渡辺直美、東京ドーム公演が発売1日で完売。今の時代がタレントに突き付ける“知名度と人気の違い” #エキスパートトピ

中西正男芸能記者
東京ドーム公演のチケットが発売一日でソールドアウトになった渡辺直美さん(所属事務所のリリースより)

渡辺直美さんの東京ドーム公演「渡辺直美(20) in 東京ドーム」(2026年2月11日)のチケットが15日に一般発売され、わずか1日で完売したことが話題になっています。さらに追加で有料生配信の実施も決定。ピン芸人初の東京ドーム公演の余波は広がり続けていますが、特筆すべきは公演内容がまだ一切アナウンスされていないにも関わらず完売になったということです。

ココがポイント

渡辺直美、ピン芸人初の東京ドーム公演が完売 チケット一般発売からわずか1日で 有料生配信を実施へ
出典:オリコン 2025/11/16(日)

渡辺直美渡辺直美公式X(@watanabe_naomi)

渡辺直美「お嫁に行けない」“マル秘”ショット公開「ありのまますぎる」「親近感」と反響
出典:モデルプレス 2025/11/6(木)

エキスパートの補足・見解

テレビショッピングのように商品は見えない。性能を喋り手が口で伝えるだけ。なのにラジオショッピングは売れる。そこにあるのは信頼関係です。

「普段から正味の話をする人だし、時事ニュースにも忖度なく切り込む。この人が薦めるなら間違いない」

リスナーのパーソナリティーへの思いが商品の信頼にもつながって売れる。渡辺さんの件にも同じ水脈が流れています。オシャレ、イマドキ、カワイイ。時代のアイコンのように売れていった渡辺さんですが、実は人間性ありきで存在が大きくなっていった。そこを物語る構図です。

新型コロナ禍もあり、数年前にタレントさんがこぞってYouTubeチャンネルを始めた時によく見られた光景がありました。レギュラー番組を持ち、知名度は確実に全国区。ただ、YouTubeの数字には結び付かない。厳しい言い方をすると「わざわざその人を見には来ない」ことの顕在化です。

エンタメの細分化により「みんなが見ているもの=テレビにどれくらい出ているか」。それがタレント力に換算される時代は終わりました。

お金を払ってでも見たい人が何人いるのか。猛スピードで時代が進む中、求められるのは原点回帰。改めてエンタメの奥深さを感じます。

  • 6
  • 14
  • 6
芸能記者

立命館大学卒業後、デイリースポーツに入社。芸能担当となり、お笑い、宝塚歌劇団などを取材。上方漫才大賞など数々の賞レースで審査員も担当。12年に同社を退社し、KOZOクリエイターズに所属する。読売テレビ・中京テレビ「上沼・高田のクギズケ!」、中京テレビ「キャッチ!」、MBSラジオ「中西正男のエラいすんまへん…。」、ABCラジオ「ウラのウラまで浦川です」などに出演中。「Yahoo!オーサーアワード2019」特別賞など受賞。著書に「なぜ、この芸人は売れ続けるのか?。この連載と連動したYouTubeチャンネル「芸能記者・中西正男の正味の話」を展開中。原稿の裏話やよりリアルに説明する動画を日々アップ。

中西正男のここだけの話~直接見たこと聞いたことだけ伝えます~

税込330円/月初月無料投稿頻度:月3回程度(不定期)

1999年にデイリースポーツ入社以来、芸能取材一筋。2019年にはYahoo!などの連載で約120組にインタビューし“直接話を聞くこと”にこだわってきた筆者が「この目で見た」「この耳で聞いた」話だけを綴るコラムです。最新ニュースの裏側から、どこを探しても絶対に読むことができない芸人さん直送の“楽屋ニュース”まで。友達に耳打ちするように「ここだけの話やで…」とお伝えします。粉骨砕身、300円以上の値打ちをお届けします。

※すでに購入済みの方はログインしてください。

※ご購入や初月無料の適用には条件がございます。購入についての注意事項を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。欧州経済領域(EEA)およびイギリスから購入や閲覧ができませんのでご注意ください。

中西正男の最近の記事

一覧

あわせて読みたい記事