ほんこん、高市新内閣報道にモノ申す 折れ線グラフや斜め画像例に「SNSとテレビの差が如実に」
大阪・ABCテレビのニュース情報番組「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜・前9時30分)が25日、生放送され、高市早苗首相の内閣発足を取り上げた。保守論客として知られる番組レギュラーのほんこんは、高市内閣を報じるテレビの恣意(しい)的とも取られかねない報道にモノ申した。 番組ではMCの東野幸治が、23日の読売新聞の報道を引用したパネルを指し示した。内閣支持率が71%で、とりわけ比較的にテレビを視聴しない世代とされる18~39歳の若年層が80%という、高市新内閣の国民的人気ぶりを伝えると、ほんこんが以下のように述べた。 「ある意味で、報道の人らが分かってなかったと思うんですよ。なんか、グラフかて変な書き方してるのも見ましたし」 日本テレビ系のニュースサイトが22日に報じた内閣支持率を示す折れ線グラフで「支持しない」の回答者が18%だったにもかかわらず、折れ線の位置が36%付近を指していたミスがあり、同局が翌23日に謝罪したことを指摘したようだ。 東野が「間違えて出してたんですよね」とフォローしたが、ほんこんはヒートアップした。 「いやいや。18%というのが30%ぐらいの棒グラフ(実際は折れ線グラフ)に変わってね。不支持のところは、18やのに30のところに置いてんねんで。そんなんおかしいやん。ほんで、写真かって斜めにして報じたりとか、まだまだ叩いてるんですよ」 22日の「NHKニュース7」(毎日・後7時)で、首相官邸での記念撮影に臨むなどした高市新内閣を報じた際、不安を与えかねないとされる斜めに傾いた映像を使用したことにも“異議あり”とした。 「ほんで、ある番組なんか(支持率)71%でね。これ高いけど、あとは下がっていったっていう政権(の例)をいっぱい出してくるんですよ。だからね。SNSとテレビの差が如実に出たと思うんですよ」 ほんこん的に若年層は、ネガティブな報道が目立ったとされるテレビよりも、SNSを中心に情報収集したことで、結果的に内閣への支持を高めたと分析していた。
報知新聞社