写真①:石の鳥居が建つ「姪浜住吉神社」入り口
=福岡市西区姪の浜3丁目5-5で、2012年5月26日午前9時45分撮影
〈福岡・町歩き〉・唐津街道「姪浜宿」1
:「姪浜住吉神社」
今年は、私の古里・福津市津屋崎の町興しボランテイア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の事務所開設や、〈津屋崎千軒〉活性化を目指すビッグイベント開催、大学や生涯学習講座での講演などで、趣味の町歩きのリポートをする暇がありませんでした。遅まきながら、5月に訪ねた唐津街道「姪浜宿」のリポートを、〈福岡・町歩き〉・唐津街道「姪浜宿」シリーズとしてきょう12月27日から掲載します。
唐津街道「姪浜宿」を訪ねたのは、福岡市西区姪浜の活性化に取り組んでいる「唐津街道姪浜まちづくり協議会」主催の「姪浜景観歴史発掘ガイドツアー」(参加料7百円)に参加した5月26日です。午前10時、住吉三神や神功皇后などを祭神とする「姪浜住吉神社」=写真①=に集合、「西区よかとこ案内人」のガイドによる町並みウオッチングがスタート。
奈良時代の天平年間(729~749年)に建てられたという「姪浜住吉神社」は、古くは北側の海岸近くにありましたが、室町時代の応永23年(1416年)に現在地に移転したという。石の鳥居が建つ神社入り口から石畳の参道を歩くと、正面に拝殿=写真②がありました。
写真②:石畳の参道の正面に鎮座する拝殿
=「姪浜住吉神社」境内で、5月26日撮影
航海の安全の神様として地域の人たちに信仰が厚い「姪浜住吉神社」には、日本神話の昔、小戸の原で住吉三神の父神・伊邪那岐(いざなぎ)の大神が「みそぎ祓(ばら)い」の時、河童が現れて道案内のお手伝いをしたことで除災招福の神の使いになったという伝承があります。神社境内の一角には、河童の像=写真③=が設置されていました。
写真③:除災招福の神の使いになったという河童の像
=「姪浜住吉神社」境内で、5月26日撮影
石畳の参道に建つ石の鳥居の柱に、「平成十八年七月吉日 クイズ・ミリオネア記念(司会 みのもんた) 宮司菊池友久」と刻印=写真④=があるのに気付きました。平成17(2005年)年3月の「福岡西方沖地震」で鳥居が倒壊、その再建資金を得たいと菊池宮司が同年4月、みのもんた司会のテレビ番組「クイズ・ミリオネア」に出演し、パーフェクトを達成して賞金1千万円を得て鳥居を再建した記念という。
写真④:石の柱に「平成十八年七月吉日 クイズ・ミリオネア記念(司会・みのもんた)」と刻印された鳥居
=「姪浜住吉神社」境内で、5月26日撮影
神社前の道路脇に、江戸時代に現在の北九州市小倉北区から佐賀県唐津市までを結ぶ街道だった「旧唐津街道」の案内看板=写真⑤=がありました。
写真⑤:「旧唐津街道」の案内看板
=「姪浜住吉神社」前で、5月26日撮影
「姪浜景観歴史発掘ガイドツアー」の参加者たちは、「西区よかとこ案内人」の男性ガイド=写真⑥=から唐津藩の参勤交代の時や、福岡藩の長崎警備の際に通る街道だった歴史を聞き、街道筋の町歩きに出発しました。
写真⑥:「西区よかとこ案内人」のガイドを聞くツアー参加者たち
=「姪浜住吉神社」前で、5月26日午前10時10分撮影