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画像:栃木県足利市にて、地元では「初日の出」の名所として知られる高台から見下ろした足利市内


◇ 第1回探査報告 1/16~1/17 IN栃木県足利市山前地区

「ハラム」が蔓延るムスリム圏と化しつつある過疎…

スリランカ人による地元民への集団ストーキングと近隣テロ!

 さる1月15日、東京・信濃町(新宿区)で行なわれた反創価デモは大盛況な限りであった。全国各地からカルト教団による集団ストーカー被害者らも大勢集まったものだ。


◆ 外国人犯罪対策本部 公式サイト(広報)より

2023年01月15日 【東京】反創価デモと『新しい国民の運動』レポート!


 信濃町での反創価デモの終了後、その足ですぐに栃木県足利市へと赴く。

 足利市の山前地区(「山下町」と「大前町」「鹿島町」の3ヵ所を合わせて『山前地区』と称される)で激増したスリランカ人が地元で問題を起こしている…と言うよりも日本人の生粋の地元民が委縮して黙ってしまい、問題を知りつつも一様に口を閉ざしているとの報を受けて赴いたものだ。

※山前地区の内、モスクは山下町に存在し、スリランカ人による不動産取得や集住化は主に大前町で起きている

 こちらはカルト教団ではなく、スリランカ人という外国人集団との近隣トラブルに端を発する集団ストーカー問題。

 スリランカと言えばその大多数が仏教徒の仏教圏。

 冒頭、最初に大学で宗教学を専攻した知人が最近、仏教に対する考えを寄せてくれたので、まずそちらから検証しておきたい。

「仏教は仏陀の思想が仏陀なのであって、日本に入ってきた仏教は仏陀の思想ではないものがかなり混ざっているから仏教と呼ばれているものが嫌いになりました。

例えば日蓮宗、日蓮正宗、顕正会、(日蓮正宗総本山から破門になっていますが)創価学会などが特に有り難がるお経のナンミョーホウレンゲキョがありますが、あれは仏陀が書いたものではなくて、中国の頭のおかしい馬鹿が書いたものです。仏陀はこれさえ唱えれば、上手くいくとか頭のおかしいことは一切言っていません。

チベット仏教のニンマ派に人は死後49日目には生まれ変わるから良い来世になるように死者に対して読むバルドトドルというお経がありますが、そんな事は仏陀は言っていません。それはチベットの土着の宗教のボン教から派生した考えです。

挙げれば切りがありませんが、今、仏教と呼ばれているものは新興宗教も伝統仏教も全てが仏陀が言ったことでない考えを有り難がっている有り様です。

仏陀が言ったこともない考えを『仏』教と称するのは看板に誤りありの立派な詐欺にしか見えません。だから、新興宗教の仏教も伝統仏教も皆、詐欺集団にしか見えないのです。

現存する全ての仏教の宗派は仏陀の教えと仏陀の教えでないものが混ぜられたものを仏教と称していると言えます。

『仏陀の教えも含めて仏教と称してるんだから、仏教で良いじゃないか』と誰かが言いそうですが、私はそうは思いません。

ウォッカとグレープフルーツジュースを混ぜたら、それはもうウォッカではなく、ブルドッグというカクテルになります。
ウォッカを頼んだお客さんにブルドッグを出して、『これにはウォッカが入ってます。ウォッカベース・カクテルなんだから良いでしょう』と言っているのと同じです。

 そういういい加減な商売はダメでしょうと私は思ってます」

 何だか宗教染みた話題になってしまったが、人口の7割が仏教徒であるスリランカにあってイスラム教徒のムスリムは少数派。栃木県足利市山前で激増したスリランカ人はその9割がムスリム。

 日本人のスリランカ観、またスリランカから見た日本人観がどのようなものであるにせよ、足利市山前のケースはそうした全体像とはかなりかけ離れていると言えそうだ。

 かつて20数年前にはほんの数十人程度に過ぎなかった足利市内のスリランカ人は現在、同市の公式見解によると約880人。しかし、地元の人々はゆうに1千人は超えているだろうと見ている。

 その多くが山前町という地区に集中しているのだ。

 栃木県など北関東でのムスリム問題と言えば墓地とする土地の購入による葬儀の際の「土葬問題」。しかし、土葬問題は事実上、棚上げになったも同然で、地元の人たちも「せっかく収束しているので正直、土葬問題では県内外、賛否含めて誰にも騒いでもらいたくない」と話す。

 それに問題は単に土葬ばかりではない。山前地区ではスリランカ人たちが空き家という空き家、空き地という空き地を次々に買い漁り、モスクでの礼拝の際に各地から集まる同胞のための駐車場にしたり、少子高齢化・人口減少で過疎化した山前地区に続々同胞を呼び寄せている現状があるのだ。

 些細なことでは日常的なゴミ出しのルールから夜遅くまでスリランカ人同士で屯(たむろ)しては大声で話すなど、その一つひとつは何気ないことでも地元民との軋轢やスリランカ人への不信感は内心で強まるばかり。

 モスクでの礼拝など数百人のムスリムが出入りするだけで人口や住宅の多い都会でも大問題になるが、それを人口も住宅も少ない山前地区でとなると、その異様さたるや凄まじい。

 それが多文化共生だと言えばそれまでだが、ひと頃、アーティストの長渕 剛 氏や世良公則氏らが言及してネット上でも話題となった外国人の土地取得も大きく関わってくることだ。

 山前地区にムスリムのスリランカ人たちが「一大拠点」とするモスクが存在するが、ここも当初は雑居ビルとして保険会社が所有しており、足利市の在日スリランカ人たちがその一部分を利用しているに過ぎなかったところを、建物丸ごとを買い取ったところから一気に地元民との問題が表面化している。

 山前地区の然る地主はニューカマーたるスリランカ人たちと実に友好的に接しては彼らに土地を売却するなどして、てっきりスリランカ人たちとの信頼関係を構築しているのかと思いきや、過日、その地主の夫人が近隣の主婦らと井戸端会議をしていた時、「スリランカ人ってホント、嫌になっちゃうわ。この間なんてね…」と話し出したのだという。

 友好的に接しては土地の売買契約まで交わす地元の大地主とて内心では彼らスリランカ人たちを嫌っている。少なくとも好きではない。

 結局、これが日本人の気質なのだろう。地元民も誰もがスリランカ人には内心で迷惑だと思っている。だが、それを決して表立っては言わない。言える時に人知れず言うのだ。これは足利市や山前に限らず、外国人集住地区の増えている全国どこの地域にも言えることに違いない。

 地元民なら誰もが知る「事件」もまだ20年と経たない時に発生している。

 木々に覆われた山前地区の大きな公園内を散策していた日本人夫婦が5~6人のスリランカ人と思しき男たちに襲われた。夫が羽交い絞めにされ、その目の前で妻がレイプされたのである。それも夜に発生した事件ではない。白昼の時間帯にそのような事件が起きているのだ。

 夫の証言では「色の黒い、毛むくじゃらな男たち」による犯行だったとされたが、事件を報じた地元紙にもほんの小さく数行程度の記事で載った程度である。

 結局容疑者らは捕まらなかったが、事件後、強姦された妻は妊娠が発覚して自殺。ほどなく夫は他の地域へ転居したという。そのような「都市伝説」として実しやかに伝えられていそうな事件が「事実」として起きているのだ。

 そのスリランカ人たちの横暴さを示す事例はそれだけではない。

 前述のようにモスクに礼拝に訪れるスリランカ人たちが周辺のそこら中に無断で違法駐車するため、地元民の申し入れによって自治会が杭を打ち込んで柵を作った。

 後日、スリランカ人コミュニティのリーダー格が足利市役所の担当者に対し、「こんなことをして、うちの連中が何をしでかすか分からねぇぞ!」と脅しをかけたそうだ。怯えた役所の担当者は自治会の会長に連絡を寄越し、「こんなことを言ってきて脅かされたんですが、どうすれば良いでしょう?」と言ってきたという。これなどは終戦直後の三国人アウトローの騒乱に等しい。

 あまりにもスリランカ人たちの横暴に耐えかねた地元民の中には直に怒鳴り込んだ人もいるようだが、警察が出動して栃木県警の機動隊までが出動する騒ぎに。

 件の地元民は警察からこっぴどく注意を受けたそうだ。「絶対に自分たちで直接乗り込むようなことはしないで下さい。必ず警察に通報して下さい」と。

 しかし、その警察でさえモスクでの礼拝で大挙押し寄せたスリランカ人たちの違法駐車に違反切符さえ切れないでいる。山前地区の派出所には本署に配備されているレベルのパトカーが常備されている。普通、派出所などに常備されているミニパトではなく、本署クラスのパトカーだ。

 警察もヤバい地域であることは十分に把握している。後は官民がどう協力して対処するかの問題だろう。


◆ 画像紹介!

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画像上:ミカンやカキなどは勿論、農家の農作物さえ瞬く間に盗まれてしまうので柵も念入り!
地元では小学校の木に実がなっていたカキが根こそぎ、それも白昼堂々と盗まれたという!

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画像上:大勢が屯しての深夜のバカ騒ぎでスリランカ人たちによって破壊されたと思しき石像
おかげで地元民は夕方以降は散歩にも出かけられず、犬の散歩をしている女性はスリランカ人から舐めるような視線で見られ、後をつけられるようなことも度々? 女子中高生も度々同様の被害に!?

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画像上:地元のスリランカ人が瞬く間に触手を伸ばす売り家・売地

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画像上下:地元民の強い要望で立てられた柵
まだ真新しい木材が打ち込まれている
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画像上:白昼、夫婦襲撃・強姦事件が発生した公園に連なる道路

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画像上:深夜にも車の解体が行なわれているヤード

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画像上下:多くのスリランカ人が自らのヤードを持つ
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画像上下:スリランカ人が集住するアパート
集積場でもないのにゴミが山積みになることも?
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画像上下:山前町のモスク
階段の手前にあるのは下駄箱?
モスクに隣接しているというだけで、近隣住民はモスクに集ったスリランカ人から家の中を覗き込まれるようにガン見される始末!
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画像上:スリランカ人が購入した家屋より

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画像上:これまでも度々入管の手入れが入ったアパート

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画像上下:スリランカ人が集住するアパート
通路に談話用の椅子が置かれ、洗濯物の干し方も独特
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画像上:スリランカ人が集住するアパートの駐車場には堂々コンテナが置かれている

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画像上下:ゴミ集積場の外国語併記
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スリランカ人の激増によって奪われた日本人の財産?

「土葬」問題も然ることながら、下がり続ける一方の地価!

 栃木県足利市での2日目はスリランカ人の激増によって、いかに日本人の財産が侵害されているかについて焦点を当てて追った。日本人の…と言うよりも、「日本人としての…」と言ったほうが適切かも知れない。

 ネット上でも保守派層の大きな注目を集めた問題として、ムスリムの「土葬」問題が挙げられる。土葬はかつての日本でも行なわれており、筆者(有門大輔)が親戚筋で聞いたところでは昭和天皇の弟君の護衛官を務め、(大東亜戦争の)終戦まで特別高等警察で共産党の摘発に従事した曾祖父の葬儀が土葬だったそうだが、日本ではせいぜいがこのくらいの時代までではないだろうか?

 人口密度も土地事情もかつてとは大きく異なっているので、現在の日本で土葬は適さない。

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画像:スリランカ人が取得した土葬予定地だった土地の一角

 実際にムスリムによる土葬(新墓地)の予定地にも案内されたが、水脈のすぐ近くにあり、これが外国人が山々などの土地を取得したことによる弊害の一つと言えるだろう。

 特に足利市の場合、同市内の水道は100%その全てを地下水に依存しており、河川やダムを水源とはしていない。

 地元住民らによる「土葬反対」のノボリまで掲げた大々的な住民運動により、市も許可を下すには至らず、スリランカ人たちの目論見は事実上、とん挫した状態にある。

(※土葬問題が事実上の棚上げとなったのは、土葬予定地の「板倉町」の自治会のみの活動によるもので、残念ながら右派勢力はまったく関与していないとの指摘を受けました。こちらの確認ミスと事実誤認でした)

 然る地元住民は「北関東でムスリムの土葬問題が持ち上がっていましたが、ここらで特に地下水に水源を依存する足利市こそが率先的に『土葬禁止を含めた外国人の土地取得を規制する市条例』を定めてはどうかと地元議員にも提言し続けています。

 水源への悪影響もそうですが、コロナ対策が問われる今後、やはり土葬は危険ですよね」と話す。

 先にノボリまで掲げた大々的な住民運動…と述べたが、足利市内や特にスリランカ人の密集化が指摘される山前地区にあって絶えず精力的な住民による反対運動が行なわれているわけではない。むしろ、スリランカ人らムスリムによる迷惑行為に対しては地元民の誰もが認識していながら、ひたすら黙して耐え忍んでいる。

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画像:よほどの迷惑行為があったのか、カンボジア人がスリランカ人の自宅に怒鳴り込んだところ、逆に刃物で襲撃・殺害されてしまい、後に加害者のスリランカ人被疑者が成田空港まで逃走したところで身柄を確保されたことでニュース映像にも出たアパートの建物
外国人同士であってもトラブルが散発的に起きている!

 土葬計画に対するように、よほど住民感情を触発されるような正当性がなければ地元民もなかなか声をあげ難い。スリランカ人らとの近隣トラブルで度々警察沙汰になるようなことはあっても、人が亡くなるような殺人事件でもなければそうそう事件化することもない。

 そうした悪循環が余計に日本人の地元民が委縮してしまう状況を招き、周辺の地価の下落をも招いている。

 土葬問題の事実上の棚上げ、収束は地元民にとって一まずの成果であり、一応の決着ではあったが、地元民にとって問題はそれだけにとどまらない。

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画像上下:スリランカ人が所有する山前地区のヤード
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画像上下:まるで「アジト」のようなヤードに屯するかのようにスリランカ人らが頻繁に出入りしては密集
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 足利市・山前地区に集住的に住み着いたスリランカ人たちが住宅街の一軒家や広いスペースの敷地を借りたり購入したりしているのだが、その背景にはどういった事情があるのか?

 例えば1人のスリランカ人が一軒家に住み着いたり、廃車・中古車の解体に用いるヤードを所有したりすると忽ち他のスリランカ人が頻繁に出入りするようになっては屯(たむろ)して夜な夜なけたたましい声で会話したりするが、前述のようによほどの死傷事件でもない限りは事件化することもないので日本人の住民は必然的に地元を離れてしまう。

 しかし、ただでさえ過疎化が進む地方の住宅街では、先祖から受け継いだり高額で購入した土地・家屋を二束三文で手放すこととなる。

 特にモスクが存在してスリランカ人らムスリムの「溜まり場」「拠点」となっている周辺は新たな購入者は誰も買いたがらない。

 そのモスク周辺の住宅は元の所有者が土地を購入して、住宅を建てる際に総額で約4千万円の費用をかけている。だが、購入した当初は良かったものの、スリランカ人らが住み着いて頻繁にムスリムが出入りするモスクが建ってからというもの、4千万円の半値でも買い手がつかない。

 仕方なしに最終的には何と700万円まで値段を下げたところに、然るスリランカ人が「300万円で俺に売らないか?」と持ち掛けてきた。

 そこへ「700万円なら」ということでどうにか日本人の買い手が見つかったが、その日本人の買い手さえも購入早々に土地・家屋を手放すこととなって結局はスリランカ人にさらなる安値で買われてしまったらしい。

 スリランカ人同士で情報は早い。「どこそこの家が空き家になったぞ」「あそこの土地が空いている」など。以前はアパートやマンションに住んでいたスリランカ人が続々一軒家に入居しては自動車解体に用いる土地を購入。

 それほどに彼らスリランカ人が自動車解体・中古車輸出で資金源を確保し、個々人が財を成しては続々一軒家・敷地を安値で購入しては自らのコミュニティを拡大しているという背景がある。

 無論、その背景には日本人ではなかなか買い手がつかないという事情もあるので仕方なしにスリランカ人らに売却するしかないのだが、然る大地主の親戚筋は「地元では親戚という立場もあるので、うちのほうから『この近くにスリランカの人たちに来られると困るのよ』『だから彼らに土地を売らないで』と言いに行きました。

 私から見れば甥っ子にあたる親戚筋ですが、その甥っ子は地元でもベトナム人だとか外国人技能実習生ばかりを雇い入れる中小企業の事業主です。だから外国人に対する抵抗感みたいなのが一切ないんでしょうね。

 どうかスリランカ人には土地を売らないで…と言いに行った私に対して『うるせぇ! ババァ帰れ!』ですよ。どう思いますか」と嘆く。

 スリランカ人同士はたとえ血縁がなくともムスリム同士で情報を共有しては互助的に事業を拡張し、自らのテリトリーを続々拡大させているというのに、日本人同士は狭い地元に住む親戚同士であってもこの有り様。

 またモスクの周辺に住む然る日本人の地元民は「うちの家なんてもう資産価値ゼロに等しいでしょうね。女房が犬の散歩をさせているだけでスリランカ人らが行き交う度に凝視して睨みつけてきたり、車を幅寄せしてきては接触どころか、あわや大事故につながるかも知れないこと(殺人未遂)も数え切れず。言葉で威嚇・恫喝してくるようなことも日常的。まず普通の感覚なら、そんなところに住みたいとは思わないでしょう」と話す。

 ますます日本人こそが住み難く、土葬に限らず、ただスリランカ人が増加しているというだけで地価を下げまくられることで日本人の財産が著しく侵害され続けている。


スリランカ人コミュニティの瞬く間の拡大の背景!?

災害時における「ギャング団」の騒擾事件は既に現実に!?

 栃木県足利市山前地区(山下町、大前町、鹿島町)でのスリランカ人問題を追ってきたが、彼らが住み着いた最初の発端はまるで「工作員」の如くスリランカ人の男(後のスリランカ人コミュニティ・リーダー)が語学就学生および労働者として来日し、ムスリムのスリランカ人を続々と呼び寄せたことによる。

 栃木・足利市に隣接する他県の在住者は山前地区について「内陸部にあっても特に入り組んだ地域で、ゆえにスリランカ人が入り込んだ要因があるんだろうね」とした上で、「スリランカのイスラム教徒は少数派。そして他所から移り住んだ人たちということ。

 ですから国から国へと移動するのは普通だと思っているのかも知れません。また新たに住みやすい所があったらそこへ移動する機会を狙っているかも知れませんね。

 しかし、そんな移動先に選ばれた地元民こそ、いい迷惑だろうね。モスク周辺の違法駐車にしたところで、他の宗派の教会では考えられないことだよ。その辺りからしてムスリムとそれ以外の対日観が分かるというものだ」と話す。

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画像:足利市山前地区にある某企業が所有する外国人技能実習生の実習生寮

 山前地区の他、足利市内にはスリランカ人だけでなく、他の外国人も増加中である。外国人技能実習生を受け入れている中小企業の工場が密集しているせいか、ベトナム人がスリランカ人以上に多いし、支那人(中国人)も存在する。

 だが、スリランカ人コミュニティのインパクトがあまりにも強烈であるせいか、そうした他の外国人の存在は埋没してしまって目立たない。

 目下、政府の外国人技能実習生の受け入れ政策は最初は支那系(中国系)、朝鮮系(韓国系)をメインに対象国としてきたが、その後、フィリピン人やインドネシア人、バングラデシュ人、ベトナム人へと変遷してきている。ここにスリランカ人がメインに移れば足利市内の状況は目を覆わんばかりの惨状だ。

 職業上、ベトナム人の顧客と接することの多い関東圏の然るアミューズメント施設の関係者は「私たちの街のスリランカ人と言えば、5年位前からショッピングモールの横道でスリランカ人らしきオジサンが高級そうな店構えのセイロン紅茶屋をやってます。

 それ以前はその店舗の敷地で日本人が古着屋をやっていました。

 街中でスリランカ人はそう頻繁には見かけませんが、そのオジサンは見るからに悪党ヅラ。客商売をしてるのにコワモテなのは不自然に感じます。

 スリランカ人はみんなキツい顔をしているのか、あるいはそいつが悪党ヅラなのかは分かりませんが、そのオジサンと目が合うと嫌な気持ちになります。

 仕事上、ベトナム人はニコニコと柔らか目の印象を与えながら、実はマナーが極悪というのをよく見ますが、スリランカ人は見た目もやることもどっちも極悪な奴が多いのかも知れません」と自らの経験を踏まえてのスリランカ人観を語ってくれた。

 見た目が最悪で、やることも最悪ならまったく救いがないが、むしろ見た目も悪くしてもらったほうが見分けがつきやすくて分かりやすいから助かるという考え方もあるだろう。

 実際に足利・山前地区での取材の過程で見たスリランカ人も警戒心が強いのか、かなりのキツめ。表向きの商売はどうあれ、分かったものではない。

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画像:足利・山前地区でのスリランカ人による自動車解体ヤード

 山前地区におけるスリランカ人の主な生業がそれぞれが自身のヤードを所持しての自動車解体業であることは地元では誰もが知るところだが、土地を借りたり購入したりでヤードを所持するのはまだ良いほうで、酷い場合には他人が所有する敷地に無断でヤードを設置しては堂々と自動車解体業を営んでいたケースもあったという。

 スリランカ人たちが住み始めた当初、地元では日本人の地元民が営む『B』という自動車解体工場があったのだが、スリランカ人たちが顧客として頻繁に出入りするようになった。

 最初こそ彼らが持ち込んだ仕事を請け負っていたが、いつの間にか次第に自動車解体工場Bこそが自ら自動車窃盗に携わってスリランカ人たちの輸出業に依存するようになっていたらしい。

 一連の自動車窃盗事件で警察による摘発を受けた自動車解体工場Bは閉鎖。その会社敷地と工場の跡地にはアパートが建ち、一方で山前地区内にスリランカ人らのストックヤードが増殖(自動車の解体作業も請け負うが、設備は貧相)。

 体良くスリランカ人たちに加担するように仕向けられ、山前地区の解体業そのものが乗っ取られてしまったようなものだろう。

 ちなみにこの時の警察による一斉摘発では自動車解体工場Bの日本人経営者・従業員ら関係者が一斉摘発されたのに対し、スリランカ人たちはコミュニティの末端が数人逮捕されたに過ぎなかった。

 スリランカ人経営の自動車解体工場が一軒設立されれば、瞬く間に地区内にスリランカ人経営の自動車解体工場が増殖。

 隣接する他市や他県で車の盗難事件が発生した際、盗難車を扱う自動車解体のヤードではすぐさま解体が行なわれて盗難車は元の姿形より見る影もなくなってしまうが、それでも持ち主だけが分かっている車の特徴というのがある。

 バンパーのどこそこにどういった傷があったか…ドアの内側にこういう傷がついていただとか…。

 警察が押収した車の部品を丹念に調べたところ、持ち主が車の特徴として指摘した傷がドンピシャで確認されるようなことが枚挙にいとまがなかったという。

 自動車の盗難は平時に限って起きているものではない。災害時こそ発生しやすいものである。

 足利市の南東部で水害が発生した際、避難中の農家から多数の農耕機などか盗まれ、その際には周辺で(スリランカ人が運転する)多数のプリウスでの徘徊が目撃されていた。

 プリウスとは足利・山前におけるスリランカ人たちが特に決まって好む車種。

 東日本大震災の後には、東京・大塚(豊島区)にあるモスク本部と、山前地区のモスク支部よりともに福島県内で炊き出しに行っていた時期、ニュースでは「色の黒い髭がモジャモジャで白装束の連中が、住民が避難して誰もいない地域から車を盗んでいる」と目撃情報が語られていた(この目撃情報は夜警に従事していた住人より)。

 その後、神奈川県の横浜港では高濃度の放射能に汚染された盗難車がコンテナから発見されている。

 災害時に被災地での火事場泥棒は定番だが、各地の被災地で外国人犯罪グループによる略奪が前々から指摘されているものの、自動車窃盗などは最たるものと言える。

 かつて石原慎太郎・東京都知事(当時)が大地震などの災害時に不法に入国した三国人による騒擾事件が予想される旨を自衛隊観閲式の訓示で述べたことを未だ記憶している方は少なくないと思うが、そう考えると日本にあっても災害時の外国人(ギャング)集団による略奪や騒擾事件は既に起きていると言えるだろう。

 全てではないにせよ、盗難車を含む解体と中古車の輸出がスリランカ人コミュニティの主要な生業になっており、新車を輸出する国内の自動車メーカーにとっても多少なりとも商売の打撃になっている以上、中古車と中古車部品の輸出に規制をかければ忽ち自動車窃盗の犯罪グループにとっての打撃となるばかりか、外国人コミュニティの拡大に歯止めがかかるとする識者の指摘もある。

 単に外国人が大儲けして自分たちのコミュニティを拡大しているという問題にとどまらない。

 各地のモスクに共通して言えることかも知れないが、足利・山前のモスクには後に国際テロ事件に関わって国際指名手配を受けることとなるイスラム原理主義・過激派の首領とその側近らが講話をしに訪れたことがあるという。

 スリランカ人コミュニティが招へいしたものと思われる。

 それで即ち日本国内でイスラム原理主義・過激派による国際テロが起きることを意味するとは言えないが、少なくともスリランカ人コミュニティと互助的な事業の拡大がイスラム原理主義・過激派の組織にとって主要な資金源になっているとの推測を免れるものではないだろう。

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画像:足利・山前地区のモスク