あれは四角い先生?   作:メタ(YT)

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エデン条約編のエピローグです!


楽園の作り方

件のアリウスによる調印式襲撃は(連邦生徒会に圧力をかけて)シャーレが不慮の事故と公表した。

トリニティとゲヘナは現状の立場だと反抗できない*1*2ためこの意見に従っている。

頭脳戦は得意ではないのでこの手の脅しに限る。

 

そして現在、茶会(ティーパーティー)から御呼ばれをしてトリニティに来ている。

宣戦布告かな?それだったら嫌だなと、スティーブは大きな扉を開ける。

 

 

「やぁ、ここでは初めましてと言うべきかなスティーブ先生。」

 

<スティーブ>別ディメンションだったか。(黒曜石を手に持つ)

 

「ああ、勘違いしないでくれ。ここは現実だ。それに毎回無視されてこっちもしょんぼりしてるんだから話ぐらい聞いてほしいものだよ。」

 

 

テラスでは最近起きたというディメンションフォックスことセイアが大層豪華なイスに座っていた。

冗談半分で黒曜石を取り出そうとしたがしょぼんとした態度を取られた。

 

 

<スティーブ>読んだ目的は?

 

「(漢字を間違えている気がするが‥‥‥)そう詰まった話ではない。今の私の心境の変化についてさ。」

 

 

数秒遅れてセイアは喋る。

 

 

「まず初めに補習授業部に裏があることに気づいた、補習授業部が出来た経緯をナギサから聞いた後はナギサに協力。まさか協力するスタンスをとるとナギサも含め私も思いもしなかったが。ミカをすぐに裏切り者だと特定した驚いたよ、さすがは歴戦の冒険者と言ったところなのだろう、表情と言動で気づくとは。アリウスのトリニティへの襲撃の際の結末は概ねこちらが視た未来と変わらなかった。故に私は「結局未来は変わらない。」と決めつけた。しかしそれはエデン条約の調印式以降で認識を変えることになった。まるでゲームのように生き返りそのまま先生に似た何かと共にアリウスを蹂躙した。シャーレがエデン条約機構(ETO)を宣言してユスティナ聖徒会を統率する可能性もあったが、まさか物量と圧倒的な力でゴリ押すとは驚嘆だったよ。」

 

<スティーブ>(話が長いなー)

 

「その後は先んじてゲマトリアの集会内容を聞いていたがバレてしまってね、先の光景に興奮しすぎたのもあってベアトリーチェに一時的に精神を幽閉された。一度メッセージを送ろうとしたが悉く無視してくるとは、日ごろ遠回しに言っているせいでもあるのだが少しは話を聞いてもらいたいものだ。その後のベアトリーチェの結末は自合意説くというべきだろうか、不可解な存在に敵対したばかりにお星さまになるとは。ああ、それとアリウスを全て救済するというのは凄いの一言に限る。こうまでして私の視た未来を変え予想を簡単に超えていくのだから━━」

 

<スティーブ>それで、結局は何が言いたい?

 

「つまるところ、私の負けだよ。こうも簡単に未来が変えれるのだな。」

 

 

まぁ推測の域に過ぎないが、このセイアの能力は未来予知ではなく未来予測ではないのだろうか?

マインクラフターという変数がどれほどのものかデータがそこまで無かったからマインクラフターを考慮した場合の未来予測をできなかったのだろう。

 

 

 

 

<スティーブ>ふーん、赤い空と葬服のような姿のシロコね。

 

「あくまで最後の予知夢で目撃したことなのだがな。」

 

 

追加で話される情報の方は非常に良い情報だった。

赤い空とシロコに撃たれて『死ぬ』"先生"。

赤い空…キヴォトスの終焉の一幕で未曽有の大災害が起こるとかなんとか。ノストラダムスの大予言の類かな?

しかし、疑問なのは‥‥‥

 

 

<スティーブ>そこで俺死んだの?

 

「ああ、文字通り死んでいたよ。しかし、これに関しては私も疑問なのだよ。先生は自分の意志で「死ぬ」と決めない限りは何度でも生き返るはずだ。だが‥‥‥」

 

<スティーブ>んー?

 

 

俺、スティーブが永遠に死ぬと決断するのはまずありえない。

目の前で慕っていた生徒が死のうが、裏切ろうが、絶望に陥れようが、洗脳されようが死ぬ気は甚だない。

生徒のためなんかに無限の(ライフ)を捨てるかと言ったら絶対にしない。

スティーブ自身も自己中なマインクラフターだ。

ありえるとすればこの世界特有の都市伝説なのかとも考えたがそれならへロブラインというチート手札を出しているはず。

ならセイアの視た視点(・・)は一体誰の視点なのか?

 

 

<スティーブ>まぁ考えるのはそこまでにしよ。警戒はしておくよ。

 

「そうしてくれるだけでも構わない。」

 

 

『ねぇナギちゃんってばさ━━』

 

『ですからそれ以上言うならロールケーキを━━』

 

 

<スティーブ>来客のようだ。

 

「おっともう時間か。では、トリニティとしては今回の件はそちらに従おう。」

 

<スティーブ>りょうか~い

 

 

そんなチャットをしてスティーブはテラスから退出した。

 

 

 

 

セイア「楽園を創り出す、か…先生、君は七つの古則すら凌駕するのだろうか。」

 

 

 


 

 

 

さて、今日も今日とてバシリカを神建築にしようとしている。

あんな気味の悪い板ガラスよりこっちの四角い板ガラスの方がきれいだ。

 

ああ、そういえばアリウスの生徒たちの現状についてそこまで語っていなかったな。

スバルは前回も言ったように相談役兼治安維持の手伝いをしている。この手の人材は欲しかったので願ったりかなったりだ。

現状この世界(ワールド)にいるアリウス生徒は保護しているが一部学園生活してみたい生徒は万年人員不足なアビドス*3やリオのツテでミレニアム*4に入れている。

ゲヘナとトリニティに入学させない理由?あんなところで成功する生徒いるはずが‥‥‥いたわ、アズサがそうだ。でもあれは…例外(レアケース)、か。

 

少し話が脱線してしまった。修正しよう。

スクワッドの方はというと、へロブラインが面倒を見てるね。

何でかと思ったが、へロブラインの方が適任だろう。世界(ワールド)をいくつもの視点で見れてかつ自由に動けるから。*5

自由とはいったものの一応は生徒会(仮)をスクワッドが運営してはいるがクラフターの世界なので放任、つまるところ特に政治をする必要がないため肩書だけで後は自由に過ごしている。

遠目から見てた感じはあいつらの子守が大変そうだった、まぁ頑張れとしか言えないな。*6

 

 

<スティーブ>こう見ると村の協会ってショボく感じるな。

 

<eeea112(建築部)>ですね

 

<Jakeieer(建築部)>言っちゃっていいんですかそれ

 

 

ボコボコ…パリン

ボコボコ…パリン

ボコボコ…パリン

 

 

板ガラスをシルクタッチのツルハシで採掘しているが、何だこれエンチャントがかかってる見た目してエンチャント表記されていない。

すごく禍々しいし化学班送りか、近くの平原にある溶岩だまりに捨てよ。

 

 

近くには様子を見に来ていたアツコとスバルという珍しい組み合わせが出来ていた。

 

 

アツコ「これから私たちは新しいスタートを切るのかな?」

 

スバル「ええ、私たち自身の物語はここからです。」

 

 

先輩後輩とか血筋とかそんなのを関係無しに2人は同じ視点で話をしていた。

 

 

 

 

 

「楽園に辿り着きし者の真実を、証明することはできるのか」

<スティーブ>知らん。我々は創り出すまでだ。

 

 

 

 

 

挑戦完了!

楽園の創造*7

 

 

 

 

 

 

*1
<スティーブ>補習授業部、ゲヘナ遠征の件諸々ばらすぞ  ナギサ「‥‥‥従います。」

*2
<スティーブ>アリウスと繋がっていたこと証拠付きで公表するぞ  マコト「従おう…。」

*3
ホシノ「うへー、新しい後輩ができたー。」

*4
モモイ「ゲーム開発に興味ある?」

*5
そのためたまにアズサと会っている

*6
<へロブライン>おい!

*7
解放条件:エデン条約編とオラトリオ編を全てクリアする




後書き:

大変申し訳ございませんが、しばらくの間投稿を休ませていただきます。
理由としましては、一応ストックは数話あるのですが、少ないのでそのストックの補充とマイクラをしたいので。
もしかしたら短編集は投稿するかもですが、メインの更新は12月から再開する予定ですので、しばらくの間は休ませていただきます(2回目)。


用語解説:

協会…村に生成される建物の一つで古くからマインクラフトの村に生成され、9割が丸石でできている。そこには醸造台があり、司祭の村人専用の建物になっている。

溶岩だまり…地上に生成されるマグマの池のような物。詳しく解説すると中3の理科の内容が関わってきてややこしいので説明は省く。

シルクタッチ…ツルハシなどの道具にに付与できるエンチャント。草ブロックや石、ガラス系のブロックなどをそのまま回収できるようになる。

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  • Hyper Potions-溶岩チキン
  • Kyrie(原作通り)
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