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からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

吉祥寺北裏鐡道10月運転会

2007年10月07日 21時57分09秒 | ライブスチーム

 やっと出来上がったD51半流線型ライブを抱えて吉祥寺まで出かけました。相変わらず出かける前にあたふたしてしまい到着したのが11じ近い時間になっていました。好天とほどよい暖かさの運転日和に恵まれて参加者も沢山と思いきやギャラリー一杯の状況でした。 皆さん既に準備を終えたどころかワンラウンド運転を終えていた様子で、準備しなくてすみませんでした。 自己中心の記録を以下行きます。

Dscn7441  ギャラリーは年配からお子さんまで続々と?登場します。 子供達が目の高さで見る機関車は迫力だろうと思います。子供の頃に見た火花を散らして停車する蒸気機関車は忘れられません。果たして彼らの胸中や如何。(笑) まあ、それはともかく見つめる顔は皆笑顔、運転する方も和みます。 最近見学者が増えてきましたが、行儀の良い方が多いのも嬉しいことです。これもオーナーの威光かも知れません。ありがたやありがたや。(笑)

 さて本日はデビュー戦というのにいきなり火を落としたD51半流線型と9600、更には貨車4両という編成になりました。運転の終わったO氏の編成を拝借しました。 が、大空転でなかなか前進しません。9600を外して軽量化、更にはD51のドレイン弁を開き回転を軽くしたものの殆ど空転しながらの運行です。粘着力が殆ど無いようです。変だなぁーイコライザーも作用していないようだと目を凝らすとU字状の注水管接続ゴム管が線路をこすっています。特にポイント上ではガクンと減速しています。原因発見!、午前の部終了です。

Dscn7442  昼食もそこそこにブレーキの役割をしていた注水管を1cm程度切り詰め再走行させてみました。

今度は貨車4両としたところ、ドラフトが弱くなったのか燃焼力が低下しました。速度を上げるとまずまずですが、D51らしい低速運転が巧くできません。まあ、これは走り込んでエンジンの当たりが良くなってからの点検課題です。燃焼具合が不安定なのも宿題。 実際の線路上では問題発見できて嬉しい限りです。(汗) 現場主義が重要なのは仕事も趣味も同様です。

朝の勢いは何処へやら、意気消沈した清掃と点検ですが、根本的な問題を発見しました。動輪4本全て汚れているのです。あれだけの空転であれば動輪のタイヤ面はピカピカのはずですが、線路の汚れが移っているようです。 その代わり後従輪の軸がバーナー管の底に接触して光っています。 どうやら燃料用シリコンパイプを接続する際に前方に押し込んだために定位置がずれて接触してしまったようです。つまり後従輪軸で動輪にかかる重量を引き受けたので軸重が軽くなってしまったようです。

20070906d51burner 後従輪軸はバーナー管底部の広い隙間にはまるはずなのに管の底に当たっていました。 これが大空転の原因です。運転準備中の不注意でした。バーナー管がずれないように調整します。 原因判明おめでとう。(笑)

残念ながら運転時間が無くなったのでこの確認は次回になりました。 今から一ヶ月後が楽しみです。 この年でワクワクして待ち遠しいことがあるのは精神衛生上きっと良いのでしょうね。 我が家ではベンチマーク台で慣らし運転に精を出そうと思います。

 そうそう、あと一つ問題がありました。燃料の大食らいであることです。今日の運転だけで700cc近い消費です。こんな状況なのでアルコールタンクが小さすぎるのも問題です。設計ミスではないかと疑ってしまいたくなります。さて、これはどうしましょうか。芯を増やすことで対応できるのでしょうか? 2,3本増やして様子を見たいと思います。

新しい機関車のデビューはこれまでもなかなか満点とは行きません。今回も相変わらずの問題デビューとなってしまいました。ヤレヤレです。この先ご支援をお願いします。(汗) 


DIMEと汽車ぽっぽ

2007年10月06日 17時37分13秒 | ライブスチーム

 三度目の講義を終えてホッとして豊洲始発のゆりかもめでノンビリ帰ることにし、火曜日発売の小学館DIMEを手にしました。 パラパラと全国「観光力」ランキングの観光PR合戦全国マップを見ると佐賀県代表は武雄市の楼門バーガーであったので驚きました。 今年の五月に市長の発案でデビューしたバーガーですが、あれよあれよという間に楼門市の人気者になったようです。 五月連休の楼門市では、外側のパンと中味の魚の薩摩揚げ・魚ロッケはそれぞれ独立して販売されていましたが、「こりゃうまか、うまかもん同士のコラボレーションはどがんだろか?」樋渡市長が喋っていたのを聞いたような気もしています。 武雄温泉の美味しい朝食を食べてしまっていた私と家人は口にせず今更ながら後悔しています。(汗) 全国版の雑誌に登場し、嬉しい限りです。武雄の人も見て下さいね。(笑)

今日は大阪でこの武雄市にある佐賀県立武雄高校の関東関西合同の還暦同期会、私自身は秒読みでまだ還暦に達していないので欠席しました。(嘘) 実は会合を14:00から始められてしまい土曜日の講義を引き受けた身として物理的に無理なので断念しました。大いに盛り上がっていることでしょう。

この数日色々イベントがありすぎてブログをサボっていました。木曜日の日光例幣使街道は、その道の達人酔考さんと珍道中になりました。何故か記憶が無くなったので書けません。何処でなくなったか・・・・・(汗)

ちまちまと作成中だったライブスチームD51半流線型が3日に無事試運転を終えました。これも火入れ式には酔考氏にテープカットしてもらい無事(でもないですけど)に作動チェック完了。 私の最大のイベントはやっぱりこちらでしょうか。さるところには動画を載せましたが、此処は静止画で紹介いたします。

Dc100515 大きなバーナーのせいか燃料タンクがあっという間に空になりました。これでいいのだろうかと素朴な疑問が出ています。芯の数で調整が必要な気がしています。色々気になる箇所もあるので運転会に持ち込んで調整してみようと思います。

とりあえず完成宣言し、詳細はいずれHPに記録しておきます。 さて、涼しくなったことだし、次はレイアウトの整備です。 おっとその前に、家の仕事仕事という声が聞こえてきます。(冷汗)

無関係なもの同士を組み合わせたタイトル。楼門バーガーに免じて御容赦下さい。(笑)


吉祥寺北裏鐡道9月運転会

2007年09月25日 13時35分13秒 | ライブスチーム

 雨という予想がくつがえってどうやら傘無しの外出でもよさそうな昨日、吉祥寺北裏鐡道の9月運転会でした。 線路敷設から3年?、油まみれの線路は空転を引き起こし、曲線も場所によってはジョイントが鋭角になりかけているようです。 ということもあってレール清掃デイとなりました。 11時から全員総出でレールをボロ切れで清掃し、仕上げはLGB用の線路磨き器?で表面がピカピカになりました。 あちこち緩んでしまった木ねじを締め直すと曲線ももとのように滑らかさを取り戻したようです。 という作業を経て運転が再開されました。 朝一番では壮大に空転していた機関車も極めて調子よく一歩一歩を踏みしめるような走りとなりました。 私はやっぱり運転確実な九州型9600を連れて行き、単機でノンビリ運転させてみました。低速で安全弁を噴きながら走ったので、本日は及第点でした。

今日の圧巻は、何と云っても2-6-6-6アレゲニーの三重連でした。 Itabashi氏、Bigboy氏、オーナー氏の機関車を連結し、2両に火を入れ走行させていたのですが、ゆっくりと走るさまはアレゲニー峠を越える往時の編成を彷彿とさせてくれます。(ビデオしか見てませんが・・・) 

Dscn7328

大型機関車の協調運転にはお二人とも苦労している様子でしたが、見る側はしっかり楽しんでおりました。 世界に200台?弱しか存在しない模型のアレゲニーが、ここ北裏鐡道で三重連できたことは素晴らしいことです。何だったら四重連という話しやBigboyを含めた超大型機関車の集結密度では北裏鐡道は世界一であろうといことで盛り上がっていました。

D51半流線型製作では、先行する「くりさん」が既にラジコン化まで終了させて快調に走らせていました。 大変な力持ちだという話しに期待が高まります。

Dscn7326

狭い運転室に組み込んだサーボはさすがであります。組み込みノウハウはとりあえず非公開として側面からの写真を掲載してみました。 あと瓦礫屋本舗氏はペルチェ素子を使った蒸気熱発電機の発明者でありますが、彼からD51半流線型向けヘッドライト点灯用の超小型DC-DCコンバーターを見せてもらいました。 素晴らしい、この会合で見る限りではものつくり日本は不滅と思う次第です。(笑) その他諸々の発明品、考案品で楽しんだ一日でした。 所用で早めに失礼となったのは残念でした。


デビュー戦とライブスチーム

2007年09月22日 21時26分57秒 | ライブスチーム

 脈絡のないタイトルになってしまいましたが、本日から某大学で自分の専門分野の講師、とはいえ初デビューは何でも緊張します。 当初話そうと思っていたことをガラリと変えてイラスト中心にしてみました。云うつもりだったことを後で思い出すのであちこち飛んでしまう。 これは慣れて落ち着くしか防ぎようがなさそうです。(汗) 次回からはもう少し平たい言葉と丁寧に話した方がいいと思いました。ついつい仕事で使っていた現場言葉になり、二十前後の学生諸君には多分理解できなかっただろうなとも反省、でも質問がない。ということは分かったか、分かっていないか、なので多分後者でしょう。(笑)  モノ作り回帰への応援という大それたことではありませんが、学生の次のステップへの応援が多少なりとも出来ればいいなと思っています。

 とりあえずデビュー戦を終えて、重い鞄(パソコンと資料入り) それに大学でもらった教官用資料を抱えて帰宅・・・。ではなくてせっかく銀座を通るので天賞堂へ。 4Fで掘り出し物らしきのもを発見しmixiへ報告(笑) これはさすがに拾い上げる勇気もないので全く関係ない米国製ネオンサインセットを買いました。前から注目していたオタクな品でレイアウトに使えそうです。花火と真空管をデザインしたもの、いずれ何処かでご紹介します。こんな製品を見ると米国模型界の奥深さを感じます。 こんなことも含めて今日の歩数は11,000歩、意外に歩きました。大学までの道筋が長かったようです。

 本当に帰宅した後は、少しだけ残っていたライブスチーム本体部を仕上げました。エアでは滞りなく動くのであとは火入れ式です。が、その前にテンダーを仕上げたくなって作業を急ぎましたが、結構面倒なのでまだしばらくかかりそうです。

20070922d51 ナンバープレートを取り付けたらそれらしくなったので嬉しい限りです。この番号の機関車は福岡県行橋市役所に置いてあるとのことですが、ボロボロだとか、大事にして下さい。 小学生時代に佐世保線を走っていた姿を見たはずだと信じています。鳥栖機関区にいたことにしてイラストを作るつもりです。現在は何故か延岡になっています。(写真はそのうち差し替えます)

20070922d51pum さて、いよいよテンダーに手を付けました。まずは水タンク内に入れてボイラーに注水する水圧ポンプです。これは取り出した組立部品。ここまで出来ているので不器用な私は助かります。

この辺の組立経過はいずれホームページにまとめておきます。

表記の作業もあってHP本体D51半流線型製作記録も完全に放置したままで恐縮です。(ペコリ)


ここまで進んだ

2007年09月06日 23時41分58秒 | ライブスチーム

 風雨が強まり時々何か転がるような物音です。もうしばらくで台風まっただ中になろうとしています。明日の後片付けが気懸かりです。何も被害がないことを祈っています。

そんな中、アスターのライブスチームD51半流線型の製作を少し進めてみました。といっても手間のかからない装飾品などを少しずつ進めた成果です。半流型のドームを取り付けるにはまだまだ作業が残っていますが、煙突部のバリを取り除いてちょこんと載せてみました。 まだあっさりしていますが、確かに昔懐かしい蒸気機関車を彷彿とさせてくれます。

20070906d51front のっぺらぼーの姿ですが、機能的にはもう動くはず。と思ったのですが、肝心のバーナーがまだやりかけでした。(汗)

20070906d51burner

本数を数え、長さを切りそろえるのは意外に面倒です。この作り方次第で走行性能が違うので面白くてなりません。 かってJNR9600の能力を引き出すのにバーナー芯の長さと本数で右往左往したことがあります。 もちろん現在は大変安定した機関車になっています。

ところで、このD51半流線型のバーナー芯は40本にしてあります。JNR9600では27本でした。同じ3本のバーナーですが、直径が太い分出力が大きいようです。 先行して作成したくりさんの話ではとりあえず連結器牽引力は1kgを確認したとのことですのでデビューが楽しみです。

20070906d51smoke 燃焼した排気ガスをエンジンの排気を使って煙突から噴き出す場所・煙室です。まだ燃焼していないので真っ白ですが、そのうち油まみれになる内部です。横に並んだ二本の真鍮管が過熱器です。垂直に立っている排気ノズルの側には燃焼を助ける通気管ノズルが寄り添っています。 本物ではこの部屋に煙管経由で石炭殻が山ほど溜まり、その清掃に往時の鐡道マンが泣いたそうです。 石炭炊きのライブスチームも煙室の清掃には泣かされるとオーナーは嬉しさ半分で話しています。

試験走行までにはまだまだ作業が続きそうです。が、それもまた良きかなです。ノンビリ作っていきます。

台風情報を見ながらこれを書きました。外はひどい風の音がしています。


一歩進んだ組立

2007年08月27日 21時42分54秒 | ライブスチーム

 今日も暑い日でした。このところ雨も降らず撒水で水の使用量も増えてしまいます。井戸ポンプで頑張っていても小さな井戸では少々辛いものがあります。それにポンプ工事の後遺症で土砂が溜まっているのでポンプの弁が持ち上がり水が上がらなくなってしまいがちです。 という次第で昨夕水の抜けたポンプを分解し砂洗いです。 ゴム引きの重い鉄製弁ですが、予想通り小石を2,3噛んでいて水が抜けていました。 砂の溜まった各箇所を洗い流して無事復旧。 何でも修理出来るようになっています。(笑)

修理のついでに午前中は、昨日大失敗のライブスチームを手直しすることにしました。ボイラーと駆動系を分離し、過熱管を装着して機関車らしくすることです。 集中作業は涼しい午前中に限ります。 ということで朝のお仕事はサボりです。 HP向けの記録に付き少々趣味の中に入り込みすぎますが、御容赦下さい。(汗)

20070827d51superheater これが取り付けを忘れた過熱管・スーパーヒーターです。ボイラーから取り出した湿った蒸気を炎の中を潜らせることで温度を上げて乾燥した蒸気にします。もっともボイラー内は4kg/cm2の圧力なので湿っているとはいえ摂氏150度程度ある温度を更に上げるのです。曲がった部分が煙管の中に入ります。

20070827d51front ボイラーに過熱管を装着し、エンジンに取り付けました。シリコン系のシール剤で洩れ防止をしています。  煙管を通って出てきた蒸気はピストンに行く蒸気管に送り込まれます。その際、最前部の潤滑油タンクのシリンダーオイルが混じってシリンダーとピストンの潤滑をする仕掛けになっています。 釣り針のように曲がっている管は停止時に蒸気を噴出させて燃焼ガスを煙突から排気するための通風ノズルです。 線路幅45mmという可愛い機関車ですが、仕掛けは本物と同じです。 とはいえ本物は更に複雑な配管と機構を持っているのでこんなに単純ではありません。

20070627d51back むき出しですが、運転席を写しました。装置としては組立終了です。昨日問題を起こした汽笛弁は左上部の湾曲したレバーです。実は同じ問題を仲間のくりさんも遭遇したと報告をもらいました。どうやらメーカーの部品ミスか設計エラーかも知れません。 他の人はどうしたのでしょうか? 初めての人は頭を抱えることでしょう。 アスターさまいかがなものでしょうか?

まだまだD51半流線型としての姿を現しませんが、此所までで機能的な組立は終わりです。給水管から圧搾空気を送り込めばボイラー経由の配管で動輪は回転するはずですが、残念ながらこれで作業はしばらくお休みです。 此所までの工程はいずれHomepageに掲載予定ですが、ブログではこんなところでご勘弁下さい。 アスターで一番偉い人に言われたので急ぎ工程を進めてみました。(笑) まだまだ工程が山ほど残っているのでデビューはいつのことでしょうか。年末の声を聞くかも知れません。デンターなどは包装したままです。

あ、エンジンは1.2kg/cm2程度でも快調に回ります。後は蒸気洩れ箇所の見落としがないことを祈ります。老眼につき今一つ自信ありません。

午後から効率が上がらないもののお仕事、やっぱり好きなこととの落差は大きいですね。 牛の歩み、牛の歩みっと(汗)


D51半流線型の組立再開、でも・・・

2007年08月26日 21時39分36秒 | ライブスチーム

 昨晩は、家人に誘われて思いもよらぬ阿波踊り見物。 中央線・高円寺で開催されたビッグな阿波踊り大会でした。それなりに楽しめたものの、一時間半立ち続けてみるのも辛いものでした。膝がガクガク、おまけに駅に辿り着けない程の大混雑には参りました。何事にも計画をもって行動すべきだと反省しました。

先週の作業が一段落したので今日は久しぶりに作成途中のD51半流線型に手を付けました。 圧力をかけてボイラーと駆動系をチェックしたものの、ボイラーの汽笛弁からどうしても洩れてしまいます。それに水位計上部からも洩れていました。後者は、止め金具を締め込むことで簡単に直りましたが、困ったのは汽笛弁です。間違いなく作ったつもりだったのに不思議でなりません。 分解して部品を含めて再確認しても正しいのですが・・・

と思いつつ汽笛を全閉しても洩れるのは内部の真鍮製の弁がOリングの台座に乗っていないからです。という目で見ると、どうやらこの部品のピンが長すぎるようです。下部の上下する開閉部品に常に当たっているようです。 という推論からダイヤモンド鑢で部品のピンを0.3mm程度削り仮組をして動作させたところ漏れが止まりました。念のためあと0.1mm程削って確実な動きを確保し動作確認しました。でもなぜ部品がまずかったのか本質的な原因は不明です。他の人はどうだったのだろう? アスターに尋ねてみます。

駆動系も洩れ及び水圧ポンプの確認をやりました。こちらは水圧ポンプも含め問題ありません。 これらの作業はエアコンの入っている自宅でやりました。涼しいければ頭も冴えて間違うこともありません。  その後、気をよくして灼熱の工場に移動し、ボイラーと駆動系の組立を始めましたが、何と組立手順を間違って再度やり直すことになってしまいました。折角取り付けたボイラーと駆動部ですが、過熱管を取り付けずに組み立てて、出来たーと思ったところ大チョンボに気付き次回に回す羽目になりました。 振り出しに戻れ。(汗)という大逆転負けです。 従って写真も無し、暑さが気になり集中できなかったのが敗因です。 アスターで一番偉い人から「先に進めて」と注文されたので頑張ろうと思った矢先の工事ミスです。 まあ、焦らずに進めることにいたします。(ペコリ)


吉祥寺北裏鉄道運転会・暑い!

2007年08月19日 17時55分23秒 | ライブスチーム

 昨日の涼しさならば良かったのにと何度も愚痴を言いながら運転会が始まりました。 JAMでBigboyさんにお預かりいただいた機関車の受け取りを兼ねての参加でしたが、衰えを知らない暑さ。 電子温度計では36度を指してしまいます。 机の上は67度、機関車に水を入れておけば火を点けなくても50度になるという測定をしているうちにやる気が失せて午前中はテントの中で冷たいお茶で雑談してしまいました。(汗)

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せめてRUBYで運転をと思ったものの、ガスタンクが暑くなったせいか燃料注入がままなりません。ちょっとだけ燃えて消えるので運転を打ち切りました。機関車まで熱中症気味です。

気を取り直して昼食です。(オイオイ) お腹が膨らんだところで  JAMで復活したDuchessに注油、注水、燃料補給と手際よく進め、線路上で点火。 やはりJAMで操作に慣れたせいか我ながらスムーズです。5分程度で圧力が4kg/cm2を指せば発車ですが、何のトラブルもなくうまく行くのは気持ちのいいものです。暑さが味方してくれるのはさすがアルコール炊き機関車だけのことはあります。

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単機運転では実に静かです。で、これでは物足りないので本日アスターで一番偉い人が持ち込んだ超重量級のボギー貨車を1台つないで見たところ気持ちいい排気音を出しながら走ります。或いはともう一両繋ぐと油で汚れた線路上で空転が始まり2両は牽引できません。どうやら軸重不足のようです。あとで聞いたら、この貨車は一両20kgとのこと、どうりで重たかったはずです。周りでも2両は空転で手こずっているようでした。

20070819kita5water 水補給は順調ですが、つい荒っぽくなってしまいます。暑いですからね。(汗)

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このような遊びを入れながら我がDuchessは20kgの貨車を牽引し40分ほど走りました。熱くて写真を撮る元気もなく、テンダーに水補給するのがやっとです。終わりの頃はまだ止まらないのかと青息吐息で追いかけておりました。体中の水分が入れ替わったような運転会でしたが、この暑い中を皆さん相変わらず元気に走り回っていました。やっぱり年の順に元気です。

20070819kita11br52 ドイツの戦時塗装BR52、泥沈様の新調機関車です。いずれ列車砲を牽引する計画だとか。楽しみです。(待ってますよー)

 皆さん無事帰り着かれたでしょう?  高橋さん、梨の差し入れありがとうございました。炎天下の冷えた梨は甘露甘露でした。 アスターさんからのアイスシャーベットの差し入れも嬉しいものでした。感謝。 冷たい食べ物や飲み物が話題となる一日でした。参加の皆さんお疲れ様でした。

20070819kita7photo

一日中仕事を忘れてお日様に当たっていると何だか生き返ったような気がします。が、シャワ-を浴びて一服するとガックリ来てしまい今日の夕食当番が嫌になってきました。何か調達してくることにいたしましょう。(汗)

(追記8/25) 撮りそこなった写真ですが、事務局長の新堀さんの写真を本日拝借いたしました。その旨のご報告とともに写真撮影ありがとうございます。おかげさまで楽しい一日でした。 


猛暑の中で(汗)

2007年08月13日 22時35分15秒 | ライブスチーム

 暑さにめげてまたもや更新のお休みです。ぐったりしているというよりも遊び回ったり、仕事に追われたりで、ついついおっくうになると言う悪いパターンです。 実はこの週末は佐賀県武雄市で中学校の還暦同期会でしたが、時間が取れずに出席は断念。 樋渡武雄市長のブログを拝見するとその模様が掲載されています。よく見ると懐かしい顔が何人か・・・ みんなそれなりに貫禄が出ているようです。(汗) 丁寧なご案内をいただいたのですが、申し訳ありませんでした。

 武雄には五月連休に出かけたものの下期の作業予定を考えるとさてさて11月も怪しいかも知れないなぁー。 今日は久々PCに向かい頭をひねっていましたが、効率悪くて進みません。八合目でウロウロしている状態がだいぶ続いています。何とか通り抜けねばと気合いを入れることにしました。

そんな中、先日は炎天下の運転会にエスケープ。二年ぶりにビッグサイトで開催されたJAM(国際鐡道模型コンベンション)の45mmライブスチーム運転です。枯れ木も山の賑わいで英国の機関車Duchess of Southerland を新宿から「りんかい線」で運び込みました。この線を使うと1時間ちょっとという意外な近さに驚きました。ゆりかもめと比べて早いこと。 まあそれはともかくぎらぎらと輝く太陽の下で床のタイルと道床のアルミ板でローストチキンになりそうな環境にもかかわらず年の順に元気な仲間が走り回っていました。 負けずに私も蒸気上げをして走らせたものの頭がクラクラしそうな気温です。一回目は快走したものの二回目には内部ピストンのクロスヘッドピンが抜け落ちて突然停止するという大事故が発生してしまいました。しっかり締め込んだつもりであっても最も力のかかる箇所なので数年を経て緩んでしまったのでしょうか? 幸いにも飛んだピンを目のいい若手の仲間が発見、アスターOBのTさんが手際よく修理方法を指導しつつ修復してくれました。 で見事に再デビューを果たし快走できました。まあ、線路が油まみれで空転だらけだったのはご愛敬でした。

20070812jam 雑然としていますが、展示コーナーです。皆さんのお宝がゴロゴロしていました。有名無名の機関車が20両は下りません。 お宝自慢ではなく苦労談義が多いのがこの仲間達との楽しみです。どこかしら今回のように不具合が発生するのがこのお宝の特徴で運転する度に技術のブラッシュアップをせかされています。 完成品のまま傷一つなく保管された機関車ほど信頼度は低く走るかどうかは賭です。 クラシックカメラと全く同じことを云えるのには笑ってしまいます。

ライブスチームの悩みや楽しみは、私のホームページ、ライブスチーム雑記帳をご笑覧下さい。

Duchess1_2 さて、以前の写真ですが、Duchess吉祥寺北裏鐡道での走行シーンです。外部二気筒、内部二気筒のエンジンです。二つの排気ノズルによる効率よい燃焼が四気筒の力を申し分なく引き出してくれます。 ただし主連棒の変型という別のトラブルを発見し最近修理したばかりでした。(汗) アスターの名作と云えるのですが、若干の脆弱性も感じています。 皆さんの評価はいかがでしょうか?

久しぶりに頭を空っぽにできた集まりでしたが、色々な面白い事件も発生し、また次への楽しみが出来ました。

ところで、アスターホビーが年末に出すというEveningstarの試作品が初デビューしたので目を白黒させて線路を取り囲みました。 久々のヒット作のように思いました。テンダーはあり合わせでまだ運転はやりづらそうでした。デザインも少々変わると思われます。何でも英国からの引き合いが多いとか。さて、日本での評判はどうでしょうか、楽しみです。(笑)

20070812eveningstar1  この機関車は英国最後の蒸気機関車で動輪五軸の強力な機関車です。3.5インチゲージではOSが出荷していましたが、45mmゲージではこれが始めてかも知れません。力もパワフルでした。

Duchessもそうですが英国型機関車の素晴らしさにやっと目覚めてきたのかも知れません。 まあ無理をせずに色々楽しむことが出来ればと思います。

20070812eveningstar2_1 傾きかけた太陽をバックにエンジンを拡大してみました。Eveningstarではこのサイズの模型としては大変珍しいピストン弁を採用していると社長直々に自慢していたそうです。その箇所を見せるべくカバーを外してありました。小型模型ではスライド弁を使うのが普通なのですが、一般的には摩耗に弱く洩れやすいという弁を採用したというのはそれなりに勝算があったのでしょう。こんなチャレンジは面白いと思いました。つい応援したくなってしまいます。 少々宣伝じみてしまい失礼しました。(笑)

(追記)そういえば、こんな写真が(笑) ご当人は変装しているのでいいでしょうね。 「大きな機関車がいいなぁー」とのたまわっていました。 炎天下の運転お疲れ様、ギラギラとした暑さと運転の楽しさが伝わってきます。 あとで追記しました。(8/15)

20070810os

さて、今週から山ほど残っている公私の仕事にはまることにしましょう。(汗)

あ、青春18切符が三枚残っていた。これも頑張らねば。


健康第一汽車ぽっぽ

2007年07月10日 10時55分54秒 | ライブスチーム

 先週末から足首が不調で家に籠もっていました。その前に無理に出歩いたのが良くなかったようです。その反動で、気持ちも梅雨空状態。やっと行動できそうになりホッとしていますが、今日は午後まで自宅作業です。15時に打ち合わせで外出しますが、まあ何とか行けるでしょう。 体が年々ヤワになってきているようなのでもう一度生活を見直そうと思っています。 メタボ解消だと誰からも云われてしまいますのでその辺から始めます。(汗)

 外出できないので昨日は午後病院に行ったあとで久しぶりにD51半流線型の組立を再開しようと作りかけのボイラーを取り出しパイプの仮組を始めたものの、パイプとボイラーを繋ぐ中空ボルトが足りません。 図面と部品表がズレており間違ったまま送られてきたようです。つまり相手側の誤り。18時頃でしたが電話すると相手は直ちに了解、というかクレームが続いていたようで手際よく折り返し発送するとのことでホッとしました。 今回の機関車は部品トラブルが少ないので良かったと思った矢先でしたのでちょっとガックリ。 おまけにボイラーの給水口、水位計口の銀蝋付け後の洗浄が足りずネジ山が埋まっていました。まあいずれも軽微なことですが、いつも云うように品質の低下は蟻の一穴から始まるので充分注意してもらいたいものです。アスター様。 弱り目に祟り目の一日でした。

まあこんな日は、新調?レイアウトブルートレイン「あさかぜ」C62に引かせてぐるぐる回るのをボンヤリ見て次どこへ行こうかと考えることでストレス解消です。しかしながらこんなに古い時代の蒸気機関車の牽くブルトレにはまだ乗ったことがありません。当たり前ですけど(笑)

604layout1_2 以前掲載した写真で失敬しました。ホームページでも紹介しておきました。