いて、朝から野次馬で一杯のアキバ。
さらにAKIBAカルチャーズZone始動で入居・28日に開店したOne‐upさんをはじめ
中野ブロードウェイからやってきた各店舗も開店後も続いている店の設営の続きや
うわさを聞きつめかけたお客さんの対応に大忙しの真っただ中。2日目の本日も商品のPOP
書きをしたりフィギュアを並べたりしておられました。

そしてラジオ会館の日曜日まで続く物販イベント、旧コトブキヤの店舗で展開する
シュタインズゲートのカードゲームイベントもあってと2日目のアキバはとにかくカオスに
満ちています。
もともと土日のアキバといえばカオスなんですけどね。てなわけでさらにディープに
明けて29日、土曜日のアキバ現地風景を切り取ってみました。

メイド喫茶もあまりの人出に忙しすぎてとうとう接客のメイドさんがロボになってしまいました
(うそです。店頭のマネキンDEATH )

 



人工衛星をベストアングルで撮影できるパスまで発行!これがすごい待ちの行列でした。

徐々にお店のセッティングも進むOne- up さんの店内をもうすこし細かく撮ってみました。
アングルを変えていろいろ撮ってみたり。だいぶ希少ですが、限定ソフビもまだこの
土日の間なら滑り込みセーフで買えそうな感じ。気になるヒトは何事も一期一会ということで。

 

One‐upさんの店舗はエスカレーターを上がって3階に入ると初めは一般フィギュア関係の
ショーケース部分が目につき、この写真の角っこをまがった先はインディーズ関係のソフビ
やTOYがメインに一変!。。。と、がらりと展示構成が変わるよう設置したとのこと。
あたかも1店で2店ぶんのショーケースとして演出を施しお客さんが楽しめるようにしたとか。

知恵を絞った甲斐もあって、さっそくたくさんの人が足を止め、色の綺麗なソフビを前に、
感嘆の声をあげたり、これ、すげえな~とか話しておりました。
今までインディーズソフビのセカイを知らなかった層の取り込みに貢献するといいですね。
これからおつきあいのあるメーカーさんのソフビを期間を決めて次々と取り扱ったり
限定ソフビもどしどし販売するそうなので、お店のブログをチェックしてみてください。

4階のショーケース、アストップさん。早くもいい位置のオーナーがどんどん決まり始めて
いました。何かソフビ系のヒトも行くのが楽しみなボックスが入るといいな。

 

カラオケも昼時点で30組待ち!昼間からカラオケか、さすがにお客さんも開店時のノリが
いいね。ドリンク、食べ物のオーダーがメイン料金で、夜は10時まで営業しているそうです。

まんだらけさんのコンプレックスに行ったらソフビ関係のヒトにあったりしました。
全然ソフビと関係ないビンテージまんがの階でバッタリでくわした。しばらく懐かしい昭和漫画の
話に華が咲いてしまいました。今年はデザフェス、パチサミしか後は大きなイベントがない
けど、そのうちのいずれかに出展も予定されているとかではりきっておられました。
AKIBAカルチャーズZoneにOne-upさんができたので、コンプレックスに加えて
ソフビ語りの出来る場所がまた出来ましたね。

あっゲーセンのアームにハワイアン女の子が!

ハワイアン女の子が出てきたので、今年のワンフェスで撮影した家宝をお蔵出し。
ドーラーのヒトにやってもらったハワイアン女の子の〇〇〇〇サイン。コレハウレシカッタ。

 

ワンフェスなどでもよくお会いする歩く待ち合わせ場所さんが歩いてた!震災以降見かけなかった
けど、元気だったのね。そういえば今日はつがる氏が居なかったな、このお祭りの時に
あのお祭り好きがどこに行かれたのだろう。。。

シュタインズゲートのイベント。カードバトルが熱く展開するクールなゲーマーたちの
集う隠れ家っていう感じ。

 


AkibaカルチャーズZone/Oneup.

2011年10月29日 | インディーズソフビ

萌えと電脳のスーパーカルチャータウン秋葉原に新設されたAkibaカルチャーズZoneが
すごいことになってるぞ!地下には海洋堂のワンフェスカフェ、上は漫画書店のk-booksさん
をはじめ、中野ブロードウェイのサブカル&トイ名店街が入居しアキバ店をスタート。
One-Upさんもアキバデビュー!さっそく28日11時にスタートした限定品販売とOPEN
初日の空気を追ってみた。

One‐Upさんをはじめとした中野関係のお店は3階に入ってます。
4階にもアキバエリアではおなじみのショーケース店が移転しており、中野ブロードウェイと
ラジオ会館とワンフェスが一体になったような夢のカルチャータウンが誕生。
居心地もすごくいいですよ。

One‐Upさんの看板がビルの壁面から内部の通路などであちこちに見える。ソフビメーカー
さんの社名も入っていたりします。全部の数を数えて、合っていたら何かプレゼントする、とかやり
たいな~とはOne‐Upさんの弁。

まだ店内は完成20%というところなので、この後見にいらしたらもっといろいろ展示内容を
盛り込んでおきます、とのこと。でもトイ&フィギュアがぎっちりです。

 

 

 

 MAXTOYさんのデュアロス。

ドリームロケットさんのガバリ。

KAIJINさんのムシュベル。これはドリロケさんの塗装。

こなつさんのネゴラ。新開店をお祝いしためでたそうなカラーです。とてもカワイイですね。

ヤモマークさんのウミプードル。蓄光Ver.で深海魚みたいにぼんやりと光るのが
いい感じでした。今回の限定品はGrow in The Darkファンにはたまらないラインナップに
なりましたね・

ランブルモンスタースさんのアダム。こちらも蓄光ver.
環境汚染で不気味に光り、歩きまわるリンゴ?意味深なカラーになりましたネ。



INSTINCTOYさんのPandemic。フロッキー加工であったかそうでした。

スーフェスでも見本展示されてたサンガッツさんの妖怪アトバラナも蓄光で初売り。
さっそくタコも買ってきました。例によってこだわりで水木描画を的確に立体化している逸品です。

 REAL×HEADさんの、新規開店なのにアディオス。
改造人間カラーのカオスマン、真頭だるまなどはそろい、いかにもおめでたい雰囲気を
盛り上げていました。



CCPさんのショーケースも設置されるそうです。これからは新製品のプレゼンテーション
なども行われるとか。「中野店よりも店内が広く、外側に並ぶショーケースの横にもスペース
的に余裕があるので、買い物をした後で仲間とソフビやフィギュア談義をしてもらったりして
お店を盛り上げてほしいです」とのこと。今回これだけたくさんの限定品がそろい、店長さんも
大喜びでした。うれしいことにオープニング時からお客さんが駆け込んでくれてけっこうな
行列もでき、まずまずのオープンデーとなりました。

 

 この建物を個人で買い取った方が、TOKYO発信のカルチャーを世界にアピールすべく
モニュメンタルな建物の中にいろんな名店をパック。その一店にインディーズソフビ関係の
お店がセレクトされたのはとても光栄なことといえます。昨今はトイイベントも少ない中、こうした
常設形式の大きなムーブメントベースを起点に新たな仕掛けも進めばソフビのマーケットも
広がるかもしれない。「今回も初めてこのビルを観に来られた一般のお客さんで
ソフビを買っていってくれたヒトもいたり、初日から反応もさっそく得られました。
今後はソフビメーカーさんごとに定期的なショーケースでの展示や限定品の販売なども
していきたいので、ぜひソフビファンのヒトにはときどきのぞいてもらいたいです!」と
抱負をコメントしていただき、One‐Upさんも大いにはりきっている様子です。

アキバで勇躍、新たな居を構えてソフビ情報の発信と盛り上げを買って出たOne‐Upさんが
どんなお店にしていくかを見守りつつ、ぶらりとアキバに遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
ビル全体がアミューズメントスポットとしてもいろんな切り口を見せてくれており、
アキバならでは生まれた新商業施設としてこの街の現在の空気を伝えつつ、
訪れるヒトそれぞれの驚きと楽しみが待っていると思います。
アキバ新名所誕生。。。というところですネ。

そのほかの店舗も紹介。
地下のワンフェスカフェ。海洋堂さん関係の製品がたっぷりなスペースでデモや商品展示を
展開。ちょっとマニアの隠れ家的なワクワク感の漂う場所です。飲み物を手にいろんな
ジャンルのマニアが親交できそう。数日前のアキバ戦記Ⅰでも店内写真を紹介してますが
今はローレライの小道具やワンフェスで使ったきぐるみなどなつかしいモノがいろいろ飾られてます。
海洋堂さん秘蔵の発掘プロップコレクションなども紹介されるのカナ?楽しみです。
スロットレーシング台とかイベントステージも設置してありました。29日19時には
特撮リボルテックのPRも兼ねて、平成ガメラシリーズの樋口監督がトークを展開するとか。
樋口監督の話はすごく面白いので行きたいな~。

3階/One-upさんおとなりのヨーヨー屋さんに設置されたスケバン刑事ヨーヨーブース。
最近タコは3の少女忍法帳伝奇を見返してます。掘田真三さんがかっこええ!!
スケバンヨーヨー対ケンダマとか、ヨーヨー名人が登場する回もありましたね。
初日からヨーヨーファンがつめかけ技を披露したりして、激混みでした。
中野のサブカルチャー激戦区でもまれてきたお店がアキバでその存在感をアピールしてる
印象です。

 こちらも中野ブロードウェイでおなじみ、TRIOさん。AKB48のみならずアキバ発信のアイドル
が最近多いので、この場所にあるとアイドルコレクターは収集面でも仲間との交流面でも
重宝するんじゃないでしょうか。さっそく初日からこちらの店頭もにぎわっていました。
しかしほんとにアキバにそのまま中野が来たって感じですね。最強サブカルタウンの融合で
どんな成果がもたらされるかという面でも、今後のカルチャーズZoneの展開をじっくり
見守りたいところです。

28日から3日間、ラジオ会館で物販イベントを展開中。カルチャーZoneの展開とあわせて
平日なのにたくさんのヒトでごったがえし、アキバはちょっとしたお祭り空間になっています。

ラジオ会館ロゴのとか、シュタインズゲートとのコラボTシャツとか売ってました。
このイベントに合わせてアキバでシュタゲ関係のファンのオフ会でもあったのカナ?
コスプレの人たちが駅前に集まっていましたよ。

前からあったっけか?旧ラジオ会館に人工衛星が突っ込んでる!
とにかくこの週末、アキバはいつもに増して、お祭り状態です。

つ【Metallica/Last caress & green hell

 http://www.youtube.com/watch?v=hTbvhy0XkPw&feature=related


サラマンダ-ジョー×ボスキャリオン

2011年10月22日 | インディーズソフビ

 

サラマンダージョーのヘッダー。とってもステキ。
PAULの自分のソフビをつくるリアルタイムのウキウキ感がすごく伝わってくる。
他人のラブレターを読んでるみたいな感じ。
ジョーが巨大化してるし。やっぱり東映系だな彼は。
でも子どもたちの口が日野日出志とか媒図かずおのキャラみたいでコワイ。。。
あれか?「よいこのおもちゃ」系ヘッダーに描かれている、親が適当に買ってきた
おもちゃにアッサリ洗脳された子どもみたいなイメージか?

昨晩の記事の追加撮影なんかしてたりする。実家に行ってぺギャオスとってきたので
アースウルフとぺギャオス改めZOKKI BATの夜会風景を再現。

ともに40年以上も間の開いてるソフビ同士なのに結構相性イイですネ。
アースウルフの手の目から命令され集まった夜の鳥、ZOKKI BAT。。。てなイメージでパチリ。

さて、今日のソフビレビュ~はジョシュのアースウルフに続き、海外勢のソフビ第2弾。
海の向こうの我々のソフビ仲間、PAUL KAIJUが製作した2匹のKAIJU VINYLを紹介。

PAUL自身が造形、彩色も担当したボスキャリオン(Boss Carrion・右)とサラマンダー
ジョー(Salamander Joe・左)。共に左右不対象の不安定な姿にユーモラスな表情をした
PAULの好きな「器官部品の合成」「身体のねじれ」をモチーフにまとめられた2体。
タコの撮影でどこまで伝えられているかわからないけどPAULの塗装は本当につややかで
キレイです。

全身にさまざまな生物の部品をつなぎ合わせたキマイラ(合成生物)のようなボスキャリオン。
尻尾はサカナです。ちょっと中国の酔狂な金持ちが収集している不思議な漆器のような、
オリエンタルムードも醸し出されています。実際、このボスキャリオンはアジア圏のオーダーが
多いそうで面白い事実ですね。

サラマンダージョー。はじめて海外のサイトでPAULがジョーの原型を紹介したときに画像を見て
タコはときめきを覚えました。ソフビ製作の前にPAULは「ウンチマン」という日本でいうバロム
1のキバゲルゲをより排泄物風に近付けた身も蓋もない怪物のキャスト作品を
発表していたのですがその頃から彼は「身体のねじれ」表現に関心をもって造形しており、
このサラマンダージョーはその「ねじれ」た作風をフルレンスに全身にモチーフとしてちりばめています。

どこにときめいたのかというと、デンジマンのベーダー怪物ムササビラー+サンバルカンの
機械生命体ジムシモンガー+ゴーグルVの合成怪獣カイモズーと、70年代~80年代前期の
東映戦隊の1話怪人への憧憬そのものが込められたソフビになっておるのが一目瞭然だった
からです。ねじれた顔はタイヤジコラーとかのラインだな。
あくまで推測ですが東映怪人のデザインは1話では番組のスタートであるから
ヒーローを目立たせるために怪人のデザインを抽象的でモチーフを曖昧にすることが多い。
そういう抽象的な怪人たちのイメージをこの1匹に集積したような怪人をPAULが作った
という点です。70年代後期頃の戦隊は「エイリアン」のギーガーショックを直撃弾で喰らい
それまでの怪人デザインから脱却しつつ左右不対象かつ全身過剰なディティーリングにより
不安定な姿をした独自の怪人デザインを組みあげつつ反攻(といっていいだろう)にかかった
チャレンジャブルな時期で、PAULは東映のこの時代にあった
パチエイリアン風怪人デザインラインの発想にリスペクトしつつ
再輸入するかのようにサラマンダージョーを作ったというところか。

日本でそういう発想を持つなら一言、「OTAKUだなあ~」で終わっちゃうんですけど、
そこはクリエイターが海外の人。目線はART的になっていくわけです。
きっと彼は海の向こうで日本の怪獣図鑑をじっくり眺めつつ、日本独自のTV用怪人の
個性あふれるデザインに思いをはせながら、ソフビ製作の段になっても
いつしか嗜好する東映怪人的な要素を自作にちりばめることになったのではないかと
思います。

リアビュー。貝のようなディティールが並び、しっかりねじれにねじれまくっています。
そして造形に関する発想としてもうひとつ特筆すべき点。
名前が「サラマンダー」なのに両生類の怪人にしないで、両生類の皮膚を想起させるような
イメージの集積で作っているあたりも名匠・石ノ森章太郎の「生物の部品だけをメインにして
動物怪人を作る」デザイン技法を踏襲しているようで興味深い。

ももの部分などを見ても、怪人のキグルミ造形特有のウレタンの硬化したしわのような
ものがディティーリングされており、一種のフェチズムのようなものも感じられて非常に
ほほえましいです。ブーツの線も入ってるし、生物、というよりはきぐるみの怪人として
造形しているということですね。
このサラマンダージョーはPAUL KAIJUというヒトから見た東映怪人へのリスペクトが随所に
刻印づけられている、批評的造形作品なのです。
イベント会場で現物のサラマンダージョーを見かけた時、
自分のような同じ東映怪人のファンがきちんと批評しないといけないソフビである、と思いました。

怪人といえば狙われるのは少女ということでマルブルよりも古そうな
レトロなソフビの女の子3人に登場してもらいました
「きゃー助けて~OO▼□マン!!」(PAULの世界観は怪獣・怪人ばかりで
ヒーローが居ない!)子役時代の斎藤浩子ちゃんみたいな声を想像。

ボスキャリオン「このショーはわれわれが占拠した!」

といいながらけっこうボスキャリオンがセルロイドオモチャライクなクラシックテイストなので
この娘たちとならべると世界観的にマッチしますネ。
古道具屋のショーケース内みたいなメランコリック感が醸し出されます。

でもこのコたち、古いソフビなんですけど、作られた年代もあって
よく見ると気泡などもある目の粗いソフビなんですけど
人肌みたいにソフビの表面が美しいんですよ。
こうなると何かタマシイがこもっているみたいな感じです。
ボスキャリオンも女の子たちの保護者みたいですネ。

 まあPAULが自作に東映テイストを意識しているかいないかはわからない
のだけど、サラマンダージョーにはそんな「日本のTV怪人へのあこがれ」のような感情が
潜在的に漂っているのは間違いないと思っています。毎週ヒーローと戦うために作られ
子どもたちの視覚上で倒される敵として速度消費されている怪人たちですが、
過剰なビジュアルの中にはウルトラ怪獣などとは違う自由な発想で生物にとどまらず
器物、事象の怪人化さえも可能であり、外人さんの目線からもきっと自国の文化にない
新鮮なものと映ることでしょう。
おもしろいことにアメリカで日本の戦隊物を再編集して
現地のキャストや新キャラクターを足して再構成された
「パワーレンジャー」シリーズなどでは現地で日本よりも敵キャラクターのソフビやフィギュアも
発売されるなど、日本よりも悪の軍団の扱いがはるかに優遇されていたりもします。

現状で日本のマーケットでは戦隊やライダーでは初期の怪人しか製品化されませんものね。
きっとPAUL KAIJUの世界観では怪人こそが主人公で、このサラマンダージョーはその
PAULの脳内の物語においては輝かしい1話怪人なのでしょう。
ヘッダーで巨大化しているサラマンダージョーは、巨大化プロセスの存在を説明しているようで
また東映的なお約束事を意識しイラストとなっているかのようでもあり面映ゆいDEATH.

ジョーは70年代~80年代に移行する頃の東映戦隊の野口竜、久保宗雄ラインの怪人
という感じですが、それに対してボスキャリオンは80年代~90年代に移行する頃の
東映戦隊のマイケル原腸、雨宮慶太(当時ビジュアルプランナー)的な怪人モチーフの
集積体なのではないか。
「オーレンジャー」頃のバラノイドの錬金術的・スチームパンク的想像力から作られた
怪人イメージをとりこんだ印象を受けます。年代ごとの日本の怪人に対する怪人の感想的な
造形ポイントでそれぞれまとめているようにも見受けられます。

 好き者が好き者に向けて発信するインディーズソフビ。海の向こうのソフビアーチストたちは
日本で普段毎週連綿と消費される怪人文化を脳内で深耕しつつ、
敏感に反応して自らの意識床下の怪人に対する
原風景を自作の中に取り込んで製品にした、ということで、日本にいながらにしてあらためて
日本の文化の特異性に気づかされる感じですネ。海外ソフビアーチストのアプローチは
インディーズムーブメントのスタート時は半具象的なデザイナーズ寄りのものが中心でしたが
年々彼らの発想や製作するソフビのテイストも多様化・細分化して、時に日本の怪獣文化を
サンプリングする手法を駆使しつつ、時にハッとさせられるものも出てきつつあります。

それが前回紹介したジョシュのアースウルフであり、今回のPAULによるサラマンダージョーでもある。そして年々日本のインディーズソフビに肉迫しソウルの部分をしっかりつかんだソフビを
作り出しつつあるように思います。彼らは日本文化の理解者であり、あたかも
シルクロードを経由して麒麟の図像がオリエントテイストをもって竜となりセカイに伝搬していった
中世の図像学的目線での興味もわいてくるところです。

もしソフビ文化が2世代~3世代と推移して
いけば新たな突然変異の瞬間にも立ち会えることでしょう。
彼らの発想はすでに日本のソフビ文化から独立してぼちぼち自分たちの道を
歩み出しているような気もします。American Indies Vinylともいえる
新しい発想の萌芽も芽生えていくことでしょう。

引き続きこの海の向こうで展開するもうひとつのKAIJU VINYLの突然変異と進化を
見守っていきたいところです。


アースウルフ(チキュウオオカミ)

2011年10月21日 | インディーズソフビ

たんたんと発売されて静かに流通し好事家に愛好されているソフビにも目を向けてみる。
こういうのが手元に来るとじわじわ気に入ってくる系のソフビなんですよ。
海の向こうで怪獣系のイラストを描き発表したりカスタムペイントをしたりすると長ずるに及んで
自分のオリジナルソフビを出したくなるものなんでしょうネ。今回載せるアースウルフも
そんな好きが高じて思わず作ってしまったという、いかにも海の向こうのソフビファンならではの
ソフビ愛がたっぷりなアイテムだと思います。

SUPER7方面などで活躍しているイラストレーター・カスタムペインター、
ジョシュ・ハーボルシャイマー(Joshua Herbolsheimer)氏のキャラクター、Earthwolf
(アースウルフ)ことチキュウオオカミもその一体。中国名では当然「地球狼」。
日本のおもちゃメーカー、メディコムトイさんとのコラボレーションで世に出たアーチスト系ソフビ。
実は発売時にすべてのパズルのピースが埋まらなかったのだけど、このジョシュというヒトは
スーフェスにも確か来てなかったカナ?SUPER7のZOMBIEでエスカルゴの頭部をデザインした
ヒトですよね、タコもたぶん一度お会いしたことあるんだな。

これがチキュウオオカミだ!何やらメルトダウンした顔面。ヘッダーにも描かれているが
胴体が空洞となり中の骨や白骨がむき出しになっている、けっこうキテるデザイン。
でも不思議とグロ風味ばかりが前面に出ていない。程よいブキミさ、その姿で居ることの
得もいえぬ物悲しさ。アースウルフの原型はコスモリキッド氏が担当。

左手の手のひらには目が!ドルゲ魔人のヒャクメルゲとかにインスパイアされたのでしょうか。
骨がところどころむき出しなのはミイラルゲとかホネゲルゲとかを想起させます。
エキスプロダクション系のきぐるみが持つ人体部品の記号的な表現をイメージソースにとり入れているデザインのような気がします。このジョシュの絵では体の中ががらんどうになった動物の精霊のようなキャラクターがよく描かれています。

左右不対象で胴長のどことなくスケアクロウ(かかし)をも想起させる胴体。
彼の体は痛み、がらんどうの骸(むくろ)になりかけていて自然の癒しを必要としているのでしょう。

そして右手はなく、枝葉の出た木の枝が手の代わりに胴体から茂って手の役割を果たしている
ようです。氏のイラストでは自然と一体化した動物がよく描かれています。

アースウルフのイラスト。今回のソフビに近いデザイン。以前POPSODAさんの液体超人
ポップソーダをイラスト化したこともある彼のタッチは液体化したような胴体の表現を
しております。腕は最近潮流となっている、膝から曲がるつくりになっていますが、
手に目があるので、前に手をかざし目が前から見えるポーズが決まるよう作ったようですね。
コスモリキッドさんはこのアースウルフの不定型に近いデザインワークを巧くソフビの
プロポーションに取り込んでいると思います。刺さった弓矢や右手の肩から生えた木の枝
などの立体化処理も難しいところですが、ソフビではシンプルにうまくまとめていて、
コスモリキッドさんの腕の見せ所になっています。
それと白骨化しかけた顔のペイントがマスク塗装なんですね、メディコムさんが関与しただけ
あって、いろいろ贅沢な仕上がりだな。
ジョシュはオオカミやイヌを初期から好んで絵のモチーフに取り込んでいるようですね。

 ソフビになるかなり以前に描かれたと思われるアースウルフ。
今回のアースウルフで表現されたソフビの色調が既にこの時点で完成しています。

コミカルさもある彼のタッチを表す代表的な絵としてはSUPER7版の
長い手を伸ばして戦う2匹のスモッグンを描いたヘッダーがあります。

彼のWEBSITEからちょっと引用しますが、上はライオン丸のわくらんばを思わせる
TREE SATAN。
下は三浦トーイのぺギャオスを思わせるZOKKI BAT。
彼のジャパニーズモンスターバイナルの嗜好がよくわかるイラストです。
こういう豊饒なソフビ嗜好の下地からアースウルフは生まれたということですネ。

ジョシュ自身がカラー決定をしたらしいこの青い胴体は地球自身の青を思い浮かべます。
がらんどうになって弓矢を射放たれて痛々しいダメージを受けている彼の体は汚された
地球自身の明日の姿を映し出しているのかもしれません。

このチキュウオオカミは
彼の持つ地球と一体、とか動植物の融合といったアースイメージのモチーフがフルに
取り込まれたキャラクターとなっています。日本では絶滅種であるオオカミをモチーフにした
ことで、文明に追いやられていく自然への憧憬なども込められているのではないでしょうか。
ゾンビのようなオオカミがもたらす物語がこのソフビの表面のディティールの中に
存分に表現されています。日本のソフビ表現や日本の映像作品に出てくる
怪人キャラクターへのリスペクトも込められた
見るべきところの多いソフビといえるでしょう。

 Joshua Herbolsheimer氏のブログ http://joshuajh.blogspot.com/

※オオカミなんでピノ・ドナジオ特集~

【Howling Theme 】

ジョー・ダンテ監督の「ハウリング」エンディングテーマ。作曲はピノ・ドナジオ。
結局ディヴィッド・アレンによるストップモーションアニメの人狼のカットフィルムは
少ししか現存してなかったのが残念だけど
下は現存する、オオカミが納屋で焼き殺される本編カットシーン
http://www.youtube.com/watch?v=w1dtF9zBatk&feature=related
映画自体は名作。水曜ロードショーの水野晴郎さんの解説でよくかかってたハウリング。

 http://www.youtube.com/watch?v=sx1ny_caZMU&feature=related

【Piranha(1978) Closing Title Theme 】

ジョー・ダンテ監督の「ピラニア」エンディング。ピノ・ドナジオのナンバーは「殺しのドレス」なども
皆、いい。
この曲を聴くと月曜ロードショーの解説をしてた荻昌宏の顔が浮かんでくる。
そういえば最近作られた「ピラニア3D」が飛び出し効果だけでなく
演出も上手くて意外に拾いものだった。

http://www.youtube.com/watch?v=kRkBMfUxsG8

【メガピラニア 予告編】

ジョー・ダンテ関係ない最近の映画だけどなんかすごそう。これは未見。
でもアルバトロス物なので予告編で十分おなかいっぱいになる系の映画って気もする。

http://www.youtube.com/watch?v=6-f6ajByOEU


高円寺一番星モンキーマン

2011年10月17日 | インディーズソフビ

サブカルとディープ&コアなファッションが濃度高い悠久のファンタスティックタウン・高円寺に
最近、奇怪な謎の猿の目撃情報があいついでいる。
ヤツはすでに9月開催されたスーフェスでも目撃されている。
UMAは下町を跳梁跋扈しネットの密林に潜む!
さっそくタコは事件記者コルチャック気分で謎のUMA(未確認動物)モンキーマンを
高円寺に捜索した!しかし東京有数のアンダーグラウンドカオスな街を新たな
潜伏場所に選んだものだな、やはりモンキーマンは知能生物なのだろうか?

ひさびさに来たな~

懐かしさがかつてあったTOKYOと、これから迎えていくTOKYOをも予見される
未来と過去とがリアルタイム進行する高円寺。どこかアジアらしいオリエンタルな空気も横溢し、
行き交う人々やお店のたたずまいも雑多で、街に独特のカオス感がたゆたっている。
漫画の「横浜買い出し紀行」みたいなパストフュ-チャー感を感じさせる街であります。
ブラブラしていると、何か掘り出しものもあるカナ。
しかしこのほのぼのとした空気の街中に潜むUMAとは、その永遠をつなぐ時空の円環の中を
転げ落ちた存在なのだろうか?ヤツは一体どこから来たのだろうか?

未確認動物地帯は我々のすぐ近く、都会のど真ん中で口を開いて待ち受けていたのだ!

 

これが一番星さんで遭遇したモンキーマン(テストショット)だ!
謎のUMAソフビ。スーフェスでは黒い素体が販売されたが、この赤いモンキーマンは
黒の前に用意されたテスト用の素体らしい。全身の細部のディテールもよりわかりやすい。
つぶらだけど何を考えているかわからない瞳、ラブリーだけどミステリアスさも漂う
パワフルなスタイルの猿ソフビ。

インドのニューデリーでかつて頻繁に目撃情報が発信されたモンキーマン。今度は
高円寺に出現!知能を持ち、人間の軍服やヘルメットを着用して人間に近い知能を持つ。
元の都市伝説の多くは人間よりも小さく1mくらいとされている。こんな服を着た猿が夜の
通りを向こうからかがみ気味でフラフラ歩いてきたらあせりますよね。
本ソフビはそんなリアルモンキーマンの目撃情報を適度にディティールに取り込みつつ
UMA図鑑の立体版・的なオリジナルソフビになっている。

ウッキー!!おぼえとけ!!俺はゴリラじゃねえモンキーマンだ!
都市伝説本のファンの間では名獣的な存在であるモンキーマン。

長い腕、ズボンを履いた足、ヘルメット。。。コトバにならない半獣人の叫びを聞け!
全身の毛のディティールもブラシワーク映えしそうですネ。
幻獣・未確認動物系ソフビ好きにはたまらないアイテムになりそう。
ヘルメットをオリジナルアレンジで塗っても楽しそうですね。

しかし去年から今年にかけて猿モチーフのソフビが人気じゃのう。昨年のパッキー各社競作の
流れを経て、年始には新メーカー・イルイルさんからネオゴリラがデビュー、そして
HSさんからは謎のゴリラ獣に続き敵キャラとなるメカゴリラ獣が登場、
ターゲットアースさんからは南村画伯オフィシャル版権ソフビということで
ロボットゴリラがリリース予定。このほかブログを見るとオリジナル怪獣?で
ドクザルっていうソフビも作っているようですね。

(上はスーフェス会場でのモンキーマンデビュー風景)

猿系モンスターソフビは各自作り手独自なひねりのある面白いソフビばかりで
只のインディーズソフビ界のモンキーバイナルムーブメントというのは
テンションの高さを伴い展開しております。前にゴリラモチーフは一回やりたい、なんていう
意外なメーカーさんの声も聞いたなー。潜在的に作り手の多くも、猿は手がけてみたいモチーフ
なのかもしれませんね。
このモンキーマンも造形とキャラがマッチしてUMAの正体不明さだけで押さずに
どこかラブリーでしょう。
それにしても上の店内POPに「第1話」と書いてあるけど、
この後いろいろな都市伝説のキャラクターたちが
独自のアレンジによりソフビシリーズになって次々と登場するのだろうか?
注目したい展開になりそうDEATH。


2月の真頭玩具

2011年02月03日 | インディーズソフビ


特に●周年記念、的なイベントは行わない
ならわしとなっているREAL×HEADさんだけど、もう
この2月でなんと真頭玩具も気づけばオープン3周年を迎えた。
節目といえば節目、そんな時期よね~シミジミと思い
タコもフラフラと仕事の合間に青砥へ行ってみた。




ミュータントカオスの新カラーがリリースしたところでした。
この先週の土曜日に販売したパープルクリアのカオスと
同じ素体を使ってくるみ塗装。足元と手の先のみクリア素体を
生かしているので、ちょいスケ加減が心地よいデキ。
たくさんの色を使ってファニーに仕上がってますね。

真頭玩具スタート時に販売したメタリックグリーンのビガロと
並べて飾るとしよう。

真頭玩具オープンの日、タコはそんなサプライズも知らず
まったくの偶然で現地・青砥にいた。
葛飾の商工会議所の集会に仕事の関係で
おじゃまして仕事のお客さんたちと酒をしこたま飲んでいたのだ!
2008年2月の旧ソフビブログにも
タコのそのおまぬけな有り様が載っている。。。

宴たけなわくらいで知人からの電話で真頭玩具のスタートを聞き、
けっこう千鳥足であたふた閉店まぎわの8時55分頃にお店に
転がりこんで、オープン記念限定品のホネボーグとかビガロを買ったのも
今となってはなつかしいおもひで。

しかし3年なんて経つのも早いものですね。
そして今も3年前と同じように、夕方に灯りのともった
真頭玩具の軒先に居る。。。







新作もいろいろ準備中みたい。

最近真頭玩具には日本古来の伝統大衆インテリアの
たぬきやまねきねこが飾られてる。いったいこれは?!

思わず温故知新ていうか、和の民芸のスバラシサに開眼しそう。
この左のたぬきは女の子なんですね。一口にたぬきの置物といっても
作ったヒトの作風が反映してそれぞれかもしだす
テイストが違うんだな~。




これがREAL×HEADTANUKI(たぬき)!
大きさはフォーチュンキャットミニくらいか。
かなり緻密なディティールでリアルタイプの造形。
これは抜きの素体に森さんが筆ぬりで塗装サンプルとして
色を入れてみたもの。マスクでなく筆ぬりメインかな、と
おっしゃってましたが、ディティールがこれだけ作りこんで
あると、未塗装を自分で塗っても色がスイスイ載り、楽しそう。
ソフビマニアのみならず、一般のお客さんに向けた
ちょっと渋めのアクセサリーとしても人気が出そうですね。





新カラーのカオスッチ。
カオスマンXの新色ホワイトなどと統一色になっているみたい。



トイレが出たから中身も。

これはお店に飾られているPAUL KAIJU氏の
招き猫風にアレンジされたウンチマン一品モノ。
ちょうどお店に遊びに来ていた
FIG-LABドン氏によるとPAULは
最近BLObPUSさんでもコラボカラーを販売したゾウさん・ホースカリオンに続く
新作ソフビの準備を進めているのだとか。



昨年末にオープンした仲御徒町のショップも
さっそく繁盛していると聞くウアモウさんの
お兄さんが作ってプレセントしてくれたという竹製の湯飲み。
これ製品化してほしい。お茶の味も器の天然についている
竹の香りが加わっておいしくなりそう。









森さん「大きく構えるわけでもないんですが、この葛飾と東京の
ソフビづくりという産業、技術をのちの世に伝える意味でも
自分はREAL×HEADというメーカーの活動を通してなんらかの継承を
サポートできるようなことができたらと思いますね」







たしかにインディーズソフビ
ムーブメントが本格的に動き出してからというものの、
われわれはソフビがどうやって作られるか、間に金型やさんや
彩色工場さんがいたり、完成するまでにどんな工程が
あるか等、知らず知らずのうちに本当に詳しくなっていましたね。

ソフビもすでに50年以上を経過する、歴史的な伝統文化。
じつはメーカーさんと供給されたプロダクツの狭間で
われわれお客さんもソフビに親しみながら
後世に残すべき文化の継承にも一役買っているのかもしれませんネ。

と思ったのもつかのま、そんなシリアスな話をしてくれた
森さんがまたお客さん相手に
TWITTERの例の調子で「こないだチャック全開ですがすがしく街を歩いてたら
おまわりさんがちょうど道に立ってて俺の人生終了~」みたいな
話へと切り替わってしまっている。。。
森かつらは様々な人格を併せ持っているのだ!

ふたたびシリアス路線に戻りつつこの3年を振り返るには

森さん「でも真頭玩具が3年を経過して、だんだん自分のこうしたいという方向の
お店にようやく流れをつくることができたように思いますね。

ぶらっとお客さんが何人かいらして、いろいろ自分と雑談をしていると
また別なお客さんがいらして、いろいろ顔なじみの人同士で
話をしてくれたりして、これがほしいなと思ったアイテムを
お客さんもゆっくり手にしてお店で遊んでいくような感じな中で
楽しんで買ってもらって帰っていく、そんな雰囲気のお店を作るのが
理想だったんです。

スタート時はなかなか思うようにはいかなかったのですが、
3年たってある程度ノウハウもできそんな流れを作れたように
思います。自分のところのソフビを売る場所づくりとして
真頭玩具をやってきた成果だと思えますね。
こうして3年、自分でお店に立ってお客さんと対話しながら
売り場の空気づくりを続けてきてよかったと思います。

REAL×HEADは今後いろんな活動もしていき、
従来の形と変わっていく部分もあると思いますが
根幹の部分は変わりません。ソフビももちろんやっていくし、
ミュータントでもそのほかの製品でも
それぞれのお客さんが楽しめる展開を続けていきたい。

役割というと話が大きそうに聞こえてしまいますが、
日本のソフビや葛飾のおもちゃの存在を継承するという話においても
REAL×HEADがやってきたいずれの要素も継続して
いくことによって少しでも伝わっていくのではないかと思っています」

和のテイストを備えたソフビを展開するのも、日本ならでは作れる
ソフビづくりという意味がアイコンとして刻みつけれているのかもしれませんね。

森さん「インディーズソフビのマーケットは
一昔前のソフビまつりのようにとにかくどこのメーカーの
アイテムでも、ソフビならほしいというような勢いで
会場のものがすべてなくなるようなあの勢いは今後取り戻されることは
残念ですが、もうないんじゃないかと思っています。
当時のブーム特有の勢いに載せられて入ってきた人も多かったですしね。

でもそのぶん、今は自分のほんとうに好きなアイテムを買う、
いい意味で濃い目線のマニアなお客が残っている感じがします。
もちろん新しい層のお客さんも出てきており、
ムーブメントの頃の固定観念にとらわれず純粋に自分の好きなものを
買うお客さんとして、従来からのマニアなお客さんといっしょに
ソフビを盛り上げてくれるといいですね、もちろんメーカーサイドも
それに応えてとにかく面白いソフビをどんどん作らないと。
オリジナルながら、お客さんが手に取った時に
どんどんストーリーが浮かんでくるようなソフビを作らないと。

それから、メーカー自身も自分がほしいようなソフビを作ることも大事です」





あっ、またこんなヒーローカラーなんか出しちゃって。

今度は天下一武闘会カラーっす。REAL×HEADの
キャラクタークリエイトのベースには
熱い戦いのジャンプ節が血潮のように脈づいているのだ!!
見事な色のハマり具合にヤラレて買ってきた。



「毎度っ!」
真頭玩具3周年おめでとうございます。

BLObPUS ベロロン×DAIGOMI

2011年02月01日 | インディーズソフビ

ベロロンを展開するBLObPUS×AKOARTのへッダー。
Oの字にはめこまれたチャールズ・マンソンのご尊顔が
本ブランドの犯罪的気分を表しててなんともほほえましい。




BLObPUSさんの昨年登場したAKOARTさんとのコラボプロダクツ、怪獣べロロン(左)と
アメリカの新進インディーズソフビメーカー、GOOMONさんの
第1作、DAIGOMI(BLObPUSカラー・右)。DAIGOMIは以前掲載したのですが、
ちょうどメディコムトイさんで
このDAIGOMIのコラボ限定品が発売されるそうなので、
こんなキャラよ!てなところで再登場と
あいなりました。しかしここんところ海外勢
ソフビメーカーの上陸が目覚ましいですね。

メディコムさんのDAIGOMIは
ニューヨーク出現Ver.と東京出現Ver.がリリースされるんですね。
新マンのゴキネズラみたいに公害マキシマムでとてもヒトが住めなくなった
街に出現するんでしょうか。邪悪な業の獣があげるエキゾーストノイズは
どんなに甘美なものだろうか。そしてそれを聴いた者は甘美な毒にまみれて死ぬ!

「地球は今にニンゲンが住めなくなるから、その前にサヨナラをするのさ」

昨年冬のパチサミではこのDAIGOMIのブルーのカラーと
べロロンがBLObPUSさんのブースで
出そろいました。照明の絞られた闇市の会場のような
薄暗いムーディーで人びとがごったがえした混沌の会場で
派手なカラーのアイテムが並んでおりあたかも見世物小屋の
因果がめぐって生まれたいきもののように人目を惹いておりました。
しかし同じ新宿で、以前BLObPUSさんが個展時にアジトのように
使用していたAKOARTさんのホテルを改装したあのギャラリーは
面白いイベント会場でしたね。体感的・演劇的な場所というか。
ホラー映画のロケセットみたいで中を廻っていても猥雑感がなんとも楽しかった。










このべロロンはパチサミでBLObPUSさんがイメージする、
俗に呼ばれる「歌舞伎町カラー」のようです。
享楽と犯罪が漆黒とネオンの中に瘴気と湿気のように
ひしめく歌舞伎町の裏路地で進化を遂げたべロロンは
街の人々が身にまとう穢れをその舌でなめとる。。。

毎回このパチサミカラーはこの場所で売ることで
リリースされる意味を持つわけです。
ドクガンの毒蛾カラーとか、レギュラーBLObPUSの
踊り子Ver,とか、珍作・怪作がリリースされるということで
ミョーなソフビ好きとしてはこのVer.は目が離せないです。

ソフビは猥雑な地下都市の露店で繰り広げられる見世物と同じ。
見世物につい木戸銭を払っちゃうというのはこういうことです。






BLObPUS vs DAIGOMI.
滴る粘液的宇宙と赤錆びた塵芥にまみれた鉱物的宇宙との戦い。
グチャドロを極めてます。



BLObPUSカラーver.のDAIGOMI.
いわゆるドロドロジャンク系を極めたソフビが
メタリックレッドをアクセントに入れていることでひときわ
陰影がついて異形さが目立つ仕上がりとなっています。

何か近未来でジャンクをかき集めて回る無機質なマシーンのような
バックストーリーも想起させます。
全身に纏う無数のジャンク。。。
よく見ると自動車や電車、家、バイクなどが確認できるほか、
人間の死体のようなものもDAIGOMIの体の一部になっています。
ソイレントグリーンみたいですね。
デカイ両手のハサミで生物もその身に取り込みエネルギーに
変換できるのでしょうか。くわばらくわばら。




上はジャパニーズモンスターバイナルのスモゴン2号
(ターゲットアースさん)。
鉱物的なジャンクが集積し生命を得たモンスターというと
やはりスモゴン1号・2号が想起されます。
DAIGOMIはいわば日本のジャンクモンスターのイメージを
自国のクリーチャー的なディティールの文脈で
翻訳したキャラクターなのかもしれません。




深夜の歌舞伎町で遊んで歩いていたらべロロンの
浄解センサーに引っかかったサトシヤマモト。
「うわー、また俺かい、そんなになめないでくれ~
溶ける!…ん、なんだか急に気分が良くなって、
気持ちいいぞ!」使用前。



使用後。すっかり「きれいなサトシヤマモト」に!
キリッ 「うわー、すっきりした!
ライフ イズ ワンダフル!さぁ、あしたからまた
楽しく一生懸命働くんだ!」
 
人類の生み出した地球の負荷を吸い上げて活動源にする
DAIGOMI,そして人類の退廃の穢れを吸い取って生きるベロロン。
BLObPUSの突然変異<ミューテーション>は
人類がこの世に生を受けディストピアの営為を続ける限り、
さらなるデカダンスな進化の道を進んでは、怪奇な怪物たちを生み落とす。

昨年12月のカイジュウブルーでのBLObPUSさんのアートイベントも
タコブログに掲載したら、はたしてソフビはアートになりうるか、という
テーマでこれまでもいろいろくすぶっていた人がいらして
ちょっとした物議をかもしだしておりましたが、
BLOBPUSさんも閲覧する機会があり、「読んでいておもしろかった」との
話でした。メーカーさんとしては自分の好きなプロレスのように
観客の人たちが公開型の意見交換に乗ってもらった
みたいなところが嬉しかった様子です。そう、表現活動の上では
メーカーさんとお客はなれ合いで製作・消費をするのでなく、
もっとお互いの理想に向かって言葉を交わし、「対決」したほうが
より面白いソフビができるのかもしれません。

そう、ソフビは快楽犯罪のようにお客の共犯者感覚を
必要としているのかもしれません。

最近のプロダクツやコラボレーション先のセレクションや
アーティストさんたちとの親交を見ている感じで自分がつらつら思うには、
BLObPUSさんがめざしているのは怪獣ソフビの文脈だけでは
表現が難しいような気がします。

つまるところ多用されている「アート」という言葉は
じつは自プロダクツをより言い当てた言葉ではなく、
もっと心地よい猥雑さも伴う、それはソフビによる
グランギニョールみたいなステージングに設定されているの
ではないかと思いますね。
でも自社の方向性がこれまでもブレない感じで表現活動をしている
ところに、犯罪者の趣味享楽性のような芯が入ったというよりは
ちょっとツイストの入ったスパルタンな主張が見えてきます。




終電になって寝床半分で入ったヒトもまばらな深夜映画館。
ごみっとしたけだるいムードの中で出会った
名も知れぬ2本立てホラー映画のように。

この2体は特に都市のケガレをテーマにしたキャラクター
なので、きれいなライティングが施されたショーケースに飾るよりは
ハリウッドの裏庭みたいな街角で
深夜、地下のポルノ映画館で前座のホラー映画を観るような、
見世物小屋のステージ風に
どよーんと間接照明の下で無造作に飾る、というか
晒す、といった感じのほうがアイテムの本質やパワーに即した
飾り方なのかもしれないですネ。

Usagigon【ウサギゴン】

2011年01月31日 | インディーズソフビ


しかし寒いですね。
昼間は仕事で外を歩いてても日だまりがあって
温かく、その寒暖の差がかえって心地よいですが、
午後3時をまわるともう日が射してる射してない関係なく、かなりサムい。
夜など本州でもソフビが凍りそうですね。



こやつはリリースされてから
タコ的フェバリットアイテムで、とにかく数がほしかったソフビ。
群体で並べるとプレーリードッグみたいで映えそうな、小さい悪魔ウサギゴン。

2011年のウサギ年まで待ち、元旦にこいつらもウサギです!と
登場させるかと思ったけど
いろいろネタもあったり元旦が寒かったので(それが理由かい!)結局後回しに。

いえいえ、ほんとは雪景色をバックに撮りたかったので
ずっと黄色いケロリンの風呂桶に入れてスタンバっていたのだけど
とんと関東は今年雪が降らず、すでに1月末日なので
ここらで出してみることに。




「オトナノカイジュウプロジェクト」シリーズから
発売されたデザイナーズ系のカイジュウソフビなんですが、
デザインしたのはあのFRANK KOZIK(フランク・コジック)氏。
コジック氏というと当時、いろんな日本のソフビメーカーさんの
カスタムペイントを担当して、畜光や白地の成形色に血飛沫が飛んでるような
カスタムアイテムがやたら高騰したりしてましたね。
それも今となっては昔話みたいな感じなんだろけど。
まあソフビがむやみにヒートアップしていた時代でした・
KOZIK氏はオトナノカイジュウプロジェクトでソフビのデザインも
手がけていました。

いちおうウサギモチーフでありながら
蛇のようなうろこに覆われ、背中はゴジラ風の
せびれがついている。
インディーズ怪獣ソフビムーブメントの勢いならでは生み出された
キレのいいアレンジを小ぶりなボディに備えております。

本来見る人をなごませる愛玩動物・ウサギのようでいて、
日本の代表的怪獣、ゴジラのようなせびれを有し、
さらに顔や体表などで爬虫類のシャープな
イメージも併せ持ち、なんともブキミキュートな
オリジナルソフビです。短い手足にもカンチャクを
付けているのも作り手の漢気を感じるトコロです。今ならコスト的に
可動までは、と製作過程で無可動と判断されるところだろうけど。
ウサミミが松ぼっくりみたいに見えるところも和的なミリキを放っております。

怪獣太郎さんで限定販売したのがピンクのアイテムで
一番色的にもキャラに合っており、いい感じです。
たしか当時、怪ZINEに描かれているイメージイラストでは
松の木の下に住む怪獣、てなビジュアルになっていたので
ああ、こいつは人間よりも小さい怪獣なんだなと解釈。
もしかして1/1サイズなのか?

怪獣太郎EXCLUSIVEの時も1個買ったのですが
たくさんほしいな~、でも高いから無理だな~と思っていたら
けっこうその後中古店で安い出モノがあったり、
友人からゆずりうけたりして手元にどんどん増殖。



オトナノカイジュウプロジェクトは最近新製品のリリースが
止まっているようですが、デザイナーズ系カイジュウソフビの
展開ではいろいろ実験的なデザインのものをリリースしていた
時代のあだ花的なおもしろいブランドでしたね。

最近自分はややレトロ系ソフビの世界に収集方向が
やや原点回帰してしまったのですが、
手元にあるデザイナーズ系の
怪獣ソフビを見ると、モンストックさんのデストドンやT9Gさんのランジアス
などの、ややリアル寄りのデザイナーズ怪獣ソフビが登場する
前夜の進化の分岐点みたいな位置づけになるソフビも展開していた
ような気がします。



オトナノカイジュウプロジェクトのアイテムは
結構コアに集めている人が多かったですね。
自分にとってそれはウサギゴンでしたが
ティム・ビスカップファンの知人は
「タンキザードがとにかく好きで、全色持ってるYO!」てな
ヒトがいたり、イカギラスは全部持ってるぞ、てな人もいますね。
イカサラリーマンなんてのもありました。
今はデザイナーズ系ソフビのマーケットはやや静かになって
いる感じがありますが、リアル志向のソフビのほうが好まれるように
なったのでしょうか。
数年前はソフビをメディアにいろんな表現手段が花咲いていて
あたかも造形表現の実験場みたいな感じがありましたね。





ある朝、家の庭先にこんな小さい怪獣がぞろぞろ群れをなして
現れたとしたら。。。
陸を歩くピラニアみたいで始末に負えないですね。



バゴランくんが目をつけた!
「うまそうなのがいるな!ちっといただくとするか!」
そういえばウサギの肉は食べたことないですね。熊の手のひらは
食べたことあるんですけど。



「さーて、誰からいただくとすっかね!」
後ろ、後ろ!





あー!!

ゾンビ相手でも、この油断してて逃げ遅れる微妙なランタイムが
微妙なんですよ。









ギャアアア!!
さようなら、バゴラン!




ONI【鬼】

2011年01月30日 | インディーズソフビ




本年もあっという間に1月が過ぎ、
鬼の出てくる季節になりました。

節分も近くなるとなんとなく鬼の面をいろんなソフビにつけて
遊んだりするんですが、今年は妙にしっくり合うヤツがいる。
Mutant Vinyl Hardcore(LASH氏)の
OLLIE。最近BLObPUSさんが受注通販をしたことでも
日本で流通の機会が得られたプチジャンボマシンダーチックな
オーバースタンダードサイズのソフビです。

これはVELOCITRON・力さんの考案カラー。
昨年秋のスーフェスで販売されました。

これが鬼の面をつけたら当然ながら似合っちゃうわけです。
ガイジンさんが作ったのだけど、体のディティールが意外に
レトロテイストっぽいのカナ。パンツのあたりの波打ったような
うねりというか流動的なディティール表現など
じっくり見ていると異国のセンスに日本の従前からのソフビ表現に向けた
標榜ぶりもうかがえるところとなり、見事です。





というかOLLIEの顔は本来1つ目のサイクロプスで
日本の鬼とヨーロッパの鬼のアマルガムという感じの
キャラクターなわけですが胴体はやはり鬼を想起させる。
ご覧の通り(笑)、OLLIEはやはり鬼だったんだあ。
なんとなくふつうの2つ目の鬼の顔のOLLIEもアリではないか、と思いました。

旧正月Ver.とかワールドカップVer.とか、
インディーズソフビがバンバン色替えしている数年前なら
OLLIE君も日本のシーズナルカラーとして時節に合わせた節分ver.なんてのが
出たりしてたかも。…てどんな色になるんでしょうね。

海を渡ってきたサイクロプスが人里離れた小島に
潜み、日本の鬼に偽装して天岩戸で生きながらえていたら
こんな鬼の面を着けて宵闇に半身を隠しつつ
人びとに鬼であると思い込ませていたかもしれない。
「OLLIE」という名前はいちおうONI(鬼)に
引っかけているんでしょうかね?
気になるところです。





山桜さんの大蛇鬼(オロチオニ)。
これは胴体をREAL×HEADさんのミュータントボディと
すげかえられたコラボVer.ミュータントオロチ。
2009年夏だったか?のパチサミで販売されました。





山桜さんのキャラは日本の和のイメージ,
中世の人心を惑わす魑魅魍魎テイストを取り込んだ怪人が
メーカーとしてのコンセプトテーマに打ち出されています。
自己アレンジで持たせているんですが、大蛇鬼は日本刀が似合いますね。
そういえば彼の顔には何者かによる刀傷が入って段差ができてるんだった。
おそらく彼を討伐しようとした武将か侍によるものでしょう。
デザインがストーリーを想起させておもしろいですね。
昭和の頃は駄玩具のモチーフによく般若や鬼の面があったのですが
ロボットアニメの敵キャラクターにも鬼や般若モチーフのものが
多い。近代的なソフビという玩具に民芸品のモチーフが混入されると
古道具屋の片隅に転がるデッドストック品のおもちゃのような
独特の最果て感が漂います。
鬼や般若はソフビ造形と妙に相性いい気がします。





こちらもLASH氏のキャラクター、SLUDGE DEMON.
このカラーはBLObPUSさんによるもの。
歌舞伎の舞台にある幕をイメージしたとのことで、
いわゆる歌舞伎者や、日本の妖怪的なカラーモチーフが
加味されております。

海外のソフビメーカーのプロダクツは不思議と妖怪をイメージした
ものも少なくないですね。そして海外でも和の妖怪的な
キャラクターがソフビとして好まれるようです。
日本を渡ってきて日本のメーカー
さんやカスタムペインターさんにより妖怪らしいカラーで
塗装されると、ソフビのコンセプトがより明確になる辺りが
海の向こうで生み出されたソフビが
妖怪のいる国にあたかも帰化したかのようで面白いです。






こちらも日本在住で和のトイカルチャーを取り込んだ
海外ソフビマニアの嗜好が生み出した
VELOCITRON・力さんのLARVAGON。

BLObPUSさんとのコラボにより
レギュラーBLObPUSの胴体を得て、BLObPUSカラーとして
上のSludge Demonと色がそろっております。

このコラボLARVAGONはソフビファンには
すっかり見なれたボディを纏っているのですが
全体のまとまりがよいですね。クリアボディが素体で
LARVAGONの触覚も背中に取り付けたことで変化も出て
軟体動物らしい雰囲気がよく出ています。
クリーチャー的な外観で「パトレイバー」の廃棄物13号的な
イメージもありますが、どことなく帝都物語にでてくる
人体に宿る「腹中虫」のように、陰陽道の世界観に出てくる
魔物のようなイメージもあります。
OLLIEの横に置くと鬼の体内に潜む常在菌みたいな存在に見えてきますね。

いろんなものに見立ての効く、イメージに可塑性のあるデザインというのは
何かよく知られるキャラクターのパチ的に楽しむインディーズ
ソフビにとっては重要なポイントなのでしょう。

インディーズソフビムーブメントは国内、海外問わず
多数のメーカーに増殖して百花繚乱に
いろんなアイテムが出てきたのですが、ちょっと立ち止まって
過去に出たひとつひとつのアイテムを検証してみると、興味深い
造形表現も生み出しており、伊達に数年も
ムーブメントが続いてこなかったなとあらためて思います。