大町町のふるさと納税事業を巡る贈収賄事件で、便宜を図った見返りに業者から現金を受け取ったとして加重収賄罪に問われた元町副課長の男性(60)を懲役1年6月、執行猶予3年、追徴金10万円とした佐賀地裁判決が確定した。
判決によると、町企画政策課長を務めていた2022年12月、業務委託の公募型プロポーザルに参加してい事業者の当時代表=贈賄罪で公判中=に他の参加事業者の企画提案書を提供し、見返りとして翌23年に10万円を受け取った。10月29日に判決は確定した。事件を受けて町は9月、男性を懲戒免職処分にした。




