バンパイヤ VAMPIRE ! ブログ

抑制の効いたDAFというか、早すぎたギター入りのミニマル・アヴァンギャルド・テクノというか、、、活動期間も短くて、全く無名だけど大好きなバンドです。一聴するとクラウト・ロック～ノイエ・ドイチェ・ヴェレっぽいけど、NYのバンド。

"No Wave"ムーブメントには遅れてやってきたバンドなので、時の狭間で埋もれてしまった感もあります。３０年くらい前の音なのに今聞いて新鮮。最近ミニマルな感じの音にハマっていて、ふと思い出して聴いてみたら、ええんですわ、これが、、、

ご存じの方も多いかと思いますが、ツタヤには郵便でレンタルDVDを送ってくる（同じ封筒で送り返す）サービスがあり、優作２０回忌を機会に「探偵物語」をコンプリートいたしました。

続けてシリーズでやってくるのが、２４のシーズン７。シーズン６まではコンプリートしておりまして、その期間には会社を休職していたので、時間がたっぷりあり、２４時間２４を見る廃人同様に成り下がる始末ｗ。今回の最新シリーズはそういうワケにもいかず、どういう見方をするか思案中です。

去年一年間でこのCDを一番沢山聞いたかも。
Beware of the Bird／Claude VonStroke


一昨年にウーララでかかっていて「これ、何？」と教えて貰った。ウーララへは旧友ドリルマンのQちゃんが持ち込んで教えたらしい。ウーララのナカジさんもアーティスト名が覚えられず、二人の間で「ワルい鳥さんのジャケットのやつ」と呼び習わしており、何故か僕がウーララ出演や友達のライブを見に行ったりすると、いつもかかっている、という状況で、家でも気に入って良く掛けるもんだから、かなりの回数聞いたはず。

ファミリーネームは北欧系っぽいけど、SF在住のアメリカ人らしいです。一度聞いたらブンブンバキバキバヒューンと言う感じで忘れられなくなります。意外とこういうクラブ系の音楽はまめにフォローしていたりしますが、ちょっと偏執的にローの出音に拘るとか、やたらとバキバキいうてるとか、そういうのが好きです。

何といっても１９７５年結成で、今でも現役である。スタイルも貫き通している。僕が初めて彼らの音楽に接したのは名作音楽ヴィデオ"Urgh! A Music War"の強烈な演奏であるが（下にリンク有り）、去年出た最新作"Long Live Pere Ubu!"でもその独特の音楽性は、見事なまでに保たれている。
http://www.youtube.com/watch?v=9qnRzCWFgd4　←Birdies (Urgh! A Music War)



今、聞いているのは下の'89年Londonでのライブアルバムだが、久しぶりにジャケットを手にして裏面に
　In Memoriam
　 Jim Jones
　 1950-2008
と書いてあるのを見つけた。80年代後半Fontanaレーベル時代以降のギタリストのJim Jonesは一昨年亡くなっていたのか！ニュースにもなっていなかったので知らなかった。享年58歳。遅ればせながら、ご冥福を心からお祈りします。



そういえばDavid Thomas翁は何歳になったのだろうか？このオヤジこそ真のパンクであると信じることができる。死ぬまでパンク、見習いたいものだ。

一泊の出張で倉敷のビジネスホテルに居ます。手持ち無沙汰だけどラップトップで仕事するのも嫌なのでテレビに逃避。ビジネスホテルは暖房で空気が乾燥しているので、いつも風邪ひかないかと心配。早めに寝ようっと。