不眠はうつ病や生活習慣病のリスクに
睡眠不足がうつ病や生活習慣病,疲労,慢性疼痛のリスクと関係することがわかりました。仕事で多忙でも睡眠時間は確保しましょう。
第60回日本職業・災害医学会で、睡眠障害の問診に用いるInsomnia score(IS)の得点が高いほど,前頭葉の血流低下を招くことが指摘されている。香川労災病院勤労者メンタルヘルスセンターの小山文彦センター長は,IS高値の睡眠不足がうつ病や生活習慣病,疲労,慢性疼痛のリスクと有意に相関することを突き止めた。ISにより不眠をさまざまな疾患のリスク要因として捉えることで,予防医療への応用に期待が高まると強調した。
メディカルトリビューン2013年2月21日(VOL.46 NO.8) p.06]より
テレビ番組の内容と幼児の睡眠障害に因果関係
刺激の強い番組はよくないという事です。なにげなく大人と一緒に見ているTV番組でも寝つきが悪くなることがあります。
〔ニューヨーク〕ワシントン大学(ワシントン州シアトル)のMichelle M. Garrison,Dimitri A. Christakisの両博士は「就学前児童が日常的に視聴するテレビ番組やビデオを,暴力的および年齢にそぐわない内容のものから教育的な内容のものに変えるよう親に対して指導的介入を行うランダム化比較試験(RCT)を実施した結果,非介入家庭の児と比べ,介入家庭の児では睡眠障害を有する割合が低かった」とする研究結果をPediatrics(2012; 130: 492-499)に発表した。メディカルトリビューン2013年02月07日号/(VOL.46 NO.06)】より
中年期の心肺フィットネスの高さと高齢期の慢性疾患リスク低下が関連
中年期までに心肺機能を高めて、維持しておくと高齢期以降に慢性疾患のリスクが減るとのことです。
虚血性心疾患、慢性閉塞性肺疾患だけでなく
脳卒中、糖尿病、アルツハイマー病、慢性腎疾患、大腸ガン、等にもなりにくいとのことです。
適度の運動をして、健康状態を維持しておきましょう。
〔シカゴ〕クーパー研究所(テキサス州ダラス)のBenjamin L. Willis博士らは「メディケアに加入している65歳以上の男女を対象にした縦断研究の結果,中年期に心肺機能の健康状態(心肺フィットネス)が良好であると,高齢期以降の慢性疾患リスクが低下する可能性があることが分かった」とArchives of Internal Medicine(2012; 172: 1333-1340)に発表した。
メディカルトリビューン2013年1月24日(VOL.46 NO.4) p.20]より