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バンパイヤ VAMPIRE ! ブログ

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8・24 モンスター・ナイト

2013-07-06 11:26:00 | ライブのお知らせ
夏のチルド祭り、詳細です。豪華ゲスト決定!

8/24(土) at UrBANGUILD
Monster Night vol.3
出演:チルドレンクーデター+鈴木創士(EP-4)
KATUNOVA(勝野タカシ、宮嶋哉行バイオリン、中川裕貴チェロ)
ドラヒップ
VAMPIRE!
OPEN 18:30 / START 19:30
adv.2000 yen with 1drink / door.2300 yen with 1drink



うわー

2013-04-20 13:37:00 | ライブのお知らせ
うわーごめんなさい。8ヶ月も更新サボってました。
ライブスケジュールも更新してませんでした。下記のとおりです。
恒例「夏のチルド祭り」@アバンギルドも8/24に決定してます~
チェキラー

ライブ・ズケジュール
5/9(木) ワダ・ザ・ヴァンパイア @西院・ウーララ
5/20(月) ワダ・ザ・ヴァンパイア @UrBANGUILD, 木屋町三条下ガル
5/24(金) VAMPIRE! @夜想,油小路御池
6/22(土) VAMPIRE! @西院・ウーララ
8/24(土) VAMPIRE! @UrBANGUILD, 木屋町三条下ガル

http://www.youtube.com/watch?v=0i1iGa96GYM

年に一度の

2012-08-14 13:19:00 | WTV日記
この週末土曜は年に一度の「チルド祭り」というわけで、"Monsters Night Vol.2"がアバンギルドで行われます。

小生が休職中にアバンギルドで20数年ぶりに観たチルドレンクーデターが素晴らしく、それ以来、夏になったら対バンにお誘いし続けて数年。近年はチルドレンクーデター、年にこれ一回しかライブがない、というのが続いており、年に一度チルドを観て楽しむ会、という趣旨で主催させていただいております。今年は目出度くも「結果的に30周年スペシャル」でお送りします。VAMPIRE!も「結果的に33周年スペシャル」ですよ。

毎回豪華なゲスト陣、今回は先日東京のテレグラフ主催のイベントで劇的な復活を遂げた
 アマリリス[改] featuring 佐藤薫(EP-4)as 博士
の登場です。加えて折角佐藤さんにおいで頂くのだから、というわけで
 スペシャル・トーク・ショウ「佐藤薫 今宵、全てを語る」
を3バンド終演後に座談会的に行います。

聞き手陣も豪華(以下敬称略)
 バンヒロシ(万歳倶楽部マスター、現バンビーノ)
 アリスセイラー(初代)
 ホソイヒサト(チルドレンクーデター)
のようなメンバーで、司会は不肖私ワダ(VAMPIRE!)が努めさせて頂きます。

加えてスペシャルゲストとして
 鈴木創士(フランス文学者、EP-4初代キーボード)
の参加も決定!ほかにもびっくりゲストが登場する可能性もあり、です。

佐藤薫氏の興が乗れば、登壇者によるセッションがあるかも・・・とにかく見逃せない夜になりそうです。万障お繰り合わせの上、是非アバンギルドへお越しください。

8/18(sat)
Monsters Night Vol.2 at UrBANGUILD 三条木屋町下がる
http://urbanguild.net/index.html

Live出演:
・アマリリス [改] feat. 佐藤薫(EP-4) as 博士
・チルドレンクーデター
・VAMPIRE!
+トーク・ショウ 「佐藤薫 今宵、全てを語る」
 聞き手:バンヒロシ、アリスセイラー、&スペシャルゲスト

OPEN 18:30 / START 19:30

adv.2000yen with 1drink / door.2500 yen with 1drink





クリックの快楽とその末路~私の実例

2012-07-16 02:10:00 | WTV日記
今日は恥を忍んで、僕の今現在の(経済的)実情を書きます。内容を読んだ皆さんがドン引きして、もうワダとは友人で居られない、とか、もうVAMPIRE!のライブなど観に行く気がしなくなった、ということになっても仕方がないですし、そうなるのも全て自分の責任ですから、止むを得ないと思います。今、その覚悟で書いていることは解っていただきたいと思います。

小生は転勤先の東京の新しい職務が合わなくてメンタルな病気にかかり、06年には会社を休職していました。休職して東京から京都に転居したのは、妙に京都が落ち着いたからです。京都に来れば病気が治るような気がしたのです。その我儘を通した結果、その時の前の連れ合いとは(家裁調停で)協議離婚しました。そのころ今の連れ合いと京都で出会いました。

京都へ転居してからは、ツレのサポートもあって病気は良い方向に向かい「復職できるかも?」という感触をつかんだのですが、ちょうどその冬ころにプツリと彼女に逢えなくなりました。(その時期には彼女のほうが彼女なりの理由で精神的に弱っていて、僕に逢っているどころではなかったのです。)

早く良くなって復職したいという焦りと一番逢いたい人に逢えないことのストレスで、僕は異常な行動に逃避しました。いわゆる「ネット買い物依存症」です。○フー・オークション、楽○市場のショップに始まり、果てはアメリカのオークション・サイト(e-Bay)まで手を出せるネットの買い物には、ほぼ全て手を出したと言っても過言ではありません。

買ったものは多種多様ですが、楽器関係の金額が大きかったです。このブログでもログが残っているので、その一端を遡って知ることができますが、
=ギター(主にビザールなもの。否、欲しいと思ったら何でも手を出していた。)
=エフェクター(新作はほぼ網羅。珍しい品は必ずゲット。自作をオークションに出している人のも競り落としました。)
=シンセ類(鍵盤が上手なわけでは無いので、シーケンサー付属かノイズメーカー的なモジュール)
=発振器(音程は出せないノイズメーカー or オシレーター)
=改造楽器(サーキットベンディング改造、というジャンルがあることを知りました。詳しくはググってください。すみません。)

こう書くと金額的には知れてるのではないの?と思われるかもしれませんが、とにかく物量が半端なかったのです。

で、その他にも
=有料サイトへアクセスするための月額料金
=洋服(特にTシャツはコレクター的な買い集め方)
=くつ、かばん類、なども
どんどんカード決済で買って行くのですから、休職中でも給与の7割が出ていたとはいえ、貯金は使い果たし、持っていたカード7~8枚はほとんどがリボ払い限度額一杯まで、という状態で、典型的
 買い物依存 → 多重債務者
の道をたどってしまったのです。今思うと情けない限りですが、買っている時は正直自覚がありませんでした。

「いや、自覚がないってどういうこと?!」というツッコミが入るところだと思いますが、カード決済でクリックひとつで買い物が完了してしまうネット買い物依存、というのはそういうものです(人事のように言っていますが、今になって振り返って分かる実感、と云えば伝わるでしょうか?)。

月々のリボ払い総額も[収入-家賃]とイーブン(つまり重ねて借金しないと毎日のゴハンが食べれない状態)になっていて、銀行系、信販系のカードだけだったので良かったものの、このままいけば、消費者金融→街金など高利貸し、という破滅へまっしぐらというコースだったのです。ところで(驚かないでいただきたいのですが)この段階(08春)でも、僕は「なんとかなる」と思っていました。理由は借金が増えて行っている自覚は何となくあったものの、月々の支払い総額がいくらで、総負債がいくらであるか具体的に把握していないからです(というか把握する気がおこらない、というのが正しいです)。

負債の大きさを正確に把握できておらず、まあ月々苦しいけど復職したら給料も元に戻るしなんとかなる、程度の甘い意識でいた僕は今のツレに「もうすぐ復職するので、その時結婚して!」とプロポーズしました。幸いその場で彼女からOKの返事をもらった僕は、その時点でもまだ「復職さえしたらなんとかなる」と思っていたのです。(驚くべき無神経!)

復職・結婚したら新居に二人で入居してその家賃がいくらまでなら、光熱費入れて月々の生活費は・・・という算段をはじめる段階になって、さすがに「これはヤバイのでは」と気付き、彼女に「実は借金があって…」と遅ればせながら打ち明けたのですが、僕はこの時点での負債総額の見積りも甘く甘く行なっていたのです。(カードが多すぎて計算しきれていないので、希望的観測で数字を言う。)

結果「この間は○○○万円といったけど、よく計算してみたら実は△△△万円だった」という言い訳を彼女にすることになってしまい、僕に対する信頼は失墜、のみならず彼女には根強い人間不信を植えつけてしまうこととなりました。そうです、僕は最低の卑怯者です。

それでも彼女は新居の物件探し、引越し、部屋の家具配置、汚れた家具・器具の清掃等々と献身的な努力を惜しまず、なんとか二人で再スタートを切ろうということで頑張ってくれました。月々の生活費の足りない部分は彼女の仕事の収入および僕が買いだめた品物を(高く売れそうなものから)オークションに出品して足しにする、のようなことでギリギリやっていたのですが、そんなギリギリのなか一所懸命やっているツレに対する僕の感謝と配慮が足りず、彼女から申し出があり協議の上、離婚することにしました。彼女は僕に対する不信感が拭い去れず、借金を伏せたまま婚約した裏切り行為を許せなかったのだと思います。

京都のマンションは引き払い、勤務先に近い大阪(東淀川区)に引っ越したのですが、それまで二人で暮らしていただけに孤独感が募り、愚かにも非常に愚かにもまたもや買い物クリック中毒に走ってしまったのです。結婚していた期間にサポートしてもらってなんとか減らした負債も逆戻り、毎月食費がカツカツと分かっていてもネットの買い物をついしてしまう。「依存症」とは良く言ったものですが、この言葉「病気でした」という言い訳のために今使っているのではなくて、皆さんに理解できない無軌道な買い物をオートマチックにしてしまう状態にひとはなることがある、それを僕は今心底恥じている、ということを解っていただきたかったのです。

このような買い物依存やその他の代替行為に走って何とか忘れようとしても、僕は彼女のことを忘れることができませんでした。しばらくしてその後、彼女は優しくもそして寛大にも僕のことを許してくれて、去年の3月に再入籍することができました。

多重債務はなんとか一元化してこつこつと返済しています。しかし、昨今このご時世ですから、休職明けの僕の給与は休職前の水準に戻ることはなく、管理職の最低保証額しかもらえていないので、月々の生活費は決して楽ではありません。しかし、ツレの実家の祖父が農家を営んでいるため、義母がいつも旬の新鮮な野菜をクール宅急便で送ってくれるので、食費は大助かりです。日々感謝感謝です。

僕は(数があまり多くない当ブログ読者は御存知かと思いますが)某国立大大学院博士課程修了ですので、世に言う「高学歴・高収入」と思われていることが多いでしょうが、これまで長々と書いてきた私の愚行により、高収入はふいにしてしまいました。流石にもう買い物に「依存」することは無くなりましたが、してしまった過ちは取り返すことができません。

彼女が僕のことを許してくれたのは、彼女が学歴・収入などに人間としての付加価値を見出すような人ではなく、人の事を多面的にみる人だったからです。愚かな行いをした僕をありのままに受け入れてくれたことが僕にとっての救いになり、僕も穏やかに暮らせるようになりました。幸せなことだと感謝しています。

僕の愚行でで一番辛い思いをさせたのは、もちろん連れ合いです。人間不信まで植えつけてしまったのですから、償いきれるものではありません。彼女は仕事もこなし今の二人の生活をサポートしてくれています。忙しい合間にお弁当を準備してくれて、梅田勤務の僕の昼食代を節約することもできています。もちろん彼女に対しては日々ただ感謝感謝です。

彼女は華やかな印象を持たれて、日々好き勝手しているように見られがちですが、だとしたらそれはとんでもない誤解です。華やかそうでいて、その実は仕事、二人の生活の維持(家事全般)、小説の執筆(彼女のライフワークです)、全てに日々全力投球で頑張っています。そんな姿をみると頭が下がりますし、僕も毎日頑張って働かなければ、という気持ちになります。

派手に見える彼女の服装も、実は安く手に入れた古着などを活用しており、所謂モードにもファッション雑誌にも影響されず、自分なりのファッションを楽しんでいるので、僕はそのことを非常に好ましく思っています。

これまで何度も彼女の笑顔に救われてきました。これからは僕が彼女を支える番です。彼女のためにできることはなんでもしようと思います。

今日の長文は感謝と決意を示すことと、(多くの皆さんには釈迦に説法でしょうが)ネットショッピング=ワンクリックで買い物完了、の快楽にはまってしまうと、必ず高いつけが回ってくることを僕の愚かな実例で示したかったのです。最後までお付き合いいただきありがとうございました。皆さんの叱責のコメントは謹んでお受けしますので…

「音楽家が音楽を諦める時」について

2012-07-01 10:46:00 | WTV日記
すっかり更新をサボっているうちに梅雨まっただ中の7月になってしまいました。なのに、なんですが、今日は少し長い話を書きます。最近ネット上で結構話題になっていた、ミュージシャン&プロデューサーS氏のブログについてです。ちょっと読んでみてください。そのブログの題は「音楽家が音楽を諦める時」
→ ①http://masahidesakuma.net/2012/06/post-5.html

この文章にある種々の問題点については追々僕の考えを書きますが、実はこのブログより先にこのブログを批判した人の文章を先に読んでしまい、頭に血が登ってしまいました。「最悪。心底腹が立つ。」というコメントを付けて自分のFacebook上でこの批判ブログを「シェア」してしまいました(Facebookをやっておられない方には何のこっちゃ?でしょうが)。そのブログの題は「金がないから『いい音楽』作れない?~ビジネス感覚なき職業音楽家の末期症状」こちらも長いですが読んでみてください 
→ ②http://kasakoblog.exblog.jp/18220333/

僕は②→①の順で読んだばっかりに冷静さを失って「最悪」と②を罵倒してしまいましたが、皆さんがいま2つのブログを①→②の順で読んだとしたら、随分印象が違ってきてはいないでしょうか?

確かに②を書いた人はS氏への悪感情を剥き出しに書いていますから、読む人に敵意を抱かれがち(事実僕も腹がたった)な文面になっていますが、ゆっくり双方を読み返してみると彼のS氏批判にも頷ける部分が多々あります。

・まずS氏は自分の文章の冒頭で「ここで言う音楽とは自分の職業としての音楽のこと。(中略)職業演奏家・作曲家・編曲家・レコードプロデューサーとしての音楽」と音楽・音楽家を定義し、それを止めようかな?と漠然と考えている、と書いている。

・昨今では「一枚のアルバムを作るには1200万~1500万の予算」をかけることができなくなっているのは、冷徹な事実である。

・S氏が「職業としての音楽」と自分で定義しているのだから、その制作に「ビジネス感覚」が必要とされるのは当然のこと。ブロガー氏は確かにグロテスクなまでに音楽のビジネス側面を強調しているが、その土俵で議論を始めよう、と言い出したのはS氏のほうである。

・「ちゃんと真面目に音楽を作るにはそういう金額がかかる」のは、ある側面では真実をついているかもしれない。が、しかし、その金額を調達できないような音楽『業界』の衰退を招いたのは『業界』自身の責任ではないか?S氏はその真っ只中にいたのだから、衰退の責任の多くを担うべきである。

・ブロガー氏は「費用対効果」のような刺激的文言を用いているため、反感を買いがちであるが(事実僕も反感をもちました)、上記僕が述べてきたような理由でS氏の発言に甘えがみられることは否めない。僕とて「じゃあ、お辞めになるのもいいですね」と言いたいところだ。(僕は「老害は退場を!」までのキツイ言い方はしませんが…何しろ僕も充分お年寄りなので、苦笑)

端的に結論を言うと、喧嘩をふっかけたブロガー氏の物言いは大人気ないしS氏に対する礼を失しているけれども、喧嘩を売られてもしょうがない情けない泣き言を自身のブログで発言してしまったのはS氏のほうなので、どっちもどっち、というのが事後に①②を読み返して冷静になった今の僕の正直な気持ちです。

もちろん昔S氏の在籍していたバンドは今でも大好きですし、僕の大好きなバンドのプロデューサーもしておられるので、かたを持ちたいのはやまやまですが、今回の「音楽を諦める」ブログは非常に残念です。職業音楽家ならば職業音楽家らしく志を貫いていただきたい。今回のブログが色々な誤解を招いた、ということで追加ブログエントリーやWEBマガジンのインタビューでも発言しておられるようですが、少なくとも喧嘩を売られた今回のブログは全くイタダけない、と思います。

久しぶりの更新にもかかわらず、さらに長くなるので恐縮ですが、S氏の今回のブログおよびその『炎上』騒ぎは、音楽とビジネス、という非常にややこしい問題に色々な示唆を投げかけていると思います。

・S氏が職業音楽家であるのに対し、僕らは他に職業を有し非職業音楽家として活動を続けているわけですが、そんな僕らでも音楽のビジネス的側面とは無縁ではいられません。ライブハウスへ見に来てくれるお客さんとは金銭のやり取りがあるし、CD、CD-R、Tシャツなどの物販だって行なっています。

・音楽(この場合音源?)制作にコストがかかるのも事実です。かけられる金額と音楽の質(いわゆる良い音)にある程度の比例関係が成り立つのも事実かもしれません。しかしそんな比例関係が成り立つ世界だけで閉じこもっていては、見えてこない「良い音楽」もあるはず。非常に手前味噌な例になりますが、VAMPIRE!が一番最近制作した音源一曲の制作費は一万円以下です。しかしそれを聞いた多くの友人からは「良い」とのお褒めを頂いています。

・僕らの活動スタイルでもビジネスと無縁でいられないのは先に書いたとおりですが、それでもやはり「一枚のアルバムを作るには1200万~1500万の予算」のような世界とはかけ離れたものがあります。ですが、そこでも「良い音楽」は作れるはずですし、事実僕らの周りにはそんなところで「良い音楽」を日々奏でている連中が沢山います。その中には何とか自分なりのやり方をみつけて(ほぼ)職業音楽家として活動している方々もいます。彼らのアルバム制作のコストの単位はS氏の言う金額より二桁は低いでしょう。

要は音楽にビジネスの側面があるのは確かであるが、そのビジネスの成立のさせ方(シンプルに言えばコスト&リターンの金額の単位)には様々なやりかたがあるはずだ、ということが言いたかったのです。S氏の言うような世界は「業界」のそのまた一部にすぎない。

この話題、語りだすと尽きないので、又の機会にも書いてみたいと思います。

実は一旦②の文面で頭に血が登った僕がここまで冷静になれたのは、Facebookで自分のオットに「どちらに腹を立てているの?」と質問してきたツレのおかげです。色々議論をしてもらい、冷静にもなったし問題点がクリアになった。この場を借りて感謝したいと思います。