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クレイブログ

そう、もし誰かがいなくなっても。
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オンラインの絆も同じ。
・・・ただ、寂しいだけ。

シャドウブレイン/FC

2009-12-10 22:01:33 | ゲーム回想録
 ひさびさの回想録。今日はシャドウブレインで。

 そうだな、このゲームについては今でもふと思う。
 出るのが10年早かったのか・・?
 あるいはこの時期だったからこそ出たゲームなのか・・?

 ファミコン史上初の「ヴァーチャル・リアリティRPG」と銘打たれた、近未来の閉ざされた都市を舞台にした3DRPG。

 近未来都市という世界観を表すキーワードとして、「オンライン・ネットワーク」という言葉があげられる。

 当時は画面に粗いポリゴンで作られた手が写っていて、それにセンサー付きの手袋をはめて手を動かすと画面上のポリゴンハンドも同じように動いたりとか、そういった技術の進歩をもって、これからはゲームを「遊ぶ」のではなく、「体感」する時代へと変わるんじゃないか、という予測もあったりして、とにかくヴァーチャル=3Dといった価値観が一つの道筋としてあったりとか、そういった時代だったようにも思う。

 そしてこのゲームはもう一つ、マルチメディアの実験作でもあったように思う。発売元が「ポニーキャニオン」という音楽に関しては大手であったこともあり、このシャドウブレインという一つの世界観に対して、ファミコンゲーム、VHS映像、音楽CDという3つのメディアによるアプローチがなされている。
 個人的には、これに加えて攻略本や、このゲームの世界観をもとにした小説のような、書籍からのアプローチがあれば面白かったかも、と思っている。

 VHS映像はファミコンゲームとセットで同梱されており、このゲームの箱は当時としては異様に厚く、大きい。ビデオテープが1本まるまる入っているのだから当然か。

 さて、VHSはファミコンゲームのスタート時点以前のプロローグ、シャドウブレインの世界観を表現している。音楽CDは別売りで、ファミコンの音源では再現できなかったBGMを表現する。
 そして、ゲームの進めることによって、この世界観を収束させるという作りになっている。

 VHSと音楽については、つい最近動画が投稿された気がするので置いてみる。

   


 ここで私が10年早かったと思う点だが、

 ファミコンというハードの性能では再現できなかったということ。

 ポリゴンを扱いヴァーチャルと呼べるだけの3D空間を表現するには、性能としてはファミコンの上位機種であるスーパーファミコンやメガドライブを超えて、サターンやプレステまでの時代までかかった。

 そしてこの時期だったからこそ出たのかと思ってしまうのも、結局ヴァーチャル・リアリティという言葉は、その時にはもはや消え去ってしまったからであろうか。

 前置きが長くなりすぎた。
 次回はゲーム内容について少し思っていることを書いてみるので、一旦〆