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KADOMIUMTANK ソフビブログ

ヘミングウェイの詩にこんなのがある。
「人生は素晴らしい 戦う価値がある」
後の方は賛成だ byモーガン・フリーマン

Mistyfogtoys/Megajunktion

2012年07月16日 | インディーズソフビ




ガーガメル、再起動ーー。
Le Merdeとコンビネーションを組んで玩具や作品をプロデュースする秘密結社・
MISTY FOG TOYSからさきに発売されたMegaJunktion(メガジャンクション)蓄光版。




著名スーパーヒーローロボットのアイコンをどことなくとりこんだ風味な頭部を持つ、
超未来のパチロボットといったルックスを持ち、好き者それぞれの妄想力をかきたてる
このオリジナルソフビキャラクターには、
今年春に拠点を移したガーガメルさんも原型製作として関わっております。
THRASH OUTの閉店前にお店を来訪したヒトたちはお店のデスクでちらっと見かけた
そのいかにもガーガメルさんらしいメガジャンクションのゾッキキャラチックな姿が目につき、
リリースがいつか、気になっていたことでしょう。
ヤツを手にしたその時、ソフビ好きの妄想エンジンがフル稼働する!!



かつて超未来のDAGASHI‐YAで売られていたパチスーパーロボット、メガジャンクション。
その生体ともマシーンともナノマシンともつかない機体は漆黒の宇宙の荒野の中でも
輝き、時空を超えて移動可能、レーザーガンとライトソードで武装した
宇宙全域にジャンクカルチャーを伝道する守護神である。
その頭部にはロストテクノロジーとして各惑星でかつて展開された何10憶種類にも及ぶ
チープトイやソフビ、プラモデル、塩ビ人形、駄玩具などの形状とカラーチャート、
スプレーパターンやレアアイテムのアソートパターン、成形法や現在の金型所在地などの
データが保存されており全てのデータを銀河系のどの場所にいてさえもいつでも展開可能だ。

彼を作った人類の棲む惑星が消滅したと同時に脱出し、時空を超える旅の果て、人類が居住可能で
自分で遊んでくれるチープなオモチャが好きな悪ガキたちが居る惑星を検出し、
無人操縦によってようやく漂着した。

メガジャンクションがこの星にやってきた目的は?
もちろん、機体内に封印されているアカシックレコードを発動させて、
この塩ビとプラスチックが土のように産出される原始の星に
新たな未来のDAGASHIYAの息吹きを灯し
かつてメガジャンクションが居た星と同等の文化をこの星で復旧させるためである。



(注…ちょっと傾いてるのも演出です)



一面ガレキに覆われた惑星、蛍光色に発光する奇怪な住民、
生息している奇怪なビニールの生命体!





ヤツが最初の敵、ヒジュリーズゴースト。



メガジャンクションは外宇宙の裏路地に存在する各惑星のDAGASHI-YAを巡ってきた
長旅によってすでに戦闘エネルギーをほとんど使い果たしていた。
彼が起動するキーには、この星の空き地で遊びに耽って煩悩力がみなぎる
ガキどものパワー供給が必要だった。








おはよう子どもショーの帯番組状態で原住民のガキどもが採石場で襲われてシャウト
するルーチン展開 「メガ・ジャンクショーン!!」
白い機体、MEGA JUNKTIONが再起動!
インタラクティブアクション(ボタンを押すとイエス、ノーとカクカク首が動く)発動!!






「メガジャンクション!ライトソードスラッシュアウト!!」
これがウワサの瞬殺ロボか!
その華麗な一撃必殺のソードさばきは
毎週毎週戦闘シーンにおいて使いまわされる。観客はただそれに耐えながら
メガジャンクションの瞬殺を毎週強制的に堪能しなくてはならないのだ・
おそるべきコストパフォーマンス!!

「オレたちは毎週、同じ映像での瞬殺を強いられているんだ!!」












こうしてメガジャンクションはこの星での初戦を飾り、
その機体はBANGAL PRICE(眼が1つ目の大きいほう)、
HOLLIS PRICE(眼が2つの小さい方)の2人のエクストリームで無軌道な若者たちの
手にゆだねられた。





彼らははたして超未来のおもちゃ屋 DAGASHI-YAを復興することが
できるのか?「よしメガジャンクション!ひみつの近道を通ってブラインドのオモチャ狩りと
マッスルマンとバイキンバタリオンとスーパーカーのガチャを回しにコンビニに行こうぜ!」

そして最終兵器となる、メガジャンクションの7日間でセカイを再成形し直してしまうとされる
秘められたアカシックパワーとは何か?!

ジャンクの積まれた裏庭と空き地、テニスコートと藻の溜まったプール、駐車場とコンビニ、
ハンバーガーショップ、古い極彩色の毒々しいコミックブックの山、そして狂ったように
照りつけ電子基板の操作を狂わせる日差し。。。
どこまでも変わらない、ユルくともまどろんだ弛緩した日常が地平線まで続く
この新天地でメガジャンクションの今まで誰も目撃していなかった新セカイ創造が始まる!

常套句「オレたちの戦いはこれからだ!」

(続く!)



【All Night Long (High Quality)/Rainbow】

朝から日差しに照らされて、思わず厚苦しいナンバーが聴きたくなった。

http://www.youtube.com/watch?v=jxXzgSGhh98


SHIBUYA戦記メディコムトイ新作

2012年07月02日 | インディーズソフビ
















あまりに仕事が煮詰まり、発狂して雨上がりの街角に自分でもわけもわからず飛び出したタコ。
ここのところ更新が続いているのも実はささやかな現実逃避だ。
そして今日、その行き場の無い魂の漂着地はどこか!(小杉十郎太のナレーション想像)

その時、タコバッグの中には一枚のカラフルなクマの絵が描かれたレセプションの招待状が!
メディコムトイさんが、渋谷に赴き、VINYLしろとタコを導く!

そして今日はレセプション最終日。

























ウワサのヤツは実在した!
TARGETEARTH・佐藤元将氏原型製作、メディコムトイ赤司社長キャラクター原案により
爆誕したオリジナルモンスターソフビ
「双頭原人」!現物をやっと間近に観ましたが、見よ、こってりとしたワイルドな仕上がり。
ハリーハウゼンチックに武骨な人形アニメ―ションモンスターテイストが横溢した、
得もいえぬ味がありますね。



ZOLLMENさんの新作「コロコロ」と「ボンボン」。低年齢の少年たちの友情・熱血・勝利、
そしてモノ・グッズへのこだわりをかきたてるあの漫画誌名を冠したチャイルディッシュな
風貌のモンスターコンビ。



実はレセプションから撮影した写真の個人ブログ使用枚数に制限がかかってるみたい
なんだけど。。。
これでも絞り込みました。一部風景扱いのものも多いのでそこはどーか見逃してくださいまし~
(一体誰と話してるんだ?)



モンストックさんの通天閣ロボ。ん、もしかしてこれはキン◎ジョー、じゃない
ユー◎ムカラー?



TARGET EARTHさんのロボットゴリラ。タコも青の1期買いましたけど、この漆黒の
メディコムロボットゴリラも悪のオーラが全身に横溢しててイイ感じです。
そうそう、あの1期に付いてたサプライズアイテム「悪い科学者」っていう
おまけのミニソフビが自分的スマッシュヒットでした。



ジェットターレ(ハンサムタロウエム)さんのカイサンダー。きれいなポリュージョンカラーって
感じでしょうか。くるみ塗装のブラシワークがとってもキレイでしたよ。
メディコムさんのジェットターレアイテムはグッドロボといいこのカイサンダーといい、
色指定の相性がとってもいいですね。















渋谷のパルコということで、場所がら女の子の閲覧もたいへん多かったです。
このお二人もインディーズソフビのショーケースに見入っておられました。



このRAH(ハッシュver.)ジョーカー、バットマンもええな。。。
アメコミの線まんまで立体化してます。
このほかコミック系ではGUNTZやピングドラムのアイテムも発売告知してました。写真
撮影不可でしたがアイパッチのアスカもありましたYO。水面下でEVA「Q」の公開に合わせて
キューブリックなど他の製品開発も進んでいるんでしょうね。







メディコムさんは「まどか」のQB製品化を皮切りに、ここのところ人気作
「ピングドラム」「ニャル子」「あの夏で待ってる」など
アニメヒロインのカワイイマスコットキャラクターたちの立体化にも力が入っていますね。
ぬいぐるみならレイヤーさんたちのコスプレ演出上でも一役買いそう。

このほかぬいぐるみではティム・バートン監督の「フランケンウイニー」の
人造犬たちのアイテムも参考展示されていたのがとても気になりました。




このまどかRAH,ものすごく絵に似せているのでおどろきました。
「ほむらちゃん!私やるよ!」とかしゃべりだしだしそう。やはりフィギュアは現物を
見ないとあかんな~。



そしてメディコムトイ名物、藤子不二雄アイテムではマニアックアイテムといえる
劇中の人気漫画家「フニャコフニャオ」先生が!
「なんという、むせきにんなわしだ!」。

漫画の締め切りを落としそうで、ドラえもんに頼んで来月の自分が描いた漫画誌を
持ってきてもらいリライトして窮地をしのごうと思ったら、それが翌々月になったら
もっと困りそうな無責任な引きで終わっており、次第に退路を断たれていくフニャコ先生の
おもしろかなしい混乱ぶりがこのフィギュアの表情やポーズでもよく再現されていますね。
あのエピソードは読者の子供たちにわかりやすくタイムパラドックス物の面白さを
教えてくれた一編でしたよネ。そうだ、フニャコ先生の描いた「オシシ仮面」もすでに
発売されているので、メディコム藤子作品アイテムとして漫画家と作品のフィギュアが
とうとう揃いましたね。

締切寸前の漫画家ほど見苦しいものはない、とよく言われますが、このフニャコフニャオ
フィギュアは単に漫画家キャラクターの立体化ということだけではなく、
すべての人気漫画家の「おもしろいアイデアに煮詰まる」普遍の苦悩の履歴を示したオブジェとも
見立てられそうです。
この勢いで、ドラえもん劇中の忘れ得ぬあのパチモノ漫画キャラたち「建設巨人イエオン」とか
「ベルデカ」とか「ニーンジャ(パチズゴッ◎)」とか出さないかな~(たんにつぶやきDEATH )

うー、ええもの見せてもらった、楽しかったYo!
さぁ、煮詰まってないでタコも仕事に戻るか~。




そしてここからはAKIBAカルチャースZONEのOne up.さん店舗ショーケースで開催されている
パンデモニウム展。「野菜」テーマカスタムのソフビ群。展示されているその一部ですが紹介。
今週木曜日まで展示しています。























【Sekai no Owari - Sae (SHI15UYAエンディングテーマ)】

こないだ部屋を掃除してたらシブヤフィフチーンのエマのフギアーが出てきただ!
たしか2005年頃のワンフェス限定品。製作はメディコムトイさんだた。
新垣結衣(当時はまだ駆け出し)のサインもはいってるぜ!

http://www.youtube.com/watch?v=ajV7_48Hvlw



【ガメラ3 渋谷襲撃シーン】

http://www.youtube.com/watch?v=4J1x39omNlg

ソラマチ戦記/PK×UAMOU

2012年05月18日 | インディーズソフビ


まだデザフェス35ルポも完了してないしつづきも載せるのですが、刻一刻とヨノナカが
動いているので、ますはそれを追わずにはいられないのだ。
東京スカイツリータウンのメイン商業施設、東京ソラマチにメディコムトイさんの
フラッグシップストアがオープン。オープン前のレセプションの様子をお見せいただく
機会が得られたのでさっそく見に行ってみました。





しかしスカイツリー、また誰かに道案内する機会もあるかもしれんのであえて最寄駅まで
電車に載ったりしないで自分の足で距離感を体感・把握しようと浅草から
吾妻橋を渡りせっせと歩いて行ってみたけど、意外に近かったです。
道を知っていれば遅歩きで川沿いにぶらぶら15分くらいカナ?とにかくそんなくらいの
所要時間です。
間には木材置き場や金物工場、遊覧船の船着き場などがあり江戸からつづいてきた
モノづくりや川を流通や交通に利用してきた土地ならではの風情が満喫でき、
頭上を荒川方面に出る東武線が通っていたり、路上観察好きなヒトには歩くことで四方八方に
新たな発見があると思います。
スカイツリーまでの距離に関していえば元々、ぶらぶら歩きの好きなタコだから
歩くことに負担がないってだけかもしれんのだけど。
台東区・墨田区の下町情緒を楽しみながら散策がてらスカイツリーを目指して歩く。
どこに居てもスカイツリーは大概視界に入るから通り過ぎたり、見逃さないですしネ。
巨大な建造物を観る感動は最近は新規ではなかなか味わい得なかったところにやはり新鮮です。

想い同じという方も多いのか、浅草駅近くの赤い橋、吾妻橋の上では一杯観光客が居て
写真を撮ってました。平日なのにツアー組んでたりして皆、すごい気合いの入りようだな。
自分の知り合いの会社の方も夏までに故郷から300人くらい呼んでスカイツリーを見せる
とか言ってました。





これがソラマチ4階にオープンしたメディコムトイさんの東京スカイツリータウンソラマチ店。
たくさんのお客さんでごったがえしてました。写真も自由に撮っていいということだったので
タコのへなちょこな説明よりも一目でこんなデシタ!とお見せできてありがたい。







とてもフレンドリーな雰囲気のお店で、メディコムさんのメインプロダクツとなる
ベアブリック、キューブリック、ソフビフィギュア、アクションフィギュアなどがぎっしり
店内の白を基調にした棚の中におさまっていて、じっくり見て選べマス。







限定ベアブリックもオープンと同時に販売。
下町情緒あふれる歌舞伎カラー、招き猫、獅子舞、達磨、ブリキの金魚カラーなど
カラフルで気合いの入った印刷彩色が施されていました。

ちょうどソフビ関係の方たちもレセプションに来ていて、じっくりフィギュアやベアブリック
を眺めつつ、自分たちの手掛けるソフビ話に華が咲いたりなどもしていました。

自分ははじめスカイツリーの展望台にお店が出るんだと思ってました。んなわけないだろ!
2年くらい前、このツリーのテナントのヒトの一人に会ったら、ツリーの途中の
ところに出店じゃ!今狙っておる!と言ってたんですもの。





ソラマチはほんとに高級ショッピングモールという印象。日本の老舗や有名ブランドが
軒を連ねて銀座にも都内の人気ショッピングモールにも負けない、東京一を目指したん
じゃないかという感じの商業施設なんですが、
下町のこの新モニュメントと歩調を合わせつつ地域の空気にもマッチさせているので
親しみやすさにも気を配っている印象。食料品店を覗いてみたけど昭和の市場みたいな
雰囲気で魚や野菜を売っていたり抱いていたイメージとは違う感じでした。





そこにはもちろん国内外の観光客のヒトたちへのアピールもなんですが
地域にも溶け込んでよりレンジの広いお客さんを集合商業施設としての利便性や
相乗効果によってとりこもう、活気づけようという気概も見えました。
日本を代表とする新観光地としてのニーズ開拓や地場産業の活性化面でも
ツリーが地域近隣にも競争へのモチベーションを高めさせつつ、
新たな活気をもたらしてほしい感じですね。

メディコムトイさんの新店舗での活躍も期待しております。




こうして下から見ると「鬼太郎」の「妖怪獣」の回に出てきたたぬきタワー
とか、水木先生がよく描くかくれ里の仙人のすみかみたいにも見えるな。






そして場面は新東京タワーから仲御徒町へ。こちらは今日が初日となる、STUDIO UAMOUでの
PAUL KAIJU×UAMOU展のもよう。PKのカスタムが多数展示中Death。










シンプル&キュート系キャラソフビのUAMOUと内臓感覚クリーチャー系のPAUL KAIJUと
毛色が180度くらい違うこの2メーカーさんの作品的邂逅ははたしてどんな仕上がりに
なるんジャロ?と見守っていたのですが、蓋を開けてみると意外や相性もよさそう。






PKのサラマンダージョーのパーツを上手く使ったり、PKお得意のマスキング塗装の妙が
UAMOUソフビをカラフルでモンドに新解釈。。。とあいなりました。
心なしか今回はPKオリジナルキャラクターたちのカスタムもオールドデイズトイのブリキとか
セルロイド人形を思わせる、PK氏の作品としてはほんわか風味な色合いを強く打ち出した
仕上がりとなりましたね。








UAMOUアイテムでもおなじみ、スワロフスキーで耳を飾られたボスキャリオン。
今回の来日ではボスキャリオン、サラマンダージョー、モックバットの3キャラクターが揃い、
PKの作品世界も明確なテイストとカラーがより見えてきたところDeath。
タコ的には東映の80年代以降の戦隊やライダーで見られる、アメリカのクリーチャー
イメージを取り込んだ怪人たちをPKが逆輸入してソフビアイテムとして帰化させたような
目線が興味深いとつねづね思っているのだけど、日本から見た怪獣怪人文化に理解や憧憬
そして造形的オブセッションを創作的根源に持ち、日本のカイジュウソフビを新訳して
次はどうプロダクツとして提案してくるか、これからも新作を見るのが楽しみな
ソフビ作家さんであります。




















高円寺ソフビ漂流

2012年05月10日 | インディーズソフビ






GW明けで都内に仕事で詰めてバタバタしているのですが、ラッキー。
高円寺にちょっと出かける用事があったのでここぞとばかりにソフビショップを探訪しに。
一番星さんとSTARCASEさんにぶらりと行ってみたのがこの画像群DEATH。




STAR CASEさんはちょうどスペースコンボイシリーズの新作・デスターコマンドの
1期ブラックカラーが販売されたばかりなので出来立てホヤホヤの現物を拝見。
前作のガルマイヤー総督同様、某銀河戦争スペースオペラの
パチプラモ風ソフビということで、昭和の某映画公開前に
ちゃっかり駄菓子屋の店頭に並んでいそうな
いかにも便乗パチムードが横溢したユルくも愛嬌たっぷりな
アイテムとなっております。

上はシークレットヘッドを装着した状態のデスターコマンド。このシークレットヘッドは
今後展開するカラバリ販売のさいに抽選プレゼント商品として登場の予定。






STAR CASEさん「キャラクターが今回はコマンドなので複数の異なる頭部があっても
面白いかと思い、現時点で未発売の1点を含む3つのバリエーションヘッドを作成しました。
兵士なので何人も居て普通なキャラクターになっています。購入してくれた人、
各人自分のイメージで各バリエーションヘッドを付けた部隊を考えたりして
ボスのガルマイヤーといっしょに飾ったりポージングしたりして楽しんでほしいですね」

今回は1作目のガルマイヤー以上にSTARCASEオリジナル商品として妄想を広げて
キャラクタークリエイトを標榜したそう。そのうえでより当時ありそうな
パチっぽさを忘れないよう留意したという。原型師さんもより作り慣れて
某銀河戦争映画からも、アリイのパチプラモからもすでにイマジネーションの幅を
広げてすでに立派なオリジナルソフビとしての独自性を獲得しつつある感じですね。

ガルマイヤーの時同様にボックスの付いたキット状態の販売も予定。
















そしてSTAR CASEさんのお隣、一番星さんのUMAモンキーマンカラバリ勢ぞろいの図。
行ったらイベントでよくお会いするソフビマニアの人が遊びに来てるところに遭遇。
ソフビノセカイは狭く深い。。。このモンキーマンにつづく
新作も有名UMAがキャラクターセレクトされて、現在鋭意製作進行中の模様。
UMA研究家の天野氏がいろいろアイデアを提供してよりイメージを詰めて
お目見えさせるとの意気込み。ワンフェス頃には披露したいとの話でした。





バッタリと仕事の合間に散歩中?のLULUBELのルーク氏に遭遇。
不敵な笑いにお茶目で達者な日本語を披露するルーク氏。
うーむ、ちょっと歩いただけでもいろんなヒトに出くわす。
ソフビノセカイはやはり狭く深い・・・
力氏とともに新作準備中でただいま忙殺されている最中なのだとか。

ZOLLMEN 怒羅鬼

2012年03月06日 | インディーズソフビ

 

Zollmenさんの怒羅鬼(Draki)ヘッダー。ヘッダー単体でも作品と言える
引き締まった出来。最近OMOさんのHPに作品が紹介されている切り絵師の方による
物カナ?古物の時代劇関係おもちゃとかでよく箱絵とかが金を使ってカッコイイものが
あるんですけど、そういう昭和的なおもちゃの持つ意匠イメージも漂っております。

 鬼をモチーフにしたソフビ、怒羅鬼がデビュー。幸い抽選に当たりZollmenさんから
手元にやってきたんですが、まずデカさに驚きます。Zollmenソフビはスタンダードより
若干大きめなサイズのものが時々あり、子どもの時にソフビを手にしたときの大きさを
大人になってから既視感で味わえるといった印象もあります。
原型師・EXOHEADのヒト独特の胴太で手足が細いという基本プロポーション配分が今回も
キャラクターのコミカルさと異様さの双方を表現、鬼という日本古来のキャラクターを
テーマにしたことも相まって手にした各人で鬼にまつわる妄想が脳内に広がる、
異形のミリキを放っております。

 体にまとった防具は軟質塩ビで別パーツとして成形されており紐留め。
ボボンゴのしていたお面と同じで異素材として作るという玩具の仕様的な面での
こだわりを感じます。防具をはずしてみようと思ったのです
が、留め方が交差して留めてあったりと難しく、ちょっと結び方に見なれるまではと
今回は断念しました。

戦国時代の甲冑でなく剣道の防具みたいですね。これにより日本的な視覚的記号が
いやおうなく目にした者の頭にインプットされる格好です。


届く前から刀を持たせたいと思い用意していたんですがソフビ本体がでっかいので
脇差程度の大きさになってしまいますね。これでもシリーズで一番長い新撰組クラスの
長刀を用意したんですが。

袋に入った状態。正直この状態も異様なミリキを放っており、開封派のタコも
このままで保存したかった感じです。というのは、パチものの「鈴之介」とか、時代モノのパチ
ソフビにも目がないタコ的目線ではこんな感じの鬼のソフビが古モノとしてポイッと骨董屋に
転がっていたら。袋入りの状態でもそんな妄想がよぎるものがあってと今回は嗜好的に
いろんなポイントからストライクだったのDeath。スペースガイ56にしてもですが、当時モノの
パチソフビの漂わせる行き場所の無い、とりとめのない極北感をパケ状態から再現する
毎回のこだわり加減がZollmenさんにカルトなファンがつくゆえんではないでしょうか。



Zollmen名物、OMAKE。ヘッダーはズドンやMG5、円盤怪獣マザーが街を襲っている
モンスターパレードのものでした。
今回は落ち武者?人面犬。これは最近は見かけない某レコード会社のマスコット犬の
パチアイテムっぽいですね、見た瞬間にこの首をかしげているポーズがモロで既視感バリバリ
でした。商品本体の怒羅鬼がどっしり構えているキャラな一方でこちらのかぼそくはかない
表情が並べて飾ると見事に好対照をなしている感じです、2体揃ってあやかしのおりなす
独自の世界観を表現しているのではないでしょうか。

 



流人伝説で、海外から漂流した赤毛の外人たちが鬼になりすまして村を襲って食いぶちを得たり
なんて話がありますよね。
またはジョージ秋山氏の『アシュラ』みたいな世界観で、戦国時代にヒトでなくなった者たちが
落ち武者を襲って武具や金目の物を盗んだりする諸行無常のセカイでまさにヒトが鬼になった
瞬間というか、そんなイメージも頭によぎります。
新藤兼人監督の時代劇で初期作品において描かれた戦国時代に追いはぎや狂女が荒野で
跳梁跋扈し観衆にヒトのあわれを見せ付ける、あたかも修羅のセカイのようなイメージだな。
タコ的解釈としては、鬼というのはいつの時代もヒトのココロの中に潜んでいるもの、ヒトそのものの
ココロのありかたのメタファーではないかと思っております。

日本風のセッティングで撮影しようと思っていたんですが、むしろ現代の犯罪博物館みたいな
場所で犯罪マニアが興味半分で遺骨を使って反魂の術を駆使してうっかり鬼を蘇生させて
しまった、みたいな雰囲気だと面白いカナと思い最近使っている「獣の檻」に手を入れて
アングラ感を出して撮影してみました。

足が逆関節になっているのも獣のようなヒトのようなヒトでない者である表現になっていると
思います、

リアで尻尾のように見えるのは長くのびた陰部の毛
です。何か湿気を帯びて滴っているような感じの質感が立体表現されていて、
手入れされていない、伸び放題な老人の陰部みたいな感じ。あいかわらず発想がエグいです。
EXOHEAD氏の造形はこういう物忌的な方向に向けての観察力が造形に向かうととてつもなく
イヤ~な表現になり、うしろめたくも注視してしまう、ソフビがヒトを魅了するものとなるようです。

 インテリア的なおもちゃとしてのミリキも十分兼ね備えていますね。
和のモチーフを使用しただけでなくキャラクターを置いた場所に発生する静ノミリキも兼ね備えて
おり、怪獣ソフビファンや妖怪の立体物ファンにとどまらず、一般のヒトでも造形的関心を持ちそうな
飽きの来ないオリジナルソフビになっているのではないでしょうか。
今回、青鬼も同時リリースされていますが、青もきっと映えるでしょうね。

追記、そうはいっても寝ざめが悪いので怒羅鬼の甲冑を剥ぐ!ことにしました。
こんな感じで内臓っぽいディティールが腹部に入ってマス。
キングペポラの胴体で中が見えてる箇所風ですネ。やはりどこかに変態サイボーグ感覚が
プラスワンされているのがEXOHEAD風味というところでしょうか。

【Something I Can Never Have /Nine Inch Nails(Pretty Hate Machine)】

http://www.youtube.com/watch?v=LEFqQM5Vt6c&feature=related

【Head Like a Hole /Nine Inch Nails(Pretty Hate Machine)】

http://www.youtube.com/watch?v=f8-P525kSRM&NR=1&feature=endscreen


マーミットの3月新製品怪獣ソフビ

2012年02月27日 | インディーズソフビ

 

マーミットさんの3月通販限定品のリリースをいただきましたので、さっそくご紹介~

今回は円谷系キャラやプラ系オリジナルなどのSF宇宙アメージング系というんでしょうか、
光線銃を持ってるエイリアンだったり宇宙を股にかけて戦う冒険ヒーローだったりそんな変化球的なキャラが
集結してまたまたにぎやかです。
各商品は3月31日受注締め切り、6月下旬発送予定です。

  ミラーマン(税込み6825円)全高約30センチ。
  スーツアクターの西条満さんも絶賛のプロポーション。スーツのしわや生地の合わせ目など
  細部にまでこだわり抜いたディテール。目はクリアー仕様。原型は永田武氏が担当。
  上写真の塗装版以外に未塗装キット版 (税込4725円)もあり。

 

怪獣天国 アンドロメロス2期(税込5250円)全高約23センチ。
ゴーグルに目の彩色の入った新バージョン。つい最近タコも全話見返したけど、いろいろ
面白かったですよ「アンドロメロス」。
メロスたちの乗ってる宇宙船が戸締りが悪いのか年中留守中に敵に侵入されたりとか、
回想シーンと現在のシーンの見分けがつかなかったりして話がよくわからなかったり。
一週間で1話完結というトリプルファイター形式なんですが一回数分の帯番組なのに
回想シーンが妙に多かったりとか。
現場もバタバタしながら作ったんじゃないかな。
スターウォーズのチューバッカ的ポジションのキャラを千葉繁氏が声を当てているのも
びっくり(さすがにスーツには入ってないんだろうな~)。
人気敵キャラのジュダがかなり早いうちに倒されるのは驚いた(のちに復活するのですが)。
そして最終回に現れたラスボスのビジュアル。。。

そんなツッコミどころが多いのはさておき、キグルミのみで構成された
キャラクターたちの集団劇はそれだけでもミリキがあり、コンテンツとして新機軸を
生みだす可能性も多分に持っていたコンテンツであったのではないかと。
怪獣戦艦の登場やメカ怪獣たちなど、ニューキャラクターが矢継ぎ早に出てくるサービス
満点ぶりを前にするとやはりマニア的ににんまりしてしまいますネ。
キャラクター造形は今見てもそん色なくカッコいいです。ちょっとトランスフォーマーや
勇者シリーズのような集団劇でキャラクターの情念の物語を見せる萌芽はしっかり
見え隠れしていました。
今日のTV界ではCG表現で異星の描写やスケール感のある星間戦争の場面などは
描きやすくなっている昨今、「アンドロメロス」のような作品こそ作りやすくなっているのかも
しれない。
メロスたちもいつかウルトラマンたちのセカイで客演するなど、魅力のあるキャラクターに
見合った出番を是非作ってあげてほしい気がします。

 

 怪獣天国 アンドロフロル2期(税込5250円)全高約23センチ。ゴーグルに目の彩色の入った
 新バージョン。フロルは今様に呼ぶならドーラー的なキャラですね。
 白い全身に天使のような羽根をはやした美しいマスクとビジュアルを持ち、仕草も可憐で
(スーツアクターさんも女性なのですが、これがたいへん巧い。中のヒトの写真も前に
ネット上で見たんですがいわゆる80年代当時でいうアイドル顔のかわいらしい方で
びっくりしました。)このウルトラマンが白鳥になったようなビジュアルに女性の仕草が加わると
驚くほど見いられます。
 フロルは東映の名きぐるみヒロイン、ダルニアなどに勝るとも劣らない名キャラだと思います。
 見返してみると劇中では確か3度ほど敵につかまるんですが、
 1話まるまる縛られて敵キャラ達に詰問されたり、別の話ではギナ様のムチで悲鳴を
あげながら拷問されていたり、森の中で宇宙怪獣の触手に捕縛されたりして、またそれが
困っちゃうような萌えっぷりだったりします。

あと、世間知らずと言うか、とにかくすぐだまされたり、余計な行動をしてメロスたちに迷惑を
かけたり、罠にかかるわで。ヒロインピンチはキグルミで展開しているだけにあたかも
デパHの寸劇のようなセカイで記号化された倒錯ぶりで、いったい幼い子供に何見せてるんじゃと
いう感じの番組ですね。
トラウマになったというか、「メロス」に熱烈なマニアがいるのは本編のフロルの周辺を見るとよく
わかります。そう、シリーズ構成に関わった「てれびくん」のスタッフさんが特撮マニアだったのは
宇宙船の読者の人なら周知の事実といったところですけど、やはり子どものうちから
SFビジュアル世代になるように番組を通して嗜好や耐性などの面でジュニアショッカー隊よろしく
教育していたんでしょうか。
フロルは最後にすごい力を発揮して主人公顔負けで戦うという最近の萌えアニメに出てくる
ようなお姫様属性も発揮したりと円谷ヒロインのエッセンシャルな側面をキグルミという
当時では画期的な存在感の中に全て持ち合わせていたキャラといっていいでしょう。

 

  怪獣天国 ギロ星獣2期(税込5250円)全高約23センチ。ウルトラマンレオ登場の宇宙星獣。
  
きれいな水色の成形色にメタリックブルーの彩色。ロンと並んで「ウルトラマンレオ」のテーマのひとつである
  友情とその別れの時を描くストーリーパターンの一作として人気のエピソードに登場。
  トオルになつくギロ星獣を見て、「宇宙怪獣の子どもは成長したら危険なので今のうちに処分しろ」と
  ゲンに厳しく言い放つダン隊長の地球防衛の現実を背負った言葉が重くのしかかります。
  遊園地での怪獣ショーの中に出てくるキグルミの一体としてまぎれ家族を失って孤独を深めていた
  トオルとひととき戯れるという設定がメランコリックでまた物悲しかったですね。
  今回の2期カラーはそんなギロのいかにもアトラクション用怪獣的でもあり、50~60年代アメリカSF映画に
  でてくるべム(宇宙怪物)的でもある特異なビジュアルをよく引き立てるカラーになっていると思います。
  あと、このソフビの目の造形は絶品ですね。
  ギロはメシエ星雲人やドルズ星人などと同じで「ウルトラ怪獣的でない」、
「レトロSF的」な
  ウルトラ怪獣中でもアンビバレンツなビジュアルがまたミリキを放っているのではないかと思います。

 

 怪獣天国シャドー星人2期(税込5250円)全高約23センチ。ウルトラセブン登場の宇宙ゲリラ
 
暗闇に潜むイメージの黒成型。光線銃も忠実に再現。以前、男性と女性タイプがリリースされた
アイテムですが、これはよくできていますね。もう12年位経過しているはずですが、今見てもとても
シャープな作りのソフビです。このシャドー星人がリリースされた頃はセブンの宇宙人がマーミットさんや
ベアモデルさんから続々とリリースされて、昭和の怪獣ブーム当時では製品化が困難だったアイテムが
ソフビになって
だんだん棚に揃っていったのがマニア目線で壮観だった記憶があります。

このシャドー星人もそんな平成のマイナーウルトラキャラソフビ化ムーブメントの真っただ中に発売された一体。
セブンの星人は手下の怪獣を戦わせて自分は等身大のままで戦わず命令を下しているような「チョイ役」的な
キャラが多いのですが、アメリカでいろんなマイナー映画のキャラクターがガレージキット化するのと同じような
意味合いでマニア敵には棚に揃えたい立体化対象に見えるのだろうな、と思います。

 

 オリジナルソフビ 恐怖のバルデン星人1期 (税込5250円)全高約22センチ
 
オリジナルプラモをモデルにしたソフビ。コゲ茶の成形色。通販初登場。
 さきの1月スーフェスで新作発売されたばかりのスタンダードバルデン星人が
早くも受注品としてお目見え。当時モノプラモのパッケージカラーがウレシイですね。

これで、以前発売したスタンダード版マグラン星人と色が合いましたね。
しかしアンドロ星人といい、このバルデン星人、仲間のギラン星人、マグラン星人といい、宇宙人なのに
妖怪的ですね。光線銃を持っていることでかろうじてSFの記号内にとどまっているのですが
どうも「はらだし」とか「ぬっぺらぼう」といった妖怪的なイメージが漂っています。

昭和のこの時期はテレビまんがに怪獣ものも含まれていたように、SFと怪奇もごっちゃに
商業的記号としては同じもののように扱われており、このバルデン星人らの出自も怪奇キャラクター的な
記号が入ってカオスな昭和ならではのイマジネーションの中から生みだされていたのではないか、という
印象が強いです。

もし成田亨氏のようなクリエイターが日本的エイリアンの無機質で洗練されたビジュアル像を作り上げて
いなかったら、こういうバルデン星人のようなBEM発祥なルックスの宇宙人が今でも日本の
SFビジュアル界を席巻していたのかもしれません。
くしくも今回通販されるシャドー星人とバルデン星人を見比べると
昭和のビジュアルSF界に存在した宇宙人という対象を表現するイメージの幅を見るようである、
というか、
当時双方が同次元に存在していたという点が興味深いですね。そして、いつしか
そこにも淘汰があって、洗練と言う名のもとに集約されていった宇宙人像の中から、次第に削ぎ落されていった
バルデンやマグランといったプリミティブなルックスである昭和的宇宙人のビジュアルイメージというもののミリキに
改めて想いを馳せられる感じです。

 


ヤモマーク×なかよし ボグラ

2012年02月20日 | インディーズソフビ

ワンダーフェスティバル2012冬も終わり、自分的にはやっと一息ついた感じDeath。
海外に行ったわけでもないんですが生活パターン上に時差が生じ少し夜型になってしまったので
現在、睡眠のタイムゾーニングを調整中というトコロ。

今回買ってきたアイテムのひとつ、ヤモマークさんから発売した新作ソフビ、怪獣ボグラ。
ソフビのモチーフが主流の怪獣から様々な「それでない」方向に拡散傾向にある
いまどきでは、珍しいというか、いかにも怪獣らしい直球スタイルの怪獣ソフビで、
同時にそこが新鮮でもあり、これは原型を見て以来、製品化されたら
ちょっと載せたいなと思っておりました。


昨年秋のデザインフェスタルポの時も現場で撮ったボグラ原型段階の画像を載せており、
ヤモマークさんのブログで発売決定が告知される前からそれとなく見覚えのあったヒトは
多いとは思いますが、このソフビの成り立ちは少し特殊な背景があったりします。
なかよしのマキビシさんがデザフェスで販売する一品モノカスタムで作った怪獣で、
もともとソフビにする計画が発端にあったようではないんですが、気に入って買い取ったのが
ヤモマークさんで、これを自分だけで持っている手はないと思ったらしく、ソフビプロダクツ化して
命名したのがこのボグラ。

デザインフェスタの当日朝までかかってかなりのスピードワークで仕上げたとなかよしさん
からうかがっていますが、なかなか重厚な仕上がり。勢いで作ったのが、逆にマキビシアイテムの
いいところを無意識下の作業もあいまって備えるにいたったのではないか。
怪獣ソフビ造形はどこかロールシャッハテスト的なところがありますから。
どこの角度から見てもミリキを放っている良ソフビですね。オーソドックスな怪獣というと
最近はそう製品テーマに選ばなくなっているので、かえって新鮮な感じがします。
好きこそものの上手なれというところでしょうか。マルサンオリジナル怪獣のコテッとした
テイストを今様にリメイクした印象も漂っております。

ヤモマークさんが製品化の時点で付随した、竜宮城の使いの怪獣という設定があります。
直感的に見れば、たしかに海から上がってきた怪獣って感じがしますよね・
成形がすこし柔らかい感じなので、手のなじみもイイですよ。

背中のジャバラ状のディティールがブラシワーク映えしていますね。
怪獣好きのマキビシさんの昭和怪獣への
オマージュも随所に織り込まれている印象。重厚だけどどこかキュートさも。
こうしてなかよしオリジナル怪獣第1弾のキビロスと並べるとボグラも三白眼にギザ歯の
いかにもマキビシ顔という、怪獣の系譜を踏んでいることがわかりますね・

知人とワンフェス会場で一休みしながらお茶を飲みつつ、買ったり見たソフビの話を
していたんですが、このボグラを見せたら「うーん、ダイゴロウとゴリアスを混ぜた感じ?」と
言っていました。
彼の見立てはなかなか言い得て妙だなと思いました。

確かに75~76年頃のメディアに登場した、ダイゴロウとかウルトラマンタロウとかミラーマンの
後期の怪獣とか、ややその時点でウルトラ怪獣の造形的始祖たる成田×高山造形ラインから
外れてきた頃の、子どもたちのアイドル的意味合いを存在に強調されてきた怪獣たちの空気が
漂っているかもしれません。

怪獣はリアビューのカッコよさで真価が問われます。あと中腰にして決まるかですね、
ご覧の通りキグルミ怪獣な雰囲気もきちんと漂っていて、非常にいい感じです。
オーソドックスな、尻尾があって、トゲやツノのある怪獣というのはスタイル的に
見なれた感じもするのですが、きっちりポイントを踏まえて作り手が怪獣が好きなヒトが作ると
この通り、見まがいようもなくイイ感じのができるジャンルなのでしょう。

なんとこのボグラはマキビシさんによると版権怪獣第1弾のレッドキラーをベースにして
作ったと聞いております。ので家にあるなかよしレッドキラーと2体並べてみます。

なかよしレッドキラーはワンフェスで初売りした時は塗装品が数体しかなく、すぐ塗装品は
売れてしまったので、すごく欲しかった記憶があります。その後はメーカーさんのHPもできて
容易に入手可能になったのですが、あれは2003年くらいだったかな、
自分の中で年代がはっきりしない。
怪獣ソフビを個人で製作するメーカーの1社としてかなり先発に位置している方ですね、
今も他メーカーさんの依頼原型なども含めて、息を長く新作を展開しているのが嬉しいです。



ボグラの原型は金型製作時に少し縮小したのでソフビになるとこの通り、
レッドキラーとほぼ同寸に見えますが
なかよしアイテム1作目のレッドキラーをベースにしたことによって、はじめてのソフビを
作ったモチベーションや気分をそのまま引き継いで製作されたという見方も
できるのではないでしょうか。
なかよしレッドキラーはややデフォルメされた体型ですが、ボグラはリアルサイズでズングリしている体型が、レッドキラーのボディバランスを巧く生かした恰好で製作されたといえます。

こうして見るとなかよしソフビは版権モノ、オリジナルモノ含めてマキビシスタイルとでも
いえるテイストが根底に流れていますね。なかよしソフビにはタコ個人的な見立てですが、
昭和の頃に街に氾濫していた版権キャラでない怪獣たちの図象が示すような「怪獣」の
イメージをそのまま受け継いでいるような印象があります。

ランブルモンスターズさんが塗装したカラーのこの甘党怪獣キビロスも、今回ヤモマークさんから
リリースされたボグラにしてもですが、マキビシさんが自身が
子どもの頃から親しんできた記憶の中にある怪獣のイメージを補完しつつ立体化?ソフビ化
しているのが、なかよしさんというメーカーといえるのでは。

マキビシさんによると、まだ作業段階ですが引きつづき新作ソフビの製作予定が
控えているとのこと。今度はどんなキャラクターになるか、気になりますネ。

 

【聴くとあきらかに別な曲なんだが似ているシリーズ】

【暁の車(機動戦士ガンダムSEED)】

http://www.youtube.com/watch?v=ZQEPCL2RRGk&feature=related

【Stardust Melodia/Ceui(境界線上のホライゾン) 】

http://www.youtube.com/watch?v=ZtzOQmcB11s


One up.アキバのワンフェス

2012年02月17日 | インディーズソフビ

 

こないだSTAR CASEさんから到着して素組みしたのを掲載したガルマイヤー総督3期ですが
ワンフェスでいろんな個人の造形物を拝見してテンションあげたり、
ガルマイヤーが箱入り未塗装で目の前にあるとついムラムラしてきて(苦笑)
結局塗り始めちゃいましたよ。

「これ(3期)はソフビ人形じゃなくてキット!キットなんだ~」と自分に言い聞かせて
改造というか、顔もいじってしまい、結局元のソフビと印象が違っちゃった。
たれ目を怖いインネンつけてるようなつり目にしたり、ヘルメットと頭部の間を
パテ埋めしティターンズMSのマラサイの頭部みたいな感じにしたいと好みの位置にずらしたり。
あまり元ネタの暗黒卿に近付けてはパチとして意味ないわけですが、
自分的にはサカナみたいに目が離れている顔が好みなので、目も手を入れました。
塗装作業的にはまだちょっと塗装の雑なところを
直したりします~。パケ絵で胸の赤や黄色になってるランプはどうしよっかな。
ちょっとパチっぽくなりすぎるから色的には入れない方がいいか。

ガルマイヤーというと当時、元ネタの宇宙アドベンチャー映画が盛り上がっている時に
勢い余って国内の業者が目ざとく市場投入したパチプラモを子どもたちが買い
(ケナー社のプラモとか今のようにネット通販もないし、
大きな輸入系のプラモを扱っているところに行かないとなかなか手が届かなかったものな~)
作って無邪気に遊んだ、かくいう自分も。という、懐かしい思い出とか
ふつふつと脳内メモリーの奥から持ちあがってきたりなんかしてキマシタ。
パチものはやはり親しみやすく存分に遊び倒してやりたいみたいな。

STAR CASEさんの予定されている宇宙コンボイシリーズの新作は引き続き
ガルマイヤーでもいい感じに発揮されていた、このパチらしさにこだわってほしいですネ。

続劇。ワンフェスが開催された海浜幕張から今度はアキバへ。

ワンフェス終了後のアキバ。ソフビのワンフェスはアキバでまだ続いているのだった。
製品が並んでる風景見てるとイベント会場にいるみたいだな。


週明け、ワンフェスのカオスなハレのセカイからケとなる日常に回帰すべく、
仕事の合間、リハビリがてらワンフェスと地続き感のある街、アキバをブラブラ漂っていたら
アキバカルチャーズzone内のソフビ関係常設ショールームとして、すっかりファンには
おなじみの立ち寄り場所となっているお店、One up.さんに、
同店と親交の熱いソフビメーカーさんのワンフェス関係ソフビアイテムが
メーカーさんからの委託品として、どどーんと集結してました。

ドリロケさん、サンガッツさん、Maxtoyさん、PICOPICOさん、
中野の大怪獣サロンさんなどなど。ワンフェスの会場ではバタバタしててじっくり見れなかった
ものもあったので、店長氏がショールームに入れているところを手にとって
見させていただきました。
ランブルモンスターズさん、ヤモマークさんなどのアイテムも見ることができ、インディーズ
メーカーのソフビはちょっとしたイベント風景そのままという感じ。
今はワンフェス第二会場・てな印象で地続き感覚で楽しめます。



大怪獣サロンの怪獣ホステス、ムーチョはちょうどⅤ6のプロモーションビデオに登場したり、
ワンフェスの後にはアジトの大怪獣サロンがテレビのバラエティで取り上げられたりもしたので、
全国区で注目を集めることになりましたね。今回ソフビをじっくり見たんですが、ボリュームが
ありますね。ムーチョってきぐるみでは何度も間近に見ているんですが
年増ホステスの手練手管ないかにも毒を放っている感じとちょっと気弱になってるような
哀愁とが一体の怪獣としてのキャラクター中に造形として巧く表現できていると
おもいマス。

じつはMAXTOYさんのブースはタコがうかがった時間が自分の廻り方がまずく、
遅くなり、4時台にワンフェス会場から撤収してしまったので現地で撮り損ねてしまったのですが、
こうして撮れるチャンスがすぐ来るなんて思わなんだ。

というわけでワンフェスアイテムの補完情報です。

 


MAXTOYさんは今回萌え系?の版権アイテムとしてジャパニーズマンガアニメーションの
あずまんが大王関係アイテムを販売。ヒロインの一人、ちよに新作アイテムのちよちち、
猫のミニソフビ、かみねことやままやが加わりにぎやかでした。
ちよちちがデザイナーズアイテムみたいで成形色もハデでイイ感じでした。


こちらは店長氏のコレクションですがワンフェスにも出店していたアトリエG-1さん×アレックス・
ウォルド氏のガラクタギガスも展示。カスタム品です。

最近当店はデンボクさんのアイテムも取扱いはじめており、サイボーグ009や手塚作品が
好きだけどそれらの作品キャラクターを続々立体化しているデンボクさんの存在を知らなかった
というお客さんが買っていったりもするそうで、新規ソフビ需要開拓にもアキバという
注目度の高い場所に立地する同店が一役買っている印象もありますネ。
自分が居るときも電話でサンガッツさんの鬼太郎シリーズで過去にリリースしたアイテムの
在庫問い合わせがきたりしていました。

おもちゃやソフビ関係が出展していたトイイベントがじょじょに減少傾向になっている中、アキバは
ワンフェスやコミケの営為をそのまま日常世界に引き継いだ街として役割を増してきそうです。
ショールーム設備が充実したお店であれば、ニッチマスなインディーズソフビという
カルチャーにとって、お客さんの目線から見ると、イベントのような特定期間のみの開催で
完全に浸透していない製品の訴求や評価面において時間的制約のないショップさんの店頭が
ソフビ流通の中継基地のように機能するのでは。
イベント会場に行けないお客さんのフォローやメーカーさんのイベント限定品の補完販売
ステージとしての役割など、これからは多彩な活躍の機会を増していくことになる
かもしれないな、と思いました。

One upさんでもそうした売る側と買う側の潜在ニーズの流れを組みつつ、
自店の特色を生かした販売機会を設けるべく、アキバ店のキャパを生かして
本年もソフビ関係のイベント開催も予定しているそうで、随時、情報をチェックしたい
感じです。メーカーさんも我こそはと思うところで同店で新作などのプレゼンの機会に
参加してみてはどうでしょう。

Don't Stop Lullaby86 /仙道敦子】
ウェルメイドなパチスケバン刑事番組「セーラー服反逆同盟」の戦闘シーンで
かかってた挿入歌。

http://www.youtube.com/watch?v=r_BtdfhIVAg&feature=related

【少女コマンドーIZUMI ED】

最近10何年ぶりくらいに見てる.確か元々1クールでなく打ち切りで終了したと聞いている
んですがもし2クールでも続いていたら前番組のスケバン刑事3みたいに
荒唐無稽になっていってたんじゃないかと思うと惜しい。脱走した強化人間ワンマンアーミーの
復讐と復員ストーリーという設定も何年か早すぎたのかも。
でも脚本家等、作り手はハードボイルドモノを目指してて、
やりたいことがやっとできたみたいな空気が1クールの間でも現場にあったんじゃないかな~。
そんな実験的な気分は伝わってくる一作.
主演の五十嵐がこの役を現場でやる気あったのかなかったのか不明だが(なかった説がある)
キリッとしてて梶芽衣子的にカッコイイし、横浜の埠頭ロケが開放的な感じで映像はええな。
学校内での戦闘シーンにフォークダンス流したりとかけっこう面白い演出が多い。
初期話数は奮発していずみが毎回バズーカ砲撃てば「何発弾があるんだよ」とか
「今週は何を吹き飛ばすか」とか話題になってよかったのに。

http://www.youtube.com/watch?v=pNHZH2zXNhg

【ブギーポップは笑わない・OP】
デュラララ!やペルソナ4の始祖的作品て(メディアミックスという手法でも作品の世界観等
作劇面でも)同じライトノベル系のブギーポップでないかと常々思ってたりなんか。
じっくり見返したい作品の一本。

http://www.youtube.com/watch?v=h6Op4g9T-M0&feature=related


StarCase ガルマイヤー総督

2012年02月02日 | インディーズソフビ

 

ここんとことっても寒い現場に出かけて、働いてたのです。暖房は入ってるけど
地下なんで昼間太陽が当たらないので芯から体があったまらない。
窓も何もない部屋でプレーのようです。
一週間過ごしたら核シェルター気分が味わえました。
太陽のありがたみがよくわかったのDeath。
てなわけで、ようやく一仕事終えてちょっと家に戻ったらガルマイヤーが到着してた。
引き続き仕事があるので、まずは軽くどんな仕様か紹介してみます~・

高円寺の一番星さんと同じビルに入っているSTAR WARSショップ、Star Caseさんの
オリジナルソフビ第一弾として昨年リリースされたスペースコンボイシリーズ、宇宙ブラック
ロボ・ガルマイヤー総督。
このヤル気まんまんの描きおろしパッケージを見よ!

ファーストスターウォーズ世代で好き者なら、現物がプラモ屋に並んでるのを
見たこともあるであろう、アリイが当時勇猛にも製品化してしまったパチプラモシリーズ。
スターウォーズのパチプラモっていろいろありましたよね。チキンウォーカーなんかパチの
ヤツの方が本家より先に製品化されて(しかもゼンマイでトコトコ歩く仕様)でパチといって
片づけられないものじゃわい、と感動しました。

ロボットのような胴体に某暗黒卿や某砂漠の民どころか、某反乱軍のコマンダー隊員などの
頭部をのせた奇怪なプラモ。お姫さまのお供のロボたちに似たまぎらわしいヤツらもいるぞ!
そんな当時モノキットの宇宙コンボイシリーズにとてつもなく郷愁をもつ人たちの
「あのプラモのキャラたちにまた会いたい!」という宇宙戦争好き少年たちの煩悩を
2011年に実現してしまったのがこのソフビシリーズ。

今回リリースされたのは当時あったのと同じようなプラモ風の製品仕様。
なわけで1期、2期のように塗装はされておらず、個々の部品がビニールに封入されたキット
形式=プラモイメージのソフビという本来のオリジナル宇宙コンボイシリーズのキット再現仕様と
なっておりマス。
好き者のヒトじゃないとここまでキットらしい仕様には作らんなあ。とってもほほえましいでしょう。

すでに今回のガルマイヤー総督に続き、新作も準備中と聞いております。
さて、このボックスアート中に紹介されている、どれかなのかな。
みんなの好きそうなヤツのパチから行きますとの話ですが。
当時出てた、砂漠の民のパチとかも出るのかな~。あれキュートなんですよね。
単にアリイさんで出ていた当時のキットのみならず、Star Caseでまったく独自のアレンジをした
アイテムというものも出したいとの話です。

キットのガルマイヤー総督3期をとりあえず組み立てたのがコレ。
なんだろう、子どもの時に駄玩具のような得体のしれないプラモを買ってきて
箱を開けたときのようなワクワク感が再現されてきます。
わざわざアリイさんからこのシリーズの名称使用許諾をいただいたというのが泣かせますね。

現物を手に取ると、ユルい感じの造形なんですが、そこがかえって肩のチカラが抜けていて
親しみがわきます。
駄玩具的というか、海水浴場でこんなのが吊るしで売ってて子どもが「買って、買って~」とか
思いつきでいいそうな魔力を放っています。こういうホノボノ系の造形のやつこそ、
後年まで記憶に残って普通の人生を順調に送る予定だったヒトたちの足を
コレクターの冥府魔道にひきずりこんだり
気がつくとソフビメーカーにさせちゃったりする、恐るべき魔の理力を放ったりするものです。
Star Caseさんもきっとのその魔の理力に充てられてソフビのセカイに足を踏み入れてしまった
のでしょう。

マントはたしかにキットの中に付属させるのならこのグリーンもいかにもな感じでアリ・でしょうが
飾るなら、ちょっと同系色のものを探してみようかと思います。

手にロボットアームやドリルなどをオプションで装着でき、オリジナルの暗黒卿の
クールなダークヒーローのイメージから完全にぶっ飛んだ方向へと連れて行ってくれマス・
頭部のヘルメット部分はパーツとして分離していて取り外しできるので、ほかのソフビに被せて
暗黒卿風にして遊んでも楽しいのでは。

まだ核シェルターでの仕事の途中で取り急ぎになってしまったので、
ガルマイヤーについてはまた後で加筆することにします。


Goodbye.ThrashOut

2012年01月16日 | インディーズソフビ

 

池田社長をはじめとするメインスタッフが福岡に拠点を移転するため、1月16日で閉店する
ことになった、ガーガメルさんのフラッグショップ、Thrash Out。
インディーズパチソフビが明確な分野として確立する上で存在感を発揮してきた
ガーガメルさんの製品展開上でイメージ醸成やお客さんとのコミュニケーションの場として
多大な役割を果たしてきた、このThrash Outはいわばガーガメルのスタッフの一人と
いってもいい。
その本店舗がなくなるなんて、と海外のファンサイトでも残念がる声は大きい。

しかしその日はやってきた。
最後はにぎやかに、ということでThrash Outではお蔵出し品の特別価格販売を行い、
Thrash Outとの別れを惜しむお客さん、ソフビ関係者、懇意にしているメーカーさんなどが
参集し時間を惜しみながら閉店まで残されたささやかな時を共有した。
そのなごやかな光景はいつも通りの、年に何回か開かれるアーチストイベントと同じようでした。

「どんなポーズで居たらいいんですか?」と池田社長。
ガーガメルの事業の中で持っているたくさんの資材、おもちゃフリークとしての自分の
コレクションもあって、公私ともに今回の福岡への移転はたいへんな量の荷物の移動になるとか。

あの時買い逃したモノにまた出会えるチャンス!ということでたくさんのお客さんが
ひっきりなしにつめかけた店内。またガーガメルのソフビに魅せられ、今自身もソフビ関係の
原型を手掛けたり、ソフビメーカーになっている人たちも多数つめかけてこのお店に来た時の
思い出にひたりつつ懐かしいアイテムを手に取っていた。

Thrash Outの物販イベントでヒートアップしたのも懐かしい思ひ出。途中で抽選形式
になったのですが。前夜にお店の近くで徹夜とか、近くの友人の家に泊めてもらったりとか、
懐かしいな。福袋も年の切り替わり0時00分に販売するので、大みそかにお店の
近所に集まったり。
たぶんソフビの物販で皆があんなに熱くなったのは、ガーガメルが最初で最後ではないか。

池田社長「見返してみると、結構新作もコンスタントに出してきたでしょう」
タコ「完全新作、新造形も多かったですよね、いままでの製品が一同に並べられると
作風がだんだん変わってきたのもわかりますね、自分個人として、初期はちょっとコワモテな
グラインドコアなメーカーさんなんて印象もありました」
池田社長「グラインドコアか、田口店長だったころのガーガデスとかもありましたね(微笑)。
(お蔵出しで出てきたガーガデスを手にとりながら)自分で自分が作るものとの関連を特に強くは
意識している感じではないですが、
みたりちゃんは自分に女の子が生まれて、女の子のソフビを作ってみたいという気持ちになって
作ったんですよ(ショーケースの中に立つみたりちゃんを眺めながら)」

タコの男の子、グロービィにも途中からイルカの彼女ができたね。
古今東西とわず、作るものにどこか作り手の人生が反映し、それにより、アーチストとしても新たに
成長するものかもしれない。

ガーガメルの未来のプロダクツはどんなものになるの
だろうか?すでに昨年、レ・メルデとのコラボレーションヴァイナルでガーガメルは未来、宇宙と
いったキーワードで新世界を見つめていた。



真ん中にあるのはぶたのはな大橋さんが今回の個展用に製作してくれたという「デスラ?」。

「いつのだっけ?」
SUPER7やSDCCなど、海外展開面でもインディーズソフビ界で先鞭をつけた
同社の製品。しかし多大な品種を展開しており、今回のお蔵出しで、本人たちも即座に
はっきりとは当時の経緯が明確にならないアイテムもあったり。
詳しいお客さんと発売時期や当時の仕様などについて
記憶を照合しあったり、などという風景も。



お店に入ると迎えてくれた極彩色の怪獣やキャラクターたち。

池田社長「Thrash Outの内装はスタートした時に自分たちで設営したので、なくなる時も
自分たちで全部片づけるんです」このトーチであぶっていい風合いを出した檜の内装も今日で
見おさめである。
「よかったら、留め金ではずせる場所の板を持って帰りますか?」と池田氏。
よく遊びにきているソフビコレクターのヒトも「ブログでソフビを飾るバックにThrash Outで
使ってた板を使いなよ!君がこのお店の雰囲気を受け継いでブログに役立てたまえ」と横で一言。
実はちょっと「それはいいな!」とココロときめいたけど、やはりこのままThrash Outは
断片がタコブログの背景にダラダラと使われているよりはみなさまの思い出の存在にしといた
ほうがきれいかな、と。そう、少し経つとこのお店の記憶も昔、子どもの頃に通った
不思議なおもちゃであふれた駄菓子屋のようにすごく懐かしい、喪失感を含む
ものになることと思います。

今回の会場で注目された、YOSTEE氏の限定品、レジン人形。
木をけずりだしたような80年代の初期ガンダム駄玩具風味な武骨な雰囲気のアイテムもあり、
現場にいた池田社長、池田店長をはじめスタッフさんも
おもちゃ好きなだけに残数がへるごとに気になりだして、できたら自分も手元に一個ずつ
残したい、とかこれが欲しい、あれが欲しいと主張。ジャンケンして購買権を競うガーガメル
クル―のみなさん。
最後のThrash Outのお客さんになったのはほかでもない、池田社長を含む
ガーガメルクル―の人たちでした。

とにかく福岡への移転に集中する、まずはそれから。と池田社長。
今回もお客さんへの対応間に、進行中の新製品の話などちらほら聞かせていただいた
のですが、アーチストコラボアイテムと並行して、昭和の駄玩具的なゾッキ・パチ方面の
ファンからの期待に応えるようなアイテムもいくつか準備が進んでいます。
聞くと、きっとソフビファンのヒトにはあー!こういうので来たか!ガーガメルはあいかわらず
だな!と思える、いかにもいたずら心たっぷりでキュートなモノも出てくると思いますよ。

そして、以前のようなガーガメルさん独自のカスタムイベントも年に何回か、もちろん東京で
開催する予定だそうです。まずは移転先に落ち着いてからの話ですね。



森の仲間、スマーフたちを生み出した伝説の魔法使い、ガーガメルの城は南の地に居を移した。
その魔法は新たな霊気を伴い、ヒトが愚行から生みだした毒の煙を暗雲たれこめる
空から払いのけ、眠ったヒトビトの魂を揺り動かすソフビの魔力を再び放つに相違ない。
その沈黙もごくわずかな刻の話。そして次にセカイに放たれるガーガメルの魔法の話だが、
それはまた次の夜に。

 


Zollmen スペースガイ56

2012年01月14日 | インディーズソフビ

 スペースガイ56(イソロク)のヘッダー。スーパーロボット、スーパーカー、駄玩具や超能力など
小学生の消費宇宙にとっぷりと浸かって覚醒した主人公が描かれる・「きみの ぼんのうが
イソロクをうごかす!」そう、56のパイロットはヤツを手にした煩悩まみれのキミだ!

スーフェスも終わったのですが、その後いくつかイベントもあり、手のあいた時になりますが
随時紹介していきます。
寒いので、居る場所は温かくしてますがマンパワーが落ちるにゃー。
皆さま風邪をひかないでください。自分はかろうじては回避してますが
どうも長引くタイプのようです。特に夜更かしは最大の敵ですぞ。

というわけで今回はZOLLMENさん関係。上のソフビは11月に紹介したモンベモンですが、
モンベモンの名付け親のヒトがイメージイラストに描いていたスーパーメカ、スーパーガリー
というのがオリジナル設定で存在しています。それが今回のモンベモンの販売で
おまけについてたりしないかな~とか思っていたんですが、
いつもイベント会場でお会いするヒトがタコブログを見ていて、昨年末のパチサミのときに
「調べたら、こ、こんなのがあったんですよ!」と贈り物にいただいた。

スーパーガリーの元ネタとなる実在でオホーツク海を航行しているガリンコ号ⅡのチョロQ!

チョロQはこんな機体もいつのまにか製品化していたんですね。映画の車両や特殊車両モノの
時はタコもチェックしていたけど、びっくり。大概、このガリンコ号の底部は氷の中に沈んでいる
写真しかないんですが、こんな感じになってます。やはりドリルというかスピンドルみたいな
回転する刃で流氷を欠いて進んでいるんだな。構造がおぼろけにわかる。

このまま特撮映画に出てきそうですね。こんな船で移動して居たら流氷に乗っかった
カップルのモンベモンに出くわして、とかストーリーも膨らむ。いただいた方がはじめこれを
出してきた時は、ああモンベモンに非売品のオマケとか、やっぱりあったのか!?と
一瞬思いました(笑)。
ほんとに貴重なものをご提供いただきありがとうございます!モンベモンといっしょに
飾っております。

続いて昨年リリースしたZOLLMENさんの受注製品、スペースガイ56(イソロク)。
メディコムさんの記念誌で発表・購入できた限定品でもあります。

現物を見て(といっても昨年夏のワンフェスメディコムブースでも
すでに現物を見ていたんですが)驚くこのデカさ。
同じZOLLMENロボットキャラクターのマッドバロンとこうやって並べても約1・5倍。
このマッドバロンはまんだらけさんで一昨年販売したZOLLMEN×まんだらけ限定
カラー「ぼくが~やらなきゃ~だれがやる~」ヒーローのカラーver.です。

マッドバロンもですが、今回の56はさらにスケールも伴ったことで、
昭和のおもちゃの無暗にデカいヌボーッとしたポリ感もサイズでよく表現できています。
EXOHEADさんの造形の特徴である、胴太で手足の先が細いコミカルなテイストが
よく活かされている造形物ではないでしょうか。
イソロクという名前も、昭和の頃にまだ戦中世代の作り手もいたであろう
アニメやおもちゃ産業に従事する関係者が自分世代の戦いへの高揚感を
スーパーロボットにも価値観としてつい植え付け、子どもたちに自分らの時代感を強要してしまう
「ズレた感覚」をそのまま体現しているようです。
「魔神バンダー」の最終回ではSFなのに、特攻シーンで「きっさまとおれと~は~♪」と
「同期の桜」が流れていたそうですが例えるならそんなズレですね。

そうであれば原型師のEXOHEAD氏やZOLLMENさん特有のブラックユーモアなのでしょう。
昔のロボットアニメは作り手の「自分ら世代のおとし前」のつもりなんだか、
最終回で特攻とか、ほんと多かったですね。この56もそういったコンテンツを消費してきた
世代から出てきた作り手が再生産した「自分らなりのおとし前」をつけたプロダクツ
なのかもしれません。



マッドバロンよりも、グーパンチでちょっとたのもしいけど、やはり何かこころもとない。
ZOLLMENアイテムのスーパーロボットはちょっと見、たよりなさそうなところがまたミリキ。
でもマッドバロンは、フェイスガードがとれるギミックがついてるけど、形相から想像するに
たぶん制御不可能になって凶暴化するんだろうな。

 細かく見ていくと、足のブーツのところにナイフを装備していたり、乗用のタラップがあったりと
設定をフルディティールとして盛り込んでいる感じ。ナイフは何かと戦うための、少年期永遠の
武器。ベルトも80年代のメタルバンドのヒトが着けているみたいなギザギザモールドが
入ってます。スーパーロボットがまとう少年期の煩悩を表出しようと造形作業がどこか偏執的
ですらあり、見ていて笑ってしまいます。
カラーですが、これはア●トロ◎ンガー風のカラーですね。それか昭和のアニメ会社、ナ◎クの
作るアニメってこういう青基調に三原色をぶち込んだ機体カラーのロボットが多かったような。
当時一世を風靡したダイナミック系ロボと比較するとやや地味めな、今古道具店などでゴロン
と転がっている得体の知れないロボのおもちゃ、といった面持ちを再現したような、作り手の
気分も伝わってくる感じDeath,



バックビュー。何か戦闘機と言うか独立した飛行ユニットと合体するプロセスがある感じですね。
顔の部分はフェイスガードで封じられているんですが、後頭部でしっかり留められている
(一体成型ですが)このマスクが外れるといったいどうなるんでしょう。
昭和のアニメは主人公メカでも、主人公でも口を隠したマスクをしているキャラが多かったです
ね。そういう細かい懐かしのロボットアニメのアイコンをあちこちに配置して作られたのが
この56なのでしょう。思いだすと、アメフトが人気の時代は顔がヘルメットになって口元が
隠れているスーパーロボットもありました。



今回もギミックありました。
上半身を上にスライドさせると二重になっており、内蔵メカの部分が
ガバッと露出し、その中の空洞部分に、ヘッダーにも描かれている
少年が!座禅を組んでおり、56に思念波を送って操縦中!

胡坐をかいてるポーズから見て、インド系のタオイズムなどもからんでいる操縦法のようです。
同時に内臓パーツが見えるのはEXOHEAD氏のデビュー以来根底に持つ贋サイボーグ
という造形志向が今回も製品の中に垣間見えるといってよさそうですね。


 

 足にもローラースケート。ブーツに勝利のVマーク!とにかく全身にぬかりなくジャリカルチャーの
アイコンがちりばめられている56。
しかも主流だったダイナミック系でなく、当時子どもから見ても外様感のあったアニメ会社の
ロボットのイメージアイコン、70年代のロボットコンテンツビジネスのヤレにあたる部分のみを
あえて抽出・結集したテイストが、「普通のモノはつくらない」作り手の
強固な極北標榜の意思表示にもなっているように見えます。

昭和の頃、ガンダムやマクロスの台頭に代表されるリアルロボの潮流に一度は
淘汰されてしまったヒーローロボットアニメなんですが、
リアルロボ主流の80年代に入っても、そういう作り手が意固地に70年代と同じような方法論で
作り続けている時期もありました。
子どもたちもそのズレた感覚に当惑しながらサンライズアニメなどと並行して
視聴していた頃があったんですが、56は、EXOHEAD氏の几帳面な造形の中に
その頃の意固地な70年代的空気を引きずったアニメにもあった
ビジュアルアイコンをふんだんに放り込んだ印象もあり、ソフビでこんな所を標榜するかい、
というおかしさからプロダクツとしての独自性を放っているということではないでしょうか。

昭和70年代後期くらいにさまざまな大人たちの作り上げた無数のジャリカルチャーに
搾取された子どもたちの煩悩がこの56のヌボーッとしたボディにスーパー装備として随所に
狂い咲きしている格好Death。
スペースガイ56のボディをスライドするとそこに居るこの少年は、
ココロの中に小学生くらいの子どもの煩悩を今も抱えつつ、
夜に昼にソフビだ怪獣だと騒いでイベント会場やネット上をひみつきちにして
祭りを再生産・継続している我々自身の姿なのかもしれません。

 


SkullHeadButtジャングルキング

2012年01月12日 | インディーズソフビ

 

 

スーパーフェスティバル58のマーミットブース、朝売りのサプライズアイテムはこの
「ジャングルキング」!(Skull Head Buttさんの製品)。
寒風吹く早朝の会場で卓上にヤツが登場したら「またゴリラ!」「何者?!」と
どよめきが起こったアイテム。
 
タコも朝の物販の抽選番号がヒトケタ台だったのでなんとか入手。
今回は眠い目をこすって行った甲斐があった。。。今回紹介する黒いジャングルキングは
タイプA。もう一体のタイプBは少し明るめのブラウンのブラシワークで部分的にメタリックブルー
が吹いてあるもの。

漆黒の天幕の向うから鎖に繋がれて聖林の都会で見世物にされるコング!
浴びる報道陣のフラッシュに興奮して次第に我を忘れ、制御不可能になっていく
暴走寸前の密林の覇者!神秘の巨猿は大都会のジャングルに解き放たれた!



猿モノの映画に詳しいヒトなら、ヤツの顔を見てすぐ連想するのは33年版の
人形アニメによりギクシャクと動いたあのコング。プリミティブな特撮ながら当時トーキーの
映画がまだ普及して間もないころの観客が全世界で驚愕したコングをイメージした
プロダクツとして作られたように見える。そう、荒々しい造形ながらそこに原始の未知の
パワーがみなぎる33年コングは永遠の野生のヒーローだ!
このジャングルキングはそのコングのイメージをもっとも受け継いだオリジナルゴリラソフビと
なることだろう。



顎が前方に突き出した造形も、人形アニメのコングがもつ造形のクセをそのまま
受け継いでいる気配。顔もただ凶暴一辺倒で押し倒すのでなく、どこかコミカル。
ソフビでなくラテックス製だったら中に骨格を入れて人形アニメ映画が撮影できそう。



ゴリラは顔の輪郭で陰影がはっきり付くので、手にとって見ると、角度によって
表情が獰猛だったり、哀愁が漂っていたりします。

プロポーションはゴリラアイテムの中でも意外にリアルに見える。
この通り手も長いです!

今回販売を行ったマーミット社の赤松社長も、33年コングはある程度映像ソフトが
普及してからの視聴という。タコも確か80年代頃にTVで見たのが最初だったカナ。
よく親父に、一番子どもの時に見て驚いたのは33年のコングだ、と聞かされながら
育ちました。当時の「映画の魔法」がもたらした衝撃はあまりあるものだったことでしょう。
しかし今回のSHBさんのアイテムを販売することに決まった際、マーミット赤松社長の脳裏
に去来したのは造形的に武骨な人形アニメーションのコングをフルに
ソフビプロダクツに置き換えたアイテムとして昨今インディーズソフビのセカイを席巻する
数々のゴリラソフビの中でこのジャングルキングはちょっと異彩を放つ存在感を放ち、
埋もれないゴリラアイテムとなるのではないか、という想いでした。

朝の物販会場でも、あたかも33年コングのNYのシアターで捕縛されたコングが興業師の
手により披露され、人々が息を呑んだ場面そのままの盛り上がりで、その想いは裏づけ
られたのではないでしょうか。

武骨なボディの中に生へのひたむきな執着を秘めて魔境の密林で獰猛な恐竜たちと
はてしなき闘いを繰り広げて生存してきた、ジャングルキング。
その瞳はつぶらでどこか未開のセカイに取り残されたものの物悲しさも映しだしている。

しかし一番星のモンキーマン、ぶたのはなさんの「ゴリラ」、HSさんのゴリラ獣×メカゴリラ獣、
製品未着ですがターゲットアースさんのロボットゴリラ、そしてこのSkull Head Buttさんの
ジャングルキング、細かいところではマーミットさんのパッキーやZOLLMENさんのメゴなど、
まだまだゴリラ&モンキーモチーフのプロダクツに取り組むソフビメーカーのリリースは続きそう。

なぜここまでゴリラアイテムが増えたのだろう。売れ線のモチーフというのでもない。
思うにこれはいわゆるブームではない。大括りでいってしまえば、猿こそがおもちゃである
ソフビという表現素材が持つ永遠の造形テーマなのだろう。
しかしその多くが、それぞれにイマジネイティブの源泉を持ち、微妙に立体化するネタも
巧い具合にかぶらないところでの棲み分けにもなっている。国内外に一定数存在する
ゴリラソフビファンにとっては毎回リリースアナウンスがあったときに新鮮味を感じ、
各社のプロダクツを見比べても楽しめるムーブメントとなっているのではないでしょうか。


イルイル ゲルツ×流星のペピー

2012年01月11日 | インディーズソフビ

スーパーフェスティバル58で販売されたイルイルさんの「頭脳兵器ゲルツ」と
「流星のペピー」。開場以来たちまち行列ができた本2作。

パストフューチャーTOYとでもジャンルづけられそうな、妄想でいつか見たような未来の日本で
こんなおもちゃが売られているのではないかと思える製品とそれを飾り立てるパッケージ。
これぞその名の通り、パッケージングで見る者の脳を刺激する「頭脳兵器」だ。
しかし何度見ても凝ったパッケージデザインですよね。

それもそのはず、イルイルさんの本業はパッケージデザインやカタログなど
商業紙媒体の製作、DTP関係というのカナ?なのだから。
一種の意匠フェチズムというのか、自分の妄想の中に存在する昭和レトロフューチャートイを
ソフビと外装ともども実体化させたのが昨年2011年のデビュー時に発表した「ネオゴリラ」
「トキオ」、そして今回発表した2作なのだろう。

人を食ったような名前でイルイルの立ち位置を体現する「アーバン怪獣」なるミニソフビも
昭和の頃に吊るしで駄菓子屋に売られていたよくわからない駄玩具を思わせる。
こういう駄玩具メーカーで昭和当時も現場に1人くらいはいたのだろう、
美術学校出の若い原型師がむやみにはりきっちゃって手に取る子どもさんそっちのけで
芸術してしまい、妙~にモダーンなモノが出来ちゃったのがこのアーバン怪獣、ってところカナ?

とにかく、自分の世界観をソフビとパッケージ製作という手法で表現したのがこの一連のイルイル
プロダクツなのだろう。

すでに2度、インディーズソフビメーカーとして東京に出現したイルイルとは何者なのか?
ブースに居たイルイルさんと、自身のプロダクツやイルイルというメーカーに関して、
お話を聞く機会が得られた。



今回の「流星のペピー」はパッケージもファンシー玩具風の仕様にこだわって、ビニールのベルトを
取り付けて子どもが持ち歩くバッグのような仕様になっている。こんな感じでおもちゃ屋の店頭に
吊るってあったおもちゃ、あったね~。子どもが手にしているので、売っている時の
ワクワク感を漂わせた状態でいつまでもいない・がゆえに放つ輝き。
なんともはかない存在です。
中身のソフビもですが、包装パッケージもソフビ本体といえるでしょう。



イルイルアイテムのパッケージへのこだわりは、平たく言ってみれば
おもちゃがもつ装丁の放つ当時の輝きと、いつか所有者である子どもたちが成長した時に
過去に置いていくという、おもちゃが特有に放つ時代の輝き、過去のものになる残酷さ、
はかなさやメランコリック感を現代のDTP技術を駆使していかに纏わせるか。
その点にフルで創作モチベーションが発揮されそこに手に取ったお客が共振し、
心揺るがせているーーということなのでしょう。

そしてプロダクツであるソフビ自身。
アイテムを会場で直に見てわかったのはペピーは手が外れてチェーン状に射出できる設定と
なっている。カワイイ顔に合わない好戦的なギミックも何かギャップを狙っているふしが。
ライオンのエンブレムを彫刻したベルトとか、むやみに昭和の原型師さんが張り切ってしまい
ました的な変態バロックムードも随所に刻まれて当時物ソフビにありそうな「やりすぎ感」を表現。
遊び心の産物、というよりはいたずら心という感じか・

そのバックには「原作」と呼べる読み物もあるらしい、流星のペピーとは一体何者なのか?

イルイルブログに掲載されていた現物「流星のペピー」、「ほしっこペピー」の表紙。
「まよいのもりの おはなし」。
たぶん流星のペピーが原作本で、ほしっこ~の方は幼児向けにわかりやく表現された
絵物語のように見える。痛み具合から見てかなり古い本のようだ。

中身は白紙。「なんだこりゃ イルイルに半年かつがれた!」

ほんとはこの記事をイルイルさんが一年ごしで仕掛けた冗談に載って自分もこの事実は
隠したまま書こうかと思ったのだが、非常におもしろけしからんので、真実を暴露する。

イルイルさんのブログに今回のペピーやゲルツの製作情報が初めて掲載された
時にいっしょにアップロードされていた画像をソフビファンの人ならおぼえていると思う。
そう、上にも現地撮りを載せた読み古したヨレヨレの「流星のペピー」の単行本。
ああ、こんな作品が実際、昭和の頃にあって、イルイルさんが思い入れがあってこのアイテムを
作ることにしたんだろうな、と普通思いますよね。
上の通り、今回ブースに持参された「ペピー」の単行本は白紙!

イルイルさん「そんな作品があるように見えるよう、表紙だけですが作ったんですよ」

イルイルさんがこの表紙に書かれている作者の人の所在を調べて、コンタクトをとって、
相手を必死に拝み倒してペピーをソフビ化(気難しい、ペピーを過去に描いたことを
自分の矜持にして難色を示しているおじいさんや、あるいは事情もわからず
取りつくしまもない状態の遺族のおくさんを勝手に想像。)版権許諾をもらっている
経過など勝手に想像していたんですが。
だからなかなか販売決定にまでこぎつけられなかったんだろう、と思ったんだけど、
一方で、タコはタコで長年、色々妙な昭和の漫画本とか見てきたのに、それでも全く
出くわさないでいた、またはタイトルも聞いたことがないものがあるんだろうか?と
疑問視している自分も居たり。
ネットで検索しても、「流星のペピー」なる単行本はイルイルブログしか
ひっかからないし、すべては結局、今回のスーフェスの開催まで堂々巡りなままだった。

正直自分も、あまり知名度のない作品がソフビになった時は「これが元ネタ」とブログに
画像なりなんなり見つけてきていっしょに見せながら紹介するのが楽しみだったん
ですけどね。マニアってそういうところあるじゃないですか。
それにしてもイルイルというソフビメーカーさんがそこまで夢中になってわざわざ
ソフビにまでしたくなるこの、このペピーという作品は一体どんなストーリーなのだろう?
それをちゃんと知っていて、うーん懐かしい、とペピーのソフビを買いに行く人間も
いるんだろうか、と。


イルイルさん「それっぽい紙を用意して、痛んでクシャクシャな感じの装丁にわざと
作ったんですよ」。

ああ、かつがれた。さすがDTP関係熟知してるだけあるな~。
「ペピーの本をほんとうに探してたんですか」イルイルさんも笑ってました。

今回スーフェス会場で声をかけてくれた人が「ペピー」の話になったん
ですが、「僕も気になっていたんですが、あのブログの本ですがイルイルさんの作ったもので、
作品自体、本当はないんじゃないですか?」と、微笑みながらもやはりフェイクの気配をすでに
読み取っていたり。

そもそも、おかしいと思ったのは、ペピーのソフビ製品が完成したときに、
そのペピーが本の表紙に描かれているキャラと似ていない。
頭も隕石風パンチパーマだし、ボディも絵にあるような人間風じゃなくて
デフォルメされているし、ギミックもサイボーグみたい。
ほとんど別物。これならパチソフビとしてすっとぼけて作って売ったって問題ないじゃないか。
イルイルさんが版権を苦労してとった(とタコは当日まで思い込んでいた)意味は
ないんじゃないか?

隠居の身にある版権所有者が「ペピー、ああ昔書いたなあ、君がソフビにしたいって?
でも仕事で書いたんだしソフビの監修といってもよく覚えてないんで勝手に、好きにやって
ください」とでもイルイルさんを突き離すような消極的な口調ながら許諾してくれたのだろうか、と
またまた脳裏に疑問が錯綜した。
しかし一個の版権インディーズソフビが出来上がる
プロセスをそんな感じでつらつら妄想していた自分がまた楽しかったりもしたんだが。




イルイルさん「今回のペピーについては、昭和の版権おもちゃによくあったことを意識して
います。オリジナルに似ていなかったり、おもちゃの作り手が勝手に自分でイマジネートして
作ってしまいました、または原作のビジュアルとだいぶかけはなれたものになってしまいました、
的な感じを出したかったんですよ」それでこのデフォルメに隕石パンチ頭、手はチェーンパンチ
という異形になったわけか。

ナルホド、そのために作ったフェイク単行本なわけですね。さきに本がアップされていたことで
ソフビを手に取るお客も本の表紙とのギャップを楽しむというか。シアトリカルに手がこんでる話。
そもそも昭和の時代は現代よりも版権管理が曖昧で、おおらかだったから
ライセンスモノなのにオリジナルと見まがうようなコレジャナイ感をかもし出したおもちゃって
結構ありましたよネ。年始にタコブログに載せたカメーバのソフビもまさにそのクチ。
そしてそれが後の時代になって見るとまたイイ味になっているのだけど。

イルイルさんはそんなところまでパストフューチャーなおもちゃ感を演出したかったのか。
ソフビになったイルイル妄想脳内児童文学の「ペピー」はそんなパッケージフェチズムと
昭和おもちゃの持つ神話的要素から転げ落ちたヤレ文化を深耕しオリジナルとして
再現した、「本体だけでなくその製品の出来上がったバックボーンまでも全部自分で
作りだした」妄想自家消費的プロダクツなのだろう。ハイクオリティながら、なんとも屈折した
愉悦の産物ではある。

とにかく、「元ネタが実在しないけどパチソフビ」っていうアイテムは初めて見ました。

 

ゲルツも背面の顔と中の電子頭脳パーツが別分割なので、中で合わせて後頭部も
別の顔として見ることができるギミックをが付与されている。

パッケージについて。
イルイルさん「ネオゴリラやトキオの時はそれほど自分の製品を作る上でキャラクターの
設定などを細かく考える余裕もなく、とにかく形やパッケージを作ることに熱中したのです
が、今回は流れもわかったので、箱に書くキャラクター設定を考えるゆとりも少しあったかと
思います」。

日ごろ商業印刷で細かいパッケージ類やカタログ製作を手掛けていると、ふと、こんな
「この世にない妄想の商品」を実体化させて、脳内の設定を込めたフェイクプロダクツを
作ってみたくなるというのもあるんだろう。イルイルさんの本業とこのソフビTOYづくりというのは
脳内で相互にフィードバックしあっている存在なのかもしれない。

 



ラーメン博物館とか、レトロアミューズメント施設にこんなポスターがありそうなアーバン怪獣の
バックシート。こんな商品に隠れて見えないところにまでむやみなこだわりを見せるイルイルさん。



REAL×HEADの森かつら氏もイルイルさんのブースを訪問。ゲルツを感心しながら
手にとっておられました。

イルイルさん「実際にメーカーとして活動してみて、去年もこのスーフェスでの販売以降、
海外のショップさんやメディコムさんでの販売品なども間に作らせていただいたのですが、
いつも全力でやっていても、本当に時間がかかってしまいます」という。特にパッケージ
にもこれだけ全力を傾注するとなると凝り性なため、確かにそうなることだろう。

「今後はその1年ごとに出すアイテムを区切って行く感じで次に進み、今いろいろと考えている
アイデアを毎年ソフビ製品として発表していけるといいんですが」
年1ステージという感じですね。

きになるこれからの新イルイルアイテムの販売予定ですが、
3月下旬に大阪日本橋のジャングルさんの主催でソフビの物販イベントを実施する予定があり、
関東・関西のソフビメーカーさんに集結してもらう予定だそうです。
今回のスーフェス会場でもメーカーさんに声をかけており、イルイルさんも会場で参加を表明して
いました。今度はイルイルさんの地元での販売で、少しリラックスしたお客さんたちとのひとときを
過ごせるかもしれません。
このほかメディコムトイさんのほうからも昨年秋のネオゴリラと
トキオの販売のように限定品として今回の新製品が販売される機会が得られることになる
でしょうね。今回の盛り上がりを考えると当然ながら。

これだけ手が込んだ作りのアイテムとなるとなかなか増産が難しいでしょうが、
反響もあるだけに販売の機会を多くして、今回のプロダクツもソフビの好事家になるべく
行きわたり、それこそイルイルというソフビメーカーがレトロクラシックな存在となるまでに
長く愛好されるといいですね。


HSゴリラ獣×メカゴリラ獣

2012年01月04日 | インディーズソフビ

 



正月三が日も終わりタコもぼちぼち仕事なのですが、街を歩く人たちは多くが私服で
空気がまったり、連休の行楽モードでした。4日あたりは、せわしくにぎやかな年末年始の
空気から徐々にリアルタイムの日常に戻っていき、寒さを急に強く実感する時期です。
この時期はホントにさむい~。起きるのになんぎな季節Death。

このタコブログで時々、現行のインディーズソフビを紹介してるんですが、
最近はソフビを買う前に、自分の身の回りになじむかどうか等よく考えることが多いです。
たくさんのアイテムが出ているんですが、なんでもかんでも集めるのはキャパの面でも
金銭的にももはや無理な話です。そして自分の現有コレクション内でのマッチ感も大事だなと
考えることもしばし。まあ昨年3月の地震以降は安全対策もあるし、
あまりモノがカラフルに身近であふれていると頭がまとまらなくなるので
前より多くは飾っていないんですが。
コレクターのヒトでそんな話も聞くんですが、かつてソフビのムーブメントがスピード感も
あった時期はムチャ食いみたいになっていたのを反省しつつ買う時期になったのかもしれません。
そんな勢いのあった時代のものにはクラシックとして評価できるものも多いですね。

たとえばタケシットさんのフィンクシットとかT9Gさんのランジアスとか、
ストリートソフビようでいて全く違う次元の「リアルヘッド的」ソフビともいえるスタイルを発明した
REAL×HEADさんのミュータントゾーンシリーズ、ZOLLMENさんの禍々しい双生獣バジラ、
タ―ゲットアースさんのヴィンテージカイジュウヴァイナルのミクスチュア的アイテム・ガメルドン
ソフビで悪のミリキをカタチにしたかのようなBEMON双頭巨人など、
今、見てもやはりよくできてるし、飽きがこないな、と思います。
そしてこれらの製品が出てから、すでに時間が経ったものだなと。

常にその時代での先駆的プロダクツ、メルクマールというのは存在するものです。
ゆえに、長年持っていても一個一個に愛着が出るかということはやはり重要だなと
考えるにいたったわけで。

ぶっちゃけブログなどやっているとある種の独特な病にとりつかれるものです。それは
どうしても発売した直後はソフビ関係の知人との話題にのぼる新製品としてブログに
載せようと思いがちになるもので、しまいにはブログに掲載するために買うと言う
世間でいう「買い物症候群」的な状態になるものです。斯様に速度消費者のように
なっても結局は、モノを手にしてココロが豊かになるかは、愛着がわくか次第。
きっとモノを自分のものにするのは、入手した段階で「心の中の
カートに入った」だけで、所有段階まで確定してないのだと最近思います。

といってもいつもそうはいってられないのがそのソフビのセカイの実態です。
抽選で当たるソフビなどだとまず当たらないと話にならないし
限定ソフビは先行してまず手に入れなくてはならない段階があるので「自分のものに
できるか考える」プロセスなどさしおき、まず入手こそがオキテのようでもあった
数年前のテンションの高いソフビのムーブメントの頃は斯様にふみとどまって
ゆっくり考えることさえも難しかったかもしれません。
しかし、ここ数年のインディーズソフビで
多彩な製品が出てきて手にしてきた中で、自分はどれだけソフビに満たされたのか、
あるいは、どこまで満たされればいいのか?その答えはまだ出ません。
ただ、確実なのは一般のプロダクツに決してあらざる、枷のない発想や作りの
インディーズソフビならでは出たというような製品を手にした時は、常にココロが豊かになり
それが持続しているものだと思います。

。。。とまあ、色々過去の反省などしながらじっくり自分になじむよう
モノを集めていくと自分の本来好きな製品ラインもおぼろげに見えてきて、ほんとうに自分に合う、
流行や話題など一過性でないものを手にできた時は愛着もまた
ひとしおになる、とタコも昨今つらつら思うのでした。
それだけソフビのシーンがなだらかに落ち着いてきたということなのかもしれませんが。

てなわけで11月にHSさんのゴリラ獣を掲載したんですが、
今回はそのライバル?キャラとなるHS製品第2弾、メカゴリラ獣を紹介。
こちらは2011年5月にリリース開始した第1弾・某鉄人風カラー。

抽選に当たり、購入できて手元にやってきてから半年近く経過しているんですが、
当時、販売抽選に応募した身近のソフビファンの友人やイベントで会う知人などにも聞いた
のですが当たっているヒトがどうも居ない。その後も何回か新カラーや頭部の変わった新ver.の
メカゴリラ獣のバリエーションもどんどん発売されているものの、あいかわらず誰も身近では
当たってない。海外のファンサイトなどを見ると、どうも生産分は海外のお客さんにメインで
出回っているようにも見えます。

そんなわけでそんなアイテムをあたかもドヤ顔で載せるのは無節操にすぎるだろうと思って
控えていたところ結構経ってしまいマシタ。HSアイテムはその後も毎回応募抽選に
ものすごい数の希望者が殺到すると聞きますが、
ロボット怪獣としてのビジュアル、造形と、このメカゴリラ獣はゴリラ獣に続きよくできています。
ソフビ界のここ数年のアイテムではやはりこのインパクトは一過性の人気にはとどまらない
「モノとしてのデキ」が裏付けとして存在するいわば「本物」ということで、一度は紹介しないては
ないなと思った次第。



造形がシャープながら武骨さも兼ね備えたメカゴリラ獣。どうも昭和の少年雑誌グラビアに
紹介されていた挿絵のロボットゴリラをイメージソースとしたようですが、
そこに独自イマジネーションを働かせて製品化したロボットソフビTOY。
現代的な造形ラインで製作されており、随所に独自の設定をディティールとして
織り込んでいる本品はオリジナルソフビといって申し分ないでしょう。

2009年の発売時では単体だったゴリラ獣の世界観を2011年、突如広げた強敵キャラです。
特に顔の面取りが良く考えられており、普遍性のあるデザインで
古いような、新しいようなレトロフューチャーなロボットソフビとしてのビジュアルインパクトと、
昭和レトロな設定をカタチにとらえ落ち着いたフォルムの双方の印象を見る者に与える一品
となっております。

1期カラーにはおまけとしてメカゴリラ獣よりも軟質な塩ビで作られた
「バンザイ日本兵」人形が付属。万歳やっててゲートルまいてるから日本兵ですよね?
何か気の毒な忠誠心に呪縛を受け戦後もアナーキーな
戦いを続けているのかもしれない兵隊さん。
南方の孤島でメカゴリラ獣の製造をしているマッドサイエンティストに酷使
された狂信者の一人なんでしょうか。メカゴリラ獣に持たせるとメカゴリラ獣とバンザイ兵
さんとのストーリーがいろいろ浮かんでキマス。



おまけその2・「人類が手にしてはいけないミサイル」。
マークが時節柄、超ヤバいですけどlこのご時世、こんなものをつけてしまう思い切りがイイ。
レトロ寄りなメカゴリラ獣ののキャラクターがこのおまけの付属により
妙に現実と地続きなリアルタイムの緊張感をはらんできます。
マスプロダクツではありえないモノを作るという
インディーズソフビの面目躍如というところDeath。



メカゴリラ獣はマッシブなフロントもキマってますが、サイドビューも流麗で見どころのひとつと
なっております。
60年代のSF映画にあるようなラインです。ゴリラのロボットなので、タコはメーカーさんのHP
で紹介されている製品の姿勢より若干猫背気味の前傾気味で置いてます。

リアビューもシンプルですがついついバックパックとかつけてしまいそうなところをあえて
抑制を利かせたようDeath。やはりそのシンプルさは本来、南極の特殊鉱物採掘用か何かの
目的で開発されたので。。。おっと。



メカゴリラ獣の武器は当然、ゴリラ獣にも持たせられます。
「ゴッホゴッホ」 ゴリラ獣がミサイルをマルサンのミニ恐竜を変異させるのに使います。
これで無名の怪獣も日本が誇る超有名版権怪獣になれるかも?
変異したら、さっそく生みの親のゴリラ獣と戦闘開始だ!

 目の渦巻きグルグル模様は類推するに、たぶん対ゴリラ獣への催眠光線発射ユニット
でしょうね。
うっかりゴリラ獣がメカゴリラ獣の頭部を見たら最後、催眠光線でいいなりに!てなところ
でしょうか?
ゴリラ獣、ヤツの目を見るな!!
思うにメカゴリラ獣はその本体のパワーを発揮せずともアイビームと手のミサイルだけで
相手を封じることが可能でないでしょうか。実際にはくんずほぐれつの戦いにはなかなか
いたらなそう。
そういえば腹部の赤い部分についてるのは砲座だろうか。これだけの武器を揃えていると
かなり強力ですね。


ゴリラ獣と、タコブログでは毎度登場のいわき市ハワイアンセンターから疎開してきた
フラガールおねえさんとパチリ。
そしてメカゴリラ獣のマドンナにはこんな感じのヒロイン(もちろん悪のエージェント)が似合いそう。
これはFETISH MODEさんのキャラ。うっかり近くで命令してる間に被曝しちゃいそう
なのでラジオアクティブ対策も万全な特殊ラバースーツ、みたいな設定DEATH。

南洋の島で今日も島の棲む恐竜たちと死闘を繰り広げるゴリラ獣。
群れで襲うゴルゴジラーズ相手に苦戦中!「ゴッホゴッホ!!」



ゴリラ獣強い!でも、群体で襲うゴルゴジラーズも執拗に食らいつく。
ゴリラ獣、SOS!!

突如、南極方面の空から飛来してきた謎の黒い所属不明輸送機のハッチが空き
島に降下してきた青い機械の猿!
ゴルゴジラーズもヤツの駆動時に放出される機体温度を接近とともに体感し、
ヤツにえもいえぬいきものでないモノ特有のみなぎる殺気を本能で読み取った!
「グオー!!」
怪獣の彼らにはわからないが、近づいてくるマシーンの猿の手には、
全生物を抹消しかねない、とってもアブないミサイル!



後ずさりするゴルゴジラーズ。
そして、自分に似た姿の機械の猿に驚愕し凍りつくゴリラ獣。ヤツに驚いたのではない。
何者も恐れず挑みかかっていく孤島の王者である自分が
本能で接近を踏みとどまったことに驚いていたのだ。



青い機械の猿に近づいたゴルゴジラーズの何匹かが突如、
狂ったように仲間割れを始める。



脊椎動物の視覚から入り大脳辺縁系に働きかけるのであろう、
生物には目視できない謎の催眠光線を発射しながら、
戦わずとも、ゴルゴジラーズの群れを蹴散らしていく青い機械の猿=
メカゴリラ獣。

見えない力で仲間の何匹かが失われ、機械の猿がもたらした事態を察し逃げまどう
ゴルゴジラーズ。
感情をもたない冷血動物には本来見られない、異常な光景だ。

笑っているような表情でただ仁王立ちして触れることもなく、怪物たちの共食いを眺め
サーチアイに映る現場の視覚データを収集、高速で演算処理して
データ化し何処かの場所に転送している、青い機械の猿。



ゴリラ獣との戦いで倒れた、また青い機械の猿が指も触れず頭を狂わせ共倒れに導いた
ゴルゴジラたちの骸が転がるジャングル。猿同士がぽつんと佇む。
機械の猿は、修羅場となった現場映像を遠隔地に居る主人に転送完了して
スリープモードに入った。

沈黙する青い猿。
はたしてヤツはゴリラ獣の味方なのか、敵なのか?

全ての生物に対して宣戦布告するかのごとく
独裁者が体に巻いた銃弾ベルトの弾のように鈍く光る鉄の牙が、動かない足元の骸を捉えて
冷酷にせせら笑っているかのように見えた。。。

獲物は、掃討すべきは、このセカイの全て!!

そしてヤツの電子頭脳のスクリーンモニターに投影される掃討範囲指定上では
この南洋の島の覇者、自分の傍らに今、立って咆哮し威嚇する、ゴリラ獣も含まれていた。
「適用範囲、ただし可能な限り、捕獲のこと」
鋳鉄の軋むような駆動音と電子頭脳からもたらされる威嚇音。
冷戦時代の終了頃に原発事故であえいだウクライナで製造された
やや旧式の多層配列ワードプロセッサがもたらす、青い猿の疑似感情は
電子音の奇怪な咆哮として外部に送りだされる。
この場所では実に不似合いな電子音が漆黒のジャングル内にこだまする。。。
ゴリラ獣とメカゴリラ獣が今、初めて対峙した。

とうとうライバルキャラが登場したことで、HSさんの ゴリラ獣が展開するソフビセカイも急速に
広がりを見せています。ゴリラ獣がリリースされたときに、敵のメカゴリラとかオリジナルもので
出たら面白いんだけどな、とぼんやり思っていたのですが、しっかり実現してしまいました。
別ver.の頭部がついたメカゴリラ獣も年末にゴリラ獣とのセットアイテムで販売しました。
よりレトロチックにゴリラの本来ある位置に目が寄っている2号機?改造?メカゴリラ獣。
そして原型がすでに発表されているゴリラ獣よりも大きいティラノサウルス状の怪獣。
2012年も新たな展開が予期されるHSのソフビセカイはどんな感じでイマジネーションを
カタチにしていくのか。



現状では抽選販売のハードルが非常に厳しい点がファンにとってミリキある製品としての
関心をいやがおうにも高めているような印象も一見ありますが、現物を見れば
それだけで醸成されたものでない。
やはり現物のデキから悪役ソフビとしての普遍性や神話性を創出したアイテムなのは確かです。
ゆえに、より多くのソフビファンが所有できてその出来を共有できるとベストなのですが、
とりもなおさずメカゴリラ獣の投入は本年もHSさんを引き続きインディーズカテゴリーの
TOYファンにとってこれからの動向に注目すべき一社としていくことでしょう。

【大都会PARTⅢ爆破・破壊MIX①】

http://www.youtube.com/watch?v=j78UT6t-VSk&feature=related

【西部警察 無防備都市・前篇】

http://www.youtube.com/watch?v=HRKJeC43GbE&feature=related


師走のThrash Out

2011年12月28日 | インディーズソフビ

おひさです。しゃかりきに年末に向けて仕事してました。
更新してない間も何か覗いていただいていたみたいでありがとうございマス。

前の記事に書いたようにパチサミが現在のイベント形式としては
とりあえず終わり、そしてさらに今回の記事もソフビ関係でさびしいお知らせが続きます。
年内のタコブログも2011年終わりに来て閉店とか今回で終わりとか
こんなんが多いのはちと気が重いDeath。しかし時間は常に動いていくし日々刻々と
この小さいソフビ関係のセカイでも状況は変わっていくのですね。
とにかく感じずにはいられないのは今はひとつの節目にある、ということです。

ガーガメルさんHPのブログ「ガーガメル放送局(GHK)」でもこの件は触れられているので
インディーズソフビファンには周知の事実かもしれないのですが、高円寺のガーガメル・フラッグ
ショップとして7年半にわたりソフビ販売や新製品のアピール、コラボやアーチストイベント
などで使われてきたガーガメルの本拠地といえるThrash outが2012年1月中旬をもって
閉店することとなった。

これはガーガメルさんが会社の本拠を九州の福岡に移転することによるもの。
Thrash Outの入口をくぐって中に入ったヒトならだいたい同じような印象を持っていると
思うが、すべての壁を焦げた檜の板で囲い、その中でライティングされ
演出度たっぷりに出来たばかりの限定ソフビを販売するという
超未来の駄菓子屋とでもいうような独特のステージングに初見で息を飲んだ方も多かろう。
大げさではないと思うから言うが、インディーズソフビの販売空間として
これほどカルティックで全感覚的な場所は都内には存在しなかったしこれからもたぶんない
ように思う。



今回のカスタムアートイベント

今回の「The Thrash Out Show」はおなじみ池田兄弟の2人にChanmen氏のガーガメルの
メインスタッフのみによる構成。ザゴラン、ミボラ、スタンダードでは新作の部類に入る
デスラをメインに華麗なカスタムアート作品を展示販売。今回は
クリア素体に新規内像臓パーツを仕込んだデスラがこのお店の独特なライティング
の下にほんのりとカラフルな内臓を浮かび上がらせ、ショッキングかつ見ごたえ満点の
カスタムショーとなった。あなたの目はパソコンの液晶画面を通してThrash Outの黒い
檜の壁の内側、そうガーガメルの内臓空間に入って行くのDeath。。。

いつものThrash Out営業風景。

予告されているとはいえ、突然観慣れた場所がなくなるというのはさびしいものだ。
それは震災で見なれた街が一瞬でなくなるというような深刻な状況ではないが、
スピードはたがえど結局は同じようなことといえるのではないか。

しかし何か2011年はこのソフビのセカイにとっても節目というような気がした。
インディーズソフビという製品カテゴリーで考えると
ガーガメルさんは先陣を切ってパチ怪獣、的なソフビジャンルに斬り込んで
独自の販売スタイルや製品の展開を提示した草分け的な存在といって異論はないかと思う。
海外のカスタムアーチスト諸氏とのコラボイベントや
各アーチストデザインのソフビ製作という展開がのちに加味された以降はデザイナーズ系
ソフビ的な立ち位置が加味された印象もある。それでもパチ怪獣や
デザイナーズソフビといったカテゴリーで括るにはどうも座りが悪い感じもつきまとう。
それだけ、「過去の括りではカテゴライズできない活動が面白いメーカー」、という印象だった。
ここ1~2年はさらに誰にもカテゴリーしえない、何か自分たちさえもわからない、
フューチャリスティックなものを目指して進んでいる感じもあった。

池田社長「自分たちの使命というのではないですが、昭和の過去にあったすばらしい
レトロヴィンテージなソフビの魅力を当時世代の人たちだけでなく、新しい世代のヒトにも
知ってもらいたい、モノづくりによって橋渡しするような役目、そんな意味合いが
自分たちのガーガメルの作業の一つとしてあるのではないかと思っています。
そして今、作ったり頒布している自分たちのソフビが年代を経て残り、今でいうマルブルのような
当時物ソフビ的位置づけで評価してもらえる時が来ることを願って製品を作っています。そして
きっとそうなると信じています」

 

ガーガメル池田社長「ここ(お店)にあるものは全部私物なので、全部(九州の新事務所に)
持っていくんですよ。自分はおもちゃのコレクションも自宅にあるのでたいへんな量です。
新事務所は九州ということもあり、お客さんが頻繁にみえるような場所でないと思うので、
現在のThrash Outのようなお店を開くことにはならないと思いますね。
ここを現在の店内の状態で誰か使うという方がおられたらそのまま次のオーナーに
なっていただいていいんですどね。なかなかそういう話がここまで待ってもいただけなかった
し、残念ですがお店は閉めることになりました」
もちろんというか池田社長自身も自分たちでイマジネーションを発揮して7年前にセッティングした
このお店にはたとえようもない愛着があるのだろう。

マスクしてますけどこれは流行りのインフルエンザ予防とのことです(微笑)。

 今回の九州移転に関しては3月に発生した福島第一原発事故による多様な放射能汚染が
池田社長自身の子どもさんに及ぶことも勘案して、ということ。
池田社長「幸いモノづくり(ソフビの原型を作る)の仕事は日本のどこに居ても可能ですからね。
自分に子どもがいなかったら今まで通り、放射能も何も気にしないで、
お店もここに構えて、原型製作やガーガメルとしての仕事も東京に居て続けていくと思うんですが、
何年か経って子どもに何か影響が出た時に、申し訳ない。
そのことが常に3月以降、頭の中にあって、いろいろと考えた末での選択となりました。
今そうしないと、国は自分たち国民を守ってくれるとは思えない」

子を持つ親として日々、環境の変化によってもたらされる不安要因があるなら
それはごく当然のというか正しい決断だと思いますよ。
タコだって3月以降のこのブログを見ているときっと誰の目にもわかるように
ガーガメル社も比類できないくらいのハイパー危険厨の部類に入るわけで。
たとえば高齢者は放射能の被害は無関係と今もよく言われるが、放射能の影響は年齢が
いくつになっても関係がある。何歳でもその人の身体の弱い箇所に出てくる傾向がある。
タコ自身もいろいろ調べており(自分自身と家族の体もこの年末に調べた。)
その結果、関東でも線量の高い場所や食べ物や生活習慣等に気をつけていれば現時点では
(大多数の大人の)身体に影響はでていないらしいことはおぼろげにわかったのだけど、
そこから先はーー
ほんとうにどうなるかわからないのが実態。
実はタコも仕事をいただいている相手先の本社が関西なので、
状況次第では3月に大阪かそのさらに南あたりへ引っ越しを一度は考えていたくらいで。
結局それはいろいろな情報が入ってくるようになってから
自分にとってはあまり意味がないので、しなかったのですが。

それにしても低線量被曝による人体への影響は今回のような3個以上も原発が壊れて漏れだす
しかも一機はMox燃料混みで、といった前代未聞の事故が発生した場合ではどうなるか、など
人類のこれまでの英知を結集してところで、誰にもわからない。そして成長期の感受性の高い
子どもたちに与える影響はいかほどか、もだ。そして誰も何かあっても責任をとれない。
たぶん国も東電も責任はとらないだろう。子どもを持つ池田氏の指摘に自分も同意する。

池田社長「何年か後になって、自分やタコさんみたいな人がさんざん神経質になっていたことも
なんだ、実は別に安全だったじゃないか、と笑い話のように言われても、
何もなかったら結構な話だし、それはそれで全然いいんですよ。
ただ幼い子どもがいるとなると危険の回避は自分の身だけの問題ではないし。
安全でなかったらそこは後でどうわびたところで取り返しがつかないわけだし。

もちろん、まったく未知の土地である九州に行って、正直不安はないわけではない。
でも、なにか上手くやっていけるかなと思えるんですよ。
そう思ってこれまでもガーガメルとしてやってこれたのが自分たちだし、
そんな考えたらやってしまうところが自分たちらしいやり方だったんじゃないかとも思いますしね」。

確かに、あらゆる意味でもこういう前向きな考え方をしていかないと何事も先は
開けないものでしょうからね。

 

ガーガメルが東京から九州に本拠を移すということについて、ちょっと考えて見た。
ガーガメルさんがというよりもソフビ全体の話だ。
といってもこれまでもインディーズ関係では大阪に、北海道に居を構えるメーカーさん
だっているし、ネットというツールがあることで全国どこから製品情報発信は可能だし、
ほしいお客さんに商品販売だってどこからでも可能だろう。
メーカーは首都圏に居を構えなくても実は特に不自由はない。しかしこれまで
インディーズソフビと称されるジャンルは東京がメインで草の根の情報発信場所として
進行してきたことを考えると、少なからず思えるのは
震災や原発事故というのはひとつの契機にすぎないものの
「すでに皆が全体の流れなどに期待せずに個々に動くべき局面に移ってきた」ということだ。

トイイベントなどでソフビメーカーの多くが参集する機会も最近では年3回開催される
スーフェスくらいになった。以前はたくさんのメーカーが集まることで相乗効果もあったが、
今はそれはあるかというとクエッションマークがつくように思う。
ワンフェスは基本ガレージキットのイベントといったほうが相応しい。
そして、肝心のお客さんの製品を見る嗜好や目線だって、大枠のソフビというジャンルに括られず
個々に細分化しているのが実態。それはたとえばTV番組が多チャンネル化や
類似したコンテンツの増加で視聴者がお互いに視聴作品の感想や視聴体験を
もはや共有するのが難しくなっている、視聴層が細かく割れるーー
といった現象に近い・ということだろう。
そう、お客サイドもソフビのセカイで起きている全てのことに関心を持って(消費しつつ)
見渡せるような人はこの1年くらいで進行したカオスで細分化された状況においては
すでにいなくなった、といっていい。

つまるところ、すでにソフビ関係については如実に流れが変わってきて
全体を一つの見方ですでに括れなくなってきた、ということだ。
各メーカーが同じようなイベントに出たり似かよったような販路でソフビを商う
ような流れはもうなくなったし右を見てそれに倣うということでは難しい。
リーディング的なトレンドもない中で、個々に違うレールや仕掛けや立ち位置を敷いて
動いていかなくては活路は開けない、ということだろう。

じつは私事なんですが、タコは少し前に池田社長に「快獣ブースカ」のDVDを貸したんですよ。
「子どもがブースカにすごく夢中で」とお願いされて。今回お店にうかがったら
池田社長が最近の子どもさんの画像を見せてくれたんですが、「おかげでこんなに大きくなり
ました」とブースカのM1号さん製ソフビと娘さんが楽しそうに遊んだりカメラの前でポーズを
つけているほほえましい風景がそこにありました。
タコ「でもこれは、池田氏の作ったブースカじゃないんですね」
池田社長「残念ながら違うんですよ」

池田社長、ガーガメルの仕事ではない、最近の個人塗装作品。
ぶたのはなさんの新マンじゃんけん怪獣を全部(全話分)彩色!
「よくあの小さいソフビを塗りましたね」「今まで10000個はソフビを塗装してるので
このくらいはできないと!全部1日でやりました」
「ぶたのはなさんと、カスタム塗装限定20セットとか、コラボできそうですね」
「さすがにそれは無理です(笑)」



このサイズでザザーンとかちゃんとブルマァク塗装になってる。
ほかの怪獣たちも過去にスタンダードソフビ化されたものは同じ色に塗ってある、
おそるべし。。。



「マタンゴすごく好きなんですよ。これはモンスターズラボさんとM1号さんのコラボでリリース
されたマタンゴです。BWANAにもマタンゴを少し前に描いてもらったんですよ
機会があったら自分も商品としてマタンゴを塗装したいですね」
もうこうなる池田社長も一ソフビファンという感じですね。

 最近のお買いもの、ぶたのはなさんの新作。
今回のはどれもお気に入りなのだけど特にゴジラの顔がいい、と。
タコ「ブルマァクのミニのゴジラとミドルのゴジラのいいところをうまく受け継いで大橋タッチを
加味した感じですよね」池田社長「確かに。その通り!」

まあこんな話もこれからは遠隔地ではなかなかできないかと思いきや、
これからもソフビイベントを首都圏でやっていく予定でいるので、新たなガーガメルの
展開はネットだけでなく、今まで通り関東に居ても目撃できそうだ。

もちろん新作ソフビも準備中で、写真撮影は叶わなかったが見せていただいたものがいくつか。
そのうちの1体はいかにもこれぞゾッキソフビというかパチ系のアイテムがありましたよ。
たぶん近々発表する製品だと思うけど、パチファンはこれを出すのかYO!と
いい意味で「思わず吹いちゃう」アイテムだと思う。たぶんパチファンはにやりとするカナ?

池田社長「この間、海外の友人からヨーロッパのお城を買わないかい!と言われたんです。
。。。5億円で売ってくれるそうですが(笑)」
タコ「高円寺のほうは閉めるけど、今度はお城でThrash Out始めます!
だったら皆驚くでしょうね」「ヨーロッパじゃ日本のお客さんはそうそう遊びには来れないでしょうけど
スゲッって言われるでしょうね」お城ならなんでも実物大ソフビで置けるだろうな~。

などと書いてきましたが、
もちろんまだお店は続きます。年明けもThrash Outはザゴランの口が開いて
お客さんを迎えてくれますよ。
2011年末には恒例の福袋も販売を予定。まだこれから作業が待っている!とのことでしたが。
そして1月の閉店ギリギリ前にもう一回イベントを実施予定とのこと。

ここぞ高円寺のソフビスポット、Thrash Outもいよいよ最後の見おさめってヤツですが、
「このへんにThrash Outっていうソフビのお店があってさ!」などと
昔話のように言われる時代が来るわけです。まあ何事も自らの目で見たと見ないでは
すべてはわからないというわけで。木に節目があるように、1月はガーガメルさんの
迎えるひとつの節目なのでしょう。
まだお店に行ったこともないヒトもThrash Outがいったいどんなお店だったか、
足を向けてじっくり覗いて見てはいかがでしょう。