【1976/4/4】
1976年4月、開業前夜のいずみ野線を鉄道友の会で見学した日のスナップを紹介する。絵としては散漫なものばかりだがご容赦。
植栽による駅名がきれいに浮き出ている南万騎が原。
ホームの柵の向こうに田んぼが見える。農村風景に忽然と現れたのであろう新線新駅。「緑園」はまさにそのものだが、「都市」のかけらも無かった。(笑)
他の駅が丘陵地を開削して出来上がり、周辺の造成などで大きな変化があるのに対し、ここは丘陵地の谷合を高架線で横切る形であることから、土地造成などの景観の変化が少なかったようだ。(後年は地域の市街地化で大変貌している。)
試運転電車が頻繁に現れる。(緑園都市)
弥生台に移動。ホームも道床も真っ新、打ちっぱなしコンクリートが匂い立ちそう。駅の周囲に桜が植えてあり花を付けていた。(これら若木が成長し、後年には立派な桜並木となったことは衆知のとおり。)
現有車両総ざらいでの試運転模様。「回送」幕と「試運転」幕がある。(いずみ野)
おハコの6021もお出まし。(いずみ野)
今となっては記憶も薄れ、当日配布の資料からその日の模様を知る。
・4日後の開業を控え開業後のスジで試運転が行われていた。
・即ち、横浜発二俣川行き列車が客を降ろすとそのまま試運転列車に変わるという、あたかも「横浜発いずみ野行き」(及びその逆)で各列車が運行されていたようだ。
・見学会はそんな試運転列車に、ひと駅ずつ乗っては降りてを繰り返して巡った。
・見学会終了後は、いすみ野から横浜まで直通で帰っている。乗り込んだのは営業開始後まだ1週間のピカピカの7000系増備車で、存分に新車の香に浸ったとメモにある。
(2025/11/13 記)