鎖無き世界   作:エ・駄・死だな

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今回、というか今回も大分過激な表現が含まれます!
だめだね ってなったらすぐ消そう!


ネットに信じられない程の駄文を乗せて、読者を驚かせましょう!




加速していくカウントダウン

 

 

 

 

 

「はあっ…!はあっ…!」

 

 

彼が銃を構える。

また……来る!!

 

 

 

痛む体を無理矢理動かしてなんとか回避する。

 

 

 

「…思っていたよりも、随分としぶといですね…?やはり、その頭の上にある輪っかが原因でしょうか?」

 

 

そう言う彼は、再び薬莢を詰め込んで銃を向ける。

 

速い。今まで見た銃の中でも、もしかしたら一番速いと言えるほどに。避けられているのが不思議なぐらいだ。

でも、こういう銃は、必ず共通の弱点がある。

 

 

 

 

……これで、15発目。

 

次で……仕掛ける。

 

 

彼の弾数は、ガンケースを見る限り15発。他に弾が入っていそうな所は無いし、あるとしても取り出すのには時間がかかる。

 

 

先生と同じ外の世界の人間なら、耐久力はそこまでな筈。マガジンを全て撃ち切ったら、傷ぐらいはつけられる。

 

 

 

……見極めろ。いつ、撃つか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゴォン!!

 

 

「……!」

 

速っ…!?

 

 

「くっ!!?」

 

あまりの衝撃に後ろに吹っ飛ばされる。

 

なんとか銃で受けたけど……手が衝撃で少し痺れた。

 

けど。

 

 

「……ふむ。これを狙っていましたか」

 

 

 

これで隙ができた。

後は爆弾でも使って無理矢理突破でもすれば、先生の元に…!

 

正面へ走りながら銃を撃つ。いくつかが彼に向くが、上手く捌かれてしまっている。

けど、これでも良い。隙さえ作れれば…!

 

 

瞬間、彼の雰囲気がまた変わる。一段と深く、恐ろしく、漏れ出る程に。

 

「…………はぁ………鷹は常に爪を隠すものです……そして貴女は、その爪を出させる相手には不十分。しかし……はあ、まさか、しぶとさが理由になるとは思いませんでしたが」

 

 

 

まだ…何かある…!それなら。

 

 

彼が何か仕掛ける前に……逃げ切る…!

閃光弾と発煙弾を取り出し投げる。

 

「……ほう?」

 

 

キーンと耳が鳴ったと同時に走り出す。いくら強くても、外の人間。ある程度は効く筈…!

 

 

「………いい加減、面倒臭くなってきましたね……」

 

 

後ろから苛立ちが加わった声が。

 

 

…怯えるな!いいから足を動かせ!!

もう少しで、もう少しで先生の元に辿り着ける!このままだと彼も連れて行く事になる。一回どこかで撒きたいけど…最悪、私を盾にでもすれば良い!

 

 

「……本来なら、顎砕きからですが……罰に頓着して任務を疎かにするのはいけません。なので……」

 

 

 

 

何か、聞こえ…?

 

 

 

 

 

後ろから小さい音が響く。

 

それと同時に、私の頭に衝撃が走る。

私にとって、絶望以外の何物でも無かった。

 

 

 

 

…あ、死────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…N社。

 

釘と金槌。

 

小槌から、握る者。その先の位があるのか、どういう名前かは知らないが…少なくとも、白い波紋が言っているのは、その者たちではないだろう。

 

 

 

新九人会。

 

 

かつて旧G社理事だったヘルマン。鏡など様々な技術を生み出した九人会のメンバー、クボ、アセア。H社の有力な羽の家系である、ジア・ファンを筆頭に、その他少数精鋭で構成されていると聞いた。

 

去年…いや、もっと前か?一度リンバスカンパニーに壊滅寸前まで追い込まれたと聞いたんだが…。まだ残っているとは思わなかったな。

 

 

アラスの予想が合っているなら、向かう先で必ず待ち構えているだろう。

そうなった時に厄介なのは……N社製のEGOを構えたジア・ファン達。かつてリンバス社によって下っ端は一掃されたが、依然としてEGOの猛攻に耐えられる気はしない。

 

 

先手を仕掛けて孤立させ、1対1に持ち込む。

それなら、勝機はある。

 

 

 

 

 

どうにか頭を回しながら、夕暮れの赤に染まる道を歩く。地図通りなら、そろそろ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………は?」

 

 

たどり着いたのは、壁だった。

 

…もしかして、道を間違えたか?

 

 

 

「………あ…?」

 

 

来た道を戻ろうと体を回すと、道の端に何かが置かれていた。

 

 

…爆弾…。

キヴォトスでは見たことがない…というか、都市産だ。後ろを見ると、張り紙が貼られている。

 

─どうやって使うかはわかるよね!─

 

 

 

……とことん踊らされてる感じがするな…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドガアァァァン!!

 

さっきの壁に仕掛け、爆破させるとあら不思議。

 

 

 

「……洞窟…?」

 

できた空洞から見えたのは、整備されているようにも見える、一人で通るには広めの洞窟だった。

 

地盤大丈夫か…?とも思ったが、今更そんなことを気にしていたら始まらない。

 

 

 

 

…入るか…。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこか…都市の遺跡にも似た雰囲気を感じる。

 

中に入っていくと、幸い待ち伏せも無くスムーズに進めた。ご丁寧にスマホに新しい地図まで載せてあって……なんか、近くにいない筈なのに、いつも見られているみたいだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく進むと、階段が出てきた。若干の不安を抱きながら上っていくと……

 

 

「……廃墟、か…?」

 

だが、廃墟というには小綺麗すぎる。それにこの建物、どこかで見た覚えが………確か……

 

 

 

「…教会…だったか?」

 

 

 

 

 

何故こんな辺鄙な場所に教会が…?

 

……まずは外に出てみるか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…おかしい。

外に出て、いくらかこの街を走ってみたが……明らかに、おかしい。

 

一度も見かけない人影。キヴォトス産とは思えない機械や銃。そして…

 

 

急いで廃墟の建物の中に隠れる。

「……っ!」

 

 

街に蔓延る…大罪共。

これでは、まるで翼没落後の………

 

 

思わず首を横に振るう。

違う。今私が考えるべきなのは、アリウスの支配者…生徒会長といったな。奴と、新九人会共を潰すことだ。

 

今は…それだけ考えておけば良い。

 

 

スマホには、奴らが居座る場所までの地図が送られている。後は………奴らを黙らせれば良い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───────────────────

 

 

 

 

 

…頭が……痛い………

 

 

「…ふむ、丁度良いタイミングですね」

 

妙な浮遊感と、拘束感が与えられる。

 

私今、どうなって…?

 

 

 

 

 

「…あ゛あ゛っ!!?あ゛つっっ!??」

 

「起きましたか。少しうるさいです。まだ起きてたいなら、黙ってください」

 

「っっあ゛……はぁっ゛…!」

 

 

体が熱くて、痛い……ここは…?

 

 

「疑問を抱く筈でしょう。しかし、それを口に出した瞬間、それは貴女の鳩尾に弾丸が放たれる事だと理解してください」

「何を……言っ─ドゴォン!─お゛ぐっ…がっ……!?」

 

 

 

「…今回は空砲で済ませてあげました。次は実弾です」

 

「コヒュー……コヒュー…ごぼっ!ごほっ!!」

激しい嘔吐感と、息ができない苦しさにもがく。

 

 

 

 

「さてと…始める前に、一度聞いておきましょうか」

 

「はっ……はっ……!!」

 

息を整えて、冷静になってあたりを見回すと、そこはどこかの地下室のようだった。そして私は…鎖で宙吊りになっている。

 

 

 

「白洲アズサ。トリニティの、構造と戦闘人員の構成、そして弱点を言ってください」

 

「…っぅ…!何が─ドゴォン!!─があ゛あ゛あ゛っ゛!!」

 

 

「…もう一度…聞きます。トリニティの、構造と戦闘人員の構成、そして弱点を言ってください。スパイであるあなたなら、わかっているでしょう?」

 

 

 

痛みが響く頭を無理矢理回す。

 

トリニティには……ヒフミ、コハル、ハナコ…それに、他の皆だっている。私に、皆を、裏切れって…こと。

 

 

「…くっ…はあ゛っ………い、言わない。言うぐらいなら、死んでやる…!」

 

 

彼はその言葉を聞いて、心底残念そうな顔をした。

「……はあ…どうせ、そんな事だろうと思いましたよ……」

 

彼はどこからか鞭を取り出して……

 

「…人を鞭で叩くのは、趣味じゃないんですが……ましてや、20もいかない子供を、ねっ…!!」

 

 

 

「ぐうぅっっ゛……!…っ…!!」

 

ブォンと空気が震える音と共に、鞭が私の体を捉える。……痛い。でも…

 

「…言わ……ない…!」

 

「……良いでしょう。温水に浸かった世界の子供風情が……どこまで耐えられるのか。見せてくださいねっ!!」

 

「ぅああ゛っっ…はぁっ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……地図通りなら、ここが…奴らが居座る、至聖所とかいう場所な筈だ。

 

 

 

 

 

 

「……しかし、何故今更理事長はこんな事を?いくらあの方でも、これ以上失敗を繰り返せば……」

 

「さぁ……でも、俺たちがやれることはないだろ。黙って従うだけだ」

 

 

 

「………!」

 

 

…まあ、見張りぐらいはいるよな…。

 

 

 

…どうするか。

奥に進むにはこの道を通るしかない。

 

かと言って、ここで馬鹿正直に飛び出すのも悪手だ。

 

 

 

 

 

 

 

試し打ちでもしてみるか。百聞は一見にしかず、だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……!……おい。来たぞ!まずは連絡を…」

 

 

堂々と道の真ん中を走る。

いくら奴の選り好みした代物だろうが、不確定要素はある。

 

だから。

 

 

 

「………!!…………!?」

 

「………!!」

 

 

周囲の声が消えていく。

 

残るのは……自らの心の声だけ。

 

 

 

 

 

 

充電80%。

瞬間出力増加。

 

 

 

 

 

 

 

 

「………死ね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ…、クボ。俺たちはいつ出動するというんだ?いい加減、もう待ちきれないが?」

 

「……ふむ。あのお方が言うには、他に来た翼と指との衝突を避けるゆえ、もう数日は控えるであろう」

 

「ふん!そんなもの、手っ取り早く敵の頭の心臓を取れば、いとも容易く───「それが難しいと言っているんだ、それとも、なんだ?この状況を打開できる策を持っていると?無理だな。自分の船すら守れない奴に、身を任す気は無い」───フッ…ハハハ!鯨を貫く銛の味が知りたいなら、簡単に、直接言えば良いものを!」

 

 

 

「……はっ!貴様こそ、その穢らわしい白く腐った銛を折られないように用心しておくんだな!」

 

 

 

はあ……いつになったら、この人達はまともな会話ができるんだろうね……

 

 

「まあ良い………それよりも……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「構えろ。小汚い兎が、一匹迷い込んだようだ」

 

 

 

 

 

 

パリイィィィン!!!

 

天井にあったガラスが割れ、中から人影が現れる。

その者の右手には、一枚の眩く光る紙が握られていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    ロボトミーEGO「緑の幹」

 

 

 

 

 

 








本編じゃ描けないR-18な開発秘話を書こうとおもてる。いやまあ多分真面目な話になるけど。


この作品は…

  • ギャグ
  • シリアス
  • 適度にどっちでも…
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