厄災(?)リンクが行くティワットの旅   作:ちいの(忍転)

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タイトルは「白亜の錬金術師」。アルベドのことです。
※注 弟の魂がこもった鎧は出てきません。

※ここから某枝拾い登場までは時系列がたぶんごちゃごちゃです。


FULLCHALK ALCHEMIST

ある日、竜災を解決した後冒険者生活が板につき始めたリンクとパイモンはリンクが錬金術に興味があるという事でモンドの錬金術師、ティマイオスに錬金術を教えてもらおうと、錬金台のところへ向かった。

その時大きな爆発音と共に建物から少女が飛び出してくる。

 

『甘味料!…*1

 

指差すリンク。

 

「甘味料…?なんの事だ?」

 

そこにいたのは見慣れぬ少女…錬金術師見習いのスクロースだった。

 

s「あ、こんにちは。あなたが…風魔龍を撃退した、名誉剣士リンクさんと…えっと、空飛ぶ副官さん?」

「副官ってなんだ副官って!」

 

リンクは無言で丁寧に挨拶する。

パイモンはリンクの行動にツッコミを入れながら、スクロースの話を聞く。

どうやら彼女の錬金術の師匠であるアルベドが、最近とある実験で行き詰まっているらしい。

 

s「彼はテイワット中の誰もが尊敬する錬金術師です。…たぶん、リンクさんも興味あると思って…それに、報酬もあるかもです…!」

 

「報酬!?行くぞ!リンク、ドラゴンスパインって、…あそこ寒いけどお宝の匂いがするぞ!」

 

リンクは今回もすでに走り出していた。

ドラゴンスパインの麓まで来てやる気の無さそうなシスター、ロサリアと遭遇する。

 

「あ、ロサリア…おーい!これからドラゴンスパインに行くけど?……」

r「私は帰る。時間の無駄よ。」

「テンションが氷スライムよりも冷たいぞ!?」

 

そこへ、ロサリアがふと気づく。

 

r「あんたら…誰かと思えば風魔龍を倒したって噂の剣士ね?アルベドを探してるって?ふん、都合がいいな。私も彼を探してるの。理由?それは……秘密」

「秘密って何だぞ!?…」

 

ロサリアと別れ、ドラゴンスパインへ足を踏み入れるリンク。

その服装はいつもの薄着のままである…

雪の中、リンクたちはヒルチャールのスケッチに夢中になっている男、おそらくアルベドを発見する。

ヒルチャールたちがリンクの存在に気づいて、突撃する。

リンクはリンゴを剛速球でヒルチャールに投げつけ、撃破する。

 

「リンゴでこの威力…?リンクってやっぱりどうなってるんだ…?」

 

戦いの後、アルベドは悠然と語り出す。

 

a「君、興味深い。異世界から来た者……間違いない。これは観察と実験の対象だ。」

 

リンクはさっと剣に手を掛けた。

 

「実験対象って言ったか?リンク、今ちょっと怒ってるぞ!」

 

アルベドはリンクの特殊な存在に興味を持ち、協力と引き換えに報酬を約束する。

 

a「実験は安全に行うよ。たぶん。…うん、たぶん」

 

ロサリアは背後で腕を組み、遠くからアルベドをじっと観察している…ことをリンクは気づいていたようだが。

 

最初の実験のため、アルベドは怪しい薬を手渡してくる。

 

a「元素の流れを観察したい。これを飲んでスライムと戦うだけでいい。」

「この怪しい緑の液体を飲むのか…?」

 

リンクはもちろん無言で一気飲みする。

 

「リンクならきっと大丈夫?…だよな…」

 

スライムを叩き切るリンクの体に異常はなく、アルベドは記録を取る。

 

「なるほど…やはり、君の本質は普通の人間とは違う……元素に適正が全く無いというか………」

「わりと今さらすぎる情報だぞ…」

 

次のテストでは、心で岩柱を壊してなどとアルベドが言い出す。

 

リンクはよくわからない格好つけた踊りの後に石柱を全力で睨むが柱は微動だにしない。

 

パイモン「リンクでもこれは流石に無茶だよな?だよな…?」

 

アルベドの拠点に訪れ、腹が減ったパイモンを前にアルベドは、料理の力で現象を変えようとする。

 

a「料理は出来る?なら…」

 

リンクはアルベドがそう言い終わらないうちにポーチからだした稲、肉、油、岩塩を鍋に入れ、リンクが料理(どう見てもなにかの儀式だぞ!)をするとあっという間に出来立ての、なぜかソースまでかかったカツ丼が3つ出来る。

 

「オマエの料理はやっぱりよくわからないぞ…」

a「興味深い…さっきの動きで原材料からカツ丼を…?鍋で…?」

「考えて理解できるものなのか……?」 

 

腹ごしらえをした後、今度は湖に飛び込んで横断してと言い出すアルベド。

 

リンクは無言で飛び込み、氷の浮かぶ湖をあっさり泳ぎきる。

相変わらず薄着で。

 

a「君の移動速度、平均市民の1.3倍……だが…まだこの世界の法則に縛られている…」

 

最後の実験では、遺跡でギミックを解く任務。

 

「オイラ解き方はさっぱりだけど…まとめて爆破は辞めような……」

 

リンクは赤、黄、水色の力を使い珍しく真面目にギミックを解く。

 

「お前、実は意外とこういうの得意だったのか?」

 

壁の謎文字を見つけたアルベドは、それを模写しながらつぶやく。

 

「……これは、異世界の物だ」

 

アルベドが拠点へ戻った後、リンクのもとに後ろからつけていたロサリアが合流する。

 

a「彼、危険ではなさそうね。これ以上は時間の無駄。私は報告しに帰るわ。」

 

そう行ってロサリアは帰っていく。

リンク達はアルベドの拠点へと再び戻った。

 

アルベドは報告書を書きながら、ふと気づく。

 

a「君も、私も……異物。だが、だからこそ……何かを変えられる可能性がある」

「どういう意味だ?」

 

するとアルベドは小瓶に入った一粒の種を静かに差し出す。

 

a「この種は異世界の花の種なんだ。」

「異世界!?まさかハイラルのことか!?」

a「ハイラル…リンクの故郷、か。そうかも知れないね。ともかく実験を始めよう。今ならこれを咲かせられるはず。」

 

そう言うとアルベドは実験を始める。

アルベドが錬金術で作った液体を種に垂らす。

3人が見守る中、その種からは芽が出て成長していく、そして外が白く中が青い5枚の花弁を持った可憐な花が咲く。

 

この世界では誰も知る由もないが、その花は「姫しずか」。

それはハイラルの姫が愛した花でもある。

 

少しして花は塵となって枯れてしまった。

 

『ゼルダ……』

「切ない顔してどうしたんだ?オマエらしくないぞ?」

a「やはり、この種はハイラルのものだったんだね?」

「というかゼルダって誰のことだ?」

『誰だっけ?』

「分かってないのかよ!相変わらずだな!」

 

アルベドはふと、リンクに問いかけるように言う。

 

a「もし、私がすべてを壊す存在になったら…君は私を止められるか?」

 

リンクは無言で剣に手を掛ける。

答えはそれだけで十分だった。

 

パイモンは思わず叫んだ。

 

「いや全く十分じゃないからな~!?」

*1
※ティワットのスクロースは合成甘味料ではありません。自走するボンボン爆弾を作らせないため、子供の手の届かないところにおいてください。




「感想、評価とアンケの投票、待ってるぞ!」
※アンケここで受け付けラストです。

※リンクは別にこの程度でゼルダを忘れてたりはしません。バカなだけです。バカなだけ。

モンド編のオマケどれにする?人気なのいくつかやるよ。ジンウェンティディルックは除外した。アルベドとレザー、あとは勝手にやる。他にやってほしいのあったらコメントでたのむ。あったら

  • ドラスパ世界任務
  • 行秋伝説任務
  • 香菱伝説任務
  • クレー伝説任務
  • エウルア伝説任務
  • モナ伝説任務
  • ベネットデートイベ
  • ノエルデートイベ
  • バーバラデートイベ
  • ディオナデートイベ
  • 白亜と黒龍(過去イベ)
  • 帰らぬ熄星(過去イベ)
  • オールスター版風花祭
  • 流れゆく水に詩を紡いで(瑠月石門のやつ)
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