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マザーヒーリング Moon Serenade

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娘の卒業式

2007年03月23日 | その他
長女の卒業式・・それは私にとっても大きな意味のある日だった。
まず表向きは・・。

念願の袴姿の娘と会場に向かう。
ベートーベンと名のつくホールで行われた。
私は4階に座って見ることになった。
パイプオルガンの演奏「ハレルヤ」で式が始まった。
さすがは音大!という音楽づくしの内容なんです。
高校の時もそうだったけど、今回は広くはないけれど歴史のあるホールだったから、なおのこと風情があった。
ほたるの光の合唱は卒業生たちが歌うんですけど、その歌声の綺麗で素敵なのなんのって。
色んな思いが胸をよぎって、涙まで出ましたよ。
終わりには弦楽器の合奏があったんですけど、それも素晴らしかった。
そして聴いている人たちも、なんというか、素敵な空気というか、会場全体が音楽を楽しむいい気で満ちていました。

娘は熱は出ないもののインフルエンザのために体調が悪くて、着付けしている最中に何度も中断したとか・・。
それで私が早朝から家を出て迎えに行って、大荷物を抱えてまた駅に戻り、コインロッカーにそれを預けて、式が終わってそれを取って、デパートのトイレの着替え室で普段着に着替え、まだ買っていないという謝恩会用のドレスに合わせる小物類を買いに、その重い荷物を両手に持ったまま、池袋のあちこちを娘のお供で着いていったのでした。
今日は私は娘の侍女役というか、お世話係に徹する日なんだと途中で覚悟を決めた。
最初に銀色のビーズのバックを買い、銀色の靴を買い、アクセサリーを買い、下着を買い、姫にお食事をさせ・・こう書くと簡単に聞こえるけど、そりゃもう大変でしたよ。
会場の椿山荘にタクシーでお連れし、お着替えを手伝い・・これもまたう~んと大変だったんですよ。
みんなどんなお衣装なのかと思ったら、多くは割りと地味目で、うちの娘ったらものすごい派手で・・本人が言ってたけど「歌謡ショーの歌手」みたいな格好。

その姫を会場までお送りし、私はようやく解放されたのですが、その後数々のアクシデントに見舞われ・・もう完全にノックダウンでした。
女の子を持つと・・いやもとい・・おしゃれに執着のある娘を持つと、超大変です。
次女に、あなたは袴着る?って聞いてみたら、着るっていうんですが、ドレスは着ないって言うんで、ある意味ホッとしました。
袴だけだったら楽です。


もう一回真面目なのに戻ると、卒業ということに関して、感性が変わった状態の私にとって、すごく深い感動を感じることが出来た。
なんというんだろう、今はうまく言えません。
式の最中は魂からの深い感動があったのに。
一言で言うと、娘にピアノを始めさせて18年、いろいろなことがあったけれどそれらは全て娘と契約していたことで、今日のこの日を迎えるためにあったできごとだったんだ、ということ。
それはもうなんと言っていいかわからない感動だった。
今後またどんなことがあるか予想つかないけれど、私の役目は終わったんだなと思った。
本人も大変だったと思うけれど、家族・・お金を出した夫も、私がずっとレッスンに付いていった時に留守番し続けてくれた兄と妹にも感謝だ。
家族ぐるみの協力があっての今日だなと思った。