愁堂れなさん原作の2007/01/15発売の
☆罪な宿命☆を聞きました。リーフさんの人気シリーズの4作目です。
これがパスコレで阿部さんがいつぞや言ってた愁堂先生が賢雄さんの演技で泣いたという一作です。そして噂のケンユウさんをうならせたというオカマの演技が聞けるCD。
で、キャスト様、無茶苦茶豪華ですな~~。
キャスト様は
田宮吾郎:野島健児、高梨良平:置鮎龍太郎
富岡雅巳:遊佐浩二、藤本:堀内賢雄
小池:田辺篤志、納賢一:園部啓一
ミトモ:太田哲治、雪下総一:檜山修之
木原秋彦/刑事:根津貴行、斎藤健:斧アツシ
金岡課長:古田信幸
となっています。
ええ、もうあたしも泣きましたわ。
賢雄さん、朗読会でよく使われるくらいの渋いトーンで、しわがれて、かげがある感じで。
(ああそう言われると、いつものオスカーボイスが若いんだよな~と逆にびっくりしますけども)。
で、置鮎さんと遊佐さんの攻防(笑)が面白かったですな。
野島さんは相変わらず素敵です。やっぱり野島さんの受けは私の最近のツボの一つのようでございます。
だあああ。
あ~~~ちょっと時間がないのでこの後の感想はまた後で更新します(失礼)。
ということで続き。
うーん聞けば聞くほど素晴らしい。
このCDは良い意味で、BLである必然生性があるのか?という疑問さえ沸いてくるような素晴らしい作品でした。
BLCD以外にも普通のドラマCDや朗読をよく聞くのですが、演技者のクオリティといい、演出といい、本当にスペシャル。
原作読みましたが、原作を越えましたね~(絡みを大幅にカットしているので異論はあるでしょうけど)。
メインはご存じのとおり警視の高梨良平とサラリーマンの田宮。
二人はもう安定期でございます。
大阪に出張してきた田宮と部下の富岡。
そこで出会ったのは以前世話?になった大阪の刑事藤本とその部下小池。
斎藤という社長の殺人が起こり、新宿との合同捜査本部がおかれ、高梨も大阪へ。
捜査上に浮上した人物は美貌の社長秘書だった。しかもそこに雪下という元刑事が絡んでいることが分かり・・・。
社長秘書の件に異様な反応を示す藤本。
そして雪下の件で同じく奇妙な反応をする高梨・・・。そこには過去のある軋轢が。
田宮は悩む高梨が何も話してくれないことに頭を悩ませます・・・。
そんな中、捜査は続き、高梨が負傷したという知らせが飛び込み・・・。
そんな感じです。
悲しみと悔恨と希望。そんな言葉が浮かぶ一作ですな・・・。
私の中ではボーダーラインを越える泣けるCDってのはなかなかないのですが、これは結構きました。
会心の一作。
置鮎さんの演技は控えめの関西弁、ソフトな感じはそのままですが、どこか喉にはさまったような演技が素晴らしかった。
出番は少ない相方の野島さんですが、楚々として、でもしっかりと精神面で高梨を支える強さも見せるところ、こういう役所は野島さんにぴったりですね。
遊佐さんは野島さんの後輩ってことで、かなり若めで軽いボイス。なんだかんだと相変わらず田宮べったりですが、男としてしっかりと助言するところはするところが泣かせます。そのギャップが素敵です。
まあ有名どころ?はその辺なんでしょうが、このシリーズは脇が素晴らしいんですよね。
いい声、いい演技をする方々のオンパレード。本当に全く違和感を感じることがないというのはほんと珍しいです。(まあいつもはひとりやふたりは??という演技をされる方とかイメージがだぶるなあとかいうことがある、こともあるんですけども)。
そしてなんといってもそれぞれのキャストの泣きの演技が注目です。
ミトモ役の太田哲治さんは、ほんと2丁目にいるんじゃないの?っていうくらいなじんでましたし(笑)。
藤本の部下、小池役の田辺さん。おやっさんをかげで支える若き刑事、上手かった。
納役の園部啓一さん。友情と刑事としての職務で揺れる演技、もうなんとも心情がばしばし伝わってきて痛かった。
で、今回のポイントとなるのが雪下役の檜山さんなんですが、台詞は少ないのに、どうしてこんなに存在感があるんだろうというくらい独特の毒を孕んだ私の大大大好きな檜山ウィスパーボイス炸裂しまくりで・・・。檜山さんと置鮎さんとのやりとりは、本当に聞き所のひとつです。
で、なにげに課長がいい声なんですわ。古田さんですもんね(笑)。
で、最後に賢雄さんファンとしてかきますが。
これ、生で聞きたかった・・・・。
賢雄さん、こういうおやっさん役、朗読等でたまにやってくれるのですよね。
いつものアニメや洋画等では持ち前のクリアボイスで甘かったり渋かったり、そういう声を使ってくれるんですが、このしわがれた声、疲れた感じ、哀愁漂うトーン(関西弁は頑張っておられました)は、生で聞くと、音量といい、声質といい、鳥肌ものかと。
生声聞きたかった~~(といっても無理ですが)。
しかしこれだけよい声の人たちを集めても独りとして混ざった感じがなく、個性が浮き出ているというのもキャスティングと演技の素晴らしさでしょうね~。
これは男性でも普通に楽しめるのではないか?と思います。
あ~~阿部さん、これインター作品だった作品賞に一票だったのに~~(爆)。
しかしよく一枚にまとまったな、と。
絡みシーン(ないことは、ないけどっていうかあのシーンはもろ
置鮎さん受声です・・・ひいいいいい)を思い切って削ったのはすごい決断だと思いますが、私はそっちのほうがこのCDのよさが際だってよかったと思いました。
文句なしです。
だーんという絡みなしにCDから漂ってくる大人の男達の色気に酔わせて頂きました・・・。
私の中では文句なしの作品でございます。




