鎖無き世界   作:エ・駄・死だな

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色々飛ばしすぎぃ!!と思うかもしれませんが、私もそう思います。
いやまぁ正直書くこと何もねぇと思うんだよな…多分大体原作と同じだし。

その代わりにいつかユウキの2日間何があったかを書こうとは思っている。

あとこの話だけ異様にクオリティが低いぜ!



ゴミは焼却よー。 ソンナー。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ……今日は色々疲れましたね…!」

「でも、その分楽しかったですね?ね、コハルちゃん♡」

 

「あぁもう!!だから違うって…!」

 

 

合宿2日目だというのに、もう既にどっと疲れた。

 

あの後、模擬試験の結果が発表され、また必死に勉強する羽目になった。

途中コハルの鞄から…男と女が口づけをしている本が出てきたり、そのせいかはわからないが正義実現委員会の押収品管理室に行く羽目になったり、その途中でその委員長に実力を身図るとか言って喧嘩をふっかけられかけたり、コハルが怪しい事を副委員長と話してたり……

 

 

 

 

 

これから夜の巡回もあるというのはなかなか酷だ。まぁ、ロボトミーの頃よりかは何十倍もマシなのだが。

 

そうやって廊下を歩いていると、ヒフミが部屋から出てきた。

 

「ヒフミ、今から巡回に向かうんだが…」

「…先生と話があるんです…」

 

「…そうか。すまないが、私も一緒に聴いても良いか?」

 

「…はい。ユウキちゃんにも、聴いてもらいたいことですから…」

 

歩きながら先生がいる部屋に着く。コンコンとノックをすると、「入っていいよ」と声が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで…どうしたの?」

 

「実は…ハナコちゃんのことなのですが…」

 

先生は黙ってヒフミの目をしっかりと見る。いつもは残念なのになんでこんな時だけ…

 

「……模範解答を集めている最中に、なぜか束になって保管されていたんです。珍しいことだから保管されていたのか、その理由は分かりませんが……」

 

「昨年の試験、1年生から3年生までの全ての試験における解答用紙が、まとまっていました。どういうわけか、その全てを回答した方がいるようでして…」

 

「それが…」

先生の顔が険しくなる。いつもこんなのなら良いのに。

 

 

 

「……はい、ハナコちゃんでした」

 

「昨日見つけた1年生の時の成績に引き続き、盗み見る形になってしまったのですが……」

 

「ハナコちゃんは去年の1年生の段階で、3年生の秀才クラスでも難しいとされる課程を含めて、「全ての試験」で満点を出しています……完膚なきまでに秀才、と言えるレベルです……」

 

 

「1年生の分の試験結果を見て、ハナコちゃんはきっと「今年になって急に成績が下がったんだ」と思っていました。でも、この結果を見る限りそうではなく……」

 

 

先生が再び口を開く。その声は、いつもより低かった。

 

 

「去年の段階で、どんな問題でも解けてるはず。つまり……」

 

 

「……はい。ハナコちゃんは今……わざと試験に落ちているとしか思えません……」

 

「ハナコちゃん…どうして……」

その声は、心配と悲しみが混ざったように聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの後、一旦解散しヒフミは部屋に戻っていった。

 

私は巡回があるので銃の充電(激ウマギャグ)を完了させ、まだ細かい地形はわからない巡回ルートを歩いていった。

 

 

途中、アズサも巡回がしたいと申し出たが、流石にダメだと送り返そうとした。が、地形を見て回りたいというので、1時間で帰ってくるようにと言って送った。

 

…アズサには悪いが、ミレニアムから取り寄せたGPSもつけた。盗聴機はミレニアム側の都合により付けれなかったが。

 

…………私がいつも決めている巡回ルートよりもかなり大回りに、合宿場所を中心に回っていた。帰ってきた時に注意したら、顔を青ざめて謝罪してきた。そんなに私怖いか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────────翌朝────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は、珍しい客が来た。

 

「あはっ、ここに水が入ってるのなんて久しぶりに見たなー。もしかしてこれから泳ぐの?それともみんなでプールパーティー?」

 

ティーパーティーの聖園ミカ。エデン条約うんぬんを教えてくれた張本人。

 

「ユウキちゃんもいるんだ?じゃあなおさら良いね!」

 

「お待たせ。用件を聞いてもいいかな?」

 

そして……恐らく今私が、アズサと並んで最も警戒している生徒。

 

「ふふっ……」

 

あらかたミカ、もといティーパーティーについて調べていたが、性格は……まぁうん。世間からは馬鹿なお姫様と言われることも。ただ、あの時の真剣さといい、一枚岩では無さそうだが…買い被りか?

 

 

「先生は上手くやってるかな、って思って」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…私は、生徒達の味方だよ」

 

「……生徒たちの味方、かぁ……そっかぁ……それは予想外だったなー……」

 

 

 

 

…生徒たちの味方。

今までの話から何となく気づいていたが、やはり補習授業部は…所謂ゴミ箱だった。

その目的は、「エデン条約」を控えているこのトリニティにいる裏切り者を排除するため。

 

先生は、知っていたようだった。私に伝えなかったのは良心からか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「補習授業部の中にいる「裏切り者」が誰なのか、教えてあげる」

 

「………っ!」

 

裏切り者。

 

……はは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「補習授業部にいる「トリニティの裏切り者」、それは………」

 

 

「………白洲アズサ」

 

 

 

 

 

 

 

「あの子は……随分前にトリニティから分かれた、いわゆる分派………「アリウス分校」出身の生徒なの」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アリウス分校。

それが…恐らく元凶だろう。

 

 

 

「ユウキちゃん。今の話を聞いて、普通貴女はどうするの?」

 

 

「……普通なら、ティーパーティーの……ナギサ様にでも報告して、退学に追い込ませます。それか………こほん」

 

 

「それか、何?」

ミカが私に詰め寄ってくる。

 

「いえ…何でもありません」

さらにミカの顔が私に近づいてくる。

 

「答えて、欲しいな?」

 

 

 

「…それか、私なら…その首を斬ります」

 

「……え…!?」

先生が目を見開く。

「へぇ………それは、予想外だったな……でも、ユウキちゃん、できるの?いざさ、自分のせいで相手が「できます。それが、私の役目ですから」……」

 

「私が、そして誰かが人を殺したとしても、それで私が変わる事はありません。もし犬が首輪を握られているのなら、届かない場所で何があろうと、届く事は無いから」

 

「………ははは、すごいね…」

 

「……ユウキ…?」

 

 

「……先生は、どうするの?」

 

ここに来て先生に尋ねる。力量を測っているのか、はたまた…

 

 

 

 

 

 

 

 

「さっき、ユウキは「もし犬が首輪を握られているのなら、届かない場所で何があろうと、届く事は無い」……そう言っていたよね」

 

黙って頷く。

 

 

「私は……その首輪を、壊せば良いと思うんだ。首輪が繋がっている根本から外せば……その犬は自由になるでしょ?」

 

「その首輪を外すのは、首輪に繋がっている犬かもしれないし、首輪が無い犬かもしれない」

 

 

ミカは驚いた、同時に困惑の顔を見せた。

「……二人とも、すごいね…私だったら、そんな考えは思いつかないな…………本題からずれちゃったね、戻そうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「つまり、私は………あの子を守ってほしいの」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこから話されたのは、トリニティの歴史と…アリウスの末路。

 

 

この世界には似つかわしくない、そんな歴史。

 

 

その後は、初めて私と会った時のような、トリニティにおけるエデン条約への障害を話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は飛んで第二次特別学力試験後。

 

用事により護衛を正義実現委員会に任せてトリニティを後にし2日。

 

帰ってきた私は、補習授業部の阿鼻叫喚……というよりかは絶望を目にした。

 

 

 

 

聞いたところによると、まさかのゲヘナが試験会場で、最終的に試験用紙が燃えたり……本気でティーパーティーは補習授業部を丸ごと退学にしようとしているらしい。

 

途中でゴールデンマグロとか、美食研究会がどうのスイーツがどうの……まぁ大変だったってのは感じた。

 

 

 

「…ユウキはどこに行ってたんだ?」

 

「ゲヘナの方でまた用事があった。ただ…アズサ達が来てるのは知らなかったな」

 

「えぇっ?ゲヘナに?用事って…何?」

 

「それは言えないな。企業秘密ってとこだ」

実を言うとそこまで大事な事でもなかったんだが……まぁ過ぎた事だ。気にするのはやめよう。

 

 

 

「って!!結局!私達どうすれば良いの!?もし、本当に退学になったら……正義実現委員会には、もう……」

「コハルちゃん………」

 

 

コハルは今にも泣き出しそうだった。

 

「とりあえず、今日はもう寝ましょう……?変更が無いなら、この一週間で90点台まで取れるようになればまだ最低限の希望はあります。そのためにも、今日はぐっすりと休眠を……」

 

 

「……そう…ですね、はい」

 

ヒフミの顔にも、不安と絶望が浮かんでいた。

 

 

 

 

 

 

 

「では、今日は一旦このあたりで。お疲れ様でした」

 

ハナコも、いつものようにニコニコとしているが、焦っているのは火を見るより明らかだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第三次特別学力試験までは、全員が……何故か私も全力で勉強に取り組んだ。

 

おかげでキヴォトスの地理と歴史はなんとなーくわかってきたが、未だに点数は20点台ギリギリである。

だが…他のみんなは、もう今から全校生徒と競っても上位にいくほどには成長していた。ハナコに関しては元々トップだったが。

 

 

夜は巡回を、前以上にこと厳しく行った。結局何か来る事は無かったが、アズサが夜に出て行くのを止めるのが巡回中で一番大変だったかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…時が過ぎて、試験前日。

 

 

私達は、先生の部屋で眠れずにいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







感情は、私を色付け、私を罪人とした。

この作品は…

  • ギャグ
  • シリアス
  • 適度にどっちでも…
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