心を一つに、日本一のメロディーを紡いだ。9日の第78回全日本合唱コンクール全国大会の小学生部門で、2年ぶり5度目の最高賞を手にした北上・黒沢尻北小合唱部(高橋和花部長、部員47人)は、1995年の阪神大震災で失われた命を思う曲に理解を深め、風化防止への使命感を持って歌声を響かせた。
出番は出場38団体の最後だった。ラテン語で歌う「キリエ」(ベンジャミン・ブリテン作曲)と、阪神大震災で犠牲となった少女の物語を描く「ゆめのふうせん屋さん」(肥田美代子作詞、横山潤子作曲)の2曲を、心を込めて歌った。
「ふうせん屋さん」になりたい「ゆずちゃん」に風船を届けるように、風船の持ち方や目線を自分たちで考え、工夫した。身ぶり手ぶりを交えて豊かに表現。藤原結衣副部長(6年)が「亡くなった人がいて、ただのお話じゃない。本当にあったことだと伝えられた」と語るように、作品世界に向き合った。
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