片山前兵庫県副知事、告発文書「知事失脚が目的」 公用PC再調査を 斎藤知事再選1年
斎藤元彦兵庫県知事の失職に伴う知事選から1年となるのを前に、斎藤氏の元側近で昨年7月に辞職した片山安孝前副知事が時事通信のインタビューに応じた。 【写真】自身のポスターを貼る斎藤元彦氏=2024年10月31日 元県民局長が作成した告発文書について「知事を失脚させる目的で作成され、公益通報には当たらない」と訴え、元局長の公用パソコンの再調査を求めた。主なやりとりは次の通り。 ―第三者委員会報告書で県の対応は公益通報者保護法違反とされた。 今回の文書は知事を失脚させる目的があった。元局長の公用パソコンのメールには「斎藤県政を失脚させる」との文言があった。「不正な目的」がある場合は保護法の対象にならないので、県の対応は何ら問題がない。 ―なぜそんな文書を作る必要があったのか。 今回の騒動の原点は斎藤氏が初当選した2021年の知事選だ。斎藤氏は前知事の後継候補を破ったが、負けた方は納得ができない。斎藤派と反斎藤派の権力闘争が続いているのだ。 ―混乱が続く県政の問題収束には何が必要か。 元県民局長の公用パソコンには「不正な目的」があったことを示すメールがある。これについて県として調査を実施し、結果を県民に示すべきだ。また、現在空席の2人目の副知事に県議会との調整を担う人材を起用することが必要だ。