ごきげんようでござる!
前回に続き、クレーン車系変形ロボで、㈱市村商店より販売された、コンストラクションシリーズのクレーンロボ(オープン価格?)の紹介でござる!
本品の販売年数や種類などの詳細は分からないでござるが、ダイキャスとメッキパーツを贅沢に使用した商品でござる。
しかし、商品のカラーリングは派手であり、大型トレーラーのトラック部分の様なデザインでありながら、クレーンを乗せた姿は軽トラックにしか見えない愛嬌の有るデザインでござる。
まあ、クレーン部分は収縮し旋回するでござるから、建設車両玩具としては並の商品でござる。
しかし・・・ このメッキされたバンパー及びグリルまわりのライトはクリアパーツをハメ込んであり無駄に凝っているのでござる。
う~む・・・ 軽のデコトラみたいな感じでござるかな。
ロボットモードへの変形は、クレーン部分を取り外す必要があるものの、簡易ながらデジャブー感あふれる変形が心地良いでござる。
そう、脚部カバーと引き込み式の拳以外は、サイバトロンの偉大なる総司令官コンボイ(01、コンボイ、3900円)と同じなのでござるよ。
しかも、胸部もダイキャストパーツを使用しており、なんとなくプロポーションも似ているのでござる。
しかし、コンボイ司令官と異なる改良点は、引き込み式の拳の他は、車体カバーがストッパーとなったことで、接地性は改善されており、一番痛かったガラ空きの背中はクレーンで隠せる様に成ったことでござるな。
付属の何処かで見たような金メッキ銃はヴィークルモードでは余剰パーツでござるが、両方の腕に保持が可能でござる。
しかし、本品の魅力は、何と言ってもヤル気の無い下膨れな顔が実に良い味をだしているのでござるよ。
無論パッケージイラストでは更にタレ目で描かれているのがツボでござる。 (笑)
なお、このイラストではクレーンではなく、ショベルを背負っていたり、パッケージ写真ではカラーパターンの異なる写真が載せられているので、カラーバリエーションや装備違いのバリエーションが存在するのでござろうな?
そう・・・ 本品は「コンストラクションシリーズ」と云うからにはバリエーションが存在するのでござるが、拙者は本シリーズをクレーンロボしか入手していないのでござる。
おそらく販売元の市村商店で独自に開発したものではなく、中国で製造された玩具を輸入販売したのでござろうな?
その証拠が、㈱丸進玩具より販売された、フリクション走行 変形建設車ロボ(全6種、オープン価格)なのでござる、コチラは脚部にプルバックモーターを内蔵し、オールプラスチック製でござるが、共通する部分が非常に多く、同じ金型を改修したか、複製された物を使って製造されたと推測できるでござる。
従って、装備品の交換も可能であり、変形建設車ロボにもクレーン車タイプは存在するでござる。 (写真はレッカー車タイプ)
こうした、チープTOY系も調べて見れば色々と面白い発見があるのでござるよ。